ストーリーを進めつつ、ギャグもやりつつ…を目指します
なんとなくでも鷹の爪団はみんな知ってると思うので、3rd知識だけの人もでも読んでください
東京都千代田区麹町、とあるアパートの一室
「ぬああ〜わしらは毎日世界征服しとるのに、なぜ一回も成功したことがないんじゃ」
落書きされきったホワイトボードを前にして、世界征服を企む悪の秘密結社 鷹の爪団の集会が行われていた。
「総統がバカだからだろ」
「博士、反省会ならさっき終わったじゃろ。次こそは世界征服を成功させる!それに向けて、作戦のアイデアを何か出してくれんかの」
世界征服を企む悪の秘密結社とは言ったが、彼らは何をやっても失敗ばかり。世界征服は成功どころか、一向に進んでいないのだ。
博士の言った通り総統はバカで、団員もやる気が無くて、総統がバカなのが主な理由だ。
そんな中、総統と並ぶバカで、無責任だが行動力と発言力だけはある戦闘主任、吉田が出した意見によって、鷹の爪団で小説が連載されるくらいの長さの大冒険が始まるとは、誰も予測出来なかった…
「総統、この世界って、世界征服に向いてないんじゃないでしょうか。」
「どうしてそう思うんじゃ吉田くん」
「だって、世界は何処でも大統領とか総理大臣とか将軍によってすでに征服されてて、法律とかのルールがすでに作られてるし、それらを守る。つまり我々の邪魔をする警察や正義の味方も存在してるんですよ。この世界はすでに完成された、完璧な世界なんですよ。こんなんじゃあ、世界征服に不向き、というか不可能ですよ」
「な、なるほど…。今までの世界征服は、水たまりで釣りをしたり、山でミドリガメを探したり、老人ホームでデ◯ィ夫人を探すようなものだったということか…。これではわしらが失敗するのも当然のことじゃ。場所が悪いからのう!」
「場所を変えましょう総統。結構簡単にタイムスリップとかしてる僕らなら、世界ごと場所を変える事だってできるでしょう」
「決まりじゃ、まだ完璧じゃない世界を、わしらで征服して美しくしてやるんじゃー!」
「「た〜か〜の〜つ〜め〜」」
「イシクラッ」
吉田くんのバカな意見を総統が採用する。早く集会が終わって欲しいレオナルド博士、フィリップ、菩薩峠はどんな意見が出ようととりあえず賛成する。これが鷹の爪団の5人の、いつもの集会の流れである。基本的にグダグダな秘密結社だが、作戦の決定と実行だけは早いのだ。
1時間後、全団員は科学者、発明家のレオナルド博士が作った。樹の模様が描かれたドアの前に集まっていた。
「…というわけで、どうしてもシマンネエを改造して、行き先を並行世界にしておいたぞ。オラッ」
「さすが博士!天才すぎ!」
「博士、ドアに書いてある大きな樹のような模様は何かね」
「これは虚数空間の構造を樹に例えた『虚数の樹』と言ってな、この大樹についてる葉っぱ一枚が、一つの世界を表すんだ。この中から行き先を選ぶんだ。完璧じゃない世界がお望みなら、このちっこい葉っぱでどうだ。これをペンで囲って…行き先は決定したぞ」
「博士…虚数なんとかってのは…わしらが知っちゃって良いものなんじゃろうか…なんか世界の秘密があっさり明かされてしまったぞ」
「大丈夫ですよ総統。博士以外にこれらを観測出来る人なんていませんよ!」
「オイお前ら!ドアを開けるぞ!別の世界に行くぞ、オラッ」
今から向かう世界は簡単に征服できると本気で信じている総統と吉田くんは新たな世界への期待で、子供のように目を輝かせる
「よーし俺が一番乗りだー!」
「楽しみじゃ…DXファイターがいない、さらに家賃も払わなくて良い世界が目の前に…ってよよ吉田くぅーん!ここは総統のわしが先頭に立つべきじゃろー!」
「こうして、僕らは未知の世界を征服に向かった…彼らがこの世界を守るため、新たな仲間と共に立ち上がるのは、もう少し先の話…」
「何を、というか誰に語っとるんじゃね吉田くん」
読んでくれてありがとうございます
3rd要素がほぼ無くてすみません
導入はしっかり書いたほうが良いって総統が言ってました