俺が過ごしている孤児院は、正直言って最悪な場所。先生達は多分、いい人なんだと思う。でも、殆どの先生は精神的に苦痛が来て、狂ってしまうか辞職、転職する人が多い。孤児達も狂ってる。ポーカーで賭け事したり、個性を使ってロシアンルーレットしたり、薬やってたり…まぁ、色々やってる。ここに来るヒーローも多分、ここ出身が多いのか、助けもせずに一緒に遊んでる。いじめとか普通だし俺も入った時当初、虐められたけど宿儺がいてくれたおかげで初日で済んだ。
ここに入れた消太くんの事は別に恨んでない。逆に大好き過ぎて、個性で呪ってしまう程だ。この事を本人と再会した時に言うか、言わないか悩む所だが、流れに任せている。お礼を言うってより、ここから出る為に消太くんを忘れたくないんだと思う。
ここに入った理由はよく覚えてない。正確には、両親が死んだことは知ってる。それで入ったことも。でも、なんで両親が死んだのかとかよく覚えてないし、興味ないからどうでもいい。印象深いのは、家の前にいた消太くんがいた事かな。今思うと、不審者だったろうなぁ…
そんな孤児院に、5歳の頃に入った俺はもう受験生だ。中学三年生、最後の夏。
「にしても、もう10年かぁ…早いなぁ~」
そう呟きながら、受験勉強で固まった身体を伸ばして部屋の天井を眺めた。
俺は雄英高校を受験する予定だ。相澤消太、俺のヒーローに会う為に。もちろん、ヒーロー科に入学出来ること、それが一番会える可能性はある。ただ
俺の“個性”は【呪術】―呪い*1を使い戦う―俺の中には、特級呪霊…呪物か?まぁ、どっちでもいいが両面宿儺がいる。今は、寝ているらしい。このことが世間にばれたら終わりだ。どこで知ったのか二ヶ月に一回程度、命を狙われている。普段でも命を狙われてるのに、雄英の体育祭で世間にバレたら面倒なのは目に見えている。
「…ヒーロー科、普通科…うん、普通科にしよう」
確か転科があったはずだ。無理にヒーロー科に行かなくてもいいだろう。それにヒーロー科に行くと、個性の制御ができない気がする。宿儺は制御をする気はないだろうし…強いて言うなら、消太くんくらいだと思うけど、個性が暴走する前提で動いちゃダメだと思うから、ヒーロー科に通わない。
だから…だからさ、
「早く…はやく、おれをたすけて
1000文字以上って決められると少しキツイな…
次話は、少年の設定でも書こうかな…?