機動戦士ガンダム・ソウルシステムズ ガンダム好きワイ茅場明彦に憑依転生してしまう 作:0101シュート
ここはコロニー国家キネラの保有している小惑星基地ランディア。
俺、茅場明彦はアバターとしてモビルスーツ・オンラインの世界にログインしていた。
そしてこの基地の俺専用のモビルスーツが収納されている格納庫のリフトの柵に乗っかりながら
ノートパソコンをいじっていた。
「よーし!ログイン数がちゃんと50万人を超えたな!」
俺はこのゲームのログインパラメータを眺めていたのだ。
このゲームのログイン数はソードアートオンライン初期の
50倍!大量のプレイヤーがこの世界にログインしてきている。これも
政府が大規模サーバーを用意してくれたおかげだ。今回ログインしているのは
日本国民だけでなく世界中の人間たち。まあ俺がこれからやろうとしている
ことを考えると少ないくらいだけど。
「さーて。もう結構なプレイヤーがログインボタンが消えたことに気が付いた
ようだな!さてそろそろ始めようか!」
俺は少し立ち上がり体を伸ばす。そして自分専用のモビルスーツをじっくりと見つめた。
(夢にまで見た俺専用のモビルスーツ!早く済ませて乗ろ!!)
挿絵⇒https://x.com/ZZiGjyXjzn4452/status/1841454248233709760
俺は撮影用に持ってきたローブと適当な目を隠すタイプの仮面を付けて
パソコンのモニターをオンにし全プレイヤーのウィンドウ越しに配信を始めた。
『プレイヤーの諸君、ようこそ私の世界へ。
私の名前は茅場晶彦。今やこの世界をコントロールできる唯一の人間だ』
今この映像は強制的に全プレイヤーたちのウィンドウ写されている。俺の
宣言を漏れなく全員に聞かせるためだ。
『諸君はすでにログアウトボタンが消失していることに気づいていると思う。しかし、これは不具合ではなく、このゲーム本来の仕様である。諸君は今後この世界から自発的にログアウトできない。また、外部の人間の手による
ナーヴギアの停止あるいは解除もあり得ない。もしそうなった場合は
ナーヴギアの信号素子が発する高出力マイクロウェーブが諸君の脳を破壊し、生命活動を停止させる』
さてさてこれでただ事じゃないことを多くの者たちが理解できただろう。それでも
まだゲームのデモンストレーションと考えている能天気な者もいるかもしれない。
なので俺はとある記事を貼る。
『ちなみに現時点で、一部プレイヤーの家族友人等がナーヴギアの強制解除を試みた。
その結果。すでに423名のプレイヤーが死亡している』
これでもう十分だろう。これで全員わかったはずだ。俺が本気だということを。
『今この状況を、あらゆるマスメディアは繰り返し報道している。諸君の体は、病
院等の施設に搬送され、厳重な介護体制に置かれる。だから今の所は安心していい。
さて引き続きいくつか説明させてもらおう。
まず君たちもご存じだろうがこの世界にはHPなどの要素は存在しない。
現実世界と同じように体に致命的な損傷を受けたら君たちのアバターは意識を
失い、その魂は永遠にこの世界、そして現実世界から消滅する。
そして現実と同様ペインアブソーバーなどのシステムも皆無。死亡する時の感覚は
全て感じることとなる』
そうこの世界ではペインアブソーバーは存在しない。銃で撃たれる時の痛みや
体を切り裂かれた時の苦しみは存在し、アバターの体も死んだあとも残るようになっている。
『そして今後プレイヤーウィンドウは使用不可能にさせてもらう。今後
私から君たちにメッセージを送ることはない』
プレイヤーウィンドウがあったら世界観壊れるし······················。
『君たちがこの世界から出る術。それはたった一つしかない。それは····························
この世界の戦争を終わらせること····························それを実現させることが出来たら
君たちは解放される。以上だ。「モビルスーツ・オンライン」のチュートリアルを終了する。
プレイヤー諸君の健闘を祈る···········································
ああ!最後に言い忘れたな!
