千手最強の忍とうちは最強の忍は、個性と英雄が蔓延る世へと生まれ落ちる   作:天叢雲剣を捧げるスサノヲ

11 / 47
お待たせしました!第十話となります。それはさておき、いきなりですが、重大発表となります。数週間前に、卑劣様をヒロアカ世界に参戦させるか?という投票の結果についてです。単刀直入に答えると、結果は何と…






ヒロアカ世界に参戦させることに致しました!!


まあ元々の投票数はNARUTO世界のあの世で出禁になって欲しいという方が多かったんですが、作者自身の意見として作者も卑劣様には是非ヒロアカ世界に参戦して欲しいと願っていたため、それを一つの投票として加えることにし、実質五分五分となりました。さらにその上で作者の権限として決定したい方をどちらか選ぶことになり、最終的に卑劣様をヒロアカ世界に参戦させるという方向性に決まりました!
ヒロアカ世界の人間たちが卑劣様の卑劣な戦い方をどう思うのかこれから楽しくなります。また、柱間とマダラのヒロイン候補についての投票の結果については次話が書き終わったところで伝えようと思います。少しズルかったかもしれませんが、それでもよろしければどうぞよろしくお願いします!では、どうぞ!


第十話:受験生査定

 

 

「実技総合成績でました!」

 

 

雄英高校の一般入試がとりあえずつつがなく終わった後、雄英高校の教師陣たちが挙って集まり入試結果を鑑みて雄英高校ヒーロー科の受験生を査定し、合格者の決定の議論を行っていた。

偏差値79に加え、倍率300倍。全国から集りし、およそ12000人ほどの受験生たちから今年の雄英高校ヒーロー科の生徒らを選抜するという、査定する側からしたら気が遠くなるほどの苦行であるが、晴れてこの厳しい中のさらに厳しい狭き登竜門を潜り抜ける一般受験者36名は誰になるのか。

 

暗転した会議室内を前方に表示されたホログラムがぼんやりと照らしつつ、次々と録画された受験生の活躍する様子を映し出す。

 

 

相澤「救助(レスキュー)P50。(ヴィラン)P20で実技総合結果はの六位の拳藤一佳。彼女の“個性”、一見奇妙ではあるがその威力は2Pまでの仮想敵相手ならば一撃で行動不能にしている。動きは粗削りだが、磨けば光る逸材だな。それに、雄英(うち)への進学率では毎年トップクラスの植蘭中学校出身だけあって、筆記試験も高得点だ。」

 

 

拳藤一佳の評価は概ね高いようだ。確かに、名門出身というバイアスを差し引いても、実技での逃げ遅れた人や怪我人などの救助に避難誘導、周りとのコミュニケーション、仮想敵への対処も的確だった。

 

 

 

プレゼント・マイク「確かになァ!イレイザー!そして今年も豊作だったな。戦闘技術で言えば爆豪勝己!まさか救助(レスキュー)P0で三位に喰らいつくとは!」

 

 

「対照的に(ヴィラン)P0で九位か。」

 

 

 

根津「アレ(・・)に立ち向かったのは過去にもいたけど・・・ぶっ飛ばしちゃったのは久しくみてないよ。しかも、0Pが一日に三体も壊されるなんてね。」

 

 

プロヒーローでもある者達。そんな彼等が見ている映像には、まず一人の人物が映っていた。

その一人の人物はオドオドした様子ばかりのモジャモジャな緑色の陰毛頭の少年。

 

 

 

 

だが、その少年は0Pへと飛び出し、そのまま文字通り“ぶっ飛ばした”のだ。

 

 

そんな少年の映像と実技試験の総合結果を見ながら、雄英高校の教師達は再び話し合い始める。

 

 

「しかし、まさか敵Pが0……、“救助P”だけで合格とはな。」

 

 

相澤「倍率300……全員がライバルであり蹴落とし合う敵だ。――だからといって、それが“助けない”理由にはならん。そんな奴はヒーローになる資格もない。」

 

 

 

 

雄英高校ヒーロー教師の1人であるイレイザーヘッドこと相澤消太が、受験生らに対してあえて非情かつ現実を突きつけるかのような厳しい言葉を言う。そして、受験生に知らせていない、この実技試験のもう一つの採点ポイント。

 

 

 

――それが、救助(レスキュー)P

 

 

文字通り、救助活動に対しての追加得点。しかも審査制。

緑髪の少年の名前――「緑谷出久」の成績は敵Pが0Pだったが、救助Pは60Pを獲得。

結果、総合成績は全体の第九位である。

 

 

ミッドナイト「ずっと典型的な不合格者の動きだったけど、最後のは痺れたわねぇ……。」

 

 

セクシーな白タイツを軸とした戦闘服(コスチューム)を着込んだ「18禁ヒーロー」と呼ばれている女性ヒーロー、「ミッドナイト」がそう感化する。

 

 

プレゼント・マイク「ああ!本当に大した奴だぜ! YEAH!って何度も叫んじまった!」

 

 

