お待たせしてすみませんでした!!
ちなみに、一話を間違えて別に投稿してしまっているので、初めての方は 僕が妹と学園ラブコメ!? で検索してください!!お手数かけてすみません!!
それでは、本編にお進みください~♪
どうも、神崎翼です
僕は今、目隠しをして四畳半という狭い風呂場の真ん中に仁王立ちしている
それは、先程僕が妹のマナカに一緒に風呂に入ろうとものすごい赤面しながら誘われたからだ
…いやまってよ、いくらなんでも僕はそんな変態じゃない、でも!!でも!!赤面しながら口を隠して、上目使いなんてされたらいくらなんでも断れないじゃないかぁ!!理不尽だぁ!!
取り乱した。
と、とりあえず、そういうわけで僕は今こんな状況に陥ってるんだ
後ろで扉が開く音がする
「や、やっほ♪お兄ちゃん♪……一緒に入るのは久しぶりだね」
「う、うんそうだね……」
マナカの照れた声が背中越しに聞こえる
「あれ?お兄ちゃん……もしかして、目隠ししてる?」
「そ、そりゃそうだよ、いくら兄妹といっても、いいとしなんだから……」
「ふぅ~ん?私はそんなの気にしないよ~?」
「ぼ、僕が気にするんだ!!」
マナカのからかいの声に露骨に焦っていることをわかってしまう上擦った声で反応してしまう
うぅ……こんなのマナカのからかいのネタにしかならないじゃないか……!
「ま、とりあえず……それ!!」
「○※▲◎□☆*!?」
背中に当たる布越しの柔らかい感触に声にならない声を上げた
そ、そんな!マナカの……マナカのアレガ……!
焦る僕とは裏腹に、マナカの少し落ち着いた、悲しい声が聞こえた
「最近ね、お兄ちゃんが私にあんまり構ってくれないのが、私はすっごく淋しいんだ……、でも、お兄ちゃんが忙しいのも私はわかってる。だから、せめて家にいるときぐらいは、一緒にいたいんだ……」
「!マナカ……」
「お兄ちゃん……私ね?昨日と今日で、色んな男の子から、告白されたんだ」
「!!!!」
マナカの衝撃告白に、目を丸くして驚く
マナカが……告白された……?確かにマナカは可愛い。美、がつくほどの可愛さだ
だけど、そんなことになってるなんて、少し考えれば分かることなのに、僕は分からなかった。忙しさを理由に、マナカに対して注意を向けられなかった……
「でも、私は断ったの」
「?」
「だけど、何度も告白されて、休み時間の終わりのチャイムが鳴ったら、また明日告白しにくるから、真剣に考えといてほしい、って皆言ったの」
「そいつら……!!」
「ふふっ♪妬いてくれてるの?お兄ちゃん」
「え?あ、いや……まぁ」
怒りに似た嫉妬が、つい声に出てしまい、それをマナカに笑われる。少し恥ずかしい……
そしてマナカがこれからの僕の学園生活を揺るがす人生で一、二を争うくらいの選択を持ちかける
「もし、そうなら……私と、付き合って?私を、助けて?そして、……私を、愛して?」
「!!マナカ……!!」
「駄目……かな……?」
マナカの上気した顔がえもいわれぬ萌えの感覚を覚えさせる、マナカの恋人……確かに、義妹との結婚は認められている。付き合うことなら法にすらなっていない……、それに、それでマナカを救えるのなら……僕は……
「わかった、マナカの恋人になる」
「!!本当!?お兄ちゃん!?」
「でも、あくまでまだふりだ、そしてその期限は、マナカが誰かを好きになる、または僕が誰かを好きになったときだ」
「……うん、わかった。でも、本当に私はお兄ちゃんが好きなんだからね?絶対……振り向かせてみせる♪」
「(クスッ)待ってるよ」
マナカが僕の背中に体を預けて言った、マナカの真剣みを帯びた声に少し笑みがこぼれた
ここに、僕とマナカの偽の恋人同盟が結ばれた
はてさて、これが僕の学園生活にどんな変化をもたらすのやら……
マナカに聞こえないように、小さな溜め息をついた僕であった
――――翌日――――
鳥のさえずりのきこえる、朝日のまぶしい気持ちのいい朝、僕は体を揺さぶられた
「お兄ちゃ~ん?朝だよ~♪」
どうやらマナカが起こしに来てくれたらしい
マナカめ、恋人らしいことをしようとしてるな?なら、それに乗ってやるとしよう
「う~ん……あと、あと……」
「あと?5分?お決まりのそのネタは古いよ~?」
「あと……三十年……」
「長いよ!?三十年たったらお兄ちゃんいいとしこいたおじさんだよ!?」
おっと、気持ちよすぎてつい時間を間違えた。そろそろ起きるとしようかな?
「ごめんごめん、今起きるよ……」
青色の布団から起き上がり、これまた青色が目立つ僕の部屋を背景に、マナカが目に入る
うん、今日も可愛い妹である、まったく、誇らしい!!……って、僕は今日から偽でも彼氏なんだよな、シャキッとしないと!
「もう!朝ごはん出来てるよ!?」
「嘘だ!!」
「嘘じゃないよ!?ほんとだよ!?」
「嘘じゃないと困るんだ!!」
マナカのご飯はとってもアレダ、一口食べれば強い意思をもってなければ遠い世界に旅立つぐらいに
「あ!!まだ私の料理の腕を分かってないね!?大丈夫!!今度は自信作だから!!ね!?」
「ぐっ…うっ……、わかった……」
マナカの鬼気迫る表情に折れた僕は着替えをしようと、布団から出て、クローゼットを開けた
「温かいうちに食べてほしいから、急いでね♪」
「はいよ~」
エプロンをたなびかせてマナカが駆け足でリビングへと向かった
さて!妹との学園、ラブコメ開始だ!!
そう意気込んだ僕は、いつもより襟をきつくしめ、リビングへと向かった
どうでしたか?今回は少しシリアスにしてみました!!
もし、続きが気になる方は、次回まで首を長くして待っててくださいね~♪