気が付いたら前回の投稿から一カ月もたっていました。
今回の作品ですが早くIS学園に入ってほしいとの感想がありましたので
このままやっていたらあと4年ぐらい進めないといけないので、
俺の考えがあっていればまだ一夏は11歳なので13歳にして中1にして
話を進めたいと思います。
それとなんか一夏の性格が変わった気がする・・・
とりあえず読んだらわかるのでちゃんと読んでくださいね。
俺が虚と付き合い始めてから二カ月がたった。
俺たちは暇さえあれば二人で遊んでいた。
日曜日になりどこ行くかを話し合った結果、俺の家に行くことになった。
そして荷物をまとめ玄関に行く途中で楯無さんと簪にあった。
そういえば俺と二人きりの時は刀奈と呼んでほしいそうだ。
「あっ一夏君見つけたわよ!」
「一夏、これからどこに行くの?」
「これから虚と一緒に俺の家に行くことになりました。」
「また虚ちゃんと・・・」
「すこしぐらい私たちと遊んでくれてもいいじゃない!」
「そんなこと言われても虚と遊ぶから楯無さんや簪と遊ぶ時間はないんだけどな・・・」
「「そんな~~~」」
「一夏さんお待たせしました。・・・お嬢様どうしたんですか?それに簪様まで」
「虚ちゃんには関係のないことよ・・・」
「それじゃあね二人とも・・・楽しんできてね・・・」
「どうしたんだあの二人」
「多分一夏さんにはわからないことだと思います。」
「ふーん、それじゃあ行くか。」
「そうですね。」
それから電車に乗って一夏の家に向かっている一夏と虚だが一つ問題があった。
「狭いですね・・・」
「そうだな・・・」
朝の10時半だと言うのに電車の中は満員だった。
「虚、大丈夫か?」
「え、ええ大丈夫ですが・・・」
「虚、こっちに来い。」
「わかりました・・・」
虚を扉にくっつかせその前に一夏が立ち虚を守るようにして立っていた。
それから30分後ぐらいしてようやく一夏の家に着いた。
「久しぶりに帰ってきたな・・・」
「なんだか緊張しますね・・・」
「それじゃあ入るか。」
「そ、そうですね。」
(さて・・・家の中にいるウサギをどうしようか・・・)
家に着く前から気配を察知して天災ウサギとわかった一夏はどう対処していいか迷っていた。
「ま、どうとでもなるか・・・」
「お、おじゃまします。」
「どうぞ」
居間に続く扉をあけるとそこにいたのは・・・
「お!おかえり~いっくん。」
「なんで自分の家みたいにくつろいでるんですか・・・」
「ん~~~だって合鍵もってるんだから」
「そういえばそうでしたね・・・」
「あの~一夏さんそちらの方は・・・」
「あぁISを開発した篠ノ之束さんだ」
「いっくんなにこいつ」
「俺の彼女です。」
「は?」
「あ、あの一夏さんいきなり何を言ってるんですか・・・」
「簡単に説明したらこういうしかないと思ったんだ。」
「束さんはこんな奴がいっくんの彼女とか認めないからぁぁぁぁぁぁ!!」
「うるせぇ!」
「げふっ!」
「あ、あ、あの一夏さんもう何が何だかわかりません。」
「つまりここに寝てる束さんは俺の姉の親友でよく遊びに来るから姉が束さんに合鍵を渡したんだ。」
「えっと一応はわかりましたがこれからどうします?」
「そうだな・・・虚はなにがしたい?」
「私は・・・一夏さんとゆっくりしたいです。」
「え?あ、ああそれぐらいならいいけど・・・虚はそんなことでいいのか?」
「そんなことじゃありません!一夏さんと一日中一緒にいるのはたのしいですよ。」
「虚がそれでいいなら俺も何も言わないけど・・・まずはこのウサギをどうにかしないと。」
そう言って一夏は束をかついで外に出て行った。
すぐに帰ってきた一夏は束を担いでいなかった。
「一夏さん、篠ノ之束さんをどうしたんですか?」
「家の真上にある束さんのラボまで移動させた。」
「真上ってどれくらいですか?」
「う~ん10キロぐらいかな」
「そんな高いところまでどうやって運んだんですか?」
「束さんを投げた。」
「え?」
「だから束さんをラボがあるところまで投げたんだ。」
「あいかわらずすごいですね・・・」
「まぁこれで邪魔物も消えたし二人きりだな。」
「え?あ、そ、そうですね。」
「それで具体的には何をするんだ?」
「う~んただただ一夏さんと一緒にいたいです。」
「そ、そうか・・・」
「なのでそこから動かないでくださいね・・・」
「は?な、なにをするn・・・虚!?」
虚は一夏に抱きついて一夏はそれを抱きとめはたから見れば抱き合うような感じになっていた。
「い、一夏さん・・・その・・・キスしてください。」
「お、おう・・・」