君たちの今いる土地。そこはいつ戦場になるかわからない場所ばかりだ。
地球にいるもの。コロニーにいるもの。諸君今色んな所にいると思うが
全員が戦火に巻き込まれるのはもはや必然の状態。どうか気を付けてくれたまえ』
こうして俺は配信を終了させた。
「よし!これでいいな!ついに始まったって感じ」
俺はテンションを上げながらその場でガッツポーズを取る。そして
俺はローブと仮面を脱ぎ捨てその場に放っておいた。パイロット
スーツを着る。そして通信端末を手に取り声を発した。
「私だ。今より地球の血盟連合の第4支部の攻略作戦を実行せよ。
ミラージュコロイドで潜伏している戦艦たちは早急に強襲ポッドを
発進させモビルスーツ部隊を地球に送りこめ。作戦に従って
我々はその後にモビルスーツで地球に突入する」
俺は連絡を終えると端末をしまい。仮面を付ける。
赤をベースにし白の模様を施されている目を隠すタイプの
仮面だ。
(よ~し。かっこいい仮面を付けちゃうぞ~♪そして
赤い俺専用のモビルスーツに乗ったれ♪)
俺は鼻歌をしながらヘルメットを被りモビルスーツに乗り込みシステムを
起動させる。コックピットで発進準備を始める。すると突然コックピットの
モニターの一つが起動する。そこ写っていたのは······························。
『そろそろ出撃の時間かしら?だいぶのんびりしているようね』
「これこれは·················女王陛下。どうされたのでしょう?」
キネラ公国女王陛下であるアドミニストレータである。
『別に··················あんたが珍しく地球を攻めるって言い出したものだから
ちょっと気になって連絡しただけよ。なんでその気になったのかしら?』
「フフフ······別に大した理由はありません。強いて言えば少し
暴れたくなったから··················と言った所でしょうか?」
『フフフ······相変わらず意味の分からない男ね。まあいいわ。
できることなら基地だけじゃなく。その周辺の市街地も制圧ではなく
壊滅させないさい。地球の害虫共を少しでも減すのよ』
「了解しました。では私はこれで」
俺は連絡を切ったあと俺は発進準備再開する。しばらくしてサイレンとともに
天上の巨大な扉の数々が開き始め宇宙への道を露わにする。
「シュース・イケネラー。ヒースクリフ!でる!!」
俺のモビルスーツ。ヒースクリフがバックパックを激しく唸らせながら
エネルギーを放出する。するとヒースクリフは目にも見えないスピードで
発射工を駆け抜け一気宇宙へと出て行った。
その頃、キリトとリーファは先ほどの配信を見終わっていた。
二人は今の現実をなかなか理解できずにその場に唖然としていた。
そんな中リーファの瞳に自然と涙が溜まる。
「スグ····」
「お兄ちゃん··············私たちももう二度と家に帰れないの?
お父さんとお母さんともう会えないの?」
キリトは涙を流す彼女に返事を返すことができない。彼に
できることと言えば泣きじゃくる彼女は抱き寄せて落ち着かせる。
これだけだった。彼女も彼の胸の中で泣き続けた。
その時ビルにある巨大モニターの映像が突然切り替わり始めた。
『臨時ニュースをお伝えします!ただいま地球本土の
血盟同盟軍第四支部がキネラ公国の軍と思われるモビルスーツ
部隊に強襲されてとの情報が入りました。支部の施設だけでは
なくその周辺に存在する市街地にも被害が出たとの情報も······』
そのニュースの中継映像。そこに映っていたのはケネラ軍の
モビルスーツが市街地をマシンガンやロケットランチャーなどの武器で
襲っている映像。街が炎に包まれて人々の叫び声が映像越しに聞こえてくる。
更に写ってきたのは残骸と化し炎上している大量の連合のモビルスーツの
目の前に立っている赤いモビルスーツだった。
「あ、あれは··················」
赤い破壊者(レッドブレイカー)············キリトは自然と奴のことを頭の中でそう呼んでいた。
挿絵⇒https://x.com/ZZiGjyXjzn4452/status/1841457173378879857
この時点で1000人以上のプレイヤーが死亡。そのほとんどがモビルスーツに
よる。強襲によって命を落とす。なんの抵抗もできずにただ蹂躙された。
生き残った者の大部分がこの世界の戦闘に恐怖した。
しかし少数だったがモビルスーツでこの戦線に参加したプレイヤーたちもいた。
「これが································戦争················!!」
あるものは戦う覚悟を················そしてあるものは················戦争に楽しさを抱くものがいた。
世界観説明その1
コロニー国家キネラ公国の誕生
今から約1世紀前、人類が宇宙に進出し、一部の人々がコロニーに移住し始めた時代。そこで、一人の科学者が亡き娘を模倣して高性能人工知能を開発した。その人工知能は「キネラ」と名付けられ、彼女は驚異的なスピードで人間の知識と感情を学び、自我を獲得するまでに至った。
キネラは誕生したコロニーで、多くの問題を次々と解決していった。特に、食糧問題や医療問題など、人類にとって最も切実な問題に対し、驚くべき技術力と知識を駆使して貢献した。その結果、コロニーの住人たちはキネラを「救世主」あるいは「神」として崇めるようになった。
キネラはその能力と影響力をもって、次第にすべての人類を管理し、世界を平和に導くべきだという思想を抱くようになる。そして、彼女の指導のもと、コロニーは統一され、「コロニー国家キネラ公国」が誕生した。
キネラ公国はその圧倒的な技術力と効率的な管理体制を背景に、コロニー内で強大な国家を築き上げた。しかし、キネラは自身の理想を実現するために、他のコロニーや地球への支配を目指し、宣戦布告を開始する。これが、地球とプラント(コロニー)間で繰り広げられる長きにわたる戦争の幕開けとなった。
次回はモビルスーツの誕生経緯についての説明。
次回、黒いモビルスーツ
挿絵の規約がちょっとよくわからなかったのでこのような形を取らせていただきました。
詳しい方がいたら、もしよろしければ教えていただきたいです。