もしもオーバーロードの現地人として強制的に転生したら?《更新停止》 作:アクドニアデフジム
原作知識無しの転生者の視点から見た、帝国の様子を思い浮かべながら書いたけど、あっているだろうか?。
第3話 貴族家の娘
第3話
さて、今俺が陥っている状況を説明しようと思う、まず俺は日本に住むごくごく一般的なオタク兼会社員であり、いつものごとく仕事終わりに居酒屋で食事をしてから家に帰る道中にて、不運にも居眠り運転をしていたトラックに轢かれて死んだと思ったら、貴族の家の娘に転生していたのである。
まあ、分かるよ唐突な展開だなって思うだろう?俺もそう思う。
まぁ最初の一年目ではなんで俺は女になっているとか、体が思うように動けないせいで、部屋の中を歩くだけでも大変だったりとか、大変な思いをしたが、流石に転生して三年も経過すれば、ストレスでしかなかった赤子の体も、幼年児には成長はするので、まぁ赤子の頃よりも、色々とできることが増えてきたところである。
さて、俺が経験した大変談はここまでにして、この数年間で調べて分かったことを確認して行こうと思う。
まず、この世界には『位階魔法』と言う超常現象を自在に操る力が存在していることと、そして『武技』と言う武芸を心得る一部の戦士などが使うと言う、ゲームで言うところのスキルに該当する技が存在すること。
今世における俺の名前は『カーリア・シャル・ヴィカウント・バルバロッサ』と言って、バルバロッサ子爵家の一人娘であることなど。
そして我が家が仕えている国の名が『バハルス帝国』と言う、封建君主制を敷く国であるようで、文明水準は前世における中世後期のヨーロッパに近いが、生産技術は魔法の影響などか、極めて高度に進化しており、前世と比べるのなら凡そ活版印刷などが出始めた、ヨーロッパの宗教改革時に近いだろうか、ただ道路整備などはかなり進んでおり、比較するのなら全盛期のローマ帝国に匹敵するのではと予想している。
そして父親の世間話を盗み聞きした内容的には、どうも現皇帝が即位してから貴族と皇帝での間で権力闘争が頻しているそうで、もしこのままの状態が続いた場合に起きることは粛清か暗殺合戦に発展していくのは、前世で聞きかじった政治の歴史が証明していることだ。
そしてそのバハルス帝国で最も有名な人物がフールーダ・パラダインと言って周辺国家で知らぬものが居ないと言われるほどの強大な魔法詠唱者であり帝国の魔法技術を支える超重要人物だそうだ、そして年齢は246歳とのことである。初めて知った時は、TRPG作品とかにいる、非現実に長命な魔法使いと言う奴だろうか?頭狂ってそうである。
さて、そんな強大な魔法詠唱者が居る影響なのか、バハルス帝国には魔法詠唱者を育成するための国家教育機関である帝国魔法学院が存在し、高度な魔法技術を教えるだけではなく、建築学や経済学と言った国家経営に必要な知識なども教える、前世で言うなら高等学校に相当しているのだろうか。
ちなみにちょっと前に帝国魔法学院に入学するにはどうしたらいいのかと、可愛らしい声で聞いてみたところ、父親はデレデレと情けない顔をしながら、無料で受けられるが厳しい試験を突破しその者が優秀であると評価されたら入学できるとのことだ。あと普通に金銭を払うことで、ある程度簡単な試験を受けられ、それの結果次第でも入学できるとのことらしい。
まぁこのままバハルス帝国の貴族として生きて行くのなら、まぁ帝国魔法学院に入学するのも良い選択かもしれないだろうか。
「まぁこれで現状確認できるであろう情報から導き出したまとめだけど、なんでこの国は高等教育機関とか運用しているんだろうか?、やはり200年近く皇室の傍で権力を有したフールーダの影響があってのことだろうか?」
そういえば俺って魔法の才能とかあるのだろうか?、まぁ頭の出来何かは前世とは比べ物にならないほど優れているから、特に勉強などに苦労することはなさそうだけど、やっぱ問題は才能だよな、伝え聞いた話を紐解けば、世界に対する接続ができるかどうかで魔法の才能の有無が決まるみたいだし、もう少し身体が成長したときに、父親に頼んでみるか。
次にバハルス帝国には冒険者組合と言うモンスター討伐専門の独立機関が存在しているそうで、希少品の入手や凶悪なモンスターの討伐などが主な仕事のことで、前世で例えるなら万事屋に近い感じだろうか?。
とまぁこれで親から聞いたり盗み聞いたりしたことをまとめ終えたが、とりあえず今後の目標は貴族として生きていくのに必要な礼儀作法と宮廷勉学を受けつつ、もし魔法の才能とかが有れば、帝国魔法学院にて勉強するのも良いかもしれない。
「でもせっかくなら剣術や武術とかを習うのも良いかもしれないなぁ、やっぱ緊急時に自身の身を守る術は持っておかないと安心もできないし、何かしらの政治的陰謀で、家族或いは自身に危害が来るかもだし」
と俺はそう呟きながら、今考え付いたことや疑問に思ったことなどを、どこから取り出したのか、『第二の人生でやりたいこと』と言う日本語のタイトルで書かれた本に、次々と書き込んでいく。せっかく得た第二の人生な訳なんだし、今世では悔いが残らないように、前世よりも頑張って生きて行かないとなぁ。