そして二人はゆっくりと顔を近づけキスをした。
久しぶりのキスで虚はすこし赤くなっていた。
(多分、俺の顔も赤くなってるんだろなぁ)
キスが終わりソファに座っていた。
「一夏さん、来週の休みは本音と一緒に実家に帰らないといけないのですがそのときに両親にこのことを伝えておこうかと思っているのですがどうします?」
「そうだな、いつか伝えなければならないと思っていたしな。」
「わかりました。ですが認めてくれるのでしょうか・・・」
「こればっかりは悩んでもしょうがないことだしどうしようもないな。」
「そ、そうですね・・・」
「それはそうと来年、虚は高校生になるわけだがやっぱりIS学園に行くのか?」
「え?ええ、そうですね。お嬢様がロシア代表なのでメイドとしてIS学園に行くことになりますね。」
「虚がIS学園に入ったら寮生活なんだろ?だったらしばらく虚とは会えないな・・・」
「そうですね・・・あ~それだったら毎週日曜日には帰ってきます。それなら今までよりかは時間が減りますがこうやって一夏さんと会えますよ。」
「そうだな・・・」
お互いに寄り添ってゆっくりしてしばらくすると隣を見ると虚が寝ていた。
「虚も疲れてるんだよな・・・」
「ん、んん・・・」
四時間ほど経って太陽が沈むころに虚は起きた。
「んん・・・一夏さん・・・ほえ?」
「おはよう、よく眠れたか?」
「いちかしゃん・・・・・・え?一夏さん・・・ま、まさか今までの全部見てたんですかっ!」
「あぁ見てたよ、気持ち良さそうに寝てる虚を。」
「わすれてください!」
「もう遅いぞ、すでに俺の携帯の待ち受けは虚の寝顔になっている。」
「なんでそんなことするんですか!」
「虚が可愛いから。」
また一夏さんはそんな恥ずかしいことを言って・・・聞いてるこっちからしたら顔から火が出るくらい恥ずかしいのに・・・
「そうだ虚、今日から俺のことを一夏って呼んでくれよ。あと敬語も無しな。」
「い、いきなりそんなこといわれてもできません!」
「いいじゃんちょっとだけだよ。な?」
「うぅ・・・そ、それでは・・・い、一夏・・・」
「よしこれからずっとだからな。」
「ええ?そんな~うぅ~わかりま・・・わ、わかった・・・」
「少しずつ慣れていけば大丈夫だから。」
「で、でも屋敷に帰ったらお嬢様や簪様に本音までいるのに・・・」
「大丈夫だよ、それよりも虚が俺に向かって敬語なしでしゃべってるのがなんだかすげぇ感動する。」
「も~他人事みたいに言わないでよ、一夏が提案したんだからね。」
「わかってるよ、それに虚は俺より年上なんだからおかしくはないだろ。」
「そうだけど・・・む~~」
「怒ることないだろ。」
「怒ってないもん。」
「わるかったよ、な?許してくれよ。」
「じゃあ一夏、私にキスして。」
「いつでもしてやるよ・・・ん・・・」
「ん・・・」
「これでいいか?」
「うんっ♪」
「それじゃあそろそろ帰ろうか。」
「そうだね。」
その頃更識家では・・・
「ねぇ簪ちゃん・・・」
「なぁにお姉ちゃん・・・」
「最近、私たち空気になってきてない?」
「そうだね・・・」
「ねぇ私たちをもっと出してよ!」
(そんなこと言われましてもこの作品のヒロインは虚ですので・・・)
「お姉ちゃん、気持ちはわかるけど作者に話しかけるのはダメだよ。・・・・・彼女いない歴=年齢のくせに恋愛小説なんか書きやがって。」
(な、なぜそれをしってるんだ・・・・)
くだらない話をしていると一夏と虚が帰ってきた。
「「ただいま戻りました。」」
「いくわよ簪ちゃん!」
「うん・・・」
「今日は楽しかったな。」
「そうだね。」
「まさかの・・・敬語なしになってるよ・・・」
「もう私たちには勝てないの・・・」
「真っ白に燃え尽きてる・・・お~いお嬢様~大丈夫ですか?」
「あっおりむ~におねえちゃん、おかえり~」
「ただいま、本音。」
「ただいま」
「ここは私に任せて二人は部屋でゆっくりしてきなよ~」
「ありがとう本音。」
「それじゃあ行こうか。」
「うん」
そういって二人は一夏の部屋に行った。
「私だっておりむ~のこと・・・なんだから・・・けどおねえちゃんのあんな幸せな顔みたらあきらめるしかないじゃん・・・」
「一夏、今日は楽しかったね。」
「そうだな・・・俺も虚の寝顔が見れて楽しかったよ。」
「も~それは忘れてよ!」
「それにしても俺がここにきてからもう半年か・・・」
「そうだね・」
それから晩飯を食べて再び部屋に戻ってきた一夏と虚はベッドで寝ていた。
「明日は学校か・・・」
「中学は同じなんだから昼になったら会えるだろ?」
