白兎は狩人の誓いを   作:自堕落無力

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四十四話

 

 ベル・クラネルはその日、いつものようにサポーターであるリリルカに契約鍛冶師のヴェルフ、【タケミカヅチ・ファミリア】の桜花に命、千草ら六名、【ヘルメス・ファミリア】の団長であるアスフィに副団長のファルガー、【フレイヤ・ファミリア】の治療師であるヘイズらと24階層までの探索をしていた。

 

 因みに将来に向けて18階層を主に野営地とし、ダンジョンでの野営を行ない、練習もしながらだ。

 

「ふふ、ベルとの野営は良いですねぇ」

 

「癒されながらってのが良いです」

 

「そうだね、命ちゃん」

 

「ベルとなら遠征も楽しそうです」

 

「うちの遠征での同行も頼みたいですねぇ、本当に疲れるので……」

 

「ふひゃ、うく、くふぅ……」

 

 野営をしている時にはリリルカや命に千草、アスフィ、ヘイズらに頭を撫でられたり、顔を弄られたり、抱き締められたりと可愛がられては甘やかされ、愛でられる事で蕩けて腑抜けとなっていく。

 

 そんなベルの愛らしい姿にリリルカ達、女性陣は癒しを得ていく。

 

 一種のアニマルセラピーである……ただ……。

 

 

 

 

 

「ベル、好き、大好きです……ふちゅ、くちゅ、うむ、ふ……」

 

「ベル、愛していますよ、ちゅ、ふちゅ……む……」

 

「私も当然、愛していますよー。ちゅ……」

 

 ベルの事を真剣に愛しているリリルカにアスフィ、ヘイズらはベルへと深く口づけしたりもした。

 

 そんな事をされながら、ダンジョン探索の日々を送っていた時……。

 

「まだオラリオまで帰らないと駄目ですけど、一先ず『深層域』の探索、お疲れ様です……とっても強くて、ダンジョンを何度も探索しているフィンさん達でも深層域は大変なんですね」

 

「まあ、人数が違い過ぎるのもあるけど今回は敢えて皆、苦境に挑んだっていうのもあるんだよ。強くなるためにね」

 

「強くなるのは大変ですからね、『神の恩恵』がある分、結果は分かりやすいのが助かりますけど」

 

「そうだね、ともかく手助けありがとう」

 

 深層域から24階層まで進んでいた【ロキ・ファミリア】のフィンにリヴェリア、アイズにティオナ、ティオネ、レフィーヤにラクタ達がモンスターの群れに襲い掛かられていたのを見つけたベルは直ぐに駆け付け、倒してみせた。

 

 

 

 そのまま、合流し野営地まで案内したのだ。

 

 

 

「相変わらず、良い子でなによりだ。ベル」

 

「うん、ベルは良い子」

 

「本当、会いたくて会いたくて堪らなかったよ……」

 

「良い癒しよ。貴方は……」

 

「ベル、ありがとうございます」

 

「成程、これは堪りませんね」

 

『私達ももっとしてあげる』

 

 リヴェリアにアイズ、ティオナにティオネ、レフィーヤにラクタ達から可愛がられ、甘やかされていく。それを見てリリルカに命に千草、アスフィ、ヘイズらからも更に可愛がられ、甘やかされては愛でられていく。

 

 そうして女性陣から可愛がられたりもしながら、【ロキ・ファミリア】のフィン達とオラリオまで帰還したのであった……。

 

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