城塞都市アイギス
そこの港へ船をつけ降りてきたたのは勇者パーティだ。
「着いたあああああああああ!
うお────ー!
ふかふかダンジョンだああああ!」
聖剣の勇者セイが漸く到着したフカフカダンジョンに感激し、歓声を上げる。
そこにギルドマスター、ルドスが挨拶をしに来た。
「暗黒大陸へようこそ、大司教殿」
「忙しい中の歓迎、感謝します。ギルドマスタールドス殿」
「はは、ご無事で何よりです、海の大怪獣共も神と大司教の御威光に恐れをなしたようですな」
「いえいえ、全く無事ではありませんでしたよ、ほら、船の中ほどが壊れているでしょう?
聖剣の勇者セイとその仲間が巨大な海の獲物を退けなければ今頃2回ほど海の藻屑になっていたでしょうがね」
ギルドマスタールドスと大司教アークは朗らかに会話を進める、その後ろで
「え、あれって迎撃した騎士の褪せ人さんがリヴァイアサンは美味しいって聞いて魔法で無理やり引き上げたから付いた傷だよね?」
「(あんたはちょっと黙ってなさい!)」
聖剣の勇者セイは仲間のマユリに口を塞がれていた。
後ろにはリヴァイアサンの頭部とクラーケンの足が運ばれている。
2つの討伐した証を披露するように
「まさか、2つとも聖剣の勇者様が仕留めたと?」
「いえ、リヴァイアサンは仲間の一人が出てきてすぐ殺しまして、実際戦ったのはクラーケンぐらいですよ
どちらも小さく、またクラーケンは足を落としただけで逃げ出してしまいましたが
リヴァイアサンは頭を一突きです。
リヴァイアサンの肉は美味しかったので皆さん是非」
その言葉に勇者たちの後ろに居た、聖教会の騎士とは意匠が異なる、シンプルな青い意匠を入れた騎士が何かを訴えるように大司教アークの下へ向かおうとしている。
「あれ…私の…!
勝手に取るな…!」
「騎士様! 神は守銭奴を嫌います! お金じゃなくてもそうですよ!」
そちらもまた一緒に居た少女に手を引っ張られ肩を落とした騎士は、向かうのをやめ、その場所で立ち続ける。
可笑しな様子を見て、ギルドマスターは疑問をつい口に出した。
「貴方がたは…その、本当に聖剣の勇者セイ様とそのお仲間の方なのですか?」
尋ねられたセイは
「え? はい、そうですよ! 「とても信じられないけれど大司教様が嘘を付く理由もない」となると、困っちゃいますよね!」
セイはおもむろに背負っていた巨大な聖剣を片手で構え、振り回す。
ブォン、ブォン!
(この重量感…っ
本物の聖剣だ…!
自分の目が信じられん…!)
ざわっ…
周囲が巨大で重い聖剣を片手で振り回したことに驚愕する。
「改めまして!
僕が聖剣の勇者セイです!
好きなものはお肉です!
で、
こっちが聖盾の騎士マユリちゃんです!
僕の幼馴染で保護者です! (保護者…まぁ間違ってないけど)
好きなものは果物系全般です!
で
こっちは聖杖の騎士リリィちゃんです!
聖教会から紹介されて仲間になりました!
神の奇跡で魔法を使うのでめっちゃ強いです! (いえ…私が強いのではなく主に遣わされた御使い様が…)
好きなものは甘いものと辛いものです!
次は
後ろにいる万能の騎士褪せ人さんとそのお付の聖女シンシアちゃんです!
こっちも聖教会からの紹介です!
直剣や大剣や盾とか色々上手いです!
他人を回復したりもできます! (私の…リヴァイアサンが…)(美味しいご飯作ってあげますから機嫌直してくださいよ〜!)
好きなものは褪せ人さんは美味しかったら何でも良いらしいです!
