ライザーメイルは、数時間前のあの戦闘後、ネオボルトのビアスとガッシュを招くように命令を受け、ビアスとガッシュをイリュージョベースに招待した。その席で、同盟を要請し、互いの技術提供ということで、話は進み両者承認したが、ライザーメイルは、納得がいっていなかった。
ライザーメイル「マジトラー様、よろしいのですか!?あんな得体の知れない男と提携を結ぶなどと・・・・。」
マジトラー「ライザーメイルよ、いいか、我々の最終的目的は世界をわが元に屈服させることだ。ビアスはその為に必要なことを実現させるための手助けのために提携を結んだまでよ。最終的には奴もわがウィチスの僕となっていくのだ」
ライザーメイル「さすがはマジトラー様。そこまで考えていらっしゃるとは・・・む?」
すると、突然、謁見の間の空間が歪みだした。
マジトラー「空間が歪んでいる?」
サーガイン「何事だ!?」
そこへ、サーガインを始めとした幹部の面々が入ってきた。
そして、空間の歪みが臨界に達し・・・・・
?『きゃああああああああっ!』
謎の悲鳴と共に、一人の女性が姿を現した。その後、空間は、元に戻った。
?「あいったたたぁ~・・。もーう、何なのよ一体・・、って、ええ!??さ、サーガイン!?」
サーガイン「『ウェンディ―ヌ』!?」
現れたのは、元サーガインと同じくジャカンジャにいた暗黒七本槍四の槍・ウェンディ―ヌだった。
マジトラー「・・・うむ。つまり、君は、異世界『ダイノアース』にいたというわけだな?」
ウェンディーヌ「ええ、そうよ」
ケフレン「一連の悪の復活による影響か時空震に乱れが生じ、その乱れに巻き込まれたようだな」
マジトラー「・・・君は、これからどうする気だね?」
ウェンディーヌ「・・・特に、当てはないわね・・・」
マジトラー「ならば、我がウィチスでその力、ふるってみないか?」
ウェンディーヌ「・・・わかったわ。退屈は、しなさそうだしね」
すると、今度は、ガイとレイが入ってきた。
ガイ「よお、マジトラーさんよ。話があんだがよ」
ライザーメイル「ガイ!マジトラー様にその口の聞き方はなんだ!」
マジトラー「・・どうやら、暗示は解けたようだな」
レイ「ああ、貴様に従う必要もなくなったのでな」
マジトラー「まあ、待て。取引をしないか?」
ガイ「取引だと?」
マジトラー「そうだ。我々に従うのではなく、共同戦線を組む気はないか?貴殿らからは、クエスターロボの技術を受ける代わりに、魔械士官や戦闘員などの提供をしよう。あの時、手勢が不足があだとなり、敗れた貴殿らには、悪くない内容だと思うが?」
ガイ「・・・」
レイ「・・・」
ガイとレイは、しばし考え・・・・・
レイ「いいだろう」
マジトラー「了承だな。では、貴殿らの仲間を引き渡そう」
ガイ「仲間だと?」
すると、黒い影が、ガイとレイの前に現れた。形状から、ネオクエスターである。そのネオクエスターは、二人の前にひざまずいた。
?「お久しぶりです。ガイ様、レイ様」
レイ「!!」
ガイ「おっ!お前、『ヒョウガ』かよ!」
ガイ達は、そのネオクエスターが、確かに仲間の元アシュ・ヒョウガであることがわかった。
ヒョウガ「再び、お二人にお仕えいたします」
ガイ「ヒャハ!マジトラー、いいモンよこしてくれたな」
レイ「では、俺達は、『魔械重機ギガドローアー』をもらっていくぞ」
ガイ「アレを拠点にさせてもらうからな」
マジトラー「構わん」
ガイ「へっ!じゃあな」
そういうと、ガイ達は、謁見の間を出て行った。
ライザーメイル「マジトラー様!」
マジトラー「案ずるな。所詮三人。我々が、いくら提供しようと奴らは滅ぶ・・・」
宇宙に、巨大なものが存在していた。それは、かつて破壊されたボルト拠点・ズノーベースを改修・改造を施した『ネオ・ズノーベース』である。
-ネオ・ズノーベース・司令室-
ネオ・ズノーベースの司令室にある、椅子にビアスは、座っていた。ビアスは、ウィチスの交渉を振り返り考えていた。
ビアス(マジトラーか・・・・。私をはめようと思ってもそうは行かんぞ。最終的笑うのはこの私なのだからな!)
