時間は飛んでパヴァーヌ編1章後
ハナコさんの友人作りも捗ってきたようです
「ふふふ、先生?こんにちは」
やけに上機嫌なハナコがシャーレへやってきた
"やあハナコ、ご機嫌だね?"
「うふふ、聞きましたよ?ムツキさんに偽物の依頼書でデートさせられて無理難題ふっかけられてたの」
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ムツキなぁ、周りを困らせる悪い子ではあるんだけど妙に憎めないんだよなぁ
ギリギリをわきまえているというか
話も面白く、悪戯も楽しませるに留め、コミュ強者の典型例とはまさにこの事だな
シャーレにもなんだかんだ協力してくれて
昨日はアヤネをシャーレ併設のカフェにつれてきてくれて近況を聞く事ができたし
一昨日は何処で知り合ったかミレニアムからアカネを連れてきておしゃべりしていた
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今話題に上がったムツキもそうだが
そんなこんなで多くの生徒に支えられ
我がシャーレも大所帯になってきた
それに連動してハナコも笑顔を絶やさなくなってきた
どうかな?仮面のような笑みではなく、心から笑えてるなら私も嬉しいのだが
また今度二人きりになった時にでも会話しよう
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それはともかく任務だ
どうもワカモの耳にイオリの足舐めろ発言が入ったらしい
散々風紀委員会を煽り散らかした挙げ句、D.U.におびき寄せて一網打尽にしようという作戦を考えている事がわかった
風紀委員会に問い合わせても「ワカモ絶対許さない」の一点張りだし
ワカモはワカモで「貴方様の侮辱は絶対許さない」の一点張り
ワカモにはデコピンを食らわせて、今はシャーレの仮眠室で軟禁中だ
風紀委員会もメンツがあるので一戦するまでは後に引けなくなっているらしい
しょうがないので、風紀委員会が待つ子ウサギ公園へシャーレ側も戦力を固めて進軍しようとしている
はー、本当に面倒くさいし、アホみたいな理由だ
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風紀委員会は真正面からぶつかって削り合いをする事は苦手だが
軽装の生徒を固めて電撃戦を展開する事が強いらしい事がわかっている
はえー、だから爆発属性のアタッカーで叩けばポップコーンのように吹き飛ぶわけですね
タンクには歴戦の猛者のホシノを据えて
ムツキ、シロコ、ハナコをストライカーとして組む事にした
このメンツは爆発属性のストライカーという事もあるのだが
たまたま今日時間が空いていたという側面も大きい
アビドスと便利屋は金策の事もあり、呼び出しやすく気が楽だ
スペシャル枠はストーカーの現行犯として捕まえたコタマとセリナ
この二人は後方支援に回すと非凡な才能を発揮してくれる
しかもストーカー行為なんてしてる分、呼べば時間を上手く捻出してすぐ来てくれる
便利に使い倒している自分が怖い
中々の厨パーティーが仕上がってきたぞ
さあ出撃だ!
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いや、楽勝すぎだろ……
ホシノはやる気なさ気に真っ直ぐ走ってるだけなのに、
ライフルやガトリングで撃たれても盾の傾斜を巧みに扱い全て空に受け流してしまう
無視すれば時間切れだよげーむおーばーと言わんばかりの
やたら痛そうなショットガンで吹き飛ばされる
今の攻撃は何メートル飛んだ?綺麗な放物線が見えたんだが……
シロコはアサルトライフルで敵を牽制しながら、ドローンを巧みに操り敵戦力を掌握
それを即座にコタマが戦術展開しつつ皆へ共有し
セリナがホシノへ先読み補給を投げている
風紀委員会側が用意した遮蔽物もムツキお得意の手榴弾で即座に無力化
僅かに残った遮蔽物から敵生徒が反撃を試みるも
M27 IARのバイポッドを構えたハナコが頭を出す事を許さない
ワシ要らなくね?
なんと敵陣へ走る時間含めて1分半で戦闘が終わった、星3クリアである
ホシノがゆるーく皆の所へ駆け寄ってハイタッチ
ユウカが始めた勝利の儀式だけど
すっかりお馴染みになりシャーレ流の文化として浸透している
この儀式を行う度に皆の結束が強まっている
本編の先生もこの光景を何度もみていたんだな……次の戦いもこの光景を見るために最善を尽くすと誓った
私は空気だったが……
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暫くするとヒナが顔を出してきた
風紀委員会のメンツがあるからごめんねという話を既にしてあり
軽い模擬戦みたいな事をしようという話になっている
そして後日私が菓子折りを持って風紀委員会へ伺う流れになっている
数分だけ撃ち合い、引き分けという事で両チーム撤退
……にしてはホシノとムツキ以外ヤル気に満ちてなかったか?
特にハナコなんて目玉や鼻の穴に連射してたぞ
流石のヒナは顔を振るだけでノーダメージにしてたが明らかにウザがってた
そしてブツブツ言いながらスマホになにか登録している
夢中になれる事があるって素敵だなー(棒
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戦闘が終わり打ち上げパーティー
これも恒例行事になりつつある
生徒の出席率も良いのはこれが理由らしい
美味しいお店を考えるのが中々難しいんだけどね
今回は肉が食いたいと私のわがままに付き合ってもらい
ハルナ巡回済みとのお墨付きのステーキハウスへ足を運んでいる
"それでは今日もお疲れ様!カンパーイ!"
「カンパーイ!!」x 6
そこのなんちゃっておじさんはサイダーだが、本物おじさんはウーロン茶である
この歳になっても肉は大好物なんだが……ウーロン茶が無きゃ駄目な身体になってしまった、悲しいなぁ
「みんなの連携がどんどん上手くなってるね、おじさん楽できて嬉しいよ~」
「ん、対策委員会の連携は超一流、でもみんなとも合わせやすくなってきて好き」
「ふふ、明日はもっとスムーズですよ」
はー尊い、しゅき……
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「はい先生、今週の領収書出してくださいね」
「ん~……わかってはいましたが、シャーレの予算を削る速度も無視出来なくなってきましたね」
「今週は連携力強化の為に拠点防衛のVRシミュレータをメインに回そうかと思っていましたが、スランピア広場の依頼に割り当てましょうか」
「意固地な対策委員会と便利屋の為にも指名手配も割り振って」
「全く、さっさとシャーレの予算を使ってローン返済してしまえば良いのに……ふふ」
ハナコが優しい笑みを浮かべながらキーボードを叩いて予定表を作っていく
ハナコのメンタル状態を確認したくて二人きりのタイミングを待っていたのだが
今は声を掛けるのも無粋だろう
私は暫くその横顔を心のフィルムに焼き付けて仕事に戻った
トリ夏のストーリーを見返して反省していたんですが
仲間を侮辱されてブチギレるハナコさんも好きですが
仲間を笑顔で優しく包みこんでくれるハナコさんの方が大好きなんですよ
読後にハートフルな気分に浸れるお話をたくさん投下したいですね
ゲーム本編のハナコさんも気になりますね
きっとコハルやアズサを教えて、教えて、ニコニコ笑顔で見守ったあの日々が強いやりがいになると思うんですよ
コハルの「私バカだもん、絶対無理だよ……」と涙目になるシーンは胸を締め付けられましたし、テスト中に前二人を見守るハナコさんのスチルはとても綺麗で大好きです
将来はサオリと共に先生をやってほしいなと思います
まぁ、それも一先生の押し付けで無粋ですね
ハナコがやりがいを感じて生きていけるなら何でも良いです