前世も現世も、人外に囲まれた人生。   作:緑餅 +上新粉

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これは、いわば設定の書きだめのようなものです。
本作の主人公である『栗花落功太』のプロフィールや、能力などを詳細に記述しています。
本編を読んでいて、「これはどういう原理なんだろう」と思ったところを解消できればいいかなと思っております。

※注:最新話まで読んでいない人がこれを閲覧してしまうと甚大なネタバレになります。なるべく読み進めてからのお目通しを推奨しますが、どんな主人公が活躍するのか知りたい、と思う方は自己責任で閲覧をお願いいたします。


Blank Space.
File/Not Classification.Characters Material


【名】栗花落 功太(つゆり こうた)

【プロフィール】性別:男 年齢:15歳 身長:177cm 体重:65kg

 駒王学園在籍。一学年。同クラスの女子曰く顔の造形は普通かそれ以下。

 前世は行き場を失った動物たちをひたすらに引き取り、家計を逼迫させていた。故に動物好き。人間より動物とコミュニケーションを取ることに長け、また彼らからも好かれやすい体質である。そんな性格が災いし、車道に佇む野良猫を救おうと飛び出し、四トントラックに轢かれて死ぬという結末を迎えた。だが、彼は最期にも自分のことではなく野良猫のことを優先して心配していた。

 一度命を落としたその後、神を自称する白い少女と出会い、生前にした多くの善行を理由に二度目の人生を提案される。彼はそれを受け容れ、転生世界はランダムだが、もしパワーインフレ界に生み落とされた場合を想定して、『異形の者から暴力を振るわれた場合にのみ、強力な能力が与えられる』というスイッチ開閉式の異能を神から賜った。以降に『ソレ』は人の身でも扱えるよう成形された『疑似聖杯』であったことを知る。

 そして、彼は無事に転生し、色々あってYAMA暮らしを余儀なくされながら、葛木先生もびっくりな進化を遂げた後にハイスクールD×Dの世界に介入するのだった。

 

 

 

・栗花落 功太 基本ステータス

筋力 E

耐久 E

敏捷 E

魔力 EX

幸運 B

宝具 -

 

・保有スキル

<気配感知(E++)>

 

<気配遮断(D)>

 

<人外専攻(B-)> : 対象がヒトという種に当てはまらず、かつ理性の大半がない場合幸運が上昇する。また、理性があるとしてもランクは下がるものの効果は発動する(ただし、ランクD以下は無効)。ランクA以上だと同種族以外との戦闘ではほぼ殺されなくなる。EXともなれば敵が勝手に死ぬ。

 

<魔力放出(EX)> : 発動時は筋力、敏捷が飛躍的に上昇するが、身体の規格は人間であるため、程度によっては身体強化を挟まなければ、強力なGによって身体に多大な負荷がかかり、まともな戦闘が行えない。また、武具を介して魔力を放出することもでき、サタデーナイトスペシャル張りの安物剣でも、強力な一撃を叩き出すことが可能。

 

<身体強化(EX)> : 高純度の魔力で全身をコートすることで、あらゆる衝撃から身を守る。魔力放出と似ているが、この能力は体外ではなく体内に効果を及ぼしているため差別化。全開強化時はランクA以上の宝具、またはそれと同等の威力を持つ攻撃以外はほぼ無効化する。

 

<武具創造(オーディナンス・インヴェイション)(EX)> : 名前の通り、あらゆる武具を創造する強力無比な能力。事実上、Fate世界に存在するすべての武具を魔力によって顕現できる。担い手の記憶、経験を一部共有できるという特異な性質から、創造した各宝具の真名解放が可能。真の担い手が扱うものより威力が低下し、宝具によっては発動させられない神秘もあるが、大半は元来持ちうる能力を引き出せる。

 

<武具精製(オーディナンス・フォーミング)(D+)> : 土や石等を武具の形状へ変化させ、外側を魔力でコーティングする能力。武具創造のように莫大な魔力消費は避けられるが、一定以上の実力を持つものにはあまり効果的ではない。しかし、数に制約はないため、材料さえあれば恐ろしい量の武具を一度に出現させられる。

 

・宝具

なし

 

 

・英霊エミヤ間接降霊時の基本ステータス

筋力 D

耐久 C

敏捷 C

魔力 EX

幸運 B

宝具 -

 

・保有スキル

<気配感知(E++)>

 

<気配遮断(D)>

 

<人外専攻(B-)>

 