相澤「ああ、確かにそうだな。だが、今年の受験生の目玉としてコイツら二人(・・・・・・)も忘れちゃいかん。そろそろ"この現実"を見ないとな…。」

 

 

相澤がその二人の受験生に対して何処か親近感を湧きながらもそう言った瞬間、神妙な面持ちになる面々。そして最後に、ある二人の大人びた少年たちが映し出された瞬間、会議室の室内からおちゃらけた雰囲気が消える。

 

 

 

「……さて、彼ら二人か。お互い同率一位。……実技試験を見ていた時になんとなく不吉な予感がしたが、まさかアレほどとはな。」

 

 

モニターに映し出された、ある二人の大人びた少年たちの正体は、やはりこの相変わらず何処か仲良しな、この世界の人間たちにとっては謎が謎を呼ぶ二人、「千手柱間」と「うちはマダラ」であった。

 

 

「では…、まずうちはマダラの方から見て行きますか。受験番号〇〇〇〇番、うちはマダラ。彼の“個性”は発動型と異形型の複合個性かな…?まるで大天狗のお面を付けた青色の巨大な古代の鎧武者みたいなものを全身に纏って兎に角凄まじいパワーとスピードでポイントを稼いでいたね。というか、彼がいた実技試験の会場のあの惨状を見ればもうほぼ一方的な蹂躙に近いんじゃないか?」

 

 

「ああ…、もはやその通りだな。まさか彼が地図を書き換えてしまうほどの威力で実技試験の会場を圧倒的な「力」で蹂躙したなど、一体誰が予想できる。」

 

 

ミッドナイト「それにしても改めて見返して見れば……、圧倒的ね。強過ぎる。」

 

 

「流石に馬鹿げている。こんな力、齢十五の子供が持って良い力ではない。」

 

 

苦虫を噛み潰したように顔を歪ませ、眉間に皺を寄せる雄英高校の教師達。モニターの画面に映るのは、実技試験の開始から数分後に、マダラが自身の切り札とも言う、修験者の姿から変身する身長100mの体躯を持った青色の巨大な古代の鎧武者、「完成体須佐能乎」をすぐ様展開して召喚し、マダラ自身がその中に搭乗した後、そのまま完成体須佐能乎が持つ二本の太刀から繰り出す一太刀の剣撃によって、無差別に町中を我が物顔で全てを蹂躙し、破壊する様子。そして辺り一帯の建物や巨大な仮想(ヴィラン)などを含めた仮想敵たちを、山すら容易に切り崩し、地図を一から描き直さなければならないほどの衝撃波と共にまるごと全て一撃で切断し、実技試験の会場の街並みを惨過ぎる地獄へと変え、平然と敵を薙ぎ倒して行った、紅の戦国甲冑を身に纏った威厳ある一人の男、うちはマダラが堂々と腕を組みながら地上にいる圧倒的無力な有象無象の受験生たちを見下すように見渡していた。

 

 

相澤「因みに、コイツが取った実技の総P数は……ッ!!?、(ヴィラン)P300に救助(レスキュー)P0、か…。」

 

 

「なっ!?」

 

 

「何ッ!?」

 

 

「は!?」

 

 

この場に居る雄英高校の教師たちは、相澤とミッドナイトの二人を除いて驚愕の声を上げていた。逆に無差別に暴れ回っただけで何でそこまでの高得点が取れるんだ!?と、ほとんどの雄英高校の教師たちが自然とそう思ってしまった。だが、誰よりも冷静な相澤はとりあえず他の雄英教師たちを落ち着かせた。

 

 

相澤「まあ落ち着いてください。確かにコイツの戦闘面に関しては俺から見てもトップクラスで文句なしです。下手すれば俺より断然優秀で強いかもしれません。」

 

 

プレゼント・マイク「あのイレイザーでさえそう言うならこのうちはマダラという奴は一体どんだけ強い個性なんだよ。つーかそもそもあの青色の巨大な古代の鎧武者の大きさ、モニターの映像だけだと少しわかりにくいが、確実にMt.レディの5倍…、要するに巨大化の個性込みのMt.レディ五人分ぐらいはあるぞコレ。」

 

 

Mt.レディの身長は、自分の個性である『巨大化』を使用すると162cmから20mぐらいの身長となるが、マダラが使役する「完成体須佐能乎」はその5倍の身長の100mと、Mt.レディを容易く超える体躯を持つため、もはやMt.レディのアイデンティティを自然と潰しているも同然であった。

 

 

ミッドナイト「そうね、うちはマダラの個性はもはや「個性」という概念を超越している個性よ。これじゃあまるで生ける天変地異ね…。あと、彼が言っていた言葉が偶然聞こえたんだけど…、たしか…「何奴も此奴も弱過ぎる。本当に試験なのかこれは?雄英高校とやらもさらに楽しみ甲斐のある戦いを用意してくれてもよかろう。」って言っていたからおそらくこの子は筋金入りの戦闘狂かもしれないわ。」

 

 