そこへ、ガッシュが五人の怪人を率いて入ってきた。それぞれ、強靭そうな大柄の怪人。三面の怪人。鳥人のような怪人。アブレラのようなヘルメットに覆われた怪人。そして、魚人のような怪人だった。
ガッシュ「ビアス様」
ビアス「案ずるな、ガッシュ。我々がその気になれば、いつでもウィチスなど潰せる。それに、ケフレンには、ぜひとも裏切って貰いたいしな」
?『そのときは、ぜひとも私にも参加させてもらおう。ケフレンは、この手で苦しめてやりたいのでな』
すると、ビアスの横に怪人が現れた。黒い体に、二本の角。白い仮面に赤と黒の両腕といった姿だった。
ビアス「『ラー・デウス』・・苦しめるのは、構わないが、私の目的は、やらせてもらうぞ?」
デウス「・・わかった」
怪人の名は、『大帝ラー・デウス』。かつて、改造実験帝国メスを支配していた者である。
ビアス「お前達の働きにも、期待しているぞ」
怪人達のほうを見ていった。
ビアス「『ジューノイド五獣士』」
?「『ジュウオウ』!」
?「『メッサージュウ』!!」
?「『サイゴーン』!!」
?「『メッツラー』!!」
?「『アクアイガー』!!」
五獣士「ビバ!!ビアス!!」
-学園長室-
一連の闘い後、スーパー戦隊達は、麻帆良学園の学園長室へと集まっていた。そこで、簡単な自己紹介をし、話の本題に入っていた。
暁「・・で、炎太・・・いや、アカレッド。お前はどうしてここへ?」
炎太「私は、あの闘いの後、君達に後を託し眠りについていた・・・・」
映士「クロノスとの闘いの後だな」
勇介「クロノス?」
勇香「時の魔人クロノス・・」
藍「ゴードムの大神官ガジャと共謀して、映士以外のボウケンジャーを異空間に封じ、ゴードムエンジンと砂時計を使って邪悪な巫女を復活させ、プレシャス『三賢者の杖』を生み出した奴か・・・」
翔太「でも、確か、アカレッドと歴代のスーパー戦隊・・マジイエロー、デカブレイク、アバレブラック、ハリケンブルーの協力で、倒したって聞いていたが・・・」
バン「テツが、いっていた奴か・・・」
バンは、テツからその事件について以前聞いたことがあった。
ナイ「クロノスね・・」
メア「クロノスね~」
魁「知ってるのか?」
ナイ「『アボロス』を覚えてる?」
メア「覚えてる~?」
魁「ああ、アリエナイザーになっていた冥獣人だろ?」
ナイ「クロノスも冥獣人なのよ」
メア「アボロスが、インフェルシアを飛び出すより前に、いなくなっていたのよ~」
暁「どおりで、いくつもあるネガティブに該当しないと思ったらそういうことだったのか・・・・」
炎太「そして、クロノスは、蘇り眠りについていた私を襲撃した」
暁&映士「!!」
炎太「そして、私は、記憶と『ソウル降臨』を封じられた・・・。そして、残ったかすかな記憶からこの麻帆良へとやってきた・・・・」
近右衛門「うむ・・。しかし、何故そのクロノスは、蘇ったのじゃ?」
蒼「それに関しては、私が調べた」
マトイ「どういうことだったんだ?」
蒼「奴は、三賢者の杖を作る前に、自身の復活用の仕掛けをしていたのだ。・・・そして、炎太を襲撃したあと、ゴードム文明の大神官ガジャを復活させた・・・」
暁「なに!?」
映士「ガジャは、死んでいなかったのか?」
蒼「お前達に倒されたガジャドムは、三個のゴードムエンジンを破壊されはしたが、そのあと元に戻り、そして、眠りについたらしい・・・」
炎太「それを、クロノスが呼び起こしたのか・・・」
蒼「そうだ。そして、奴はガジャからゴードムエンジンを受け取り、かつてこの星に災いをもたらした悪を蘇らせる計画を実行に移した・・・・」
バン「アブレラもその一つというわけか・・・・・」
蒼「そうだ。そして、蘇った過去の悪は、様々に動き出した。大半が、ネガティブに幹部として迎え入れられたらしいが・・・・」
マリー「その大半が、この麻帆良を狙っているのね?」
近右衛門「確かに、ここは、強い力を持った物が、多数保管されているからのぉ・・・」
丈「しかし、何故、そんなにやばそうな物が、ここにあるんだ?」
近右衛門「それはのぉ・・・・」
近右衛門は、魔法に関することを話した・・・・
近右衛門「・・・と、いうわけなんじゃよ」
鉄也「魔法が、ほんとにあるなんてなあ~」
ライブマンの面々は、驚愕していたが、そのほかの面々は、あまり驚いていなかった。
めぐみ「あなた達は、驚かないの?」
バン「いや、魁も魔法使いだから・・・・」
マトイ「前に『アース』って、魔法を使う奴と一緒に戦ったことがあるから・・・・」
バンは、魁も魔法使いだということをはなし、マトイは、かつて共に戦った『ギンガマン』の話をした。
更に話し合い、炎太と蒼と藍は教師。魁、ナイ&メア、ライブマン、ボウケンジャーは、警備員。SPD組は、引き続きという形で決まった。
近右衛門「うむ。それでは、君達には、麻帆良の防衛をやってもらおうかの。住居については、ここへ行くといい」
