シャーレにお迎えしたハナコが何か違う   作:みやびさん

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あんまり刻んでも辛いと思うので
説明回をクソ長文で片付けました

この辺の世界観的な話って出てきてますっけ?
見当たらなかったので他の先生のSSとか読んで得た経験等を元に適当にでっち上げました
こんな説明あるよーってのがあったらコメント欄等で優しく教えてください


先生が子ウサギ公園でハナコさんと何かじゃれ合ってます

「先生、EXスキルとは何でしょう?」

 

"少し長くなるけど、聞いてくれるかな?"

"今まで物語という名称で意思疎通してきたけど、具体的にどういうものかを含めて話した方が早いと思うから"

 

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私はブルーアーカイブというRPGゲームを説明した

 

生徒を沢山集めて自由に編成して脅威と戦うゲームだと言うこと

生徒達を育成し、絆を深める事で、強くなって応えてくれること

 

そして、どの生徒にも4つのスキルが指定されていて

指向性や汎用性はともかく全ての生徒に役割があるということ

 

その中の一つが、戦況を大きく変えるEXスキルであるということ

全ての生徒がEXスキルを持つこと

 

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"ハナコはね、グレネードランチャーで味方を回復していたよね"

"どういう原理でそんな事できるの?"

 

「一応フル装備ということなので取り外したグレネードランチャーを持ってきています」

「見ての通り空砲になっています、軽いですよね」

「こっちは対小動物用を制圧するゴム弾、全然重さが違いますよね」

 

「キヴォトス人には珍しくない数、他の生徒の神秘残量を回復させる神秘を持った生徒が存在します」

「このようにして神秘を詰めて、グレネードで撃てば神秘を回復する事が出来ます」

 

"それだ、それを見てハナコはEXスキルを使ってると思い込んでいたんだ"

"でも、ハナコのそれはEXスキルではない、単なる回復弾だったんだ"

 

愛用品を装備したハナコのNSは一定時間の体力回復だからね

 

"きっとハナコも出来るからやってみよう"

"味方を庇護する強いフィールドを想い描くんだ"

"その想いを全て空砲に詰め込んで"

 

念の為少し開けた野原に撃たせよう

 

"発射!"

 

「はい……! きゃあああああ!」

 

うん、上手くフィールドらしきものは設置出来たな

 

どうしたの?なんかグレネードランチャー放り投げてうずくまっているけど?

 

「ランチャーが暴れてブラ紐が……ってこっち見ないでください!」

「変態!!」

 

"ありがとうございます!"

わわ、ごめん!!

 

ハナコの鈴を転がすような声は大好きだよ?その透き通る声が今は困る

 

子ウサギ公園の近くに居たヴァルキューレ生徒がやって来てしまった

彼女の目の前には柔肌を隠してうずくまる乙女と、何故か慌てる怪しい成人男性

 

先生は現行犯逮捕されてしまった

 

まぁ復活したハナコがフォローしてくれたことで事なきを得たが

 

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「先生、何故ホシノさんだったのです?」

 

"ああ、検証は色んな生徒に手伝ってもらったよ、その中でもホシノが丁度良かった理由があるんだ"

 

"ブルーアーカイブというゲームはこまめに更新されて使える生徒が増えるソーシャルゲームだ"

"その時に衣装違いの同一人物の生徒が追加される事もある"

"ホシノは夏に無人島へ行くことになり水着を新調するんだ"

 

「うーん……はい、それで?」

 

"問題は衣装が違うと、持ってくるスキルが全て変わって別人のような性能になるんだ"

"さっきホシノに2種類のEXスキルを使わせたよね?"

"扇形範囲にほぼ必中の攻撃を浴びせるEXスキルが元々ホシノが持っていた性質"

"水着衣装になると、他の生徒の攻撃力を増強させるフィールドを展開できる、さっき波を感じなかった?"