相澤「確かにミッドナイトさんの言う通り、コイツはこの「実技試験」という戦いに苦戦するどころか、余裕を見せてまるで「戦い」そのものを遊びながらも何処か楽しんでいるような気がします。だが、ヒーローは一芸だけでは務まらない職です。勿論、戦闘力はヒーローをやる上で欠かせない大切なものだが、純然たる戦闘力だけで務まる職ではない。現にアイツは、人や街への二次被害などを一切無視して好き放題自身の力を過剰に振りかざしている乱暴なところが見受けられます。兎に角アイツには俺がちゃんとした人の救助なども基本から全て教え、アイツの頭に無理矢理にでも叩き込ませようと思っています。」

 

 

相澤の何処か面倒見のある感じに、相澤の先輩であるミッドナイトが「フフッ、相変わらず優しいわねぇ、相澤君は。」と笑みを浮かべながらそう相澤に言った。

 

 

「ああ、確かにそうだ。それに彼、うちはマダラは第三位の爆豪勝己と同じく、得点の取り方が全て敵Pに偏っている。どうやら彼は人を救助する術が少々苦手なようだ。ならばこの子には俺たち雄英教師陣が、彼の言うことを聞かない原因の一つともなっているあの唯我独尊かつ傍若無人な性格と物言いをところどころ端正させつつ、救助の術をまず基本から丁寧に教えるしか他ない。」

 

 

「アア、確カニナ。」

 

 

西部劇のガンマンのような見た目をした雄英高校の教師がそう意見を述べ、さらにトレンチコートを纏い、(ヴィラン)顔負けの黒いマスクを付けた雄英高校の教師も確かにと賛成する。また、西部劇のガンマンのような見た目をした雄英高校の教師が言ったその意見は、他の雄英高校の教師たちの心へ結構響いたのか皆賛成をする。無論、雄英高校を開校したあのネズm(殴)…偉人もだ。

 

 

根津「うんうん、他のみんなも相澤君とスナイプ先生が出した、うちは君へのこれからの教育指導の方針はどうやら賛成みたいだね!無論、この僕も賛成なのさ!それに、彼を歴史に残る(ヴィラン)にしないように、我々が歴史に残るヒーローとして育てて行かないと思ったからね。じゃあうちは君は勿論!雄英(うち)の主席の新入生として招き入れよう。さて、うちは君のことはとりあえず置いといて…、次の目玉であるうちは君と同じく同率一位の子、「千手柱間」君について話し合うことにしようか。」

 

 

根津がそう言い終わると、雄英教師陣たちは根津の言葉に賛成し、マダラのことから一旦外れてマダラと同率一位の実技試験の結果を残した柱間について話し合いを始めた。そして、柱間がいた実技試験の会場が映っているモニターを見続けて行く内に柱間が仮想敵と交戦している描写が様々映し出された。それらの柱間が仮想敵と交戦する描写をしかと見つめ、観察しながら査定する雄英教師陣たちは、前世の世界である忍界にて「忍の神」と謳われた柱間の圧倒的な優秀さをその場で驚愕しながらも実感する。

 

 

「ふむ…、受験番号〇〇〇〇番、千手柱間。個性は、モニターの映像で見た通り、樹木を生み出し、自在に操る発動型の個性か。しかもプロヒーローが見ても完璧だと認めざるを得ないほどにこの子は自身の個性を使いこなしている。下手をすると、樹木の個性の扱い方についてはおそらくあの若手実力派のプロヒーロー、シンリンカムイ以上だ。また、実技試験での総獲得P数は、(ヴィラン)P150に救助(レスキュー)P150。Pの配分についても、こっちは先程の受験者、うちはマダラと対になるようにまるで無駄がなく、バランスの良いPの配分になっているな。それにしても本当にただの15歳の少年か?」

 

 

全身が紅いヒーロースーツで覆われた、犬歯が特徴の、『血液操作』の個性を持った筋肉質な男の雄英高校の教師が、個性の基本的な扱い方が完璧だと評価する。

 

 

ミッドナイト「そうねぇ、ブラド。下手すればこの子…、あのシンリンカムイより強力な樹木操作の個性を持ったヒーローになるかもしれないわ。貴方もそう思うでしょ?マイク。」

 

 

プレゼント・マイク「おうよミッドナイトさん!説明が長くなっちまうけど、何つったってコイツが個性で生み出した樹木の性能について説明すると、攻撃、防御、補助、拘束は勿論のこと、他にも樹木できた分身や巨大な手、象のような鼻を持った棘々しい甲殻を纏う蛇のように長い樹木の龍、そしてその樹木の龍が身体に巻き付いている樹木の巨人などを簡単に召喚できるらしく、兎に角何でもできるオールラウンドな感じで滅茶苦茶珍しい奴だなぁと思って俺もコイツに対しての評価はついYEAH!って何度も叫んじまったよ!それに、何故か俺と気が合いそうな人相してるしな!」

 

 

「そうですね。あと、彼の戦い方に関しても先程の彼、うちはマダラと違って、余計な二次被害を出さずになるべく被害が少なく済む広い場所などで臨機応変に機転良く戦っているところも見られ、プロヒーローとしては文句なしの評価です。僕はそう思いました。因みに先輩はあの子に対して何か良い点は見つかりましたか?」