<魔力放出(EX)> : 英霊エミヤの身体に限りなく近くなったため、より能力の限界点が上昇している。

 

<身体強化(EX)>

 

<千里眼(C)>

 

<心眼[真](C)> : アーチャー保有時のランクは本来Bだが、人間の感覚では扱いきれないためランクが一つ下がっている。

 

<武具創造(EX)>

 

<武具精製(D+)>

 

・宝具

なし

 

 

 

武具創造(オーディナンス・インヴェイション)について【補足】

 

 座から欲しい武具の鋳型持ってくる。 → 聖杯の魔力流して鋳造。 → 武具の能力を得た魔力を魔術回路に流し、外に出力。 → 武具創造

 

 武具創造にて行われる一連の工程は、上記のような流れとなっている。そして、本人が未だに分からないと言っていた、『何で武具の鋳型の所在って最初から知ってるの俺』という点だが、前述の通り武具には鋳型があり、それを手に入れるためには勿論出自や扱っていた英霊の存在をある程度知っていなければ、聖杯と繋がっている座から場所を割り出せない。しかし、作中では武具から英霊の記憶を抽出できているので、鋳型の情報を無意識に補完していることが分かる。この理由については、のちほど本編にて解説され次第更新。

 

 次に干将莫耶の特別さについて解説する。

 

 干将莫耶は度重なる鋳造によって鋳型を完全に把握、座にある原本の鋳型をわざわざ使う必要がない。つまり、型に流す作業を行わなくても、ただの魔力からいきなり構成可能。(表現を変えれば、干将莫耶の持つ情報を既に把握済みであると言える。また、この性質により元来の創造で行う工程を大幅に省略でき、干将莫耶のみ武具精製と同等の速度で生み出せる)

 

 上記のような手法で、熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)も『ミリアド』という特殊形態を生み出すことに成功している。

 

 こういった、既存の宝具に手を加えて強化するという行為は、本来なら不可能である。何故なら、通常は担い手が扱っていたままの形状、材質、能力、歴史を余すところなく再現しなければ、前述の要素に手を加える過程で、座にて型をとってきた『宝具の本質』までも壊してしまうからである。これでは、宝具の形をしただけの只の武具となってしまう。それらを寸分たがわぬ形で再現できるのは、担い手である持ち主の英霊のみ。

 この問題を解決する方法は、宝具として構成される四つの要素のみを上手く変形、成型しながらも、座から得た『宝具の本質』は維持させることに限られる。

 彼がこの難題を解決した要因は、数項前に解説した、『度重なる鋳造によって鋳型を完全に把握した』という点にある。これは、言い方を変えると、宝具を構成する四つの要素、そして『宝具の本質』の位置や形状を完全に把握したとも言える。あとは単純に、本質を変異させない程度に四つの要素を選択して手を加えることで、担い手としての権利を行使可能なまま、宝具の亜種を生み出せる。

 

 

 鋳型とは英霊の記憶そのもの。なので、魔力で鋳造する際に武具の担い手の記憶も混ざる。この記憶は魔術回路で武具を魔力から物体へと変換する時、または創造した後でも意識を集中させて武具に呼びかければ読み取ることが可能。これを繰り返すことによって、干将莫耶のように武具の鋳型に含まれた本質を理解し、英霊の魂へたどり着くことが出来る。

 

 完全に構造を把握した武具の情報から英霊の魂を捜索。 → 英霊の技術、経験などを鋳型にする。 → 魔力を流して鋳造。 → 魔術回路内を走らせ、情報読み込み。(このとき、英霊が生前持っていた思想や怨念などが流れ込む。これが原因で得ることの出来ないスキルなどが発生する場合あり) → 現界。

 

 上記の工程を踏むことで、英霊の所在を逆探知し、その技術や経験を一時的に会得することができる。

 オリ主が使ったエミヤは『アーチャー』なので、そのスキルも複数習得している。(心眼、千里眼など)。しかし、作中にもあったように『無限の剣製』だけは精神汚染を防ぐために弾いている。アレを受け入れられるのは本当の正義の味方か、起源が『剣』の存在くらい。

 

 自分自身の肉体を英霊に近づけるという無理なことをしているので、身体への負担はある。しかし、これも数を重ねることによって身体の作りを変化させ、ある程度までなら適応させることも不可能ではない。

 ちなみに、士郎の使った憑依経験とは似ているようで全く違っている。憑依経験は本来扱えないはずの英霊が持つ技術を未熟である自分へそのまま叩き込むものであり、無論身体がついていけなくて悲鳴を上げていた。

