僕が妹と学園ラブコメ!?   作:遠山tsun

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どうも!!遠山tsunです!!今回はついに最終回です!!最後までよろしくお願いいたします!!
それでは、どうぞ本編にお進みください~♪


~僕が妹と学園ラブコメ!?~

「……お兄ゃん大丈夫?顔色悪いよ?」

「だ、大丈夫だ……問題、ない……」

 

おぼつかない足取りで早朝で誰もいないアスファルトの道をマナカと二人で歩く。

僕の名前は神崎翼。そして、僕のことをお兄ちゃんと呼ぶのは僕の最高の妹、神崎マナカだ。

 

「ごめんね……。頑張って作ったんだけど……。……どこかで間違えたかなぁ。」

「そんなこと……ない、ぞ……。おいし、かった……。」

 

僕らは、本当の兄妹ではない。いわゆる、義理の兄妹だ。そして、今日から僕達は偽の恋人同士だ。

 

僕の斜め後ろを歩いていたマナカが僕の側に駆け寄ってくる。その時にマナカのツインテールが波を打つ。しゃらんしゃらん、と音をたてていそうだ。

 

「はは……。お兄ちゃんは優しいなぁ。そんなお兄ちゃんの為にも、料理上手くならないと!」

「あぁ……。期待してる……。」

 

マナカが胸の前で小さく両拳を握る。マナカの動作一つ一つが可愛らしい。これは恋人になるまえから思っていることだ。

 

恋人になった理由は、昨晩の風呂場でのことだ。昨晩、(僕は、目に、マナカは体にタオルを巻いて)久しぶりに一緒に風呂に入った。そこで、マナカが男の子達に告白されて困っていると、悩みの種を僕に打ち明けた。その事に怒りに似た嫉妬を抱いた僕を見て、マナカは衝撃発言をした。

 

「私と、付き合って……?」

「!!」

 

男の子達を諦めさせるため、僕はマナカの偽の恋人になった。期限は、どちらかに本当に好きな人が出来るまでだ。もっとも、マナカは本当に僕のことを好きみたいで、振り向かせてみせる!とすら言っているから、これについては今のところ解消することはないだろう。

 

通学路を右に曲がり、少し急な坂を二人で歩く。

 

「うん!頑張るよ!……。」

「……。」

 

マナカは元気な笑顔を僕に向けてから、朝から時折みせていた不安そうな顔をする。理由はもちろんあの男の子達のことだろう。僕の妹を、僕の彼女を不安にさせるような輩には、鉄拳制裁だ。絶対にな!!

 

「マナカ、安心しろ。マナカは僕が守るから。」

「……うん、ありがとう、お兄ちゃん♪」

「うわっ !?」

 

マナカが僕の腕に自分の腕を絡める。やれやれ、と僕はその行動を許す。やっぱり何だかんだいって可愛いからな、マナカは。

 

僕は、いろんな思いを胸に秘め、いつの間にかついていた学校にマナカと入っていった。

―――――

教室にある自分の机に座る。

 

……?何だろう、妙に静かだな……。何て言うか、嵐の前の静けさというか、そんな重苦しい雰囲気が漂っている……。

 

そんな時、近くの席のカナミが、僕に対して挨拶をしてきた。

 

「おはよう、翼さん♪」

「あ、おはよう、カナミ。」

 

沙羅カナミ、この前転校してきた女の子だ。少し小柄な体格に、セミロングの黒色の髪の毛が特徴の女の子だ。

 

そんなカナミが浮かべた笑顔は、いつもの笑顔のはずなのに、その笑顔の後ろにどす黒いオーラが漂っている気がした。

 

「おーす、お前ら~。」

「おーす!!」

 

先生の気の抜けた返事に、僕らは元気よく返す。

 

さ、ホームルームの始まりだ!!今日も一日頑張るぞ!!