 

 

宇宙服を着た何処か可愛らしい雄英高校の教師が柱間に対してそう良く評価し、ついでにその雄英高校の教師が、先輩として敬意を払っている無造作な長髪の雄英高校の教師、相澤消太に柱間を見て何か良い点は見つかったかと聞いた。

 

 

相澤「そうだな13号…、まあ…、コイツに関しては基本的に戦闘面などは俺も全く文句なしだ。」

 

 

プレゼント・マイク「おいおいイレイザー!コイツに関しての評価はそれだけかよォ〜!?相変わらずイレイザーはシヴィーなぁ!?」

 

 

ミッドナイト「そうよ相澤君!なんか評価少な過ぎない?もうちょっと評価してあげたって罰当たらないでしょ!」

 

 

プレゼント・マイクとミッドナイトがもう少し詳しく評価したって良いんじゃないか?と相澤へ向けて抗議する。だが、相澤はそれでも相変わらずの何処か冷めた表情で口を開く。

 

 

相澤「うるせぇな…、コイツの戦闘面などの評価に関しては基本それしか思い浮かばないんだからしょうがないだろマイク。ミッドナイトさんも、俺に対して無理矢理評価を続けて言わせようとしないでください。ったく…。」

 

 

ミッドナイト「フフッ、相変わらず固いわね、相澤君は。ハイハイ、わかったわ。」

 

 

ミッドナイトはそう言いながら笑みを浮かべる。だがその時!相澤が何かを思い出したのか、そのことについて口を開いた。

 

 

相澤「ん?待てよ?そうだ…、思い出した。アレがまだあった。たしかコイツは元々お人好しバカな甘い性格らしいとコイツの親友、うちはマダラから聞いてな。その甘い性格を生かして俺らなんかよりもヒーローの真骨頂らしいことをまるで綺麗事をいくつも並べるかのようにすぐ様実践していた。あれは正直なところ俺でさえも感心したよ。ってことで校長、その場面を見せるために映像を早送りしても大丈夫ですか?」

 

 

根津「うん!大丈夫なのさ相澤君。それにその場面は我々、雄英教師側にも良い刺激となりそうだからね。」

 

 

相澤「ありがとうございます校長。さて、話を戻しますが、俺が先程説明した通り、この千手柱間という子は元々お人好しでバカで誰に対しても甘い性格です。ですが、この辺からの映像を見てください。」

 

 

実技試験の録画映像を早送りし、とある場面に切り替わる。その場面は、雄英教師陣たちにとって、驚愕する場面でもあった。

 

 

 

 

『「皆の者!!!静まれ!!!一旦落ち着くのだ!!!」』

 

 

『「「「「「ッ!!?」」」」」』

 

 

『「今のお主たちは、あの(ヴィラン)とやらの巨大さゆえに、「恐怖」というものが先入観として現れ、冷静さを欠いてしまっているだけだ!!それに、どんなに巨大な(ヴィラン)とやらが相手だとしても、必ずしも何処かに弱点はあるものぞ!!まずは考えることが重要ぞ!!それが彼奴の攻略に対しての要よ。」』

 

 

『「けど!あんなでかい奴なんかに弱点は本当にあるのかよ!?」』

 

 

『「そ、そうだ!それに本当はあいつに弱点があるとホラを吹いて、俺たちに特攻させ、自分だけ生き延びようとするつもりだろ!!そんなの俺は御免だ!!」』

 

 

『「その通りだ!そんなの俺たちが納得できる訳ねぇだろ!!」』

 

 

『「そもそも考えることが重要って、一体何をどうやって考えてあいつを倒せば良いんだよ!!」』

 

 

まあ最初はどうしても不信感や反発の声が上がるのは無理もないと感じた相澤以外の雄英教師陣たち。何せ、実技試験なためか全員蹴落とし合う敵、ライバルなのだから。だが、次の柱間の言葉でその心配は杞憂に終わることとなる。

 

 

『「確かに!!お主たちにとって彼奴は恐怖を煽るものでしかないというのは充分…、いや、死にたくなるほど俺はわかる!!だが!!お主たちはこのまま何もかも全て諦め、全てのことから逃げ続けるだけの人生で良いというのか!!?」』

 

 

『「「「「「ッ!?」」」」」」』

 

 

『「兎に角、こうも長々と言ってはいられん!皆の者!!今こそ立ち上がるのだ!!それに逃げ遅れた者や怪我を負った者もいる!彼奴に立ち向かうのが怖かったり、立ち向かう力などがなければ、逃げ遅れた者や怪我を負った者を救け、その者たちと共に避難などをしたりしても俺は全然構わない!!最後に!とりあえず俺の激励の言葉としてお主たちはそれを胸に刻め!!」』

 

 

 

 

 

 

