転生特典がイリヤスフィールの肉体で王の財宝が使えるってま?   作:ロールクライ

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現代風世界編
現代ですか、そうですか。


 

 

 

 

さっそくだが私は転生者だ。

神様に「あ、君転生ね。特典はあるけどこのルーレット回してね?」(意訳)

という神様の所為で現在は型月のFate作品のキャラであるイリヤスフィール・フォン・アインツベルンになっている。

なのにも関わらず能力はギルガメッシュのものだ。

なぜなら、王の財宝だって使えるし、たぶん黄金律もある。

それに逸話にある通り、数百kgくらいなら持ち上げることができるというチートだ。

正直に言おう。王の財宝だけでも十分なのだ。なのに身体能力やその他もろもろギルガメッシュなのはちょっとチートが過ぎると思う。

だが、問題はそこではない。

問題なのはここが現代であるということだ。

魔術も魔法も宝具も何もない。

さしずめ、私が転生する前とさほど変わらない歴史を通った地球と言ったところか。

もちろん、相違点もあった。

例えば、アメリカ合衆国という国ではなくアメリア合衆国だったり。

なんかすこーしだけアニメの名前やキャラの名前が違ったりするのだ。

そのくせ、たまに前世通りのものがあってそこは統合しておけよ、と思う。

私は不自然なくらい静かな城を歩く。

それもそうだ。ここには私一人しかいないからだ。

「全く。神様もひどいと思うの。能力と城だけ渡されて一体何ができるの?」

この城は原作見たく、街の外れにある城なのだが、本当に誰もいない。

使用人も盗人も誰もいない。

「セラかリズみたいな召使くらい用意してほしかったなぁ。」

ちなみに、私は少しだけ肉体であるイリヤスフィールに精神が混ざってる。

現状の私は疑似デミ・サーヴァントといったところか?

でも、私は神様ではない。前世は人間だ。

ならなぜ、イリヤスフィールが表に出てないのか。それはまあ神様のおかげだと思う。

精神関係は強くしてやろう。とか言ってた気もする。

ちなみにこの世界にはFateという作品はない。

というより、型月そのものがない。

推定平行世界のこの世界にはきのこと社長はいないのだろうか。

私は黄金の波紋を出し、その中に手を入れる。

そして一つのナイフを取り出す。

きらきらと輝く、きれいなナイフ。

それには魔力のようなものが込められている。

今度はこの世界産のオカルト品を取り出してみる。

すると、今度はなんの力も感じなかった。

このようにこの世界には少なくとも、魔法や魔術は存在しない。

まあ、聖杯は王の財宝の中にあったのでこの世界を魔術まみれにすることはできるかもしれないが・・・少なくとも今はやらない。

「・・・ま、こんなことをしても何も起こらないし。外に行ってみようかな?」

私はそう口ずさみ、自身の部屋のクローゼットを開ける。

そして、適当な服に着替え私は転生して初めて城の外へと出るのであった。

 

 

 

「思ったよりも寒い・・・。」

今は二月だ。

それなのに雪が降っているということはここは少し北にある場所なのだろうか?