 

僕は気合いを入れた。その時に、さっきカナミに感じたどす黒いオーラについてはすっきり忘れ去っていた。

―――――

そんな気合いを入れたわりにやけに府抜けたホームルームにすっかり気合いを失った僕に、後ろのドアから声がかかる。

 

「お~い、翼~。」

「ん~?あ、清香~。」

 

幼い頃からの友人の、長宮清香だ。俗にいう、ヤンデレだ。デレがあるのかどうかはわからないけど。ちなみに、清香はロングの黒色の髪の毛で、マナカもヤンデレの部類だ。マナカはまだその機会が少ないけど。

 

「どうした?清香?」

「あ、いやさ、別に用って程のことではないんだけどさ、ちょっと聞きたいことがあって……。」

「何?僕でよければいいよ?」

「そう、それじゃ……。翼、恋人って、いる……?」

「え!?……ま、まぁ、ね……。」

 

一瞬迷ったけど、僕は肯定する。……目線を斜めに向けながら。

 

「そう、その人って……、翼の妹さん?」

「へ!?、う、うん、そうだよ?」

「へぇ……本当だったんだ……。友達から聞いたの。翼が、翼の妹さん、マナカ、だっけ?そのマナカさんと付き合い始めたって……。マナカさんが言ってたって……。」

「あらら……。マナカ、言ったんだ……。」

 

ま、予想はしていたけどね。

 

そう呟いた僕の声を聞いた清香が、何やら顎で一瞬くいっと僕に顎を向けた。

そして、?マークを浮かべた僕の後ろから、僕の左肩に誰かの手が乗っかる。

 

「証言もとれたことだし……、レッツパーリィと行こうかぁ!!Lets go!!」

「ヤー!!」

「え!?何!?どうゆうこと!?」

 

乗せられた手の持ち主は田辺友基だった。

友基は僕の悪友で、色んなことを一緒にしてきたはずだけど、今回は僕はおいてけぼりのようだ。

 

「とぼけるなよ……!!お前がお前の妹さんと付き合い始めたってことは、このクラスの皆周知の事実よぉ!!」

「いくらなんでも情報早すぎだろ!?」

「清香から聞いたんだ……。あいつの情報はピカイチだからな……。」

「清香……一体どんな情報網を持ってるのさ……?」

「~♪」

 

清香は口笛を吹いてとぼけた。

 

こいつ……!!

 

「!!そういえば、あの危険な単語、レッツパーリィって何さ!?」

「危険とわかって聞くとはな……。いいだろう、教えてやる!!III団のなのもとに、神崎翼を粛正する!!」

「ヤー!!」

「えぇ!?ま、待ってよ!!そんなの理不尽だよ!!ほ、ほら!!それに授業も始まるよ!?」

 

時計は8時44分をさした。

 

「あぁ、その事なんですけど……。」

「?」

 

今まで無言だったカナミが口を開ける。

 

「一時間目……自習ですって♪」

「嘘だぁぁぁぁぁぁ……!!」

 

僕の叫び声を皮切りに、皆が僕に向けて定規やコンパスなど、身近な武器を持って僕に襲いかかってきた。四方八方から。まさに今の状況四面楚歌。

 

ちくしょう!!自重しながらもマナカとの甘い学園生活を期待していたのに!!

 

僕の学園ラブコメは、どうやらそれを許さないらしい。

 

「ちっくしょぉぉ!!かかってこいやぁ!!」

 

僕は雄叫びをあげながら、迫りくる集団に駆け出した。

 

僕、この戦いを生き延びたら、マナカと甘い学園生活をするんだ……!!

 

僕は、果たして妹と学園ラブコメを出来るのか!?

―― E N D ――




どうでしたか?ついに最終回でしたが、面白かったでしょうか?少し不安です。
今回は出てきたキャラを総結集させたまさに最終回みたいにしてみました!
こんな面白いかどうかわからない作品でも、やっぱり最終回は名残惜しいです……。続編、または新作がみたい方は、どうぞコメントまで!!
さて、それでは謝辞をば。
今まで見てくれた皆さん!!そして、今回だけでも覗いていってくれた皆さん!!ありがとうございました!!
そして、コメントをくれた皆さんありがとうございました!!とっても嬉しかったです!!本当に、ありがとうございました!!
それでは、またいつか会えることを信じて、see you next time!!
ちなみに、僕が書いてる作品はもうひとつあるので、そちらもよろしくお願いいたします♪
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