『「何もせずに最初から「諦める」という言葉を口にするでない!!!何もしないぐらいならば最後まで自分が「できる」ことを少しでも考えるんぞ!!!また、俺が言ったことに関しては別に無理に今すぐ従わなくても良い!!無理そうならば、少しの間考えてから決断してくれ!!俺がお主たちに言いたいことはそれだけぞ!!」』

 

 

とある場面の正体は、例の巨大な仮想敵に恐怖し、冷静さを欠いて逃げ惑っている弱腰になった他の受験生たちを、柱間が鼓舞するような演説で全体の士気を高めていた場面の映像だった。

 

 

「これは…!」

 

 

相澤「0Pの仮想敵を恐れてか、はたまた無駄なことだと割り切ってか、出現直後に逃散した他の受験者たちに対してコイツがまるで演説をするかのように熱く鼓舞しています。おそらく、恐怖の余り弱腰になった他の受験者の士気を少しでも高めるために動いたのでしょう。」

 

 

13号「ですが先輩、彼はどうやって実技試験会場にいる数多の受験者たちへ先程の言葉を信用させたんでしょうか?何故か気になります。」

 

 

相澤「ああ、それはな13号。コイツの性格面での特徴がヒントだ。」

 

 

13号「彼の性格面…、ッ!まさか先輩が先程言った…お人好しなバカ(・・・・・・・)、ですか?」

 

 

相澤「ああ、そうだ13号。やはりコイツには流石の俺も頭が上がらないよ…。何せ逃げ惑って弱腰になり続けていた受験者を最も容易くまとめ上げて一致団結させることを自発的に動いて実現させてしまうんだからな。中々できることじゃない。こんな芸当ができるのはやはりこの何処か甘くてバカでお人好しなコイツしか俺としては考えられん。」

 

 

プレゼント・マイク「けどよぉイレイザー、そいつはわかったけどコイツがお邪魔虫から逃げまくっている受験生たちに活を入れてくれた時、ちゃんと良い結果は出たのかよ?」

 

 

相澤「ああ、そんなのそろそろわかる。映像を見てみろマイク。他の先生方もどうぞご覧ください。」

 

 

相澤にそう促されたプレゼント・マイクと他の雄英教師陣たちは素直にプレゼント・マイクが言った例の結果を見るために映像を見て観察し始める。そして…

 

 

 

 

『「…二人が良かったら、俺たちにも協力させてくれないか?あの巨大な仮想敵を倒すの。実はアンタの演説を聞いて目が覚めたんだよ。俺たちはこのまま情けなく守られる側になるのは御免だってな!」』

 

 

『「ああ!その通りだ!俺たちだってアンタの言う通り、できることなら少しぐらいある!」』

 

 

『「まあな、それにこの体たらくじゃあヒーロー候補生の資格なんかまずねぇからな。俺も協力してやるよ。」』

 

 

『「私もあのデカブツに怯えてばっかりいるんじゃ自分が情けなく見えてしまうから当然、協力するわ!」』

 

 

『「よし!なら決まりだ!どうせこの際だ、この雄英高校入学試験、合格になろうが不合格になろうが関係ねぇ!この場にいる全員で協力し合って悔いのない雄英高校入学試験にしてやろうぜみんな!!」』

 

 

『「おおー!!!」』

 

 

相澤が言った通り、柱間と拳藤の前に、先程柱間が演説をした相手である柱間と拳藤以外の他の受験生たちがゾロゾロと多数集まり、舞い戻ってきたのだ。それも皆、柱間の行動に感化されたのか何か決意したような眼をしていた。柱間が重きに置いた協力的な「愛」の賜物である。相澤や根津以外の雄英教師陣たちも、それを見て柱間の真のヒーローらしい行動に物凄く感心しているようだった。それも特に、現時点においてのNo.1ヒーロー、「オールマイト」は、柱間のそのお人好し過ぎる人柄に対して嬉し涙を流すほどの感動を見せていた。まあどちらとも純粋無垢な根っからの善人なので、善人同士仲が合うのかもしれない。いや、おそらく絶対仲良くなるであろう。

 

 

オールマイト「千手少年という子はヒーローとしてなんてできた子なんだ…!!この歳でもう自発的に弱腰になった多人数の受験生たちを鼓舞し、リーダーとなってまとめ上げるほどの統率力を既に持っているだなんて!他の先生たちも言ってたけど、千手少年は本当に15歳なのかい?相澤君。なんかまるで私の生き写しのように考えが大人っぽかったからつい聞いちゃったけど…。」

 

 

相澤「はい、コイツとうちはマダラは両方とも15歳らしいですよ。偶然耳にしただけですけど。ああそうだ、因みに言い忘れていましたが、オールマイトさんも他の先生方も知っていますか?とある街で発生した(ヴィラン)三人による強盗事件。」

 

 

オールマイト「ああ!勿論知っているさ!私の代わりに(ヴィラン)の暴威をプロヒーローが到着するまで食い止めるどころか逆に終始圧倒していた勇敢な無個性の二人の一般人がいたともう世間中で話題になったさ。正直なところその二人には大変感謝しているほどだよ。本来ならば私が向かうべきだったのに、全く私の体たらくと言ったら情けない!」

 

 