 一方、彼の能力は『同調』に近く、無理な要素は予めそぎ落とし、扱える分のみを選択して獲得している。そのため、戦闘時に身体へかかる負担は士郎より軽い。

 

 

 

・干将莫耶 オーバーエッジ各種一覧

α(アルファ): 自動追尾機能搭載。迎撃されるごとに追尾性能、速度上昇。破壊され次第能力を失う。(特に由来無し)

β(ベータ): 高防御に対する有効な対抗手段。簡易機構の魔術回路を組み込んだ干将、莫耶のいずれかを()()()、魔力を鏃に一点集中させて撃ち放つ。(特に由来無し)

γ(ガンマ): 刀身に組み込んだ魔術回路で魔力増幅。(γ関数にちなんだ能力)

ε(イプシロン): ???

ρ(ロー): 剣の硬度を上げる。(密度の単位を表わすことから)

σ(シグマ): 剣に限界まで込めた魔力を暴発させる。(総和という意味から)

ω(オメガ): ???

 

 

熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス) 『ミリアド』各種一覧

 【天蠍宮 陽鎖す赤色の星(アンタレス)】: 七枚の障壁を展開するアイアスの背後に、もう一つのアイアスを出現させる。同時に巨大な障壁を新たに一枚追加。(強度は、最も強固だと言われる七枚目の花弁十枚分)

 【金牛宮 廻る戴天の七星(プレイアデス)】: プライアデス七姉妹 (アルキュオネ、メローペ、ケライノ、エレクトラ、アステローペ、タユゲテ、マイア) の名を冠した、七枚のアイアスの花弁を出現させる。通常の形態とは違い、分離させ極めて自由に飛行させることが可能。敵の力の根源(魔力など)を認識させることで本領を発揮し、以降は全方向からの攻撃に自動で対応、防御を行う。また、防護対象を花弁単位で変更させることもでき、例えば自分を五枚のアイアスで守りながら、味方の一人にも二枚のアイアスをつけるなどといった行為も可能である。

???: 

 

 

 

・それ以外の能力

Re=Born:武具創造(オーディナンス・インヴェイション)武具精製(オーディナンス・フォーミング)において、直前に創っていた武器が破壊された場合、周囲に散った魔力を掻き集めて使用し、詠唱無しで直ぐ様その武器を生み出せる技。但し、散った魔力を全て集めるのは不可能なので、使い続けるごとに劣化が進む。

 

読心の力:相手の心を読むことができる能力。当人は使用することを拒んでいる節がある。意志を宿した神器に語りかけることで自身の意識を飛ばし、神器内で直接会話を行うことができる。

 

龍の回路:オーフィスが主人公と肉体的に契る際、少しづつ広げていた魔術回路の一種。魔術回路とは本来先天的なものであり、後付けで増設することは不可能なはずだが、無限の龍神の為せる技か、疑似神経の一つとして違和なく定着している。作中では、主に聖杯由来の疑似魔術回路が疲弊した場合の代打として扱われる。

 

 

・オリジナル宝具

【名】迅雷、耳ヲ覆ウニ遑有ラズ(千鳥一文字)

【ランク】B+

【種別】大軍宝具

【レンジ】1~40

【最大補足】50人

【由来】大友家家臣、立花道雪の雷を斬った逸話

 千鳥一文字とは、安土桃山時代頃の武将、立花道雪が佩びていた刀である。またの名を雷切といい、これは道雪が雷を斬ったという話が広まったときについた名。

 道雪が雷を斬ったのかどうかの真相は不明とされるが、彼の英霊昇華とともに宝具としての千鳥が生まれ、これが強力な雷の属性を持つに至った。

 千鳥は魔力を雷に転換する特性を有し、魔力を譲渡する限りは、常に刀身が帯電している状態となる。また、魔力から生み出されたため通常の電気とは異なり、接触した生物の体内に入り込むと、身体の電気信号を阻害し、結果動作を封じる。

 この宝具は、前述の魔力を雷にする千鳥の能力を極限にまで高め、刀自体を構成する魔力すら雷に転換することで発動可能となる。その状態で真名解放すると、千鳥は自然の『雷』と同質かそれ以上になり、所有者の神経系に作用することで、一時的に音速以上のものを知覚可能な状態となる。後は刀を振るうだけで落雷に匹敵する威力と速度の雷の放射が行われ、魔力が含まれた超高電圧、大電流の波で対象を焼き尽くす。また、音速の飛翔体が通過した衝撃で周囲にも甚大な破壊を及ぼす。

