ガンダムビルドブレイカーズ Memory.i   作:瑠璃音 永遠

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Memory.01:Scrap

少女の声「……ぃ…おーい…だいじょ…ぶ?…おーい!」

初めて聞くその声に閉ざしていた瞼を開く。

青髪の少女「…ん……んぅ…?」

銀髪の少女「あ、起きた。キミ、大丈夫?女の子なんだから夜中にこんな所で寝てちゃダメだよ」

周りを見渡すと街路のゴミ捨て場にいた。

どうやらここで意識を失っていたらしい。

青髪の少女「……あなたは…?」

イチカ「私?私はイチカ!電之 一華(デンノ イチカ)だよ!キミ、名前は?」

青髪の少女「…わたし…わたし…は…っ……」

激しい頭痛がする。

名前はおろか自分のことが思い出せない。

だんだん視界がぼやけ意識も朦朧としてきた。

イチカ「だ、大丈夫?!具合悪いの?!」

イチカの声が遠くなっていく…。

そのまままた意識を失ってしまった。

イチカ「ちょちょちょちょっと!?えっとえーっと…!」


湯ノ森市 電之家

イチカ「ただいま〜!」

イチカの母「おかえりイチカ〜、遅くまでなにしてたの?」

イチカ「ごめーん捨て猫ならぬ捨て女の子拾ってきた〜!」

少女を背負い急いで部屋に運ぶ。

イチカの母「捨て女の子ねぇ……え??」

部屋のベッドに少女を寝かせる。

イチカ「ここまで運んでおいてなんだけど連れてきちゃって大丈夫だったかな…この子の家族とか……」

少女の顔をのぞき込む。

辛そうだった表情は少しずつ穏やかな寝顔に変わっていった。

イチカ「大丈夫そう…なのかな…?まぁ、今考えても仕方ないし…明日この子の目が覚めてからにしよう」

夜も遅いためイチカもすっかり眠気が回っていた。

イチカ「ふあぁ…とりあえず今日はもう寝よっと…」

部屋のソファに横になりイチカは眠りについた。


翌朝

イチカ「んん…んんーっ…」

背伸びをしながら目を覚ますと、イチカの顔を見つめる少女の瞳が目に入る。

イチカ「うわぁっ!!?」

驚きのあまりソファから転げ落ちてしまった。

青髪の少女「あ、おはようございます」

イチカ「いててて…お、おはよう…っととそうだ…キミ大丈夫?」

青髪の少女「?」

イチカ「キミ、昨日突然倒れちゃったから…慌ててうちまで運んできちゃったんだけどぉ…体調はよくなったかな?」

青髪の少女「はい、お陰様で」

イチカ「ならよかったぁ…じゃあ改めて自己紹介するね!私はイチカだよ!よろしくね!」

イチカは笑顔で手を差し伸べる。

青髪の少女「はい、よろしくお願いします」

その手を取ることはなく軽く頭を下げた。

イチカ「(け、警戒されてる…!?いやいきなり家に連れ込まれたらそりゃ警戒するか…)と、とりあえず!キミの名前を教えて欲しいな〜!」

青髪の少女「わからないです」

イチカ「えっ?」

青髪の少女「名前、わからないです」

イチカ「えーっと…わからないちゃん?」

青髪の少女「違います」

イチカ「だよねぇ…えっとじゃか、名前以外にわかることとかない?」

青髪の少女「ないです」

イチカ「ふ〜む…記憶喪失ってやつなのかな?」

青髪の少女「たぶんそうです」

イチカ「う〜ん困ったなぁ…なんでゴミ捨て場にいたのかもわからないの?」

青髪の少女「はい」

