ずっと構想を練っていましたが埒が明かないので投下
後は細部を詰めるだけなのでもういいかな……と
激昂したハナコを片手間で捌きながら思案する
本来の時間軸の私と比べても少しは出来ますが
何ヶ月も捨て身で戦い続けた私とは経験値が違い過ぎる
──自分自身だからこそ分かりますが
──目に頼ってしまうんですよね
──ほら、思考を読めない事に動揺しましたね?
神秘の力で目線を交わした相手から情報を引き出す自慢の能力も
いくらでも封じ込められるわけで……
ホシノさんやヒナさんにこの能力を悟られてからは
一時期模擬戦で全く勝てなくなってショックでしたね
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私はプレイヤーさんの評価を決めかねていた
先生の頭の中を繰り返し覗いてる内に
失っている記憶にも触れられるようになっていた
別世界からプレナパテスの先生が訪れた時点の状況は様々だ
一つ、アビドスが既に滅んでいる
一つ、ホシノ抜きのアビドスチームがビナーに負ける
一つ、エデン条約調印式で建物に潰される
一つ、トリニティやゲヘナが既に地図から消えている
一つ、先生がカイザー兵に撃たれて危篤
一つ、2度目の虚妄のサンクトゥムタワー顕現を阻止出来ず滅亡
最初からお話にならない世界が多過ぎる
今回の先生はどうだろう?
何度か確認してもここまで全員健在
この時点で飛び抜けて優秀な事は言うまでもない
少し先生と生徒間の絆が弱く生徒の力を引き出せてないが、それが逆に不気味
死者の数人位は出ていてもおかしくない
多くの先生の行動ともかなり食い違っている
エデン条約調印式で座る座席一つにすらバッドエンドが用意されているのだ
何度もキヴォトスを滅亡させ、得た知見を元に最適解を積み上げ続けていくしかない
だから、一人の先生の人格を元に
少しずつ少しずつ行動を調整して最適化している筈なのに
全く違う軌跡を辿りながら
正解を掴み取ってくるだなんて……
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ですが……
ノコノコと指揮官である先生が前にやって来る事が気がかりだ
キヴォトスの滅亡は半数以上が先生がやられる事が原因である
数多くの世界の統合が進んだ今
先生が生きてそこに座ってるだけで、生徒の強さは2倍以上に跳ね上がる
その力で何とか命を繋いでいるに過ぎない
今ハナコ越しに知った事だが
ミレニアムの身内間の戦いでも両者の間に躍り出たとか
開いた口が塞がらなかった
──少しだけ先生らしいと思って、キュンとなりましたが
──そんな貴方だからこそ、生徒達も全身全霊で応える訳ですが
ギリギリまで迷いました
でも、もし冷静にジャッジを下すとするなら
きっと不可……でしょうね
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暫くハナコと撃ち合っていたが
銃撃で怯んだ隙に回し蹴りでハナコの黒い銃を蹴り飛ばす
スヴァリンという名前に負けてますよ?
さて、これで私の勝ちです
それにしても、プレイヤーさんは何故目を閉じて……
「ハッキング失敗、サンクトゥムタワーの顕現に失敗しました」
ここまで、負荷を上げたのに突破してくるだなんて
ですが美食研究会とフウカさんは乗り合わせて居ませんでしたよね?
補習授業部に同じ事なんて出来るわけが……
そういえば、ヒフミちゃんがクルセイダーを盗んでヤンチャしていたみたいですが……戦車であれと同じ事を……?
目を開き、勝利宣言をしてくるプレイヤーさん
リオさんに丸投げしてろくな情報をもって居ませんでしたが
そう、時間稼ぎだったわけですね……
本質の部分で、所々私の先生とダブるのが腹立たしい
「プラナちゃん、戦闘支援をお願いします」
「先にプレイヤーさんを……消します」
「他の生徒はエッチなビデオのエキストラさんみたいなものですから」
「了解、戦闘支援を開始します」
そのセリフを聞いたであろうプレイヤーさんも大人のカードを構える
「もう勝った気ですか……ですが……」
色彩と邂逅した私がただの水着衣装だと思いましたか?
──明日の朝日を拝めるとは思わないで下さいね
ハナコさんには自室でえっちなビデオを冷めた目で視聴しながら勉強してて欲しいですね
プレイヤーさんとメタ的な呼び方を続けているのは
彼女の先生はそこに居るプレナパテスだからです
クロコが原作世界に攻め込んで来たとき
ワープ能力で背後から先生を撃ち殺していれば良かったのに
ただ力を見せ付けながら「私はキヴォトスを終焉に導くアヌビスだ」と連呼するだけ
そこから建前と本音が異なるとして話を膨らませました
クロコはロールを背負わされてるからやっただけ
アトラ・ハシースの箱舟が壊れたから
ただのシロコとして生きていく事を決心したのでしょう
次回、ついにハナコさんが堕天します
猥談ばかりの露出狂の変態が堕天……?
妙だな……