 史実から、天候が悪ければ悪いほど威力を増すという特性も持つ。

 

 

 

・サーヴァント一覧(作中で召喚された英霊のみ)

【セイバー】

真名:沖田総司

 

・ステータス

 

・基本ステータス

筋力:C

耐久:C

敏捷:A⁺

魔力:E

幸運:C

宝具:C

 

 

<心眼《偽》(A)>

<病弱(A)>

<縮地(B)>

<在らざる魂(EX)>:座標混濁の特性も併せ持ったトンデモスキル。発動は任意で、性質は反転(※ランサー、クー・フーリンのステを参照)とほぼ同様だが、霊基が持たないため五分以上の維持は不可能な状態となる。具体的な変化としては、ステータスが全てUNKNOWNとなり、宝具も変化する。

 

 

・宝具

 

・無明三段突き

種別:対人魔剣

ランク:C

最大補足:1人

 沖田総司といえば三段突きといっても過言ではない。一応、同じ隊士に突きで有名なお方がもう一人いるが、その方が放つ突きがどれほどのものかは不明。

 技の構造は至って単純。三度の突きを全く同時に放つというだけである。が、その実は同じ物体が同じ時、同じ位置に存在していることから事象飽和を起こす、防御不可能な絶技である。

 

・???

種別:???

ランク:???

最大補足:???

 『在らざる魂』発動後、無明三段突きの代わりに発動可能となる。

 

 

 

 

 

【アーチャー】

???

 

【ランサー】

真名:クー・フーリン

 

 

・基本ステータス

筋力:A

耐久:B

敏捷:A⁺

魔力:B

幸運:C

宝具:C

 

 

<対魔力(A)>:聖杯により霊核が強化されているため、一ランク上昇。

<戦闘続行(A)>

<仕切り直し(C)>

<神性(B)>

<ルーン(B)>

<矢避けの加護(B)>

<座標混濁(A)>:杜撰な召喚による霊基の異常。通常は起こり得ないが、世界線をまたいだ影響か、オリジナルのゲイ・ボルグを消失という致命的なハンデを背負った。

<反転(EX)>:任意発動。名の通り霊核の性質・属性そのものを強制的に『反転』させる。通常の聖杯戦争では不可能だが、オリ主が所有している聖杯は座と繋がっている。言い換えれば、オリ主は座に干渉できるため、こういった()()()()もやろうと思えばできる。発動後はランサーのクラススキル『対魔力』を失い、矢避けの加護のランクが一つ下がる。また、筋力、耐久、宝具のランクがそれぞれ一ずつ上昇する。

 

 

・宝具

 

・刺し穿つ死棘の槍

種別:対人宝具

ランク:C

レンジ:2~4人

最大補足:1人

 皆さんご存知、心臓に当たらない必中の槍。因果逆転の呪いで先に『心臓へ命中した(命中するとは言ってない)』という結果を作ってから、槍を投擲するという原因を作る。故に必中必殺(笑)。

 ...と、好き勝手に罵ったが、今回は上記のステータス通り幸運がまさかの二ランク上昇を遂げているため、この状態なら騎士王の心臓すら穿てるかもしれない。ランクがBからCに下がっているのは、オリ主が創ったゲイ・ボルグだから。

 

・突き穿つ死翔の槍

種別:対軍宝具

ランク:C⁺~A⁺⁺

レンジ:5〜150人

最大補足:300人

 全力の投擲。心臓とか関係なしに純粋な威力で対象を爆殺する。無論、逃げ回ろうとマッハ2という猛スピードで追跡してくるため、足を使った回避はほぼ不可能。ランクが前後しているのは、オリ主が普通に武具創造して渡したゲイ・ボルグを使った場合と、聖杯の魔力を限界まで込めて、エミヤの持つ能力である『壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)』のようにし、かつ()()()真名解放を行った場合とがあるため。(オリ主はまだ、ゲイ・ボルグを干将莫耶ほどのレベルまで変異させられないが、中身をある程度弄ることはできるようになっている)

 

・????

ランク:A

レンジ:???

最大補足:???

『反転』発動後に使用可能。

 

 

【ライダー】

???

 

【キャスター】

???

 

【バーサーカー】

???

 

【アサシン】

???

 

【エクストラクラス】

現状、登場の予定なし




話数を重ね、明らかとなった情報があり次第、随時更新していきます。

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