転生特典がイリヤスフィールの肉体で王の財宝が使えるってま?   作:ロールクライ

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あかいあくまとの会合

 

 

・・・あかいあくまに家に招待された。

いやまあ、冬木の管理をしているのは彼女なので当たり前といえば、そうなのだが。

 

「それで?あなたあんなところで何をしてたの?」

 

戦闘をしてましたって言っても大丈夫なのだろうか。

そもそもこの世界はどのルートを辿るものなのだろうか。

桜ルートが正直一番キツイ気がするが・・・いやどれもキツイか。

でも逃げれば関係ないはず。

 

「えっと・・・。」

「何。もしかしてあんた。人に言えないようなことでもしてたの?まあ、あんなところいたんだし何かやってたのは間違いないんでしょうけどね。」

 

さて、どう逃げるか。

無理矢理逃げることはたぶん可能だ。

でもそれは彼女のヘイトを溜めることになってしまうだろう。

それは避けたい。

・・・一つだけ。

穏便とは言わないが考えたことがあった。

前世で自分が聖杯戦争に参加したらなぁって考えたことがあった。

ならそれが今なのではないか、と思う。

参加者だというなら彼女はとりあえずは私と離れるだろう。

 

「・・・聖杯戦争に参加しに来たの。」

 

そう言った。

召喚するならアサシンだろうか。

 

「・・・なるほどね。でも、あなた。まだサーヴァントはいないようだけど?」

「これから召喚するところだったの!あなたが来たから、中断したんです。」

「わかったわ。でも、まだ聖杯戦争は始まってないからしばらくは私が監視の元活動してもらうわ。」

 

え・・・?

彼女がすぐさま「え?じゃないわよ!」というがそりゃ、え?ってなりません?

敵になり得る魔術師・・・ほんとは違うけどとはいえ相手を自身の工房に招くだって。

それはトオサカさんでもよくないでしょ。

 

「あのね。あんなところで大規模な魔力の反応を出すあんたみたいな奴が変なことを起こさないか、こっちは監視する義務があるの!もちろん、サーヴァントが出そろってきたら解放してあげるしそこら辺は安心してくださいな。」

 

よし。もうどうにでもできないな!

そう思った私は覚悟を決める。

「もうやめた!私だって本気でやってやるわ!」

「・・・急にどうしたのよ。」

彼女は急にそう言った私を見て若干引いていたが関係ない。

 

「私がこの物語をハッピーエンドにしてあげる!」

 

「・・・ほんとに大丈夫なの?あんた。」

 

そんな私を彼女は不思議そうに見ていた。

「はぁ・・・まあいいわ。私は遠坂凛よ。好きに呼びなさい。あなたは?」

「私はイ。」

「イ?」

 

イリヤスフィールはダメじゃないか?

なにせ、本人がいる。

逆に本人がいなければ名乗っていいのかという話だがそれはそれとしてどうするか考える。

ギルメッシュはダメだ。

イリヤもダメ。

姫ギル・・・?

もうギルでいいかな。うん。

頑張って探せばギルっていう名前の人は見つかるはずだ。

私にはネーミングセンスがないからね。

シトナイでもよかったけどそれはそれでサーヴァントって勘違いされる場合もあるかもしれないし。

姫乃ギル。

またはギルスフィール・フォン・アインツベルンとか?

「ギル・・・ギルって呼んでちょうだい。凛。」

 

これが私とあかいあくまの初日の会合だ。

 

 

次の日の朝

 

さてどうするかと私は頭の整理をする。

ハッピーエンドにするなら凛を味方にするのは必須条件だ。

キャスターは・・・どうしよ。少なくとも桜ルートの終わり方はさせたくない。

桜はできれば助けたいが難しい。やるなら早くに行動する必要がある。

衛宮士郎は凛と同じく仲間にしたい。

イリヤも仲間にしたいが無理そうだが長生きはしてほしい。

言峰はどうでもいいや。

ギルガメッシュは・・・うん。この世界のギルガメッシュはどうでもいいかな。

バゼットさんは・・・いつ死んだの?私の知識の中にはそれがない。

前世の私はFate作品ファンの一人でもいわゆるガチ勢などと比べると物知りというわけでもない。

そのため、言峰に殺されたランサーのマスターということ。現存する宝具をもつこと。プリズマ☆イリヤで出てきたことくらいしかしらないのだ。

とりあえずバゼットさんは保留で。

そうなると優先すべきは・・・凛と衛宮士郎を仲間にすることだ。

 

「凛・・・話があるの。いる?」

 

そう言って彼女の部屋の前で言う。

しかし、反応はない。

何度か言うも反応がないためドアを開けるもそこに凛はいなかった。

「・・・あっ。学校。」

 

監視するといってたのに学校に行ってしまって大丈夫なのだろうか。

それとも使い魔か何かに監視させているのだろうか?

私はそう思い周囲を見渡すも使い魔らしき姿はない。

・・・もしかして寝ぼけていたから私の存在を忘れていたのだろうか。

 

「もう。凛ったら私が悪い奴ならどうなっていたんだか。」

 

そういいながら凛の家をあさる。

主に魔導書関連をだが。

 

「魔術を継承してなくとも魔術を知ることは大事のはず。」

 

いや、私の財宝を使えばいいのだろうがどうしても私が持つものは高レベルなものが多くてね。

 

「もっと簡単にできるようなものがほしいのよ。」

 

ふと、凛が使うであろう宝石が目に入る。

「・・・こっそり宝石を増やしても問題ないよね。」

 

私はそういって財宝の中から"力"のこもった宝石を取り出す。

この対価として・・・少しだけ・・・少しだけだよ?

