シャーレにお迎えしたハナコが何か違う   作:みやびさん

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長文になってしまいましたがここで一区切りさせます


ミカがどうなったかを何となく振り返る

トリニティの特にミカはどうなった?

そっち気になるよね、ちょっと絞って駆け足で共有していくね

 

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調印式でミカの顔をみた時はビビったね!

 

何やってんねん!って声出るかと思った

正直ミカが居ないと私は死んでたかも知れないんだけどね

 

調印式が始まるまでの待ち時間で

ハナコと現状のすり合わせを行う

 

ハナコが私が撃たれる可能性を少しでも減らす為に

ミカという強力な戦力を確保して調印式に臨みたかったんだって

そっか……それ聞くと怒れない……

 

私も家族やハナコ、他の生徒もそうなんだけど

大怪我すると分かってて一人では行かせないもんな……

 

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あと、この過保護ぶりというか

有無を言わさぬ事後報告はアレを根に持ってるな

 

アビドスへ行く前夜にハナコに例の告白をしたのだが

あの後ハナコには合鍵を渡してシャーレに残るよう伝えた

そしてハナコと私はアビドス高校へ辿り着く為の事前準備をした

 

原作ではシロコにおぶって貰いながらアビドス高校へ入る

あそこで多分、ちょっと抜けてるけど誠実な大人かもしれないって方向に生徒達の心の針が揺れるんだよね

 

私は当日……

思い切ってハナコに準備してもらった荷物を全て仮眠室に置き去りにして出発したんだ

 

軽い気持ちだったが、熱中症が酷くなり始めると私は自分の選択を後悔していた

手遅れになる前にシロコと遭遇出来て無事にアビドスに辿り着けたから良かったが

 

しかもアビドス高校で待っていたのは、対策委員会の面々と、泣き腫らしたハナコだった

熱中症でキツいから叩く前に寝かせてくれ……

朦朧とした頭で抗議するが聞いてもらえなかった

 

しかもイメージも女の子を泣かせるドクズの大人になってしまい

関係構築は大変だったと言っておこう

ハナコが中心になって取り持ってくれなかったら正直終わっていた

 

後で何故分かったか聞くと、嫌な予感がしたからシャーレ中を探し回って

仮眠室に隠してあった荷物を見つけたらしい

当然すぐアビドスへ追い掛けてくるわな、私もそうする

 

うん、アレ以降そっけないハナコが急に過保護になるからおかしいと思ったんだよ

今回のこれも当然の末路ではあるな

 

どう好きなのかは知らんが、

たった1ヶ月の付き合いでもハナコと絆を深める事に成功出来たのだと思うと胸が温かくなる

 

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ミカって報連相怠ったのだけが問題だと思ってたけど、

アリウスに武器や弾薬、食料等の支援物資をバカバカ送って粉飾してたとか

あかんやつだこれ……

 

よく「反省してるから更生の機会をあたえる」なんて口実で連れ回せたね?

ハナコに質問して具体的なやり方を聞く

 

「ミカが脅されて実行犯にされた」と噂を流した?

ナギサにアリウスの名前まで共有してミカを助けるよう発破かけた?

 

なーるほどね

それは頭いいな!

そしたら経緯可哀想だから早く償えるようになんかしたいって思ってくれるもんね

 

ん?でも噂が「パテル派がミカの家族を人質にとって、傭兵団アリウスと共にナギサを襲撃した」に変化しただって!?

 

どうしてこうなった

 

ミカどころかパテル派全員巻き込んでの大事故やん

しかもミカだけ贔屓して、パテル派ブチギレで裏切りましたとかでより酷いことにならん?

 

まぁ責任を取るのが上司の仕事とかドヤ顔で語ったからな……

尻拭いくらいは喜んでしますかね

 

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「先生!何かミサイルのような物が飛んできます!」

 

"ありがとうアロナ"

 

もう考えてる余裕はなさそうだ

 

"時間切れだ"

"みんな来るよ!伏せて!!"

