白兎は狩人の誓いを   作:自堕落無力

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三十話

 

 オラリオ特有の祭りである『怪物祭』だが、とんでもない惨事が巻き起ころうとしていた。

 

 オラリオの地下から食人花の群れが姿を現し、暴れようとしていたのだ。

 

 それを食人花の口腔内にあった魔石を矢にて射抜く事で消滅させた狩人がいた。

 

 その狩人により、『怪物祭』を楽しんでいたオラリオの市民や冒険者、神々を食人花の怪物が暴威を炸裂させる事は無かった。

 

 流石に祭りの開催主である【ガネーシャ・ファミリア】とギルド本部に責任の追及はあるかもしれないが、最悪の事態を防げたのだから安い代償である。

 

 

 

 そして……。

 

「ベル、良く頑張ったね。まるで英雄みたいで格好良かったよ」

 

「私も見てたよ、やっぱり、ベルは誰かのために戦う時が一番強いね」

 

「お疲れ様でした」

 

「お疲れ様」

 

 異変を感じて動き出し、食人花の群れを倒そうとしていたがその前にベルが食人花の群れを片付けたのを見た【ロキ・ファミリア】のティオナにアイズ、レフィーヤにティオネはベルの頭を撫でたり、顔を弄ったりして可愛がっていく。

 

 

 

 

「ふふ、今日の英雄は間違いなくベルたんやな」

 

「ひゃうう、は、あうぁ……」

 

 

 ロキも又、ベルに触れて彼が快くなるように触れていく。

 

 

 

「ベルさん、弓の腕も凄かったんですね。格好良かったです」

 

「相変わらず、百発百中振りでしたね」

 

「はふ、んむぅ……」

 

 シルとヘイズも駆けつけてベルを抱き締めたりして積極的に可愛がった。

 

『ありがとう、英雄様』

 

 他にもベルが食人花の群れを倒したのを見ていた者たちが礼を言い、女性陣はベルを可愛がるのであった。

 

 その後は『怪物祭』を再度、ヘスティアにアルテミスと楽しんだ後……。

 

 

 

「感謝するぞ、ベル・クラネル。正にガネーシャだ」

 

「ガネーシャ様の事は気にしないでくれ……君のお陰で最悪な事態にならずに済んだ。本当に感謝しているぞ」

 

 【ガネーシャ・ファミリア】の団員に呼ばれ、円形闘技場に向かえば象の仮面を被った筋骨逞しい男神であるガネーシャと短く切った藍色の髪の麗人の見た目である女性のヒューマンで団長のシャクティ・ヴァルマからベルは礼を言われた。

 

「いえいえ、当然の事をしただけですから」

 

 お礼に何かするとは言われたが、自分たちが危機に陥った時に助けてくれるなどしてくれたらそれで良いと伝え、ガネーシャたちは【ヘスティア・ファミリア】が危険になった時、助ける事を確かに誓ったのである。

 

 

 

 

「本当にベル君は強くなったね」

 

「見事だったぞ」

 

 夜にて【ヘスティア・ファミリア】の本拠である廃教会の聖堂にて野営用の天幕を設けた【アルテミス・ファミリア】の団員達はベルを可愛がる。

 

「え、えへへ」

 

 そうして喜ぶベルだが、更に……。

 

「オリオン、今までの頑張りと今日の頑張りに応じよう」

 

「僕も君を一人をさせていた埋め合わせをしてあげるよ」

 

「え、あ、ふむ、んひゃ、あ、ああ……ふああああっ!!」

 

 夜中、地下室の寝台の上でベルは二人の処女神から本番以外の奉仕をされ、溶かされるような感覚と甘く痺れるような快感を与えられる。

 

『愛してる』

 

「ぼ、僕も愛してますぅ」

 

 その最中にたっぷり愛をヘスティアとアルテミスから囁かれまくり、それにベルは心地良さを得ながらも二人の女神に返答をし続ける。

 

 そうして、ベルは最後には幸福な気分になりながら眠りに落ちていくのであった。

 

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