ちなみにいうのを忘れていたが、私が住んでいる国は陽本だ。

日は・・・クビらしい。なんでも、数十年前に戦争で負けて、日を国名に使うのがダメになったらしい。

そこを縛る必要ある?と私は思う。

少し積もった道のりを歩きながら、市街地の方へと向かう。

私は市街地に着くまで暇だったため、一人事を言いながら歩いた。

「この世界でFate作品を書いてみたらどうなるのかな?有名になるかな?」

そもそもFateは他の要素こそあれど、ゲームだったから流行ったという感じもする。

なので小説や漫画を描いたとして、それは流行るのだろうか。

「まあ、そんなことをやってもそれは所詮真似事か。」

Fateという作品を書くというのは前世でのファンとかを怒らせるだろう。

この世界でもそうだ。

仮に流行ったとしてオリジナルの作品ではないといえば、どうなるだろうか。

そんなことを考えていれば、目的地であった市街地の端についた。

私はせっかく来たのにも関わらずノープランであったがためにぶらりと歩く。

「配信・・・配信かぁ。」

一つの広告を見て反応する。

幸い身体はイリヤだ。

アイドルでもなんでもなれば、たちまちとは言わないが、人気になれる可能性はあるだろう。

「おっ。」

ふと、こじんまりとした肉屋を見つける。

そこでは生肉以外にもコロッケがあった。

それを見た私は腹が鳴った。

「そういえば、何も食べてなかったか。」

私はポケットに手を突っ込み王の財宝の中にあったお金を取り出す。

「コロッケ一つください。」

そういえば、中から一人のおばあさんが出てきた。

「あらー。可愛らしい子ね。外国人みたいだけど陽本語上手ね。」

そういってくれた。

可愛らしい・・・ほめてくれているのに少しムズムズした。

「ありがとう。おばあさん。でも、私は育ちはここだから話せるのよ。」

別に間違ったことは言ってないだろう。

私はこの身体でこの世界に降り立ったのだから。

つまりは私はまだ齢0歳ということだ。

「あら。そうなの。」

そのままおばあさんとの会話を続けていく。

他の場所にも行く予定だったが、予想よりも時間がたっていたようで、人の気配が明らかに増えていた。

ちなみに、ちゃんと店の邪魔にはならないようにはしたぞ!

「そうね。時間がいいくらいどう?昼食食べていかない?」

おばあさんがそういってくれたので私は快く受け入れた。

そのまま、おばあさんにお世話になった私は時計の針が二時が来たのを確認すると同時にいう。

「おばあさん。そろそろ、いかないといけないの。」

「そう、いつでも空いてるからね。また面白い話聞かせて頂戴。」

「うん!ばいばい。おばあさん!」

私はそういっておばあさんの元を離れる。

正直なところそこまで長い間あそこに居座るつもりはなかったが、思ったよりも面白い人だったからかあっという間に時間が過ぎていた。

スマホも欲しいなあ。そういえば、私は戸籍はあるのだろうか?

ふと、そんなことが思い浮かぶ。

戸籍がないなら少し不味い。

「ま、なんとかなるかな。」

私はそう言い、止めた足を再び動かす。

こっちには聖杯だって若返りの薬だってほとんどのものがあるのだ。

きっと大丈夫だろう。

・・・嘘。なぜかは知らないけどスマホがないから欲しい。

王の財宝には様々なものが入っているのだが、なぜか少なくとも私の財宝には現代の機器たちが入ってないのだ。

文明の利器ー!

 

というわけでなんやかんやありまして(苦労はしたけど)スマホをゲットした私は、城へと戻った。

そしてさっそくアプリを入れて、ZというSNSを見てみる。え?通信環境はどうしたのかって?

いやー。魔術って便利だね。

そして適当にネットの波に乗っていたいたときだった。

「ん?」

それは私だった。

私の写真・・・おばあちゃんと話している私の写真があった。

いや、モザイクはかかっているのだが間違いはない。

盗撮だよ?本当なら。

そう思いながらもスワイプする。

別に今の私はチートだから気にする必要がないと判断したからだ。

人攫いも追い払えるし、お金も困らない。いざとなったらの聖杯くんもある。

なら・・・大丈夫だろう。

私はしばらく、スマホをいじっていたのだが時計を確認すれば、結構な時間がたっていることに気が付いた。

「晩御飯つくろうかな。」

前世の私は一人暮らしだったのだ。自炊くらいできる。

そう思っていたのだが。

「あ、あれ?」

なぜか思い通りにいかなかった。

イリヤはメシマズ属性は持ってなかったと思うけど・・・そもそも料理つくっていたっけ?

中途半端にイリヤと前世の私を混ぜないでほしかったと心から思うのであった。

 

ちなみにちゃんと、作ったものは食べました!

