4月から県外の大学に行くいう、投稿者の勝手な都合で投稿ペースが落ちています。もっと落ちると思います。
原作プレイ推奨タグを追加しましょう。
敵の律者の登場まで、敵味方問わず戦乙女や博士達の不穏な会話が繰り広げられているのですが、鷹の爪団にはそれらを知らない状態でいてもらいましょう。
鷹の爪団は、何も理解してない状態でたまたま世界の危機に居合わせている時が1番強くて面白いので...
「艦長!吉田くん!崩壊獣がこっちに集まって来たわ!」
総統と吉田くんの会話は、大量の崩壊エネルギー反応とテレサの大声で中断された。
「ええー!困るよそれは!敵の機甲もまだ居るのにー!」
「だからあたくしは外に降りて芽衣達に加勢するわ!あなたたちは艦内の兵器を使って火力支援をしてちょうだい!」
「ええっ!わしらにはそういうのは…」
「急いでね!このままじゃ崩壊獣が艦内に侵入しちゃう!」
「ええーっ!ちょっと待ってー!時間をー!時間をくださいーー!」
艦内の緊急事態にゆっくり話す時間があるはずもなく、テレサは戦乙女を引き連れて、すぐさま崩壊獣へ向かって行った。
艦内から戦乙女が居なくなっても、まだ艦には強力な武器や兵器が残されているのだが、同時に残されている人物は、艦の兵器に触った事すらない島根の青年と、“火力支援”と漢字で書く事も出来ない55歳。
「どうしよう〜。こういう操作、わしには出来ないよ〜。スマホだって使いこなせてないのに、こんな巨大な機械なんて……今からでもレオナルド博士を呼んだ方が…」
「急いでって言われたじゃないですか総統。僕らでやっちゃいましょう」
「そんなことして大丈夫?戦艦の操作なんて、わしらゲームですらやったことないじゃろ」
「大丈夫ですって。僕はちゃんと説明聞いてましたから。博士がミサイルとかが出て戦えるって言ってたボタンは、このへんなんですよ…」
そう言って吉田くんは横に並ぶ赤、青、黄の3色のボタンを指差した。
「おおでかしたぞ吉田くん!それじゃあこの3つのボタンを全部押してしまえばいいんじゃ!」
「待ってください!このボタンのうち1つは学園が爆発するボタンです!」
「何でー!?」
「何でって、芸術ですよ」
「吉田くん、確かに芸術は爆発じゃ。でも、爆発が芸術というわけではない!」
「そしてもう1つのボタンは、ミサイルで攻撃できるけど、学園が爆発して、姫子さんのお尻が爆発して、太平洋に浮かぶ島も爆発して、津波によって沈みます」
「爆発ばっかりじゃないかー!!」
「うぅ…この状況、まるでわしが捜査一課から外された時の……」
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「はい押しまーす!」
ポチッ
吉田くんが赤いボタンを押すと、ミサイルとかが発射され、敵の機甲と崩壊獣をまとめて爆破した。
「おお…芸術ですよ総統!爆発ですよ総統!」
「うう…攻撃はできたが……同時に色々なものが爆発してるかもしれないんだよね…」
「大丈夫ですって。学園は作り直せばいいし、姫子さんには後で謝ればいいし、無人島で爆発実験をするのはよくあることです。あんな孤島、買う人もいないでしょう。そもそも、僕が正解のボタンを押した可能性だってあるんですよ!」
吉田くんの発言が終わると同時に、ネゲントロピーの博士、アインシュタインから艦内の戦乙女や指揮官を含む、全戦力に通信が入った。
『話の途中に申し訳ないが、シールドに反応があったようだ。が、爆発音と共に、テスラたちとの通信が途切れてしまった』
「そんな…じゃあ姫子さんも……」
「絶対吉田くんのせいじゃろー!」
『艦長、落ち着いて、誰のせいでもないわ』
「そうですよ総統」
「いやいやいや!違うんです学園長ー!!」
総統は反論したが、吉田くんのやらかしを知らない人物にとっては、総統と吉田くんがケンカしているようにしか見えないのだ。
『ケンカはやめて下さい!』
『そうよ!今は目の前の事に集中して!』
「ぐぬぬ…芽衣くんまで……違うんじゃー。ボタンを押し間違えて…て言っても分からんかもしれんが、君たちは吉田くんに騙されてるんじゃよ」