 

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ダメみたいですね

 

ハナコは女の子が出してはいけない声出しながら

私の上に覆い被さって瓦礫を支え続けてるし

ミカも力が入らない体勢で押し潰されたらしくすぐに動ける状況ではない

 

ヒナタが助けてくれたが、ハナコは両腕が限界を超えてて銃撃戦出来る状態ではないし

ミカもヘイローの消えてるナギサを見て半狂乱

何とかミカを宥めてハナコに背負わせて撤退する事にした

 

ナギサを狙う敵が増えて追手が2倍になるのは想定外だったよね

加勢したヒナとミカもよく頑張ってくれたけど

 

先生みたいな謎バフや完璧〜な指揮能力持ってない私が

十全に動けても意味ないんだよ……

まあハナコの手前絶対に言えないし、立場が逆なら私だってそうする

 

消極的な指示を出しながら少しずつ敵を削り

ゲヘナの救護車両が来たのでヒナを殿に

私はミカの背中に飛び移り撤退

ハナコはナギサを庇いながらなので消耗が激しく車両に入ると同時にダウン

私も銃弾が腕を貫通してしまった、目の前が赤く染まる

 

救護車両が発進した後もばかすか撃たれて

次は腹に着弾……

 

朦朧とした意識の中、泣きじゃくるミカを叱咤激励しながら止血させた

トリニティに生きて逃げ込めば輸血の準備とかさせてるし余裕やろ

すまん、今度なんか美味しいものでも食べにいこう……

 

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私は夢の中でも助けられるんだな

 

死にゆく私をセイアが一生懸命励ましてくれた

未来でいっぱい助けてくれるから、恩返ししてるだけだって?

未来視できるとそんな人物が出来上がるんかね

 

復活してからはミカとパテル派の子達は全て救う方針で動く

 

まずパテル派の子達を残さず懐柔した

クーデターちょっと起こしてしまってたから

ハナコを含む全員を開放、パテル派の子は根も葉もない噂で虐げられてる被害者と強調した上でシャーレで預かるとした

彼女達が虐められないよう、ミカとは別の座敷牢を用意してもらい暫く大人しくしてもらってる

 

モブの子を従えるの初めてだから不安だな

まじまじと顔を見る、おお?この子中々可愛いな、こっちは性格キツそうだけどめっちゃ美人!

 

そういやトリニティとゲヘナの睨み合いスチルって

モブ子も表情見えるけど全員癖に刺さるレベルの美人揃いだもんね

 

納得してたら顔真っ赤にして逃げられてしまった

すまない、見つめすぎだったか

考え事してただけだから許しておくれ

 

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そんなこんなで3章はおしまい

 

ブルアカ宣言もバッチリ近くで見たよ

原作は長々と喋って戦隊モノの変身シーンかよ、アリウスはよ攻撃しろとか思ってたけど

あれの改ざんって周りを威圧する程神秘パワー出るのね

 

多分ヒフミ以外は指一本動かせなかったわ

ああいう詠唱しながら想いを吐き出しつつ神秘を練らないとダメ……みたいなのがあるのかもね

 

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そして4章、サオリの土下座スチルに混ざりたいのか

ハナコもどうしても来るって言うから

時間を指定してミカを連れ出して共に来てとお願いした

 

ミカはこっち陣営のイメージ戦略で

人質取られてたんですぅ被害者ですぅ面して誤魔化してるが

その人質は誰やねん?ナギサ様でしたってなわけで、詭弁もいい所だよ

アリウスに物資横流ししたトリニティ反逆者でしかない

 

なので今回の出撃も原作のように限界になったミカが

ゴリラになって壁を毟り取って脱走ではなく

シャーレの指示で罪を前払いで償っているという建前にしている

 

ミカばかり贔屓にしているとパテル派の子が不安そうにするから

一人ずつ頭なでて、先生は辛い生徒の味方だ、絶対に見捨てないからねと囁く

なんか私の人生キヴォトス終焉で閉じるんじゃなくて

包丁でお腹刺されるのが原因ではって気分になってきた

 

まぁこんな一回り以上上のおっさんなんて誰も好きにならんやろ

 

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バルバラは原作とは違いミカだけに囮を任せるのは

不安だったのでハナコを付けた

ハナコは嫌がったが、ここは勝負所だから私を信じてくれないか?と説得した

 

ベアトリーチェは私を囮にして時間稼ぎしてアツコを回収

アロナバリア越しでも吹き飛ばされて壁に叩きつけられるのは厳しいんだな

 

私が弱いから生徒を温存する為に囮になり

それでもベアトリーチェを追い詰めるだけで全員が満身創痍

ベアトリーチェの確保なんて夢のまた夢だったか、マエストロにこいつにはもう何も渡すんじゃねえと叱って帰ってもらった

 

4人はXデーが近そうなので、悩んだ末に口説く事にした

 

"サオリ、好きにしていいと言ったね?"