イチカ「うむむ…今出来ることもなさそうだし、なにか思い出すまではうちにいていいよ、家族には私から話しておくから」

イチカの母「ちゃんと聞いてたからいいのよ〜」

イチカ「どぅうぇえ!?お、お母さん!?」

イチカの母親がドアの隙間から覗いていたようだ。

イチカ「もぉ〜!ノックもしないで勝手に入らないでよ!」

イチカの母「あら〜?昨晩連絡もせずその子を勝手に家に連れてきたのはどこの誰かしら〜?」

そう言うとイチカの母は徐にガーベラストレート包丁を取り出し威圧した。

イチカ「ヒェッ…ゴメンナサイ…」

青髪の少女「すみません、迷惑でしたよね、今外に━……」

イチカの母「あ〜いいのいいの!ちゃんと事情は聞いてたわ、好きなだけいていいのよ」

青髪の少女「…そうですか、ありがとうございます」

アマリ「イチカの母の電之 天里(デンノ アマリ)よ。よろしくね、不思議なお嬢さん♪」

青髪の少女「はい、アマリさん、お世話になりま…」

するとグゥゥゥという大きな音が鳴った。

イチカの母「あら、お腹が空いてるのね?今朝ごはんを作るわね。イチカもお部屋片付けて来なさーい」

イチカ「はいはーい…」

アマリが部屋のドアを閉めるとイチカは部屋の片付けを始めた。

部屋を見渡してみると床には学校の鞄や漫画、お菓子の空箱などが無造作に散らかっている。

イチカ「あ、あの〜…恥ずかしいからそんなまじまじと見ないでぇ…」

青髪の少女「普段から定期的に片付けておけばいいのでは?」

イチカ「くっ…何も言い返せないっ…!!」

悔しそうにしながら床の物を片付け、机の上の整理をし始めた。

机の上は至って普通だが、ひとつの模型が目に留まる。

青髪の少女「…これ…」

イチカ「ん?あぁそれ?私のガンプラだよ、かっこいいでしょ!」

青髪の少女「かっこいいのかはわかりませんけど、なんだか懐かしさを感じます…」

イチカ「ふむふむ…あっ!じゃあもしかしたら記憶をなくす前はガンプラやってたんじゃない?どの地域でもガンプラバトル人気だし!」

青髪の少女「ガンプラバトル…?」

イチカ「ん〜とね、ガンプラバトルっていうのは〜…」

イチカは自分のスマホを取り出し、ガンプラバトルの動画を見せる。

イチカ「机に置いてあるプラモデルがあるでしょ?あれがガンプラで、それをこんなふうに自分で動かして戦うのがガンプラバトルだよ!」

青髪の少女「…ガンプラバトル……」

イチカ「そうだ!後で一緒にガンプラバトルやりにいこうよ!なにか思い出すかもしれないしさ!」

青髪の少女「…わかりました」

イチカ「よっし決まりっ!あっそれでねそれでね!

うちのZ-ark-Ⅱ(ザクツー)はすごいんだよぉ〜!」

青髪の少女「は、はあ…」

イチカは机の引き出しから様々なガンプラのパーツを取り出し楽しそうに話し始めた。

イチカ「初代機動戦士ガンダムで大活躍したジオン公国軍の主力量産モビルスーツのMS-06ザクIIをベースに、機動戦士ガンダム00の後期主人公機ダブルオーガンダムの動力源であるツインドライヴシステムを組み合わせることで抜群の機動性とGNフィールドによる圧倒的な防御力を両立させてるんだよ!!近接武装のGNヒートホークは刃を高温に熱することによる溶断とGN粒子を刃に付着させることによる物理的な切断力の向上を併用することで破壊力も抜群!しかもしかも━━……」