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とまぁ『第二の人生でやりたいこと』と言う下手をすれば、黒歴史本になりかねない本を書き始めてから、時の流れは早く、もう5年もの月日が流れ、今の俺は8歳の幼女にまで成長しており、そして帝国魔法学院での入学試験に備えて両親が雇って来た家庭教師の試験予習の勉強をわずか一か月で全て終えたせいで、考え事をする時間が増えてしまったりなど。
あれから数年もの月日が経った訳だが、世間では色々な騒動が巻き起こったり、家庭内の状況に変化が起きつつあることなど、様々なことが起きたので、今の俺が気になっていることをまとめると以下の通りで。
*上風月1日に皇太子が誕生したこと*
*バルバロッサ家の家宝を触ったら戦士の才能があることが判明*
*現皇帝による騎士団への視察訪問*
*母が妊娠し、弟が生まれたこと。ちなみに現在1歳*
と言った感じである。まぁ上から順に説明すると、まず俺が『第二の人生でやりたいこと』本を書き始めてから少しの時間が経ち、上風月1日に皇太子が生まれたことを両親が話していたのを聞いたからで、名前はジルクニフと決まったそうだ、金髪に、濃い紫で切れ長の瞳をした赤子だそうだ、一体どんな奴なんだろうか。
次に今から3年くらい前に、俺が5歳の迎えた時に、父親が急にバルバロッサ家に伝わる家宝を見せてやると言い、俺を連れて我が家の宝物庫に行って来たのだが、どうにも我が家の家宝とは魔法の力を宿した、円状の形をした真鍮色の金属盾と、持ち手に赤い宝石が埋め込まれた長く幅の大きい真鍮色の刀身をしたブロードソードのようであり、俺はそうそう見る機会があるのか不明だったので、父親に家宝を持ってみても良いのかを確認してみたところ、良いぞっと笑顔で了承してくれたので、何となくブロードソードの持ち手を握って持ち上げようとしたところで、持ち手に埋め込まれていた赤い宝石が少しだけ光ったことに驚きつつも、振って触って見て思ったことは、前世で見て来た刀剣類とは比較にならない上等な物だということだろうか?、それと何故か持ち手が光った時に、父親が驚愕していたようだけど、これは何かあるな。
とまぁ父親の驚愕した顔を見てから何かあるなっと予想していたら、その日の夕方に父親の書斎に呼ばれたので、何か用ですかと聞いてみたところ、どうやら俺には戦士として優れた才能があることが父親より告げられたので、何を根拠にしているのかを聞き出したところ、我が家の家宝である『選別の魔剣』と言う才能あるものが剣に触れると光と言う代物で、その魔剣を光らした俺には才能があると驚愕していたということらしい。
そして父親から提案として剣術を学ぶ気はないかと聞かれたので、まぁ俺は以前から剣術を学ぶ気が合ったので、すぐに了承したところ、書斎机の上に置かれている訓練用の剣を俺に渡し、もう少し歳を重ねてから、本格的に剣術指南役になれそうな人物を雇うと言われて、それ以降朝に起きては、家の庭で素振り100回、横振り100回を続けている、そのせいなのか歳の割には筋肉が付き、自身の何倍も重い物を持てるようになった。
次は現皇帝による騎士団への視察訪問である、このバハルス帝国の軍とは騎士団であり、名前を聞くだけなら貴族出身者による競技集団を予想するが、実際は前世で言うところの専業軍人を中心とした軍事組織であり、所謂バハルス帝国指導の下の国軍である、そんなところに現皇帝がわざわざ自ら視察訪問である、恐らく目的は騎士たちへの好感度上げと、軍の掌握ではないかと思われるが、今後も注意した方が良いだろう。
次に最後になるのが今から1年くらい前に、母親が第二子を出産し、生まれて来たのが男の子だったので、今後のバルバロッサ子爵家の次期後継者はその子になり、俺は自由に過ごせる時間が増えたと言うことである。弟が生まれたおかげで、面倒な家督相続などを気にせずに、やりたいことに集中できるようになってよかったのである。
「とまぁ、この5年間で気になったことや、俺にとって重要な出来事を振り返ってみたけど、やっぱ現皇帝の動きは怪しいよな、権力争いの一環なのは間違いないと思うけど」
と俺は色々な考察を思い浮かべては、新しく買ってもらった本に自身が考察したことを書いていくのであった。
と言ったところでここまでです。何か短い気もするけど、まぁ最初だし仕方ないよねぇ。
Aカードの秀才の効果で、生前とは比べ物にならないほど頭が良くなったのなら、ある程度その人物の政治的行動から、目的を予想することぐらい余裕だろうと考えて、こうしましたが、大丈夫かな、どこか矛盾していたりとか、ないよな。
ジルクニフの誕生:はい、原作キャラ名前だけ登場ですつまり原作開始時でのジル君の年齢は22歳で、オリ主は25歳となるので、原作開始時まであと17年ですね。
ちなみに皇太子って記載したけど、これ合っているかな、呼び方が違うなら修正します。
あとオリ主に家督とか党首とか関わらせると面倒なので、オリ主が7歳の時に弟が生まれたことにしました。原作での描写的に男子優先相続ぽい感じがしたのでね。