「そうだけど・・・」
「それとも昼しか俺と会えないからさびしいのか?」
「もしそうだとしたら一夏は笑う?」
「そんなことないよ、そんな虚も大好きだ。」
「あぅ・・・また一夏はそんなはずしいこと言って・・・」
「何度でも言えるぞ。虚、好きだ。」
「あぅ・・・」
「虚、大好きだ。」
「ちょ、ちょっと待って・・・」
「なんだ、もうおわりか?」
「も~一夏のいじわる・・・」
「いじわるな俺は嫌いか?」
「え?えっと・・・その・・・だ、だいすき・・・」
「それはよかった。」
「やっぱり一夏はいじわるだ・・・」
「けどそんな俺も大好きなんだろ。ならいいじゃないか。」
「・・・そうだね・・ねぇ、一夏・・・キスして・・・」
「いいよ・・・ん・・」
「ん・・・」
この日の夜は羽目をはずしすぎて夜中まで騒いでいたのは言うまでもあるまい
「・・・なのでこの問題はこの方程式をつかうことで解ける。さて次の問題だがっともうすぐチャイムがなるので今日はここまでだ。それでは次の授業までに124ページの問2をやっておくように。」
「「「「はーい」」」」
4時間目の終わりを告げるチャイムが鳴りすぐに虚は一夏のいる教室へと向かった。
「布仏さーん、お昼一緒に食べよーっていないし・・・」
「最近、お昼になったらすぐにいなくなるけどどこにいってるんだろ・・・」
「布仏さん、なんかかわったよね~」
「ね~」
「おい一夏、飯食おーぜ。おい鈴お前も来いよ。」
「うるさいわね馬鹿、言われなくてもそっちに行くわよ。」
「やっと飯だぜ・・・」
「わるいな弾、数馬、鈴今日は「一夏~」・・・あの人と食べるんだ。」
「な、なによあの人・・・」
「なんだよあの美人おねーさんは!」
「そうだそうだ一夏、あの人は誰なんだ!」
「なんて言おうか・・・簡単に言うと俺の彼女だ。」
一夏のその一言で教室が静まり返った。
「一夏、どうしたの?」
「いや、なんでもない、行こうか。」
「うん」
「お、おい聞いたか数馬・・・」
「ああもちろんだ・・・あの超朴念仁の一夏に彼女だと・・・」
「う、うそでしょ。織斑君に彼女がいるなんて・・・」
「そ、そんな私たちの恋はもう叶わないの・・・」
「一夏に彼女・・・」
「お、おい鈴気持ちはわかるがここで暴れるなよ・・・」
「そ、そうだぞ・・・」
「あんた達、今日学校終わったらゲーセン行くわよ!」
「「はい!」」
「一夏の弁当はやっぱり美味しいね。」
「ありがとう」
「ねぇ一夏、私に食べさせて・・・ダメ・・・かな?」
「駄目じゃないよ、ほらあ~ん」
「あ~ん、ん~~~やっぱりおいしい」
「な、なによ一夏のやつあんなにうれしそうにしちゃって・・・」
「その・・・残念だったな、鈴」
「慰めなんかいらないわ・・・」
「そっか・・・」
しばらく一夏と虚を見ていた鈴達だったが突然鈴がその場から逃げるように走り始めた。
「お、おい!鈴!どこに行くんだよ!」
「やめとけ弾、今は一人にしてやれ・・・」
「あとで一夏のやろうに話とくか・・・」
虚と昼ごはんが食べ終わりゆっくりしてたら弾と数馬がきて鈴のことでいろいろと話してきた。
「すまない、虚、ちょっと行ってくる。」
「うん」
鈴は・・・多分あそこか・・・
俺たちがこの学校に入学して弾たちと学校の中を探検したときに見つけた場所だ。
そこはあらゆる場所から死角になっており一人になりたい時などに最適なのだ。
全力で走ってるうちに例の場所にたどりつくと予想通り鈴がいた。
「鈴・・・」
「なんでアンタが来るのよ・・・」
「弾たちに話を聞いてそれで・・・」
「あのね一夏・・・あたしねあんたのことが好きなの。」
「すまないがその気持ちに応えることはできない。」
「わかってるわ・・・だからあたしはこれで一夏のことをあきらめるわ・・・」
「俺はどうすれば・・・」
「あんたはいつもど通りにしてればいいのよ、いつも通りの織斑一夏に、いつも通りのあたしの親友でいて・・・」
「わかった。」
「戻りましょ、もうすぐチャイムが鳴るわよ。」
「そうだな。」
「これでいいんだよね・・・」
「ん?何か言ったか?」
「なんでもないわよ。ほらさっさと行くわよ。」
鈴の初恋は失敗に終わったが鈴は後悔してなかった。なぜなら自分の恋は叶わないと思っていたから・・・
どうでしたか?
一夏にあんな趣味があったなんて・・・と思う人もいたかもしれませんが
一夏にタメ語で話す虚を書いてみたかったんです。
まぁそこらへんは感想書いてくれればうれしいな・・・
誤字など修正点がありましたらそちらも感想に書いてください。
それと・・・最後の終わりかたはなんか違う気がする。