「オールマイトもご存知ですか?世間で話題になったあの事件。まあ私もニュースで少し見ましたので一部だけなら知っていますが。」

 

 

オールマイトは皆を安心させるような笑顔で勿論知っていると高らかに答え、セメントの個性を持つ雄英高校の教師も敬語口調でそう言い出す。

 

 

ミッドナイト「私も、オールマイトやセメントスと同じくなんとなく聞いたわ。たしか当時、事件解決に貢献したプロヒーローは、私より年下のプロヒーロー、ドラグーンヒーロー「リューキュウ」とある一人のプロヒーローだったんでしょ?まあ後者のプロヒーローの方についてはおそらく相澤君だと思うけど。そしてさらに、例の勇敢な二人の無個性の一般人も事件解決に協力したという出来事…。確かに世間の話題としては充分過ぎるわね。」

 

 

プレゼントマイク「だけどよぉイレイザー、(ヴィラン)によるその事件が今査定している「千手柱間」って奴とさっき査定した「うちはマダラ」って奴と一体何が関係してんだよ?」

 

 

相澤「何だ、マイクは勿論ミッドナイトさんもまだ察せていないんですか?しっかりとあの強盗事件のことを知っているのならばすぐに例の二人の無個性の一般人が誰なのかがわかるはずですがね。仕方ない、俺が答えます。その正体は…

 

 

 

 

紛れもなく、千手柱間うちはマダラです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「……は?」」」」」

 

 

個性持ちだと思っていた柱間とマダラに対しての突然無個性発言に相澤以外の雄英教師陣たちは呆然とした表情になった。そして数秒間の沈黙が続いた後、一斉に驚愕の表情を出し始めた。

 

 

「「「「「はああああぁぁぁぁぁ!!!?」」」」」

 

 

雄英高校の会議室内に広がる途轍もない驚愕の声。それに対して相澤は、まあそうなるか…、と内心で思い、雄英高校校長である根津も同じように内心でそう思っていた。

 

 

ブラドキング「む、無個性だと!?実技試験同率第一位の千手柱間とうちはマダラが!?」

 

 

スナイプ「だ、だが!千手柱間とうちはマダラは本当に無個性なのか?どっちともあんな規格外な力を宿しているのに。」

 

 

13号「確かに!僕もそう思います!」

 

 

プレゼント・マイク「おう、今でもまだ信じられねぇぜ。実技試験同率第一位なあの二人のリスナーがまさか無個性だったなんてよぉ!」

 

 

ミッドナイト「ええ…、それに、無個性であの実技試験の結果を叩き出したと、証拠なしに言われてもにわかには信じ難いわ。」

 

 

プレゼント・マイクやミッドナイトなど、様々な雄英高校の教師たちが例のことについて未だに信じられないと言い出す。だが、その騒ぎを統率する者、根津が最も容易くその騒ぎを収ませる。

 

 

根津「わかった、千手君とうちは君が無個性な訳については僕自身が詳しく話そう。皆、これからは空想的かつ非現実的な話になってしまうけど心して聞いてくれるかい?」

 

 

根津が雄英教師陣たちへそう質問する。それに対して雄英教師陣たちは、皆真実を知りたいのか、相澤以外首を縦に振った。了承が取れた根津は、柱間とマダラの今までの経歴を語り出した。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

スナイプ「千手柱間とうちはマダラの二人は元々、別世界で生きていた人間だったのか…?。すぐに言われてもまだ理解できないかもしれないな。」

 

 

ブラドキング「ああ、それもその世界に個性が存在しない代わりに、チャクラという、身体エネルギーと精神エネルギーを繋ぎ合わせて生み出したものを消費して忍術を編み出しているとは…。今我々が生きているこの世界とはまた違った面で中々面白い世界だな、その世界は。」

 

 

セメントス「確かにそうですね。校長の話を聞いたところ、忍五大国という、こちらの世界では全く聞かない単語も出ていることからおそらく地図自体も根本的に違うと推測できます。」

 

 

13号「僕もセメントス先生と同じくです。」

 

 

プレゼント・マイク「ってことは、そっちの世界には日本などの有名な国々は存在しねぇってことなのか?だとすりゃあ俺たちにとっては完全に別世界そのものだなぁミッドナイトさん。」

 

 

ミッドナイト「そうね、校長にはあの子たち二人の経歴についてこと細かく事情を説明してくれたんだもの、校長が直々に話してくれたんだったら信じるしか他ないわ!それに、校長は絶対信用できる人物だってハッキリとわかるからね!」

 

 

プレゼント・マイク「そ、そうか。なら!俺もミッドナイトさんの言う通り校長の話を信じることにするぜぇ!!」

 

 

