【書籍化】S級騎士の俺が精鋭部隊の隊長に任命されたが、部下がみんな年上のS級女騎士だった   作:ミズノみすぎ

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第40話【カティアとの初夜】

「いやぁ〜良い汗かいた後のお風呂は最高ですねカティアさん」

 

「そ……そうだな」

 

 今日の鍛錬を終えた俺はカティアさんと汗を流すために風呂に入っていた。

 

 俺の家にある小さな風呂だ。

 

 あの後、カティアさんに『大家族』が欲しいから結婚してください、とお願いしたら……本当にあっさり承諾してくれたのだ。

 

 俺の言う『大家族』は、俗に言ってしまえばハーレムである。

 綺麗な嫁さんが三人は欲しいほしい。

 一人につき子供も三人ほど欲しい。

 妻三人の子供九人。

 これが俺の望む『大家族』だ。

 

 それらを聞いて尚、カティアさんは俺との結婚を承諾してくれた。

 聞けばカティアさんは実家が一夫多妻らしく、そんな家庭に抵抗がないらしい。

 

 良かった。

 

 そして俺は調子に乗って、

 もう結婚の約束をしてる恋人みたいなものだから一緒にお風呂に入りませんか? と誘ったのだ。

 

 さすがにスケベが過ぎるかなと思い、殴られる覚悟をしたが……意外にもカティアさんはそれを受け入れてくれた。

 

『お前なら、まぁいいだろう』と。

 

 感激である。

 この日のために頑張ってきたと言っても過言ではない!

 

 オヤジありがとう。

 本当に強ければモテたよ。

 

 生まれて初めてオヤジに感謝し、夕方になって今に至る。

 

 風呂は小さいので俺とカティアさんは密着している。

 

 俺の股にカティアさんが座り、彼女の綺麗な背中が夕日に照らされた。

 

 見惚れてしまうほど綺麗な肩だった。

 

 彼女の脇から見える大きな果実が俺の劣情を駆り立てる。

 

 当のカティアさんは動じない。

 というより動けないでいるみたいだった。

 

「カティアさんもしかして緊張してます?」

 

「当たり前だろう……男と風呂なんて初めてなんだ」

 

「そうですか。俺が初めてで嬉しいです」

 

 言いながら俺はカティアさんの脇に手を差し込んで、彼女の膨らみに指を沈ませた。

 

「あ! ちょ、おい!」  

 

 さすがのカティアさんも驚いたらしく、ビクンと身体を跳ねさせる。

 

「いいじゃないですか。俺たちもう夫婦みたいなものなんですから」

 

「それは、そうだが……ん」

 

 カティアさんは大人しく俺に身を委ねてくれた。

 

 ローエさんと同じくらい大きいカティアさんの膨らみは、触っている指が癒やされていくほど至高の感触だった。

 

 いつもは鎧で揺れることさえないこの果実は、やはり素晴らしい柔らかさを秘めていた。

 

「はぁ〜やっぱりカティアさんの、最高です……大きくて、柔らかい……」

 

「そ、そうか……ん……」

 

 ただひたすらに揉みしだいて、たまに先端を摘んで、自分の欲求を満たしていく。

 

「あ……」

 

 触られてカティアさんも感じてきたのか、信じられないくらい可愛い声を出していた。

 

「そんな声出せるんですね……可愛いですよカティアさん」

 

「や、やめてくれ。可愛いなんて、柄じゃない……」

 

「柄じゃないから可愛いんですよ。カティアさん」

 

「お前な……」

 

 頬を赤くするカティアさんが可愛くて、俺は彼女を引き寄せた。カティアさんの背中が俺の胸に当たる。

 

「カティアさん。こっち向いて……」

 

 言うとカティアさんは素直にこちらに顔を向けてくれた。

 そのまま俺は彼女の唇に自分のそれを重ねる。

 

 いきなりキスされたカティアさんは目を大きく開いて驚いていたが、次第にゆっくりと目を閉じて俺にまた身を委ねてくれた。

 

 口づけは深く、舌を絡めて唾液を交換した。

 

 同時に彼女の肢体を触り続ける。

 

 共に至福のひとときを堪能した。

 

 カティアさんは目を閉じて気持ちよさそうに俺に体重をかけてくれている。

 

 それが妙に嬉しい。

 

 今のカティアさんは俺が何をやっても受け入れてくれそうな雰囲気がある。

 

 このまま……一つになりたいと言ったら、受け入れてくれるだろうか?

 

「……カティアさん。立って」

 

「え?」

 

 なぜ? と問うライトブルーの瞳には答えず、俺はカティアさんの胸から手を離して先に立ち上がった。

 

 解放されたカティアはキョトンとしながらも立ち上がる。

 

 お互い足だけ湯に漬けたまま、俺はカティアさんの腰を掴んだ。

 

「あ、ゼクード……なにを?」

 

「壁に手を掛けて」

 

「え!?」

 

「もう我慢できない」

 

「っ!」

 

 俺が何を求めているかを察したらしいカティアさんは、ぎこちない動きながらも、俺に背後を晒してくれた。

 

 そして俺はこの日、カティアさんと一つになった。

 俺は童貞を、カティアさんは処女を失った。

 

 

 …………行為を終えて、俺とカティアさんは共にハァハァと息を乱しながら湯船に浸かっていた。

 

 カティアさんの顔は、少し険しい。

 

「あの……カティアさん。怒ってます?」 

 

「少し」

 

 やっぱり。

 少し怒ってるみたいだ。

 カティアさんはお腹を撫でながら俺を睨んでくる。

 

「結婚の約束もした。子供を生んでやる約束もした。だからと言ってこんないつS級ドラゴンが襲撃してくるか分からない状況で妊娠したらどうするんだ?」

 

「す、すみません……」

 

「ふん……妊娠したらしばらく戦えない。【竜突き】も未習得なのに、お前との差まで開く。まったく……」

 

 そう言って湯船から立ち上がったカティアさんの股から白い液体が流れた。

 さっきまで俺の体内にあったやつだ。

 

「……っ! カ、カティアさん! 妊娠したら俺必ず責任取りますから!」

 

「当たり前だ馬鹿者!」

 

 ゴン! 

 

「痛い!」

 

「今回はこれで許してやる。受け入れた私も大概だからな」

 

「カティアさん……」

 

「う! ほら見ろ。まだ出てくる……まったくどれだけ出したんだ……」

 

「かなり……凄く気持ち良かったので……」

 

「馬鹿者が……ほら、行くぞ。身体を拭いてやる」

 

「いやいやここは俺が先に拭きますって!」

 

 そんなやりとりをしつつ、その日はカティアさんと同じベッドで一夜を過ごした。

 

 眠るカティアの体内ではゼクードの遺伝子が大量に泳いでいた。

 

 その一匹がカティアの卵に辿り着き、そして…………――――――

 

 静かに、カティアの中で、新しい生命が誕生した。

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