『もう…!いい加減に……きゃあ!』
突然、ハイペリオンに強い衝撃が走り、警報が鳴り響いた。
「うわー!何じゃー!?」
「ただの地震ですよ。島根では、というか日本ではよくあることです」
「ここ空中戦艦の上なんですけどー!?」
『強烈な波動が感知されました……!……あっ…』
通信機に向かって話し続けていた芽衣は、急な衝撃でバランスを崩してしまう……が、何処からか現れた少女が両手で芽衣を受け止めた。
「キアナちゃん……?」
「芽衣先輩……」
「ああーっ!総統!キアナですよ!」
「本当じゃ!帰ってこれたんじゃな!吉田くん、わしらもキアナくんに顔を見せよう!あっちに行くぞ!」
芽衣を受け止めたのは、芽衣が、いや、今ここにいる全員がずっと会いたかった人物、キアナだった。三つ編みは解けているが、その声と顔は間違いなくキアナの物だ。最初から驚きも疑いも無く艦の外に出て来た総統と吉田くん、そして最初は驚いていた芽衣とテレサも加わり、全員でキアナとの再会を喜ぶ。喜びの踊りでも踊りたい所だったのだが、どうやらキアナの様子がおかしい。
「無事なの!?」
「私は大丈夫だよ……無事だし……生まれ変わったみたいなの」
「キアナちゃん……!?」
キアナの姿が変わっていく。青い瞳は黄色に染まり、背中に羽や槍のような物が浮かび上がる。そして何より目を引くのは、全くの別物に変化した装甲。動きやすさ重視だったキアナの装甲が、見た目を重視したような、白く綺麗で豪華な物に変わっていた。
しかしキアナ自分の変化を気にする様子は無く、芽衣を抱えたまま、不気味な笑顔で話を続けた。
「うれしいなぁ…目を覚ました時にあなたがいてくれるなんて」
「さぁ、もう一度私と一つになりましょう……
「……!」
キアナの異変に気づいた芽衣は、ジェムの力を使い、キアナの手から抜け出した。
「キアナちゃん…!その姿は、まさか……!」
「新しい服を買ったんだな?天命って服屋あるの?ちなみに島根には結構あるぜ。スタ◯は無いけどユ◯クロはあるんだよ」
「まるで女王のドレスじゃー。似合ってるぞ……でも高そうじゃな……芽衣くんはどう思うんじゃ?」
芽衣はキアナ(?)を見たまま、誰かと会話しているかのように話し始めた。
「…そう…遅かったの……!」
「あー…まあ、買ってしまった物は仕方ないな。年頃の少女は誰でも、ああいう豪華な服に憧れて……」
「……いいえ、危ないからこそ、放っておけないの!」
「え?どういう事?」
「総統、芽衣は総統じゃなくて、別の誰かと会話してるんじゃないですか?」
「ええー!?誰と会話してるって言うんじゃ!芽衣くん、今、電話とか持ってないのに!?」
「それは分かりませんよ総統。通信で芽衣は首の爆弾とか、さっきのキアナは芽衣に“コンテストケース”とか言ってたし、それらが関係してるんじゃないですか?」
「“コンケストジェム”よ」
「何だよ聞こえてたのかよ」
「ごめんなさいね…吉田くんの言う通り、ちょっと話してたの……説明は後よ!艦長は逃げて!ここは私とテレサ学園長が!」
「逃げてって…それは一体なぜ……」
総統の疑問に対して、これが答えだと言わんばかりに芽衣が力を解放する。激しい音と共に芽衣の身体から紫電が走り、目が赤く光る。
そして前回、総統の目の前で祖父に絶縁状を叩きつけた時のテレサと同じく、自分の決意を示す!
「……キアナちゃん、あなたはずっと私のそばにいてくれた……」
「私も、あなたを一人にはしない!」
「総統、これはどういう状況ですか?」
「分からん……分からんが……まさか、戦闘が始まったりしないよね?」
ーーTo be continuedーー
レオナルド博士やウェンディなど、残りの鷹の爪団が出てないですけど、彼らはハイペリオンにいます。
次回から出ます。
冷やし中華は?
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夏の食べ物
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冬の食べ物