オールマイト「勿論、私は校長が語った、千手少年とうちは少年の真実を真から信じたいと思います。聞いた限り忍界というその世界は、個性やヒーローが飽和しながらも大規模な戦争などがない平和ボケしたこの世界と違って、戦国時代や国同士の大規模な戦争が平然と存在し、なおかつ弱い者は強い者に一方的に狩られるように殺されて行くという余りにも残酷で不条理な世界。そんな別世界で生きてきた千手少年とうちは少年は、勝手な憶測になってしまうだけかも知れませんが、何故か命の重さや戦争の愚かさを真に経験し、知っている戦争帰りの傭兵と私は見えてしまいます。だからこそ!これからの未来を担うヒーローの芽を今の社会が潰して行かないように、無個性でありながら雄英史上前代未聞の結果を叩き出した千手少年とうちは少年の過去の生き様を、私は心から尊敬して行きたい!!」

 

 

オールマイトの言葉に対して確かにそうだな!と頷く一部の雄英高校の教師たち。その他の雄英高校の教師たちも、そのオールマイトの言葉に感化されたのか、根津が語った真実を信じてくれることとなった。その意思を受け取った根津は全員に感謝の言葉を表す。

 

 

根津「ありがとうみんな、僕を信じてくれて心から感謝するよ。だけどこの話はなるべく内密にしてくれると助かるのさ。もし仮に(ヴィラン)たちがその情報を手に入れたら色々と厄介なことになるからね。そこは理解して頂けるかな?」

 

 

根津はそう質問する。だが、心配は杞憂に終わり、雄英教師陣たち全員が根津の約束を全身全霊で守り抜くと決意し、了解です校長!と返事を返した。

 

 

根津「さて、今の話は此処までにして千手君の入学試験の査定を再び再開しようか。因みに相澤君、さっき、君にしてはやけに長々と熱くこの子のことを色々と話していたけど、他にはまだあるかい?」

 

 

相澤「俺そんなに熱く語っていましたか校長?まあそれはさておき、勿論まだあります。というか極め付けとしてアレ(・・)を見ればコイツがいかに規格外かつ異次元だということがおそらく絶対理解できると思います。それも無個性なため尚更です。見てみてください。」

 

 

相澤はモニターの映像を再び早送りして例の場面へと映像を飛ばした。そして相澤以外の雄英教師陣たちは言われた通り、今度はその映像を見ることに集中し始めた。だが、その場面を見て、酷く驚愕し、絶句することとなる。

 

 

『「仙法…」』

 

 

 

 

『「木遁…」』

 

 

 

 

 

 

『「真数千手!!!」』

 

 

 

何故なら、モニターの映像には身長1000mの超巨大な木製の千手観音の仏像を展開し、0Pの仮想敵へとゆっくりとした速さで進撃するその木製の千手観音の仏像の頭上に搭乗した柱間が映っていたからだ。

 

 

 

ブラドキング「な!何だあれは!?樹木でできた超巨大な千手観音の仏像が現れたぞ!?」

 

 

スナイプ「これで無個性だとでもいうのか…!?」

 

 

13号「逆に無個性でこれ以上の力があったら地形などのありとあらゆるものが滅茶苦茶になりますよ。」

 

 

プレゼント・マイク「いやいや、いくら何でもでか過ぎるだろ。低く見積もっても1000mぐらいはあるだろ、あの木製の千手観音象…。そこら辺にある高層ビルすら最も容易く超える身長とかもはや大怪獣を超えて「超怪獣」だろ。しかも無個性なのにあんなバケモン使役できるってもはや人間やめてる存在じゃねぇか!」

 

 

ミッドナイト「あ!見て頂戴、そろそろ攻撃が開始されそうだわ!」

 

 

 

 

『「我が火の意志…!存分に見せてやろう!!…行くぞ!!」』

 

 

 

 

 

 

『「頂上化仏!!!」』

 

 

 

 

『ババババ…!』

 

 

そして…

 

 

 

 

 

『ズカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカ!!!!!』

 

 

木遁連続パンチ千回分で0Pの仮想敵を見事に煎餅のような感じでぺちゃんこにしてしまった。それを見た相澤以外の雄英教師陣たちは、無個性でありながらおそらくプロヒーロー以上の強さを持つ柱間に少しだけ恐怖を覚えてしまってもいた。

 

 

相澤「此処まで来ると、コイツの戦闘能力は相変わらず実に圧倒的だな。下手するとあのうちはでさえ完膚なきまでにボコボコにできそうだ。」

 

 

ミッドナイト「ええ、兎に角二人共(ヴィラン)じゃなくヒーローを目指してくれて実に嬉しいけど…」

 

 

ブラドキング「これでもし例の二人が(ヴィラン)への道に進んで行ってしまったりしたら、考えただけで血の気が引く。あんなの誰も手が付けられんぞ。」

 

 

確かに、柱間の真数千手とマダラの完成体須佐能乎を同時に相手取るとなれば、この世界の住人たちにとっては圧倒的絶望そのものである。要するにもはや無理ゲーなのだ。そんな恐ろしいことを考えていたブラドキングとは別に、根津はオールマイトに一つ質問をする。

 

 

根津「因みにだけどオールマイト、君は千手君とうちは君を同時に相手取りながら勝てる見込みはあるかい?」

 

 

オールマイト「そうですね…、千手少年とうちは少年の経験上、おそらく、長年(ヴィラン)と戦ってきたこの私でも少々厳しい戦いになると思います。」

 