 

「ということは、物語の方は、あくまでゲームですから」

「一人の生徒が大量にスキルを所持しているのに、別の生徒はスキルが極端に少なくて弱い事への対策として」

「各衣装に4スキルに限って持たせているわけですね」

「キヴォトスにいる私達は当然個人の生徒なので、沢山のスキルを内包していると」

 

"因みにハナコも水着衣装が実装されていて"

"あのマイクロビキニ着てワイシャツ羽織った衣装になるよ!セクシーだね!"

 

「」

 

"しかも水着ハナコは4つのスキルが全て信じられない程強くてね"

"キヴォトスの外に居たゲームプレイヤー達は全員水着ハナコ使っていたよ"

 

「」

 

"まぁ私もそれを見て一目惚れして、彼女の内面に触れるストーリーを読んで"

"いつかこんな女の子と恋愛出来たら最高だなってずっと思っていたよ"

 

「事案ですね、もしもしヴァルキューレ?」

 

"さっきの今は不味いから!ゆるして!"

 

「あんなの!ぜっっったいに!着ませんから!」

 

遠い将来、彼女のハートを射止めた男が土下座で頼み込めば着てくれそうだよなぁ

 

"ハナコはあの衣装嫌ってそうだからさ、話題に出し辛かったんだよね……"

"だからホシノに頼っていたんだ"

 

----

 

"他の候補として、ミカにも来てもらったよ"

 

"物語内で使っていたEXスキルを再現してもらおうと思ったけど"

"いくら試行錯誤しても発現しなかったんだよね"

 

"シャーレ加入履歴が浅くて、絆がまだ浅いミカだと無理だったのでは?と感じた"

"閾値はこれからの調査かなぁ……色んな生徒と絆を深める必要がある"

"ハナコにも手伝ってもらうからね?"

 

"そういう理由もあってさ"

"シャーレの中では長い付き合いで、比較的呼びやすいホシノを選んだんだよ"

"安心した?"

 

「知 り ま せ ん」

「安心とはなんなのでしょうか?」

 

----

 

"あとはそうだね"

"オーパーツのタブレットの力を少し引き出せるようになったよ"

 

「タブレットの力……ですか?」

 

----

 

ブルアカの事ならまずアロナに聞け

 

というわけでタブレットの中へ入っていったわけだが

私を待ち構えていたのは

ハムスターのように頬を膨らませるアロナだった

 

「先生!遅いです!遅すぎます!」

「私が話そうとしてても一言命令するだけで!ずっと無視して!」

「私は怒ってるんですからね!激おこなんですからね!」

 

なにこのかわいい生き物

 

「わぷ、怒ってるんですからね!頭撫でてごまかさないでください!」

 

ごめんごめん

 

「今後は定期的に私と雑談したり、情報共有したり、頭撫でてもらいますからね?」

 

結局撫でて欲しいんじゃないか

 

彼女が満足するまで撫でてあげた

 

キヴォトスってチョロい女の子多くね?

まさかパテル派モブちゃん全員がイチコロとは思わなかった

正実モブちゃんも撫でたら一人くらいお持ち帰り出来るのでは?

 

まぁシャーレに飾るのはハナコ一人で十分だ

出来れば水着衣装なら有り難いのだが無理そうだなぁ

 

----

 

「それで、何が知りたいんですか?先生」

 

"実はね、戦闘がどんどん厳しくなっているんだけど、良い案はない?"

 

「先生はバトルフィールドと指揮機能を一度も使ってませんからね」

「あとは模擬戦闘も」

 

なにそれ詳しく

 

「バトルフィールドは任意の3D空間を切り取り」

「敵味方全てを俯瞰・可視化する機能です」

 

チートやん

 

「切り取る座標に応じて大量の神秘を消費します」

「3次元なので、縦横奥行きを2倍にすると8倍の神秘を消費します」

「なので、展開中はスーパーアロナちゃんバリアの性能が著しく悪化します」

 

命がけやん……

 

「指揮モードは、一定時間指揮に入れた生徒とトランシーバーのように会話する機能です」

「複数の生徒が指揮下にある場合、このスーパーアロナちゃんが状況に応じて切り替えてあげます!」

 