 

 

 

 

転生から2日目。

 

暇だ。

私はそう思いながら、ベットに倒れる。

そうだ!配信してみよう。

配信道具は・・・・・。ないわ。

「ああ~!ひまひまひま!なにもできない!」

外にでよう。

しぶしぶ、私は外に出ることにした。

肉屋のおばあさんに挨拶をしつつ、軽く会話をしてすぐに目的地へと向かう。

目的地はデパートだ。

その際に認識阻害の宝具を使用し、顔を覚えられないようにする。

昨日のことで・・・少し不安になったからだ。

配信機器を買ってすぐさま家へと帰る。

もちろん、帰る際今日のご飯となりえるジャンクフードを買って帰るのであった。

 

城に戻ってきた私は早速・・・

 

機械をいじり出した。

もちろん、魔術書などを主体とした財宝を活用させて。

 

「よし!できた!」

私はいじった撮影に使うカメラを見る。

そのカメラは話すことはできず、チャットボットにも劣るレベルだがカレンドステッキのように自動思考をし、私のいうことを聞いてくれるものだ。

さらになにより、浮く。

「よし。名前はシロよ。」

へへんと自慢げにする。

「さあ、ついてきなさいシロ。」

そういいながら、外へと出る。

外には先ほど片手間に作ったゴーレムたちが複数。

私はシロに撮影を開始させると同時にゴーレムを見る。

「やっちゃえ。」

そう小声で口ずさみおおよそ5つの波紋から武器を覗かせる。

力こそ感じるもかなり弱い方の武器ではある。

それらをゴーレムに向かって放った。

5つの波紋から打ち出された武器はゴーレムに刺さると同時に爆発する。

そしてゴーレムの機能停止を確認して私は言った。

「・・・・所詮はこの程度か。もういいわ。」

そういいながら、私は城の方へと戻る。

シロは私の方を向きながらも動くなと指示しているため動くことはなく、窓から戻る私の姿を撮り続けた。

 

シロを戻し、できた動画みる。

今日のうちに何度か確認したのちネットの世界に投稿するつもりだ。

CGのようでCGではない。

フィクションのような出来事をこの世界の者たちがどうとるのか私はひじょーに楽しみにしていた。

 

 

 

 

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1:とあるネット民の匿名さん

なんかすごいリアルみたいなCG動画知ってる?

 

 

2:とあるネット民の匿名さん

ワイらが知ってるとお思いで?

 

 

3:とあるネット民の匿名さん

マジで?結構有名やと思ったんやけどなぁ

 

 

4:とあるネット民の匿名さん

現在進行形で有名になってる

明らか作り物に見えない魔法みたいなものを放つ少女とゴーレムの動画

というか少女がマジでかわいい

 

 

5:とあるネット民の匿名さん

魔法かぁ~俺も使ってみたいな

というかこういう子があこがれるの魔法少女的な感じだと思ってたのに

バリバリ大人の魔法使いみたいなことしてるな

 

 

6:とあるネット民の匿名さん

sorena!魔法少女というより、魔女に近いかな

 

 

7:とあるネット民の匿名さん

魔女っていっても暗いイメージはない

波紋から武器っぽいの(弾幕?)出してるし

 

 

8:とあるネット民の匿名さん

武器出してる・・・どこどうやって確認したん?

 

 

9:とあるネット民の匿名さん

スロー再生してちょっとだけ見えたわw

 

 

 

 

 

 

 

 

42:とあるネット民の匿名さん

ちょっと俺も魔法使えんか試してみるわ

 

 

43:とあるネット民の匿名さん

頑張れ

 

 

 

 

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【小ネタ】

城に掛かっている結界は人払いではありません。

人払いの効果はありますが、認識阻害の結界が正しいです。

ゆえに主人公(イリヤ)が案内でもしないかぎり、あそこにたどりつくことは不可能に近いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

主人公が行く世界候補(現状)

  • Dr.STONE
  • Fate/stay night
  • オーバーロード
  • 呪術廻戦
  • ONEPIECE
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