とりあえず書き上がっている分は毎日投稿します。
6話くらいで完結する予定です。
よろしくお願いします。
灰桜さんたちのスペシャルステージから数日経ったある日。
わたしの元に
内容は「灰桜さんの初期化が完了した」というものだった。
本当は昨日のお昼に伝えに来てくれたみたいなんだけど、わたしが炊き出しのお手伝いでお
灰桜さんからはちゃんと意志は聞いていたし、お別れもした。
『初期化されても、千代ちゃんからもらった大切な
『だから...また、会いに来てください』
『私はここで待っています』
そんな言葉と、柔らかく、でも泣きそうな笑顔が、ふと頭をよぎる。
そして、わたしの体は手紙を読み終わると同時に黒猫亭へと駆け出していた。
**×**
「灰桜さん!」
そう言いながらドアを勢いよく開けて黒猫亭に入ると、フロアに人影はなく、いるのは会計台で丸まる黒猫だけ。
「あれぇ?いつもならお店を開ける準備をしてる時間なのに...」
「なぁぅん」
気だるげに顔を上げた黒猫に近づいて、目線を合わせて問いかける。
「シャノちゃん、灰桜さんたちがどこにいるか知ってる?」
そうすると、黒猫のシャノちゃんは音を立てずに床に降りて、無言で先導してくれる。
そのまま着いていくと、フロアを出て左へ曲がった。
「えっと...地下の作業場にいるの?」
「なぅ」
そうみたい。
「ありがと〜」
はやる気持ちを抑えられず、駆け出す。
後ろから聞こえるシャノちゃんの文句を無視して走ると、10秒とかからずナギさんの作業場へ到着した。
「灰桜さん!」
そのままの勢いでドアを開けて入ると、寝台に寝たままの灰桜さん。
そしてそれを囲うように立つ鴉羽さんたちの後ろ姿が見えたので、無意識に駆け寄った。
「あっ千代ちゃん」
「鴉羽さん、みんなもおはよう」
「ええ、おはよう」
「おはようであります」
「おはようございます、千代ちゃん☆」
「ごきげんようですわ」
「...あと何サラッとお姉様とお手を繋いでるんですの?」
「ん〜、なんとなく?」
「毒気がないのがまた腹立たしいですわね」
そんな話をしていると、入り口の方からふいに声をかけられた。
「いらっしゃい、千代ちゃん」
振り返るとシャノちゃんを抱えた黒猫亭のオーナー、ナギさんがいた。
「あっ、ナギさん!お邪魔してます」
「元気そうでなによりだよ」
「...こっちへおいで、少し話そうか。灰桜について」
「君にも知っておいてほしいんだ」
「うん。わかった」
「...またあとでね。灰桜さん」
「みんなも来てくれ」
「わかりました」
「了解であります」
「はい」
「(無言で頷くレーツェルさん)」
そうしてナギさんの執務室へ移動することになった。
あっ移動中に鴉羽さんに手紙のお礼をしないと。
文字色は
灰桜・・・石竹色(#e5abbe)
鴉羽・・・オーキッドパープル(#af0082)
月下・・・金糸雀色(#ebd842)
箒星・・・薄群青(#5383c3)
レーツェル・・・ココア色(#6e4a55)
となっております。
そのキャラらしいワードチョイスが難しい...
キャラ崩壊してたら教えてください。