ダメそうですね

 

「模擬戦闘は双眼鏡などでも良いですが、相手を認識した状態で使うと」

「時間を停止した上でVRの仮想空間でその敵と戦う事ができます」

 

凄い代償がありそうだな

 

「神秘を読み取った上での概算値なので敵味方のシミュレートとしてはそれぞれ9割くらいの精度ですし」

「時間を止める程に歪めるので神秘を消費します」

「今の先生だとだいたい1/10くらいですね」

 

あら、意外とお安い

 

----

 

"しかし、私はキヴォトスの外から来た先生だよ"

"神秘なんて持ってないよ"

 

「何を言ってるんですか、生徒と縁を結んで絆を育んだじゃないですか」

「外の世界でも信仰・想いの力なんて言ったりしますよね」

「キヴォトスは神秘で動いてるので、そのまま動力になるんですよ」

 

「ただ先生はヘイローを持たないので貯蓄することが出来ません」

「なのでタブレットを通して私のヘイローに蓄えられます」

 

キヴォトス中の生徒と絆を深めたら一瞬でパンクしそうだな

 

「あっ、信頼してませんね?まだ1割も充填されてないですよ?」

「クソ雑魚先生はもっと色んな生徒と沢山仲を深めてください!」

 

なーるほどね、それが絆で強くなるってことか

広く浅くでも良いし、狭く深くでも良いんだ

原作先生のモモトーク件数が200とかになるわけだわ……

 

----

 

という話もハナコにした

 

「なるほど、オーパーツのタブレットにそんな力が……」

 

「バトルフィールドは高さはあまり要らないと思うのであまり問題はなさそうですね」

「平べったくして横に伸ばしてソナーにしたり」

「針のように細長くして、ビルの中の敵を撃ち抜いたりと用途は広いのでは?」

「今後の戦闘で、先生の不意を付ける敵はもう二度と出てこないかもしれませんね……」

 

そう考えるとやっぱり強いのかも……

 

因みに子ウサギ公園は無理だけど、この間の戦闘場所くらいなら余裕で覆う事ができました!

でも何戦も乱発は無理だな……原作先生とはやっぱり違うって事か……

今の所は使えば使う程追い込まれる、1戦闘だけは絶対勝つぞチートくらいに思っていた方が良いかな

 

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指揮機能の方もテストした

 

(ハナコ、愛してるよ)

 

「っ!知ってますよ、初対面の時から♪」

 

貼り付けたような笑顔になってやがる

今日はからかい過ぎたか

 

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一通りお話と性能検証を終えたので二人でシャーレへ歩いて帰った

 

ちらと見えたハナコの横顔は

 

先程までの思い詰めたものではなく

 

ぼくが好きな未来への希望を沢山詰め込んだ優しい笑みだった




ハナコさんって珍しくからかわれるシーンがあって
水着ハナコの絆ストーリー3で先生と会話しているシーンなんですよ

ハナコさんはからかったり弄るのは好きだけど
逆はめっちゃ嫌いっぽいんですよね
すんごい嫌な顔で眉をハの字にしてるハナコさんは必見です

ハナコさんがずっと曇ってる展開は良くないと思ったので
このくらいはプレゼントしてやるかと先生を強化する事にしました

原作先生はキヴォトス滅亡の度にタイムリープする地獄の漢に決定です
そして貯蓄した絆を持ち越せますからね
だから保有する絆が多くて便利機能を無制限に使えるから差は縮まるけど全てじゃないよって感じで

落ち込んでいるハナコさんの頭撫でて慰めろーみたいなコメントがありまして
本当にそれなーって思いながら読んでたんですよ

でもふと……どんなに好きな人に優しく抱きしめられて慰められても
その好きな人が末期癌で余命1ヶ月ですだったらちっとも笑えないだろうなって思っちゃったんですよね

穴の開いた風船みたいに補充した幸せが逃げていって余計辛そう
なので根本解決を急いでたという理由で納得してください!!
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