すると、近右衛門は、地図を差し出した。
リュウ「メゾン・ド・SUP?」
近右衛門「うむ、サージェスとSPD共同で作られた秘密基地じゃ。見た目は、木造三階建てのアパートじゃが・・」
すると、今度は、数枚のポスターを出した。
近右衛門「このポスターを備え付けると、このポスターをゲートとして、異空間の司令室へ行くことが出来るのじゃ」
ダイモン「でも、用意が早すぎるんじゃ・・・」
ショウ「確かに・・俺たちがくることを知っていたにしては、早すぎる気が・・・・」
近右衛門「フォフォフォフォ、勇が送ってきてくれたんじゃよ」
魁「父さんが!?」
近右衛門「彼は、生死不明になるまでNGOに所属する『悠久の風』という組織にいたんじゃよ。ナギ達も勇からいろいろ伝授されたらしいからのぉ」
暁「ところで、学園長。この学園の守りの現在の状況は?」
近右衛門「うむ。ここの魔法先生や魔法生徒・・それに、二代目のスーパー戦隊じゃ」
バン「二代目?」
近右衛門「何らかの形で、先代のスーパー戦隊に関わりを持つものや偶然二代目になった者たちじゃ。彼らについては、近々紹介するでな。そして、麻帆良自警団『RBG』じゃ」
藍「RBG?」
近右衛門「正式名称・Reverse Black Gardians・・・略してRBGじゃ」
めぐみ「反転した黒の守護者という意味ですね」
近右衛門「うむ。構成員は、かつてのスーパー戦隊の敵対組織で友好的だった者・改心した者が、主になっておる」
丈「敵対組織の?」
近右衛門「実は、今日のような事件は、以前からあったんじゃ」
暁「しかし、過去の敵が蘇ったのは、最近のはず・・・」
ナイ「クロノスはね~、少しの間だけ時間を遡ることができるのよ」
メア「でも、少しの間しかその時間軸に留まれないのよ~」
勇介「そうか、その能力を使って暁が麻帆良に来る以前に蘇らせる細工をして現代に戻ってから、過去の悪を復活させていたのか」
近右衛門「うむ。その復活したものの中にも、我々に・・・【コンコン!】来たようじゃな」
『ジィさん、入るぜ』
近右衛門「お入りなさい」
近右衛門が、来た者の入出を許可した。すると、数人のエイリアンと思われる集団が入ってきた。
青い鎧のようなものを着たエイリアン
暴走族のような風貌なエイリアン
黒いドレスのようなものを着た女性
丸っこいエイリアン
緑色のエイリアン
赤いエイリアン
そして、黒髪の短髪に茶色いコートを着ている男
?「久しぶりだな、ライブマン」
勇介「『ギルドス』!?」
めぐみ「『ブッチー』!?」
藍「『ガイナモ』のおっちゃん!?」
?「お、あの時のお嬢ちゃんか?」
ライブマンの目に止まったのは、かつてのボルトに所属し、ビアスに利用されたまま死んだギルドスとブッチーだった。
藍の目に止まったのは、以前地球に来る前、家出した時に世話になった元宇宙暴走族ボーゾック総長のガイナモが、目に止まった。
丈「お前達、どうしてここに?」
ギルドス「数週間前に蘇った俺とブッチーは、なにをするか特に当てはなかった・・・」
ブッチー「そんで、なんとなく二人でなんとなく麻帆良にきたんだすが、ここの魔法使い達に捕まり、殺されそうになったんだすが・・・・」
ギルドス「学園長の計らいで、命を救われた我々は、恩義を返すためにここにいるのだ」
ガイナモ「積もる話もあるだろうが、改めて、自己紹介するぜ・・・・RBGのリーダーのガイナモだ」
?「サブリーダーの『ゼルモダ』だ!ヨロシク!」
?「メカニックチーフの『グラッチ』」
?「代表の『ゾンネット』よ~」
ギルドス「団員のギルドス」
ブッチー「同じく、ブッチーだす」
?「『丸山夜玄(まるやまよげん)』・・・・またの名を『マンマルバ』ら~」
リュウ「マンマルバってたしか・・・宇宙忍軍ジャカンジャ幹部の・・・!?」
夜玄「蘇ったはいいが、タウザント様もジャカンジャも既に存在しないことを知って自棄になって自害しようと思っていたところをガイナモに救われたのら~」
ガイナモ「ここにゃいねえが、他にもメンバーがいる。俺達の主な活動は人々の避難誘導や一般人を襲っている戦闘員の殲滅、破壊された街の復旧とかだ。それなら、お前達が存分に戦えるだろ?」
暁「なるほどな・・・」
ゼルモダ「それに、俺達はダチを助けてやりてえしな・・・」
藍「ダチ?」
ゾンネット「ある筋から、先代のカーレンジャーが、どこかのネガティブに捕らえられたらしいことをきいたのよ・・・・」
グラッチ「エグゾスに騙された俺達が、改心するきっかけを作ってくれたんでな・・・」
その後、更に、今後の方針を話し合い、スーパー戦隊とRBGとの協力関係を強固なものとすることとなった・・・・。
クロノスが冥獣人っていう設定は、クロノスのデザインが冥獣人がモチーフって話があったのでそういう設定にしました。