カモが、暁に吊るしあげられた時とほぼ同時刻・・・・・・
-宇宙警察地球署・デカベース・会議室-
ここは、宇宙警察地球署・デカベースの会議室。そこには、六人と一人の男女と異星人がいた。
?「平和だね」
ピンク色の制服を着た『胡堂小梅(以後ウメコ)(デカピンク)』は、事件が少なくて気が緩んでいた。
?「まっ、アブレラが死んで以来、アリエナイザー犯罪も減少の傾向にあるしね」
緑色の制服を着た『江成仙一(以後セン)(デカグリーン)』も、ウメコに同意した。ちなみに、ウメコとお付き合い中。
?「ナンセンス!油断大敵です」
?「あまり気を緩めたらダメだぞ」
?「そうそう。そのうち、大きな事件が起こるかもよ?」
白い制服を着た青い制服を着た『姶良鉄幹(以後テツ)(デカブレイク)』、『戸増宝児(以後ホージー)(デカブルー)』と黄色い制服を着た『礼紋茉莉花(以後ジャスミン)(デカイエロー)』は、二人に注意した。
?「そうよ。テツが関わったプレシャスって物を狙っているネガティブシンジケートの動きが、それに反して活発になってきているわ」
?「それと本部から、最近怪重機の購入ルートが、増加していてその送り先が地球という情報がある」
白衣を着た『白鳥スワン(デカスワン)』地球署所長のアヌビス星人『ドギー・クルーガー(デカマスター)』は、現段階で判明している犯罪の状況を話した。
ホージー「怪重機?しかし何故『それは、俺達から話す』!?」
ホージーの発言を打消し、そこへ赤い制服を着た男と白い制服を着た女性が入ってきた。
一同「バン(先輩)!?マリー(さん)!?」
男の名は『赤座伴番(以後バン)(デカレッド)』。かつて地球署に配属していたが、現在は、特別チーム『ファイヤースワット』に配属された。そして、バン達地球署と知り合った刑事『マリー・ゴールド(デカゴールド)』だった。
ドギー「お前達どうしてここに?」
バン「ギョク隊長の指示で、当面地球署に滞在することになりました!」
マリー「ある事件を追って、地球に長期出張です」
ホージー「ファイヤースワットにいたお前とエリート刑事のマリーが来るくらいだ、大きな事が起きているようだな」
バン「さっすが、相棒!察しがいいじゃんか!」
ホージー「ふっ、まあな」
以前は、バンの相棒という言葉に反抗的だったホージーだが、バンのことを認めたので否定はしなかった。
ウメコ「それで、バン。一体何があったの?」
バンは、苦い顔をしながらゆっくりと口を開いた。
バン「・・・・アブレラが蘇った」
一同「!!!?」
一同は、その言葉に驚愕した。かつて、自分たちがデリートした最凶最悪の死の商人エージェント・アブレラ。そのたくらみで、デカベースが奪われたことがあったのだ。
セン「そんな!?」
ジャスミン「どういうこと!?」
バン「奴に直接会った」
ドギー「・・・」
バン「・・二日前、俺はレスリー星にいた」
-二日前・レスリー星・軍事研究所-
この日、バンは、ファイヤースワット隊長『ギョク・ロウ』の命令を受けてここの警備に当たっていた。ここ、レスリー星のデカベースからは、。
バン「いや~、元気そうでよかったよ。マリー」
マリー「バン、ファイヤースワットで大活躍って聞いていたわ。少しは、いい男になったかもね」
バン「ありがとう!・・・でも、ここの警備に俺がよこされるなんてな・・・」
マリー「ここでは、以前『ガスドリンカーズ』に奪われた『金色の雪』の廃棄作業をやっててね。去年、ワクチンを研究してやっと完全に消去する方法が見つかったのよ」
金色の雪とは、以前レスリー星で研究していたウィルスが、突然変異を起こしたもので、これに感染されると人間は、機械奴隷人間(マシンナリースレイブ)に変えてしまう凶悪のウィルスである。だが、このウィルスは、ガスドリンカーズのような機械の体を持つアルゴル星人には、無害である。そのため、ガスドリンカーズは、レスリー星を壊滅させた時、ウィルスが撒き散らされたレスリー星にいたが無事だった。
バン「ま、結果として俺達は、ガスドリンカーズをデリートできたんだけどな」
マリー「バン・・・」
マリーは、ゆっくりとバンに歩み寄ったが・・・・
ドゴオオオオオオン!!
ヴィー!ヴィー!ヴィー!