魔術書、魔導書をもらう(ぬすむ)ことにした。

 

何時間か経ったくらいに凛が帰ってきた。

帰ると同時に「おかえりなさい。凛。」と言ってやると驚いたような顔をしてそのまま顔に手を乗っける。

 

「しまった。あなたがいるのを忘れてたわ。」

「・・・それは問題ないわ。」

「問題ありよ!魔術師を自身の工房がある場所に招いておいて何もしないなんてね!」

 

彼女はそういうと自身の家を物色し始める。

「あんた。何もしてないんでしょうね?」

といってこっちを見てくるが。

私の存在を忘れてたのが悪いと思う。

 

「ところで凛。そろそろ聖杯戦争が始まると思うけど手を組む気はない?」

 

私がそういうと彼女はゆっくりとこちらを見る。

その顔はさっきよりも真剣なものだ。

「同盟ってこと?」

「そう。どうせあなたは最後の方まで残ると思うし最初のうちに手を組んで最後の方になったら戦うってことにしたいのだけれど。」

「・・・さすがにそれはお断りよ。あなたは悪い魔術師ではなさそうだけど私は私で一人でやりたいから。」

「そっか。残念だけれど、それならもうこの家にいるつもりもないわ。」

 

私はそういうと玄関の方へと歩いていく。

凛は玄関まで私に付き添ってくる。

 

「そうだ。凛。今回の聖杯戦争・・・普通のものではないってことだけ教えてあげるわ。」

 

私はそういって外に出た。

最後に凛が何が言ってたけど関係ない。凛は今仲間にできるのが最もよかったが最悪今でなくとも聖杯戦争が参加してからでもなんとかなるはずだ。

私は外に出ると小型版天翔ける王の御座(ヴィマーナ)のような黄金のスケボーみたいな宝具を取り出す。

しばらくはこれが私の魔術礼装として活動するつもりだ。

少なくともよほどのことがなければ財宝は解禁しない。

私は黄金のスケボーに乗ると森の方へと移動した。

そこで魔術の基礎となる陣を描く。

 

「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。

降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ

 

閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。

繰り返すつどに五度。

ただ、満たされる刻を破却する

 

――Anfang

 

――告げる

 

――告げる。

 

汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。

聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ

 

誓いを此処に。

我は常世総ての善と成る者、

我は常世総ての悪を敷く者。

 

汝三大の言霊を纏う七天、

抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ!」

 

 

呼ぶのはアサシン。

ハサンの宝具はないが近しい外套を触媒とした。

普通であればハサンが呼ばれるはずだ。

 

「サーヴァント、アサシン。ここに参上仕った。」

 

なんでぇー?

そこにいたのはFate/staynightの偽のアサシン佐々木小次郎であった。

 

 

 

 

 

 

「ふっ。これは随分奇怪な異国の少女に呼ばれたものだ。ますたーに魔術師。知らぬはずの知識を手に入れるというのは思っていたよりも不思議なものだ。」

 

彼はそう言った。

そんな私は困惑からうまく次のことに行動を移せない。

 

「・・・私を呼んたことが心底不服だったらしい。どうだ。いっそのことその令呪とやらで自害を命じるというのは。」

 

彼がそういうと私はようやく動きだす。

 

「ごめんなさい。いや、予想外だったのよ。あなたは本来私に呼べるものではないと思ってたから。」

 

佐々木小次郎はサーヴァントがサーヴァントを呼んだから呼ばれていたはずだ。

それに間桐臓硯がアサシンを呼んだ場合ちゃんとハサンが呼ばれていた。

でも、ヘタなアサシンよりも彼の方が有用かもしれない。

それにアサシンが私の手にあるというのが重要なのだ。

そうすればハサンが出る確率をかなり減らすことができる。

 

「まあいいわ。よろしくね、アサシン。あなたにはもしかすると大変なことを頼むかもしれないけど期待しているからね。」

「うむ。面妖なますたーではあるが期待に通りになれるよう頑張ろうではないか。」

 

 

 

 

 

_____________________________

 

 

 

 

後書き的なやつ(設定とか)

 

凛視点だったら主人公は変人だけど感じる魔力はやばいのでかなり警戒してるレベル。でも、悪い奴じゃなさそう。

たぶん、主人公が駄駄こねても少なくとも今は仲間になることはないと思う。

 

アサシン・佐々木小次郎が呼ばれた理由について

別にハサンでもそれ以外のアサシンでもよかったんですけど元よりこの世界では主人公は疑似サーヴァントのような"何か"なのでイレギュラー判定でこのキャラとしました。

ですが、本作の佐々木小次郎さんは強さは原作とさほど変わらないですが、自由に出歩ける分多少は変わること思います。

 

黄金のスケボー

どっか宝具。ランクはそこまで高くない。

空は飛べるし最大速度で飛んでも乗っている人は吹き飛ぶことはない。

しかし、よくても時速60kmくらいしかでない。

まあ、現代魔術師の魔術礼装として考えると・・・

一応、程度の低い魔術ならはじく効果がある。

たぶん、対魔力EかD分くらい?

 

 

桜の処遇

  • すまない。殺してしまってすまない。
  • 心臓とかもろもろ取り除いて救済
  • 殺すことでの救済
  • 衛宮士郎に頑張ってほしい
  • 本家にどちらかといえば近い感じ
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