シンシアちゃんはビールと褪せ人さんと食べる食事です!
最後に
聖教会のアーク大司教様です!
なんか「ちゅうかんかんりしょく」? で苦労人の偉い人です! (おや、おじいちゃんも仲間に入れてくれるのかい)
好きなものは塩辛いものと辛いお酒です!
6人合わせて
勇者御一行様です!」
一息に言い切った聖剣の勇者セイの言葉に思わず周囲は沈黙する。
…
「セイ?
それは宿屋のおじさんがそう呼んだだけでパーティ名じゃないのよ?」
「え?
じゃあパーティ名は?」
「特に決めてなかったでしょ」
……
その緊張感のない姿に、見物に来ていた人々の気持ちは一つとなった。
(なんか、すっげぇの来たなぁ…)
静寂した空気を変える様に、ギルドマスター、ルドスは一歩前に出て、勇者一行に提案をする。
「なるほど、試すようで申し訳ありませんが…ウチの教官と模擬戦などいかがですか、そして万能の騎士殿も」
「え?」
褪せ人も自分? と首を傾げる。
「このティーチ教官の実力は皆の知るところであり、勇者様の実力と褪せ人様の実力を確かめるには最適かと」
セイと教官ティーチの視線が交わる。
「いいですよ!
「怪我の心配」はないです! 安心してください!」
ティーチはその言葉に無言を返した。
アロが何気なしにギルドを歩いていると普段は人が居ない模擬試合場、そこには何も予定がなかった筈なのに、人が集まっていた。
疑問を解消するために近づいて、観戦に来ていた剣姫カタナを見つける。
「カタナ、これ何の騒ぎ?」
「あ、アロ
なんか聖剣の勇者セイとティーチ教官が模擬戦だって」
「え…?」
あんな普通の体格の女の子が聖剣の勇者なのか、とアロは驚愕する。
模擬試合場の中心で、聖剣の勇者セイはティーチ教官とお互い開始線に立った。
「それじゃ! ティーチ教官! お願いします!」
幼い言葉と裏腹に、話し終わったと同時ゴウッ! と風を切り一瞬でセイはティーチ教官に距離を詰める。
「ッ!!」
頭、左肩、右わき腹への連続攻撃をティーチ教官は剣で凌ぎきる。
(なんだ…コイツは…っ!)
ざわざわ
「うわ、受けきった…」
「流石アイギスの教官ね…」
聖教会側は聖剣の勇者の3連撃を受けきったその事実に驚愕し、感嘆が漏れる。
だが
「あはっ♡さすが教官、すごいです!
今の攻撃受けれるの正教会にも4人もいないですよ!!
まるで…
技がすごいオークみたいです!」
軽口にも耳を貸さず、ティーチ教官は考えていた。
(速度が尋常じゃねぇ…!
体重は俺の半分以下なのに力は俺と同等…!
それが速さになってやがる…!
体重が軽いせいで押し合いで負けることはねぇがそんなことどうでもいいぐらいにとにかく速い…!
剣姫カタナと模擬戦した時とは別種の異常さ、
速度は普通だが何をやってもギリギリ当たらずすり抜けるように斬ってくる剣姫カタナに対して
聖剣の勇者セイは異様な速度と力で初見殺しを仕掛けてくるタイプ…だが絶対にそれだけじゃねぇ)
試合様子を見てカタナは呟く。
「あのセイって子、まだ本気じゃない」
「…えっ!」
アロが驚きで返す。
聖剣の勇者セイが口を開いた。
「次は本気で行きますね!」
(そう…!
さっきの連撃は有名な薙刀の型を高速でそのままやっただけだ…!)
バゴンッ!
仕掛けようとしたティーチ教官の動きを完璧に読み、後ろわき腹に的確な一発が入る。
(完全に…動きを読まれた…!)