イチカの口は止まる気配がない。

青髪の少女「……片付けなくていいんですか?」

その言葉にイチカは我に返る。

ありとあらゆる部品を出しては置いていたため机は片付ける前よりも遥かに散らかっていた。

イチカ「どぅわぁぁぁ!!?どうしてこんなことに!?」

青髪の少女「先に行ってますね」

イチカ「あぁぁぁぁ待ってぇぇぇ置いてかないでぇぇぇ!!」

急いでガンプラを片付けて追いかけた。

イチカがリビングに着いた頃には少女はイチカの父、義盛(ヨシモリ)とも既に挨拶を終わらせている様子だった。

アマリ「ホントはイチカのお姉ちゃんのレイカも一緒だったらよかったのだけど〜、しばらくは帰って来ないのよねぇ」

ヨシモリ「レイカ、あっちでもうまくやってるかな〜」

アマリ「あの人と一緒ならきっと大丈夫よ」

イチカ「あ、お父さんおはよ〜」

ヨシモリ「おう、おはようイチカ」

アマリ「冷めちゃうから早くご飯食べちゃいなさ〜い」

イチカ「は〜い!ほら、一緒に食べよ!お母さんのごはんはハチャメチャに美味しいんだよぉ〜!」

イチカの隣に座り、家族の話などを聞きながら4人で朝食を食べた。

ヨシモリ「ははは、そうして並んでると姉妹みたいだな」

ヨシモリが笑いながら言う。

イチカ「それなら間違いなく私がお姉ちゃんだね!」

アマリ「あら?イチカが妹だと思ってたわ」

イチカ「なんでよ!!」

青髪の少女「(…姉妹…か…)」


イチカ「ごちそうさま!!」

青髪の少女「ご馳走様でした、とても美味しかったです」

アマリ「ふふ、お口に合ったみたいでよかったわ〜」

朝食を食べ終え台所へ運び、アマリの食器洗いを手伝う。

アマリ「あら、いいのに〜」

青髪の少女「してもらってばかりではいけませんので…」

アマリ「うふふ、優しいのね」

そう言うとアマリは少女の頭を優しく撫でる。

青髪の少女「っ…お、お礼がしたかっただけです…」

少女は少し照れくさそうに言う。

アマリ「あら、意外に照れ屋さんなのね♪」


洗い物を終えてイチカの部屋に戻る。

イチカ「あっ、おかえり〜。じゃあ行こっか!」

青髪の少女「…行こうとは?」

イチカ「決まってるでしょ、ガンプラバトルしにだよ!」

そう言いイチカはとある店へと少女を連れてきた。

青髪の少女「ここは…?」

イチカ「ふっふ〜ん、ようこそ電之商店へ!」

青髪の少女「…電之……」

イチカ「ふっふっふ、なんとここはうちの家族で経営しているお店なのです!ガンプラはもちろん日用品からマニアックなグッズまでなんでも揃うすっごいお店なんだから!」

イチカは誇らしそうに笑顔を見せる。

青髪の少女「へぇ…アマリさんが…じゃあ、ここでそのガンプラバトルっていうのもできるんですか?」

イチカ「もっちろん!うちの店はなんでもあるからね!」

青髪の少女「じゃあ早く行きましょう」

そう言うと少女は1人店内に入っていった。

イチカ「おぉ、なんか結構楽しそう…」

イチカも後を追い店内に入る。

青髪の少女「それで、ガンプラバトルってどこでできるんですか?」

イチカ「その前に〜、まずは使うガンプラを用意しないとね!」

青髪の少女「そういえばそうでしたね」

2人は店内のガンプラコーナーにやってきた。

そこにはおそらく数百はあるであろうガンプラの箱たちが棚いっぱいに並べられた。

イチカ「じゃじゃ〜ん!凄い数でしょ!さすがに全種類とまではいかないけど、大体のキットは揃ってるよ!」

青髪の少女「こ、こんなにあるんですか…」

あまりの量に驚き思わず言葉が詰まる。

そしてガンプラを選び始めたが…。

青髪の少女「…なにがなんだかさっぱり…」

イチカ「う〜ん、まぁなんとなくで気になったのでいいよ〜」

イチカは近くで雑誌を読みながら言う。

青髪の少女「ふむ…」

そうして一通り眺めているとひとつのガンプラが目に留まる。

青髪の少女「あの、イチカさん…」

イチカ「おぉ〜この武装かっちょい〜、うちのザクにもこういうの付けようかな?でもこれ以上重武装を増やすと火力と装甲と機動力の全てを兼ね備えるという私のコンセプトがっ…!今月のお小遣いも残り少ないしどうしよっかな〜…」