バン「うわっ!?」
マリー「きゃあっ!!」
突然の爆発音と警報が鳴り響いた。そのとき、マリーが、転びそうになったが、バンが支えた。
バン「何だ!?」
マリー「これは・・・金色の雪の保管この方からよ!」
-特A級・バイオハザードLV3ウィルス・金色の雪保管庫-
バンとマリーは、血相を変えては解された扉から保管庫の中へと入った。
バン「こ・・これは!?」
バンは、破壊された保管庫の内部に驚愕した。
マリー「!?誰!!」
マリーは、奥のほうに人影を見つけ銃を構えた。
?『ほお、あの時の娘か』
?『ヒヒヒヒヒヒッ!』
?『それに・・』
すると、人影が五つ見えそれが鮮明になっていった。バンダナを巻いた大柄の男。黒い服を着た女。帽子をかぶりサングラスをかけている男。
バン「なあっ!?」
マリー「そんな!?」
バンとマリーは、その姿に驚愕した。何故なら・・・
バン「『ブレンデル』!?『ジーン』!?」
マリー「『ウィンスキー』!?」
?『アブレラを倒した、あの時の小僧・・デカレッド』
その奥にいたもう一人、白髪交じりの男が話しかけてきた。
バン「『ヴォルガー』!!」
かつて、デカレンジャーにデリートされたガスドリンカーズである。
バン「お前達は、デリートしたはずなのに!?」
?『フフフフ、あの時言っただろう?デカレッド。【この宇宙に人類がある限り、絶対に犯罪はなくならない! 誰の中にも、〈私〉と同じ欲望があるのだ】とな』
すると、最後のもう一人が話してきた。その姿を見てバンは、酷く驚愕した。
バン「エージェント・アブレラ!?」
アブレラ「久しぶりだな。デカレッド」
バン「お前まで蘇ったのか!?」
アブレラ「私は、欲望のために生きる者のおかげで蘇ることができた。そして、私のビジネスを邪魔してくれたお前達宇宙警察に復讐するためにな!!」
アブレラは、一つの厳重に封印がされているアタッシュケースを見せつけながら言った。
マリー「それは・・・まさか!?」
アブレラ「そう。金色の雪だ。これで、ビジネスをさせてもらう」
そういうと、アブレラとガスドリンカーズは、姿を消した。アブレラ達がいたところには、三角錐の機械が置かれていた。
マリー「惑星間転送装置!!」
バン「逃がすか!!」
バンは、装置に近づこうとしたが・・・・・
ドオオオン!!
バン「うわっ!!」
装置は、自爆したしまった。
アブレラ『デカレッド!地球・麻帆良と呼ばれる地が、新たなマーケットだ!楽しみにしているがいい!!フハハハハハハハハハハ!!!!』
バン「くそおおおおおおおっ!!!!」
バン「この一件を報告して、俺達は奴を追って地球に帰ってきました」
ドギー「うむ。まさか、アブレラだけでなくガスドリンカーズまで・・・」
テツ「それに麻帆良が・・・」
ドギー「・・バン」
バン「はい!」
ドギー「麻帆良に宇宙警察の駐在所を作ったんだが、まだ配属する要員がいなくてな。お前とマリーには、そこを受け持ってアブレラの動向を探ってもらいたい。明朝までに、現地に到着してくれ」
バン&マリー「ロジャー!!」
二人は、ドギーからの指示を了承し、他のメンバーと共に準備の為に会議室を出て行った。
スワン「ドゥギー、麻帆良は、関東魔法協会の総本山よ。アブレラだけですまないかもしれないわ・・」
ドギー「うむ・・」
スワン「・・『美雪』に連絡しておくわね」
ドギー「頼む」
-小津家-
ここは、かつて『地底冥府インフェルシア』を支配していた『絶対神ン・マ』を倒した『魔法戦隊マジレンジャー』こと小津一家の家である。中には、中年の男性、白い服の女性、緑の服を着た男性、水色の服を着た女性、桃色の服を着た女性、黄色い服を着た男性、金色の装飾の入った服を着た男性そして、謎の植物がいる。
?「・・・とういうことを、スワンが言ってきたの」
白い服の女性『小津美雪(マジマザー)』は、友人であるスワンからの話を伝えた。
?「うむ。最近、悪しき気配があると思ったが、悪の復活だったか・・」
?「そーいや、二年前にメーミィが生き返ったことがあったな」
?「ああ、ボウケンジャーや他の戦士達がいなかったらどうなっていたことか・・」
中年の男『小津勇(ウルザードファイヤー/ブレイジェル)』、黄色い服を着た男『小津翼(マジイエロー)』、金色の装飾の入った服を着た男『ヒカル(以後ヒカル先生)(マジシャイン/サンジェル)』が、脅威について話した。
