・世界観
ゴミの溢れる薄汚れた近未来。滅びかけてギリギリ保っているアポカリプスな世紀末な世界。生き残った人間はハシリターと呼ばれるゴロツキが主で、まともに生きている人間の方が少ない。日本だけ六道の影響で比較的無事で先進国となっており、他の国は壊滅状態にある。異臭や淀んだ空気、汚染された海に酸性雨と地獄の有様。ゴミにまみれて、薄汚れて、公害が加速して、人々はそれから目を背けて煌びやかモノを求めて生きている。
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五年前、突如として世界中にゴミが溢れて人類の生活圏が脅かされ文明を崩壊させた大事件。人間以外の動物はカラスなど悪環境にも耐えられる種を残してほぼ全滅した。「チリヅカ清掃」という無名の会社が立ち上がり、一ヶ月もたたないうちに〝埋め立て地に新たな人類の生活圏を作る”という方法を計画し実行し、解決したことで現「チリヅカ・コーポレーション」は人類の救世主として覇権を握っている。
その真相は、政府はひた隠しになって隠し通していた、平安の世に一度現れ「人の歴史を終わらせる」ほどの力を有し世界を滅ぼしかけた付喪神の王「塵塚怪王」が、本来国に仕えて代々封印しないといけない一族である星霜菅良の暗躍により、“なぜか”復活。ゴミや全ての器物が動き出して塵塚怪王と共に人々を殺戮し街を襲った百鬼夜行。世界中の都市や旧東京都が復興不可能の壊滅状態に追いやられるまで暴虐の限りを尽くしたが、立ちはだかったただ一人の仮面ライダーの手で倒された。つまり「人の歴史を終わらせる」が未完成の形で行われたのが今の世界である。
・チリヅカ・コーポレーション
六道捨我が一代で築き上げた、ゴミを再利用して新たな技術を開発する株式会社「チリヅカ清掃」が成長した大企業。様々なアイテムを開発・販売しているほか、清掃員の派遣も行っている。ここに入社すれば老後まで安泰らしいが、その実態はゴミリオンの排除や違法な人体実験など、社員はモルモットか戦闘員としか扱われないブラック企業である。しかし給料は破格。
六道が発見したゴミから抽出できる「ゴミルギー」を新たなクリーンエネルギーであり、独占していた。世界の利益を牛耳ろうと裏ではゴミルギーを利用した兵器開発を行っており、仮面ライダーもその一つ。六道が開発したゴミルギーの電池である「ジャンクキューブ」や「デリートシステム」を基盤としてトラッシュや九十九シリーズがネリーの手で開発。北海道編ではゴミルギーを公表、それが使えるのは自分たちの会社だけであることと、その量産型であるダストルーパーを世界に売り出した。
・新東京都
旧東京都が壊滅状態になったため、チリヅカが中心となって東京湾の沖合に作られた埋め立て地の上に建造された日本の新たな首都。首都とはいうもののの総理大臣は存在せず、実質的にチリヅカの社長である六道が支配しているディストピア。資産を有している人間はこの新東京都の中心であり常に清潔で煌びやかな「中央区」に住むことが許され、そうでない人間は今もゴミにまみれている外の世界から出稼ぎに中央区で清掃活動を行う。食料は北海道から、資産は四国から、物資は九州から補給されている。また、天候操作システムが配備されており、中央区を中心に酸性雨はまともな雨に変換されている。……しかし、地下には「塵塚怪王の血液」と呼ばれる廃液が流れており、旧東京都を遥かに凌駕する土地面積はゴミを埋め立てたにしては不自然であり、その建造も半年もかかってないことから不自然さが垣間見える。
・清掃員