青髪の少女「イチカさん」

イチカ「おわぁっ!!?ってなんだキミか…ちっちゃいからわかんなかったよ〜」

青髪の少女「は??」

イチカ「ガンプラは決まった?」

青髪の少女「はい、これにします」

持ってきたガンプラをイチカに見せる。

イチカ「おぉ〜デスサイズじゃん!いいセンスしてる〜!」

そしてガンプラをレジへ持っていき購入する、イチカが。

イチカ「わ、私のお小遣いがゼロに…!!」

青髪の少女「まぁ私お金持ってませんからね」

イチカ「誘ったの私だしこれくらいいいけどね。それじゃあ早速作っちゃおっか!」

イチカにガンプラ制作コーナーまで連れられ、教えて貰いながらガンプラを組み立てた。

青髪の少女「完成…でしょうか」

イチカ「うん!凄いよくできてるよ!」

青髪の少女「それじゃあやりましょうか」

イチカ「やろうやろう!」

店のバトルシステムを起動し、チュートリアルミッションを選択し、ガンプラをセットする。

バトルシステム上にユノフスキー粒子が散布されフィールドを構築しコントロールゾーンが現れる。

イチカ「よ〜しかっこよく出撃しちゃって〜!」

青髪の少女「はい…」

イチカ「ちょっと〜、せっかくの出撃シーンなんだから何か言おうよ〜」

青髪の少女「え?あぁ…えっと、ガンダムデスサイズ、行きます」

デスサイズがカタパルトから射出されフィールドに降り立つ。

イチカ「とりあえず指示通りに動いてみて〜」

青髪の少女「わかりました」

チュートリアルの指示通りに機体を動かしミッションを進めていく。

そしてステージの終盤、ボスとしてPGのガンダムが現れる。

青髪の少女「…デカくないですか」

イチカ「大丈夫だって勝てるよ頑張って!」

青髪の少女「いや別に勝てないとか言ってないですけど」

ボスバトルが始まり、ガンダムはビームライフルを発射するが、横にブーストし回避する。

青髪の少女「当たったらヤバそうですね…なるべく遠距離で…」

ガンダム目掛けてバスターシールドを射出するも巨大なガンダムシールドに弾かれる。

他に飛び道具を持たないデスサイズでは距離をとる戦い方は分が悪いようだ。

青髪の少女「ダメそうですね、なら近接で…!」

両手でビームシザースを構えガンダムの脚部を攻撃するが上手く刃が入らない。

青髪の少女「っ…この武器使いにくいです…!」

イチカ「最初の機体にしてはクセが強すぎたかな…?」

するとガンダムは脚を上げデスサイズを蹴り飛ばし、ビームライフルを照射する。

シールドで防ぎダメージは抑えたが体制を大きく崩してしまった。

青髪の少女「っ…!」

ガンダムはビームサーベルを構え体制を崩したデスサイズに向かって接近してくる。

イチカ「危ない!」

攻撃が当たる直前にハイパージャマーを起動しデスサイズが姿を消す。

ターゲットを見失ったガンダムの動きが一瞬止まる。

イチカ「今だよ!」

青髪の少女「ハァッ!!」

姿を現したデスサイズがガンダムの頭部をビームシザースで切断し破壊する。

青髪の少女「これで…」

イチカ「まだだよ!」

メインカメラを破壊されてもなおガンダムは動き続け、取り憑いているデスサイズを振りほどこうとする。

青髪の少女「ぐぁっ…!この…!」

激しく動き回るガンダムの肩にしがみつき左腕を切断し、肩を蹴り跳躍して距離をとる。

イチカ「胴体のコクピットを狙って!」

ガンダムの乱射するビームライフルを掻い潜り、ビームシザースを胴体に深く突き刺す。

青髪の少女「これで…トドメっ…!!」

胴体に刺さったビームシザースにぶら下がり、ゼロ距離でバスターシールドをコクピット目掛けて射出する。

