転生特典がイリヤスフィールの肉体で王の財宝が使えるってま?   作:ロールクライ

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先に言っておきます。最後の方にイリヤスフィール関係とはいえ、Fate作品のキャラが出てきます。それを望まない方はブラウザバックをおすすめします。


そうだラ〇ュタを作ろう

 

 

 

 

 

私が初めての配信をして数週間たった。

ネットの話題性は高く、様々な人の目に留まったらしい。

チャンネル登録者も一気に増えたが最初の動画を投稿していこう私は投稿をしていない。

理由はいくつかあるのだが、何よりネタがないのだ。

こんなところで詰まっていては少しあれだが、まだそこまで問題ではないはずだ。

「あっ。そうだ。ラピュタを作ろう!」

思わず、そう口にした。

「まずはどうやって飛ばすか、だよね。」

動力源それは大事だ。

車だってテレビだって。ましてや人だって何かしらのエネルギーがいる。

大陸ほどではないが一つの小さな島くらいのラピュタを浮かばすには何かしらの動力源がいる。

「・・・あっ。賢王が使ってた。魔術書と杖。うん。あれを使おう!」

ギルガメッシュだったら怒ってるかもしれないが、私は私だ。

イリヤスフィールでもなければ慢心王でもない。

そう思いながら、外へと出る。

まずは土台作りだ。

王の財宝の力を使い、土台を作っていく。

ギルガメッシュの王の財宝と私の王の財宝はたぶん、使い勝手が少々異なる。

私は宝具の原典なんかしらない。

しかし、それでも宝具を取り出せるのは私が望んでいるからだ。

私の王の財宝は過去を中心にあるもので自身が欲しい、取り出したいと思ったものが出せるのだ。

今だって、土を固めることができる魔導書を使用している。

というか・・・たまに原典でなくとも入っているのはご都合なのだろうか。

「どうしたの。シロ?」

突然、シロが私の肩を叩く。

・・・どうやら作っているのを動画にしたいらしい。

私は満足だったが、ネットの人の反応がどうせCGみたいなの使ってると言うのが、嫌だったらしい。

だから、やってる最中を撮りたいようだった。

たぶん、そこを撮ったからといって何か反応が変わることはないと思うのだが・・・

「まあ、シロがそう思うなら。いいよ。私はあなたを肯定する。」

私はシロにそう言った。

シロは嬉しそうに自身のカメラ部分を器用に動かして喜びを露にする。

そして、動画の撮影が始まった。

「・・・んー。やっぱりゴーレムもいるかな?」

そう考え同時並行でゴーレムを作る。

見た目はラピュタに出てきたのにそっくりだが、特に戦闘能力はつけていない。

レーザーとかもさせてみたかったがせいぜいパンチすることが限界程度だ。

今の私には技術的にできないのだろう。

 

なんだかんだありながら、私はラピュタ・・・みたいな浮遊島を作ることに成功した。

これがほんとの虚栄の空中庭園(ハンギングガーデンズ・オブ・バビロン)なんつって。

「・・・あれ?もうこんな時間?」

思わずそう声に出た。

空は赤く染まっており、作り始めた時間を考えればかなり長い時間没頭しているのがわかった。

それはそれとしてこのラピュタは(わたし)ながらうまくできたと思う。

「よし。」

私はそう言うと、空中庭園を地面に固定していた要であるズッ友チェーンを外していく。

こんなことに使ったら怒られるかな?でも、ラピュタって偉大だから。王様も友もきっと許してくれるかな?

「飛んだー!」

私だけなら、空を飛ぶことはできた。

だが、ここまで大きなものを飛ばすのは王の財宝があっても難しい。

私は疲れとともに少し感動した。

前世の私はよくも悪くも一般人で凡人に過ぎなかった。

だから、特典とはいえ今の私の力でこんな大きなことができることに。

「きれー。」

真っ赤な夕日を見てそう言った。

真っ赤で大きな夕日は私を見守っているようでとても優しく感じた。

そして疲れ切った私は思わず寝てしまっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「はっ。」

私は勢いよく、起き上がった。

私がいるところはかわりなくラピュタの大地。

しかし、ラピュタの外を見ると果てしない海が続いていた。

「ここ。どこー?」

少し変な方に向いた髪をおいて、私はそう口にした。

真横にシロがいるのは変わりない。

「うん。帰ろう。」

そういいながら私はラピュタの中心地へ歩き出す。

シロはそんな私についてくる。

シロのカメラが起動しているのが気が付かずに。

私は中心へと歩く途中で作ったゴーレムたちを見る。

・・・しかし、このゴーレムたちは作ったときと比べて動きが鈍く感じる。

それは仕方のないことだった。

元より、この浮遊島はすぐに壊す予定だったからゴーレムたちの寿命も数時間程度のものにしたのだ。

中心につき、入り組んだ地下の道を進む。

一つの石碑の前に立つ。

「ここが・・・このラピュタの動力源を司る部分。」

私は実際のところこの場を見るのは初めてだった。

設計図だけゴーレムに渡して作ってもらったのだ。

理由はここを見て感動したかったのだ。

しかし、草木が原作よりも少ないせいか思っていた感じとは少し違った。

「リーテ・ラトバリタ・ウルス・アリアロス・バル・ネトリール。」

そう口にしながら、石碑を見る。

そして青い宝石を手に取ると、一言付け足す。

「バルス!」

ここの下が海でよかったと改めて思う。

崩壊するラピュタを見て私はすごく泣きそうになる・・・

 

 

と思っていた。

何も感じなかった。

まるで、子供が蟻をいともたやすく潰すように。

私は何も感じなかった。

少なくとも頑張って作ったものを壊して何も感じらないような人ではなかった・・・はずだ。

私は崩壊するラピュタを見ながら、空を歩く。

そして、ゆっくりと家の方へと歩いていく。

来た方向はわからないが少なくとも魔力の反応を辿れば家の位置くらいはわかる。

天翔ける王の御座(ヴィマーナ)を王の財宝から取り出し、魔力の反応がする方へと向かう。

しかし、魔力の反応があった先は家ではなかった。

「■■■ー!!」

「は?」

そこにいたのは何者でもない。

イリヤスフィールの元サーヴァントである黒化したヘラクレスそのものであった。

「バーサーカー・・・。」

私はそんなサーヴァントを見て表現しづらい顔をしていた。

そう、退屈をかき消す喜びと再会の喜び。

それと同時に多くの困惑があった。

 

 

 

 

 

______________________________________

 

 

 

 

後書き的なやつ

なんか辛気臭い感じになってしまった。

主人公がおかしくなっている理由は様々ですが自然とヘラクレスの魔力を感じ取っていたことが主な原因です。

ヘラクレスというイレギュラーに全知なるや全能の星(シャ・ナクパ・イルム)とイリヤスフィールそのものが自動的に反応していたんですね。

現代風世界は次回で最終回になるかと思います。

 

 

 

 

 

【小ネタ】

主人公は全知なるや全能の星(シャ・ナクパ・イルム)や千里眼を十分に扱うことができます。

さらにいえば、起動のオンオフも可能です。

 

 

 

 

 

主人公が行く世界候補(現状)

  • Dr.STONE
  • Fate/stay night
  • オーバーロード
  • 呪術廻戦
  • ONEPIECE
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