ティーチ教官の考えていることは、より詳しくマユリが知っていた。
(セイの強さの本質は実のところパワーでもスビードでもない
真に恐ろしいのは相手の挙動からその本心を瞬時に見抜いて、無意識下で処理し心の声として聞いてしまうほどの洞察力と推理力と分析カ!
そう、アホの子に見えて戦闘時は頭脳派なのよ! 相手の考えの裏をかく頭脳派! なんでいつもはアホの子なのにそこだけ頭いいのよ! 納得いかねぇ! でもそんなところも好き!)
マユリはセイのガチ恋勢だった。
「そんで~! 観客にアピール!」
セイはティーチ教官の鎧を両手でつかむとまるで軽いかのように持ち上げる。
うおおおおおおおぉぉぉぉ!!
小柄な少女のとんでもない強靭さと技術に圧倒されていた観客は、その実力に歓声を上げた。
嘘だろ…! どういう手品!? 「あはは、「目の前で見ても信じられない」よね~」
すごーい! 「「ちっちゃいおねぇちゃんがでっかいおじさん持ち上げた」ねー♡すごいでしょー♡」
セイ様ー!! カッコいい!! ファンです!!!!! 「「夢じゃないし実在してる」よ~♡ありがとー!」
すばらしい! すべての女性の希望だわ! か、感動して涙が… 「「女ごとき劣等種が偉大な男性様に勝つなんて痛快すぎてたまんない」よねー」
心配そうな少女 「「パパ怪我してない」よー安心して!」
ッ!?? …? ッ!
女性のみのパーティがセイの言葉に驚愕し、戸惑いが起きる。
「あちゃ~…」
カタナがやらかしたと言わんばかりに声をこぼした。
ティーチ教官を丁寧に下ろし帰ってきたセイに対してマユリが詰め寄る。
「セイ! ああいうめんどくさいタイプの相手は私がするんだから読んだ心をそのまま口に出すなっていつも言ってるでしょッ!」
「え…? ごめんちっちゃい子たちとファンの人と教官の娘さんに答えたの以外覚えてない…」
「記憶力ぅうう!」
そんな夫婦漫才を行っていた二人の横を騎士の褪せ人が通り抜け、訓練場に進む。
「次は私…すぐ始める…?」
「…ああ、問題ない」
ティーチ教官は体に問題ないことを確認して、褪せ人が答えた。
開始線に双方が立つ。
「今度はこちらから行くぞ!」
ティーチ教官は一息に踏み込み上段からの切り下ろしを行う。
斬り下ろしは体を逸らすことで容易く避けられ、空いた首に褪せ人の剣が振るわれるが、それを剣は動かさず上半身の動きだけで避ける。
褪せ人の振った剣の隙に動かしていなかった剣の切り上げを行う。
切り上げられた剣は褪せ人の盾に防がれる。
防がれたことを確認したティーチ教官はそのままバックステップで仕切り直そうとするが
後ろに下がった瞬間、構えられた剣に悪寒が走り、バックステップを中断しようとしたが、中断するよりも早く踏み込まれた褪せ人の全身を使った横なぎが、ティーチ教官の右腕を砕いた。
「ぐっ!」
「なっ! そこまで!」
キャアアアアッ!!!
急遽、傷をつけないデモンストレーションだった模擬試合で怪我人が、それも教官に出てしまったことで急遽ギルドマスターのルドスは試合の中断を宣言する。
周囲も想像だにしなかった事故で悲鳴が上がった。
聖教会も予想外の事態にざわめきが走り、冷や汗がにじみ出てきている。
一人を除いて
「あー、僕がアピールしたから自分もした方がいいって思ったんだね」
一人頷いているセイの言葉に周囲はどういうことかと聞こうとする
急ぎ駐在していた医者が走ってくるが
騎士の褪せ人はティーチ教官の近くに寄ると、盾を腰に掛けていたタリスマンに持ち替え、祈り始めた。
「…謝らんでもいい、自分の無力さが招い…た…」
ティーチ教官は謝罪に来たのかと声をかけたが、祈り始めると同時、周囲から黄金の光が褪せ人を中心に集まり始め言葉をなくす。
そして褪せ人の体から黄金が広がり、足元に文様が発言すると同時、ティーチ教官の折れた腕はまるで逆再生するように元に戻った。
え…どういうこと?
