神霊使い デルト   作:Raitoning storm

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①このカードは、「霊使い」モンスターである。

 

 

ここは遊戯王の精霊界、深い森の中に、一つの大きな屋敷が立っている。

 

 

「…」

 

 

「くかー。」

 

 

その一室の、ベットが5つ並んでいる大きな部屋がある。その一番左に位置するベッドで、布団を乱しながら寝ている一人の女子がいた。

 

 

「…」

 

 

「…むにゃむにゃ、もう食べられないよー。」

 

 

「ベタな寝言を…」

 

 

彼女の名前は「火霊使いヒータ」、遊戯王における「霊使い」の一人であるが…

 

 

「くかー。」

 

 

…見ての通り、爆睡している。

 

 

「…どうする?」

 

「どうするもなにも、起こすしかないよー。」

 

「その起こす方法を聞いてるんだが」

 

「じゃあわたしがやる?水でばーってさ。」

 

「その方法だと起きるけど家が濡れるんだが?」

 

「大丈夫だよー。耳にちょんってやるだけだしさ。」

 

「そう言って一ヵ月前に屋敷を水浸しにしたやつは誰だ?」

 

「えー?誰だっけなー。」

 

「こいつ…」

 

 

その隣で話しているのは、「水霊使いエリア」と、「神霊使いデルト」です。

 

エリアはいつも通り、その属性が表すように相手のツッコミを受け流していきます。

 

 

「…しょうがない。ライナ呼んでくるか。」

 

「えー。またライナちゃんに頼むのー?」

 

「しょうがないだろ。他に頼めるやついないんだし。」

 

「…ふーん。」

 

 

 

そう言って彼は、ライナを呼び出してヒータを起こしたのでした。

 

ここは「霊使い」の住む屋敷。今日もみんなが楽しく過ごしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはどうかな?カンコーン!!

どうも、デルトです。いきなりですが俺は転生者だ。

 

このように、敬語がめちゃくちゃになってしまうくらいには自分でもびっくりしている。

しかもなんだよ。「神霊使いデルト」って。神属性サポートカードこれ以上増やしてどーすんだよ。

しかも③の効果!「神の進化」とか誰が使うんだ。

 

 

…まあ、こんなふうに、自分でもびっくりしているほどよくわかんない存在に転生してしまったわけだが、

 

 

 

 

 

別にカードに転生したのはこれが初めてじゃない。

 

 

これまで色んなカテゴリーの世界に転生しては、色んな事件を解決してきた。

 

 

特にやばかったのは星遺物ストーリーだな。リースまじでウザかった。

トロイメアは数が多いし強いしでやばかったけど、半分くらいはギルスが倒してくれた。

最後はガラテアを庇って死んでしまったけど、みんな生きていてくれたから俺としては大丈夫だ。

 

 

あとはティアラメンツとかかな、レイドハートボコボコにできたのはよかった。

 

それとガスタもこの身体に転生したときに助けたぞ。リチュアは攻撃力2000以下が多くて助かった。オシリスがずっと召雷弾撃ってくれるからね。残りをオベリスクの効果で『粉砕、玉砕、大喝采!!』するだけだし。

 

ああ、名前で察してる人もいると思うが、俺は三幻神を呼び出せる。

 

 

S-force、クロノダイバー、Evil twin、ラビュリンス、落胤、閃刀姫、色んな世界を旅してきたが、今の世界が一番平和そうでよかった。

 

仲間も多いしな。

 

 

 

 

 

 

 

 

「…どうしたの?デルト」

 

「いや、なんでもないよダルク」

 

みんな大好きダル君は、霊使いの中で二人しかいない男子なのですぐに仲良くなった。というか、出会ったのがゴブリン(やりくり上手してるやつね)に闇霊術使わされてたときだったから、恩義を感じてるのか僕の近くについてくる感じになってる。

 

 

「それならいいけど、何かあったらすぐに言ってね。」

 

「ああ、わかった。」

 

 

 

 

「うぁー。まだ寝たかったのにー」

 

「ヒータは寝過ぎだよ。もっと朝早く起きないと。」

 

「別にいいじゃん。逆にエリアは早すぎるんだよ。」

 

 

 

 

「うーん。この魔法陣でいいのかな…?」

 

「あ、えっと、この丸はもうちょっと左にした方が…」

 

「そっか!ありがとうアウス!」

 

「う、うん。どういたしまして。」

 

 

 

 

「…ライナ、焦げてる。」

 

「え?あ!危ない!ふう、危なかったー。ありがとダル君!」

 

「それはいいけど、目玉焼き、崩れてるよ。」

 

「え!?うわー!また失敗だー!」

 

 

 

 

ほらな?仲良いだろ?仲は良いんだけど…よ。

 

 

 

 

 

 

 

「あはは!やべーやべー!森が燃えてきた!」

 

「何やってんだヒータ!!!!」

 

「しょーがねーだろ?稲荷火のやつが暴れちまったんだしよ!」

 

「それを止めるのがお前の役目だろーが!」

 

「わたしが止める!」

 

「追い風吹かせてどーすんだよ!」

 

「じゃあわたしがー。どーん。」バッシャー

 

 

…問題児ばっかりだけどな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…お兄ちゃん。見つけたよ」

 

 

「…どこにいた?」

 

 

「ガラテアがいま向かってる。多分すぐ着くよ。オーケストリオンに乗って行ってるし」

 

 

「そうか…なら俺たちも向かわないとな。」

 

 

「そうだね。あのときは失っちゃったけど、もう離さないようにしないと」

 

 

 

「待っててね。ミストル」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

せってー

 

神霊使いデルト

 

転生者。

1度目の人生ではまだ大学生で、マスターデュエルでマスター帯に行った喜びで行ったコンビニの帰り道で事故にあって転生した。

様々な世界を旅して、色んな事件を解決してきた存在。今度の世界ではゆっくりできるかも?

だがこの世界のOCGでは顔やステータス、その他共通点が多いため、『もしかしてこいつら同一人物じゃね?』というスレが度々起こされる。25周年アニメーションでは同じアングルで映り込むことや、映像が繋がる演出からもその説が補強されている。ちなみにアーゼウスの操縦士でもあった。

どんな世界でもろくな死に方をしないので、いろんな世界の住人から探されている。

 

 

 

 

 

 






デルト君、カードとしての性能はどうなんだ?

感想きたら続き書きます。
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