 

オールマイトがそう言った瞬間、相澤以外の雄英教師陣たちは一斉に目を見開いた。まるで、え!?あのオールマイトでも二人に勝つことが少し厳しいの!?と思うように。

 

 

 

根津「ま!確かに流石のオールマイトでもそうなるよね。だからこそ僕は、新しい合格枠というのを一般枠や推薦枠とは全く別の合格枠を追加で新たに作ろうと思ったんだよ。勿論僕の権限でね。その名は、「特別枠」なのさ!」

 

 

相澤「特別枠ですか?であれば、特別枠になる条件などは例えばどんなものですか?」

 

 

根津「良い質問だね、相澤君。うん、それはね、特別枠として入学するための条件として…実技試験で(ヴィラン)Pと救助(レスキュー)Pを合わせて総合150P以上取った子に与えようと思っているのさ!無論、特別枠でうち(雄英)に入学すれば特別枠にしか存在しない独自の優待特典もあり、三年間分の学費もうち(雄英)が返済なしで完全負担するなど、様々あるのさ。あと、特別枠のダウングレード版のような枠も作る予定なんだけど、こっちは三年間分の学費をうち(雄英)が返済なしで完全負担する独自の優待特典のみがあるだけの形で、"準特別枠"という枠にしようと思っていてね、条件としては実技試験で(ヴィラン)Pと救助(レスキュー)Pを合わせて総合100P以上取った子に与えようと思っているのさ!簡単に説明するとそんな感じだよ。」

 

 

相澤「わかりました、どうもありがとうございます。となれば特別枠での入学は「千手柱間」と「うちはマダラ」ということで大丈夫ですか?」

 

根津「うん、両方とも特別枠にしようと思っていたからその方向性で大丈夫なのさ!あ、それと実技試験でうちは君と同じく同率第一位の千手君も、うちは君を自分が見ると相澤君が言ったように千手君も同様に相澤君が受け持つA組で見て欲しいのさ!何せ相澤君は僕から見ても信用に値する人物だからね。」

 

 

根津は相澤に柱間のことも見て欲しいと、そう提案する。相澤は数秒間目を瞑ったが、覚悟が決まったのかやがて目を開き、根津へ返事を返した。

 

 

相澤「わかりました校長、アイツら二人は俺が責任を持って立派な一人前のヒーローに育てて行こうと思います。その面に関しては千手は言うまでもなく大丈夫だとして、うちははあの唯我独尊かつ傍若無人な性格上、自分より能力が低い弱い者の言うことを聞かないところが多々ありますが、そこも俺がせめて最低限端正して行きたいと思っています。」

 

 

ブラドキング「だがイレイザー、バランス的にイレイザーのところのA組と、俺のところのB組にそれぞれ一人ずつ入れても良かったんじゃないか?」

 

 

B組を受け持っているブラドキングが相澤にそう提案する。だが、それに対して根津がブラドキングに説明を新たに付け加えた。

 

 

根津「うん、確かにバランスを考えたらブラドキング先生の案もアリだね。だけど、千手君とうちは君の戦闘能力や人柄などを加味した上で最終的に相澤君に任せようと思ったのさ。兎に角別の案も考えてくれたのは感謝するよ!」

 

 

ブラドキング「勿体無いお言葉です校長。わかりました、ではあの二人はイレイザーに任せようと思います。」

 

 

ブラドキングが全て納得したように返事を返す。それと同時に、長々と議論していた千手柱間とうちはマダラの査定がついに終了した。だが、根津が突然何かを思い出したのか次の話題へと移るように口を開く。

 

 

根津「あ、そういや見ることをつい忘れていたものがあったよ。第二位の、(ヴィラン)P70に救助(レスキュー)P50と意外にも高得点の銀髪の彼についてなのさ!彼は例の二人と比べて絶大なインパクトは余りなかったものの、確実かつ効率良く仮想敵を排除していたね。例の二人が強すぎる余り、影に隠れがちになっていたよ。此処からは彼についての査定をしようみんな。」

 

 

「「「「「はい校長!」」」」」

 

 

そして雄英教師陣たちはそのまま、実技試験第二位の受験者の査定について、議論を開始し始めて行った。

 

 

また、その人物は柱間とマダラにとっては驚愕する事態になるほどの衝撃的な人物でもあった。

 

 




はい、ということで第十話でした。長々と執筆して行ったのかまた15000文字近くいっていました。中々簡潔にまとめられなくて作者も未熟です。さて、次話の内容は柱間とマダラの雄英入試の合否結果などが中心となると思います!よろしくお願いします!
また、お気に入り登録や質問、評価も是非お待ちしておりますが、特に感想を、無理にとは言いませんが、時間があれば必ず頂けると、作者の小説制作のやる気向上などへと変わりますので、よろしければ是非よろしくお願いします!ですが、理不尽な誹謗中傷などの行為は流石にやる気が下がりますのでそれらは御法度です。
よろしくお願いします!では、第十一話にて。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。