奇跡だ…!
魔法だ!
周囲のざわめきを無視し褪せ人は立ち上がるとそのまま聖教会の船側へと戻っていった。
「本当に痛みがなくなった…だと…!」
ティーチは自ら濃度を何度か触るも、痛みもなく万全に動かせる事実に驚愕する。
続いて到着した医師に見せても、まるで問題はなく、むしろ健康だと診断された。
アーク大司教が一歩踏み出したことで周囲の喧騒は鎮まる。
アーク大司教が口を開く。
「皆様! これが我ら聖教会が擁する勇者パーティです! 我らは必ず亜人モンスター共を駆逐します!」
…
ワアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!
その言葉に一瞬間を置き周囲が歓声を上げる。
一行は歓声を背に受けながら宿へと向かった。
勇者パーティを見送りながらアロはカタナに声をかける。
「すごかったわね、カタナ、あれどうやって傷を治したかわかる…?」
「…全くわからない、でもトリックじゃない、多分本当に折って治した」
アロはその言葉に驚愕しながらも
「私魔法なんて初めて見たわ、実在するのね」
「私も、あんなすごい力持ってるのに教会に所属してるのはなんでだろ」
カタナとアロはそこで分かれ、それぞれ夕飯を取りにギルドへ帰っていった。
宿にて
「褪せ人さん!? どこですか!
隠れてないで出てきなさい!」
聖女シンシアの怒声が響き渡る。
(あの~多分途中で離脱してギルドの食事スペースに吸い込まれたのは言わない方がいいよね)
(えらいわね黙れて、そのままある程度怒りが収まるまで何も言わないようにね)
セイとマユリは小声で話し、目の前で疲れたように座っているアーク大司教に目を向ける。
「ま、まぁ傷も治ったしよかったじゃないですか! 大丈夫ですよ…!」
「そうそう、最後には大司教様の激励でみんな盛り上がってたし何とかなるって~」
気楽な発言をしたセイにマユリが目を剝き
「アンタがアピールなんてしたから褪せ人も何かしなきゃって目の前で魔法使ったんでしょ!? 反省しなさい!」
「う~、わかってるよ~」
怒られたセイはしょぼんとしてしまう。
「うっ…ま、まぁおかげで聖教会の知名度も上がったでしょうし良かった部分もなくはないけど」
マユリはその姿に思わず慰めをしてしまう。
アーク大司教が仲裁するように言った。
「私がこれから謝ってくるから、心配しないでいいよ…どっちにしろ知名度が上がったのは事実だからね…」
「本当にすいません! ほらセイも!」
「うう~ごめんなさい~大司教様」
「ハッハッハッ、大丈夫さ、ほら、長旅で疲れているだろう。
先に休むと良い」
「本当にすいません…」
勇者一行は結局グダグダだった。
ギルドの酒場にて
「なんで言ってることがわかんないんですか!」
メガネの少女の言葉に4人の少女が反発する。
「あんなこと言われて納得する方がおかしいわよ!」
「最近は女性の活躍だってすごいのにあんなこと言われてそのまま帰るの!?」
「私たちは平等を求めてるだけよ!」
「あなたが帰ったって強制的に不細工な男と結婚させられるのよ! それでもいいの!?」
そこにアロが援護するように会話に割り込む。
「あなたたちが言ってることがおかしいって自分で言ってて分からないの!?
平等なら同じ女性の意思も尊重するのが当たり前でしょ!」
それを見ていたS級パーティ先導者、そしてカタナは引きながら、駄弁っている。
「カタナちゃん、あの子にこないだ言ってたの教えてやらねぇの?