?「あ~、翼ちゃんとヒカル先生が助太刀に言った時の話だよね」
?「ヒカル先生、マルデヨーナ世界の調査で行ったんだったよね」
?「無事に帰ってきてくれてよかったな」
桃色の服を着た女性『小津芳香(マジピンク)』と水色の服を着た女性『小津麗(マジブルー)』と緑の服を着た男性『小津蒔人(マジグリーン)』は、当時のことを話した。
?「ヒカルちんに翼ちん、活躍だったそうでございますです~」
謎の植物『マンドラ坊や』が、ほめた。
ヒカル先生「でも、また何か起こっているようだ」
『おおおおおおおっ!!!』
すると、何かの叫び声(悲鳴)のようなものが、聞こえその部屋に四人の人影が、出現した。そのうち二人は、似たような黒いゴスロリ風のファッションとパンク風のファッションに身を包んだ二人の女性。一人は、ネコのような怪人。そして・・・・
?「早く降りてくれ~~」
着地に失敗したらしく、三人に踏まれている黒いローブを着ているが、その下に赤い服を着ている青年だった。
麗「ナイ!メア!」
美雪「スフィンクス!」
翼「魁!!」
二人の女性の名は、『ナイ』と『メア』。『妖幻密使バンキュリア』の分離体で、現在インフェルシアの指導者『スフィンクス』の側近である。
ネコのような怪人の名は『スフィンクス』。インフェルシアの伝説ともなっている元冥府神の一人。マジレンジャー達との出会いで、地上侵攻に疑問を持ち、冥府神としての使命を放棄し、冥府神『ダゴン』によって粛清されたが、バンキュリアの不死身能力に救われ生存。マジレンジャーが、ン・マを倒したあとに新たなインフェルシア作りに力を注いでいる。なお、現在の魁のもう一人の師匠でもある。
そして、青年『小津魁(マジレッド)』。何事にも、真っ直ぐ突き進む青年である。ン・マを倒し、高校を卒業したあと、地上界・『天空聖界マジトピア』・インフェルシアの親善大使をやっている。なお、スフィンクスに教えを受けている。
三人は、魁から降り、魁は、立ち上がった。
スフィンクス「話は聞きました」
蒔人「はあ・・」
スフィンクス「これも、またよきインフェルシア作りの一環として・・・魁、ナイ、メア。あなた達には、麻帆良とやらに行ってもらいます」
三人「・・・マジで?」
スフィンクス「マジです。ショータイムです」
三人「わけわかめ」
同時刻、クロノス達は、ふ頭の近くに立てられた砂時計のところへ来ていた。
ゴードムエンジンが動き出し発光すると、そこには金色の体。赤い目。右手には、二股の分かれた槍。腹部には、緑色の目をしたもう一つの顔がある怪物だった。
?「ここは・・・現世か?」
クロノス「どうも、『冥王ジルフィーザ』」
冥王ジルフィーザ。かつて、災魔一族を指揮していた天の冥王。自身の母である『大魔女グランディーヌ』復活に奔走し、一度は、救急戦隊ゴーゴーファイブに敗れたが、妹『水妖姫ディーナス』の命と引き換えに完全復活。しかし、グランディーヌは、ジルフィーザ達のことを津目的のための駒としか思っておらず、体をコントロールされゴーゴーファイブ(ゴーレッド以外)もろとも弟『獣男爵コボルダ』を攻撃し、コボルダを死なせてしまう。更に、グランディーヌに体の中の炎を暴走させられるが、ゴーレッドにグランディーヌを倒さないと炎は消えないことを伝え爆死した。その後、魂の抜け殻の体を復活させられ同じく蘇った『龍冥王サラマンデス』の僕と化したが、ゴーゴーファイブとの戦いの中で自我を取り戻すが、最終的には、グランディーヌに操られたまま死亡した。
ガジャ「我々と共にこい。そして、世界を征服するのじゃ」
ジルフィーザ「・・・・・・思い上がるな!!」
クロノス「くう・・・!」
ジルフィーザが叫ぶと、周囲に金色の稲妻が走り、クロノス達は、怯んだ。
ジルフィーザ「冥王たる我が天の力、貴様ら如きに御せるものか!!」
そういうと、ジルフィーザは、口から火炎を吐きクロノス達の視界を奪った。そして、炎が消えると、ジルフィーザの姿は、どこにもなかった。
ガジャ「・・・なんで、肝心な時にいつもこうなのじゃーーーーーー!!!!」
そんなわけでガスドリンカーズとジルフィーザの復活の回でした。悪役としては気に入っています。次回お楽しみに。