ゴミが溢れる世界に置いて最も重要とされる仕事。旧世界に置ける「公務員」に当たる職務であり、警官も兼ねており警察=清掃員である。清掃員稼業で覇権を握るチリヅカ・コーポレーションやそれに及ばないもののナンバー2の実績を持つ「キヨミズ・カンパニー」などの大企業に所属しているのが主で、怜二の様に清掃員の資格を持っていても面接に落ちて企業に所属してない清掃員は落伍者扱いされる。正規の清掃員は標準装備になってる高圧の水を発射できる“水鉄砲”で武装しており、現在はチリヅカの清掃員はダストルーパーの装備を一式携帯している。チリヅカの清掃員は黒いツナギが特徴。
・携帯端末
正式名称は「ジャンキュフォン」。電波塔も崩壊した新たな世界に置けるスマホに変わる新たなハイテク機種で、キューブ状なのが特徴。チリヅカ・コーポレーションのネリー・ホワイトが開発した。通貨はゴミ同然になったため、電子通貨のやり取りもこれで行う。スマホやガラケーなどとも通話可能な優れもの。なにが目的なのがタダ同然であり、怜二も所有している。
・ジャンクキューブ
主にトラッシュドライバーが吸い込んだゴミを圧縮して生成するゴミルギーが貯めこまれたキューブ状のアイテム。これを圧縮して絞り出したゴミルギーを用いることでトラッシュに変身する。ただし圧縮、つまりは破壊することでゴミルギーを絞り出しており、三回以上圧縮して必殺技を発動したりなどすると崩壊してしまい、少しはもつが変身は解除されてしまう消耗品であり、都度補充が必要。また、ゴミリオンもジャンクキューブを生成することが可能であり、ゲッタなど自力でジャンクキューブを作れないライダーはそれを用いていた。エコーを始めとした女神のライダーたちもそれぞれの方法(エコーだと吸いこんだものを液体の中でかき混ぜて四角く加工する)で生み出して用いる。では、デリートやローネなどチリヅカ所属のライダーはどこから補充しているのだろう?また、北海道編からは塵塚怪王の亡骸である「王のジャンクキューブ」がチリヅカによって世界にばらまかれている。
・ゴミリオン
絶滅した動物の怨念を基盤に塵塚怪王の手であるクレーンアームで掴まれたゴミがゴミルギーを注ぎ込まれて肉体を与えられ、付喪神化することで生まれる人造の神。共通の特徴として、実体化したクレーンアームだった装甲が体のどこかについている。いずれも自我を有しており、塵塚怪王を「王」と呼び崇拝している。もとになったのが怨念ゆえに人間を「生ごみ」だと嫌悪し、捕食し殲滅するのが本能。世紀末な口調や思考が主だが、たまにバグっているのか善性を有するゴミリオンも存在する。ゴミリオン同士は協力したり敵対はすることこそあるものの「共喰い」だけはしない。絶滅した動物をモチーフとしており、それに応じた能力を有する。ネーミングはゴミ+ミリオン(万物)。
・ハシリター
新東京都に移住せず、かつての住処を拠点にして使えるものを探してバイクを走らせる爪弾き者たちの総称。リターとは公共の場などにある散乱したゴミなどを指す言葉であり、「走り屋」と「リター」を合わせた蔑称である。ゴミや汚れにまみれた立地で店なんて置く企業なんてあるはずがなく、食事もありつけず残飯や消費期限切れのコンビニ弁当を漁ることしかできず、飲み物も腐ったジュースなんかを飲むことでしか、飢えや渇きを癒すすべはない、まさに世紀末な世界で生きているため、小綺麗な人間が通りかかると襲い掛かって身包み剥いでしまう。最悪な場合命まで奪われるが、よくわからないものまでは持って行かない。ハシリターの間で殺人はご法度らしい。
・仮面ライダー
都市伝説。廃棄物症候群にて付喪神に襲われた人々の悲鳴に呼応するように突然現れ一掃した戦士のこと。その正体は記憶を失う前の怜二が変身したデリート・ゼロであった。扱いはドライブのプロトドライブが近い。
・掃除屋
チリヅカ・コーポレーションに雇われた、廃棄物が関わる超常の第一人者の名称。仮面ライダーデリートであり、英雄の名と姿を継いだ仮面ライダーであることにプライドを持っている。チリヅカの悪行の後始末が役目であり、意味合いとしては「殺し屋」が近い。
・星霜家