平等思想は「劣等種と優等種を決めつけてそれを平等にしろという思想」だっていうアレ」
「教えて聞くならいくらても教えてあげるけど男女平等思想に染まった「フェミしかいない社会」で、
さらに名指しでフェミと呼ばれるってもう「原理主義者」だからへタに教えたら人間関係壊れるよ。
それより私の故郷に来る人は気を付けてね?」
そうして言い合いをしているアロと少女たちのことを横目に駄弁っていると
「…」
アロと少女たちの言い合いで防がれた道を前に、両手に簡単な食事を多く持ちオロオロとしている模擬戦闘にて奇跡を使った騎士の褪せ人が佇んでいた。
少女はその騎士に目をつけると
「なんですか!?
あなたも聖教会の方ですよね!
これは私たちがおかしいと思います!?」
と大声で叫ぶ。
対して騎士の褪せ人は
「いや…、買い物したいのに通れないから…通して…」
そのハスキーで少し低い声に一転してリーダー格の少女が興奮して話し始める。
「あなたも女性なんですね!
なら私たちの思想わかりますよね!
不平等な男女の差別をなくすために私たちは動いてるんです!
聖教会の貴方も協力してください!」
だが、騎士の褪せ人は首をかしげる。
「平等になったら…どうなるの?」
その問いにリーダー格の少女は
「人はみんな平等なんです!
だからこそ差別っていうのは許されなくて…だからそれを変えるために私たちは行動を始めたんです!
今はみんな馬鹿にされてるけど、いつかきっと見返せるように努力してます!」
それに同意するかのように周囲の3人が姦しく己の経験をしゃべり始める。
その意気揚々とした答えは、褪せ人の言葉で冷や水をぶっかけられたように鎮まることとなる。
「そういうのは好きにすればいいと思うけど、でもあなたたち弱いよね…
弱い奴の行動による平等って意味あるの…?」
その言葉に少女たちの表情は凍りつく
かろうじてリーダー格の少女が話始めるが
「でも、今は貴方や聖剣の勇者セイ様や剣姫カタナ様みたいな、女性でも強い方がいるじゃないですか!」
「それ…何の意味があるの…? あなたたちは結局弱いままなら意味ないよね…?」
褪せ人の言葉に、
でも平等は素晴らしいこと
Z級などがあることは許されない
等と言い募る彼女たち。
「じゃあ、そんなに男と同じくらいになりたいなら…
私が男にタイマンで無傷の勝ちを取れるぐらい鍛えてあげよっか?」
何気もなしに言い放った。
一瞬で止まる少女たちの声
「そんなことできるんですか…?」
アロが思わずといった口調で尋ねるが、騎士は首を縦に振るだけだった。
自分が仲間にそう言って相談した時、教えてもらった、益荒男鍛えのように強制的に太らされるのかとも聞いてみる。
果たして騎士は首を横に振り、どうやって鍛えるのかが全く分からなくなった。
アロと騎士の会話は、リーダー格の少女が一歩前に出ることで終わりをつげる。
「わかりました! 鍛えてください! その中でどれだけ平等が素晴らしいのか教えてあげます!」
その言葉に頷いた褪せ人はさらに追加でお持ち帰りの食事を購入し帰路に就く、その背をメガネの少女を除いた4人は足取り軽く着いて行った。
「さすがに…無理だよなカタナちゃん」
それを見ていた先導者のパーティはカタナに意見を聞く。
「うん、普通は無理
思想は凝り固まってるし肉体も貧弱、夢物語なんだけど…」
けど?
周囲のメンバーがそう尋ねる。
「彼女、多分本気で男に無傷タイマンで勝てるようにできるって思ってる」
その言葉に先導者パーティは言葉を失った。
育てれるもん!女の人間ちゃんと亜人にも負けないぐらいに育てられるもん!