白兎は狩人の誓いを   作:自堕落無力

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五十四話

 

 ベル・クラネル達は食人花の怪物に寄生された事で養殖場となり、更には異形の雌の胎児へと栄養を捧げる場となっていた24階層の『食糧庫』へと侵攻した。

 

 そうして『食糧庫』で暗躍していた『闇派閥』の残党にそれを指揮していた体内に魔石を有する『怪人』とも呼ぶべき男、超巨大な食人花の3体にそれが生み出した食人花の群れ、異形の雌の胎児も全て討伐した。

 

 ただ、アイズを襲った赤髪の女の怪人はアイズにやられ、ベル達の元まで吹っ飛ばされるとそのまま、食糧庫の中枢となる核を破壊する事で食糧庫の倒壊を招いたのである。

 

 直ぐにベル達は崩壊する食糧庫から脱出した。そして……。

 

「アイズ、それに兎野郎?」

 

「いったい何があったんですか?」

 

「これは……」

 

 元々は本拠を抜け出し、ダンジョンに行っただろうアイズを探すためと24階層で発生している筈のモンスターの大量発生の情報が消されている事から独自に調査しようと食人花について協力関係を結んでいた【ディオニュソス・ファミリア】からの頼みより、【ロキ・ファミリア】のベートにレフィーヤ、そして濡れ羽色の長髪にかなりの色白、純白の司祭服のような戦闘衣を着たエルフの女性であるフィルヴィス・シャリアたちと遭遇した。

 

 そうして、軽く事情を説明しながら帰還を始め……。

 

「じゃあね、ベル」

 

「後でお話をしましょう」

 

「解決してくれてありがとう」

 

 

 

 アイズにレフィーヤ、そしてフィルヴィス達は軽くベルへと微笑みかけ、アイズとレフィーヤは頭を撫で回してから、ベートと共にダンジョンからオラリオへの帰還へと向かおうとする。

 

「では、自分たちもこれで」

 

「またね」

 

「じゃあな」

 

他にも命と千草達、【タケミカヅチ・ファミリア】とヴェルフがアイズ達に乗じて一緒にオラリオへの帰還をする事にした。

 

 

 そうして、残りのベル達は18階層の『リヴィラの街』へと寄った。

 

「無事、モンスターの群れは討伐しましたのでこれで大分、探索出来ると思います」

 

「おお、そうか……ありがとな、ベル・クラネル」

 

「いえ、冒険者全体の問題でもありますから」

 

 リヴィラの街の大頭であるボールスにモンスターの群れについて解決したことを伝えると皆にも伝えて来ると彼は喜びながら言った。

 

 そうして……。

 

「ベル様、お疲れ様でした」

 

「ベル―、今回もいっぱい頑張りましたねー、本当偉いですよ」

 

「ええ、そして今回の事態に対応できたのは貴方のお陰です」

 

「今回もかなりの依頼だった。解決できたのはベルのお陰だよ」

 

「ベル君、ありがとう」

 

「ありがとうございます」

 

「ありがとう」

 

「ど、どういたしましてぇ……んひゃああっ!!」

 

 リヴィラの街にある宿屋でハシャーナが死んだ事から縁起が悪いとすっかり、利用客がいなくなってしまっている『ヴィリーの宿』にて(代金は格安)、ベルはリリルカにヘイズ、アスフィにルルネ、ローリエにメリルにネリー達女性陣から口づけや抱き締められ、撫で回されてはくすぐられたり、奉仕されたりして愛と快楽で蕩かされていったのであった……。

 

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