安倍晴明の末裔であり、代々国に仕えてきた陰陽師の一族。その血に連なる者は強大な霊力を有しており、代々塵塚怪王の封印を張り直すのが役目だった。しかし、先代当主の星霜菅良が塵塚怪王を崇拝する様になってしまい、息子に受け継がせず、国に虚偽の報告を行ったために国は塵塚怪王の復活を予見することができず壊滅。その後、功績と家柄、そして菅良がスポンサーになったことでチリヅカに中央区の居住権を与えられ、傲慢に悠々自適に過ごしている。その環境に疑問を持ったのが、末裔たるヒカリこと星霜綺羅羅である。
・郊外
元・神奈川県を始めとした本州のことであり、荒廃しきっていて人が住める環境ではない。北海道・四国・九州は含まれない。ハシリターが存在しているのは主にここ。日本近海の太平洋に存在する新東京都から本州に繋がる唯一の長い橋「ホーリーブリッジ」を通らないと辿り着けなず、北海道や九州から新東京都に物資や食料を届ける際はここを通るため、清掃員や雪鬼組の戦闘員で護衛している完全管理・完全武装されたトラックで輸送される。本州と新東京都の違いは一つだけ。金があるか、ないかである。
・チームバーンアウト
萌月留依をリーダーとするハシリターの一団。髑髏ととげとげのタイヤが組み合わさったようなロゴの描かれているボロボロの服が特徴で、鉄パイプやバットで武装している。複数のバイクやトレーラーを所有しており、特にトレーラーの荷台は二階建ての居住区になっていて、簡易的なシャワーやキッチン、浄水機までついてる移動拠点である。“燃えるなら全力で。燃え尽きるまで走り続けろ”がモットー。
・バーンアウトサイド
半壊した元横浜ドームを利用した集落であり、チームバーンアウトの拠点。壁に囲まれたその中は、簡単な作りの出店やちょっとした小屋が並んでいて、活気ある小さな町の様になっている。バイクのパーツから、缶詰やら価値のあるものを物々交換して売買している、郊外では最大のコロニーである。ハシリターにもなれない人々が主な住人で、チームバーンアウトがゴミリオンや他のハシリターから守護している。
・雪鬼組
元々は旧時代のヤクザからなる北海道を牛耳る独立組織。日本の「食」を一括しており、牛などの飼育する酪農や野菜を育てる農業、漁船に乗り近海にて行う漁業などを数十人規模で行っている、その広さ実に北海道の三分の一を占める日本随一の「食」の要、“雪鬼ファーム”を経営している。本部はその食品加工場にある。構成員は雪の刺繍が入った白いネクタイに黒スーツを着用している他、職を失った北海道の人間のほとんどが働いている。
その裏ではゴミリオンとの共存を目指しており、その構成員の三分の一が善良なゴミリオンで組長補佐もゴミリオンであるオガミ。人海戦術による研究で立体映像を利用した「人間態」を得ることにも成功している。
・キキラ・インダストリーズ
金乃流希奈を社長とする、金の流れを操作しているチリヅカと同じぐらい発展を遂げた大企業。金の女神「キキラ」を崇拝している。
・葛柳会
九頭竜美を会長とした、九州を支配し活火山を利用して鉄などの物流を管理しているマフィア。「力」こそすべてであり、弱者に人権は存在しない。
・ホーロドニー・スメルチ
かつての栄光と覇権を取り戻すべく旧ソ連軍の生き残りが旧時代に編成した最強の特殊部隊。チリヅカと契約し、コールドルーパーとサブゼロの力を手に入れた。仮面ライダートラッシュ及びエコーの捕縛、そして仮面ライダーベノムとグレイスの抹殺という命令を受けてその遂行のため戦う。バックアップを務める純粋な人間である精鋭二人と部隊長の三名、副隊長含めた体の一部が義手だったりと改造している三名、そして生まれた時から強化人間として生み出されたクローン兵三名で構成されている。
実はまだまだ厄ネタを隠しております。
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