"これからは私の手足になってもらおう"

 

"そして、どのように生徒を導くか覚えて"

"いつか私の代わりに先生をするんだ"

 

「先生を……私が?」

 

"大丈夫"

"サオリは確かに悪い事も沢山してきただろう"

"それはそうせざるを得なかったからだ"

 

"悪い大人に脅され、強要され、洗脳され……"

"それでも、最後の一線を越えまいと妹達の為に尽くし続けてきたんだ"

 

"サオリの心はもう私に負けない立派な大人だ"

"後は、やり方を覚えるだけ"

 

「せん、せい……わかりました……!」

 

"さて、私は暫く動ける状態じゃないからさ"

"早速おんぶして私を二人の所までつれてってはくれないか?"

 

サオリの涙はひっこんだ

 

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そして聴聞会……ここで反逆者ミカと、クーデター未遂のパテル派の刑が決まる

 

「最後に、質問はありますか?」

 

ハナコがそわそわしているようだが?

なんとなくだが「やらかしてもよろしいですか?」って言ってるな

 

顎をしゃくって派手にやれと指示を出す

 

いつかハナコに言ったっけな

"上司は責任は取るから好きにやれという事が仕事だ"

……と

 

「はい♪」

 

「ハナコさんどうしました?」

 

「今回の量刑には情状酌量の余地はどの程度ありますか?」

 

「まぁ、最終的な被害は結構大きいですが、十分あると思いますよ」

 

「ということはですよ?」

「皆さんが最も大事な方を思い浮かべて、従わなかったらその方のヘイローを叩き割ると脅された上で」

「泣きながら決行した時に減る量刑との差分が、大事な方の価値って分かってしまうって事なんですね♪」

「どんな人でなしな結果になるのか楽しみですね♪」

「あっ、ごめんなさい!流石に失言でしたね!今の発言は忘れて下さい♪」

 

すぐに引っ込めたので誰も何も言えなかった

 

忘れて下さいで忘れられる話でもない

 

ハナコの策は相当な悪質さを誇った

同じ専門家が適切と思う量ではなく、「政治や法律の素人が好き勝手考えた量」と食い違っているだけで

トリニティ中から人でなしと指を指される事になる……

 

暫くの間合法サンドバッグと化したパテル派が受けた虐めは凄惨で、無実と分かっても助けられる状況ではなかった

それがもし自分に向けば……?

悍ましい記憶が蘇る

 

そしてこの才媛ならば、規定の罰則量である「量刑」も既に計算済みだろう

1年で3年のテストを受けて全て100点を叩き出した化物だぞ?

今後顔を合せた時に「最も大切な人の価値が○○程度の非道な方、こんにちは♪」などという悍ましい挨拶を飛ばしかねない

 

ミカが言い渡された刑は、量刑とは程遠い前代未聞な軽さのものだった

 

合法サンドバッグにされていたパテル派も無実とはいかないが

迷惑を掛けた相手全員に公式謝罪をすること、実害を受けたミカさんに賠償金を支払うこと

ほぼ注意処分の軽さで終わった

 

この結果に大満足なハナコは

1枚の紙に綺麗に顛末と量刑・情状酌量の余地の差を記載して取り巻き達に説明した

 

これでようやくトリニティから虐めはなくなり

比較的過ごしやすい日常が戻ってくることだろう




は?はああああ???
先生!これはなんなんです?
私がちょっと目を離してる間に何十人も口説いてるっておかしいでしょ

エデン条約編の後半は難産でした
コハルがミカを庇いに来るタイミングが4章開始と勘違いしていた事から
筆がぴたっと止まって大幅に迂回する事になりました
15-16話で引っ張りすぎたので17話でスッキリさせないとこりゃ暴動起きそうだなと

調印式当日は今にして思うと大失敗ですね
ハナコ、お前のM27 IARは今日のために持たせただろ
一発も撃たずに終わりとか台無しやん
本人は先生の楯として動けたので酷いキャラ崩壊は免れましたが……別の活躍場所考えますかね

ハナコの先生に対する愛情の量がちょっとだけ分かる記述と
戦友となった生徒の為にクズな所を見せられる情の深さをほんのちょっとだけ混ぜてます
キュンキュンしてくれると嬉しいです
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