バスターシールドはガンダムの体を見事に貫通し、爆発とともにミッションクリアの音声が鳴る。

バトルが終了すると少女は息をつき床に座り込む。

イチカ「すご〜い!すごいよ!やっぱり本当にガンプラバトルやってたんじゃない?!」

青髪の少女「あはは…そうかもですね…ていうか、チュートリアルにしては強すぎません?」

イチカ「やっぱそうだよね?なんでだろ?」

そう言いバトルシステムを見てみると、最高難易度の表示になっていた。

イチカ「…あ〜…ごめ〜ん…いつもの癖で最高難易度になっちゃってた!」

青髪の少女「………」

イチカ「ごめんってば〜!でもほら、最高難易度でクリアしたから良いパーツ出たみたいだよ!」

青髪の少女「パーツ…?」

イチカはバトルシステムを操作し、先程のミッションでドロップしたアイテムをパーツプリンターでランナーに出力する。

イチカ「はいこれ」

青髪の少女「なんですこれ?」

イチカ「さっきのミッションでキミが手に入れたパーツだよ!」

青髪の少女「へぇ、こんなのもあるんですね」

入手したパーツを組み立て、出来上がった対艦刀をデスサイズに装備させる。

イチカ「いいねいいね〜!」

青髪の少女「こっちは使いにくいので封印ですかね…」

ビームシザースは折り畳み腰部にマウントさせる。

イチカ「で、どうだった?ガンプラバトル!」

青髪の少女「はい、まぁ、楽しかったです」

イチカ「やった〜!」

青髪の少女「でも疲れました」

イチカ「あはは、じゃあそろそろ帰ろっか!」

青髪の少女「はい」


電之家

電之家に到着し、晩御飯を食べ終え後片付けの手伝いの後イチカの部屋へ向かう。

イチカ「皆さんお待ちかねぇ!至福のブラックサンダーターイム!」

イチカはベッドに飛び込み、漫画を読みながらお菓子を食べ始めた。

イチカ「ん〜今日もブラックサンダーがおいしいですな〜」

青髪の少女「だらしねぇですね」

イチカ「私の毎日の楽しみになんてことを!」

青髪の少女「道理で部屋が散らかるわけですね」

イチカ「ちゃんとゴミは捨ててるもん!」

青髪の少女「……」

イチカ「なんだその目は〜!」

青髪の少女「…まぁいいですけど…先にお風呂いただきますね」

イチカ「はいよ〜」

数分後…。

イチカ「…ありゃ?そういえばあの子着替えないよな…私の服持ってってあげよ〜っと」

イチカはタンスから適当な服を見繕って脱衣所に持っていく。

…が、間が悪いことにイチカが脱衣所に入った瞬間、風呂場の戸も同時に開き少女と鉢合わせてしまった。

イチカ&青髪の少女「あっ」

イチカの顔が汗だくになりガタガタと震え始め、しばらくの間沈黙が続いた。

青髪の少女「……え、なんですか?」

イチカ「イヤッアノッチガウンスヨ、コレハホントニノゾキトカジャナクッテタダオキガエヲトドケニキタダケッテイウカナンテイウカ」

青髪の少女「…あぁ、着替えですか」

イチカ「アッハイ、ココニオイトキマスネ、ソレジャシツレイシマシター……」

イチカは速やかにドアを閉め脱衣所を去って行った。

青髪の少女「………恥ず……」

その後入れ替わりでイチカが風呂に入る。

湯船に浸かりながらイチカは少し考え事をしていた。

イチカ「…身体…痣だらけだったな……」

衣服で隠れていた少女の身体には至る所に打撲傷に切り傷、火傷の跡など様々な外傷が多数あったのだ。

イチカ「…他に手がかりもないし…行ってみるしかないかぁ…」

風呂をあがり、少女が眠ったのを確認した後、イチカは彼女と出会ったゴミ捨て場へと向かうことにした。

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