もしもオーバーロードの現地人として強制的に転生したら?《更新停止》 作:アクドニアデフジム
思ったより読みに来る人多くて驚いてます、せいぜい1000行けば良いかなって思ったから特にね。
第4話
さて、あれから2年もの月日が流れて行き、気づけば俺が生まれてから10年たっていた。この2年の間に何をして過ごしていたのかと言うと。
毎日家庭教師から出される魔法関係の課題やその他学問に関する宿題などを、全て30分程度で終わらせてしまうから、暇つぶし感覚で、バハルス帝国で巻き起こる皇室連中の政治陰謀についての考察を本に書き記したり。
家庭教師が出す勉強がすぐ終わるので、暇つぶし感覚で家の書庫にあった『魔力系魔法の基礎編』と言うフールーダ・パラダインの高弟の一人が書いた指南書を読み説いていたら、いつも間にか魔力系の《第一位階魔法》を使えるようになっていたので、以前からもし魔法の才能があったらぜひ習得してみたい魔法としてずっと記憶にとどめていた、良質な紙を作り出せる第一位階魔法の【紙作成の魔法】を習得したことで、どこでも好きな場所で、良質な紙を作成できるようになったり。
我が家の庭にて、せっかく魔法の才能があるのだからと、一人で鍛練して覚えた剣術と組み合わせた、新たな技を編み出せないかと、試行錯誤を続けてみたり。
今年で3歳に弟がたどたどしくも喋るようになって、時々この世界で有名な童話である十三英雄の英雄譚を読み聞かせたりなどである。いやぁ、姉視点で見る弟ってあんなに愛らしい物なんだなぁ、初めて知ったわ。
「なぁカーリア、大事な話があるんだが、入っても大丈夫か?」
今日も俺は父親と友人らしき貴族で行われた宮廷内での権力闘争の話や、使用人たちが話している最近の噂話などから予測した、現状のバハルス帝国の権力闘争と平民の情勢などについて書いていたら、何か用事があるのか俺の部屋をノックしながら入っても良いかと聞いて来る。
はて?大事な話とは一体何だろうか、余り厄介ごとでなければいいのだが。
「はい、かまいませんよお父様、少し宮廷の内情に関して考察していただけなので、ところで先ほど言っていた大事な話とは何でしょうか?」
と俺は父親に部屋に入って来ても大丈夫なことを告げると、すぐに扉を開けて部屋に入って来たので、早速大事な話とは一体何なのかと問いてみると、父親は妙に真剣な声で話し始める。ふむ、これは推測だが恐らく帝都絡みの面倒事だと思われる。
「実は今から半月後に皇太子の誕生日を祝う社交の場が行われる、そこにカーリア、お前を我が娘として他の出席する貴族の娘や息子たちに顔見せをする、多少面倒だろうが、これも貴族社会での仕来りだ、だから」
と父親は今から半月後に行われる皇太子の誕生日を祝う社交の場にて、俺の顔見せを行いたいので、帝都に連れていくことを告げて来る。まぁ要するに将来に備えた貴族同士の顔繫ぎと言う奴だろう、転生してから10歳になるのだ、そろそろ社交の場での顔見せをする時期だろうし。
「えぇ分かりました、バルバロッサ家の娘として恥ずかしくないよう精進致いたします」
「・・・・・・あぁそうか、なら今から帝都にある別荘に向かうことになる、向こうに持ち込む衣服や私物などは使用人と共に選んでおくようにな」
と父親は俺の返事に対して、少しの間を持ってから、今から帝都にある別荘に向かうことと、使用人と共に別荘に持ち込む服や私物を選んでおくようにと、そう告げると部屋の扉開けて出て行くのと同時に、廊下で待機していた使用人たちが旅行鞄を持って、俺の部屋に入って来る。
あぁどうやら、今から用意してから帝都へと出発するようである、急だが仕方ないだろう何せ我が家は、帝都から離れた都市に住んでいる訳だし、道中何事もなく行けたとしても凡そ二日は掛かる距離だし、そりゃあ絶対遅刻なんてしないように、気持ち早めに出発した方がいいよな。あとここ五年前から父親との間に壁を感じるのだけど、うーん何が原因なのだろうか、親の前では聡明な娘として振る舞っているし、弟とも仲良く接しているはずだが。
「まぁ考えても仕方ないか。えぇごほん、それじゃあなた達は私が社交の場で着るドレスなんかを選んでちょうだいな、私は向こうに持ち込む私物なんかを自分自身で選ぶから、さぁ始めた!」
「「はい、分かりましたお嬢様!!」」
と俺は使用人に社交の場に着るドレスなんかを選ぶように命令しながら、帝都にある別荘に持っていく私物などを選び始める。
とりあえず帝都の別荘に持っていくなら、暇をつぶせる物が良いから、ここは普段の鍛練時に着ている『運動用の服』を持っていきましょう。あとは読書もしたいし、この『魔力系魔法の基礎編』を持って行こうかな。あぁそうだ、どうせ帝都に行くなら向こうで起きている不穏な政情なんかを生で感じられるだろうし、ここは先程俺が書き込んでいた、『権力闘争と国内情勢』についての記録本も持って行こうかな、だって日々ドロドロとした権力争いが起こっている帝都で行われる社交の場だし、もしかしたら貴族同士の闇深い密談や情勢を皮肉った談笑なんかを生で聞けるかもだし、楽しい小旅行になるかも。
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私は不気味な自身の娘に、帝都で行われる皇太子の誕生日を祝う場にて、他の貴族の娘息子らと一緒に顔見せを行う旨を伝えてから、社交の場に出席する為の用意をするようにと告げて、逃げるようにから部屋を出て私は、ただ誰もない接客室で、帝都の別荘に持っていく私物や服などが用意できるのを待っていた。
「はぁ・・・疲れた、相変わらず何を考えているのか分からない娘だ、思わず溜息がでて来てしまう」
と私はカーリアと言う恐怖によって擦り減った精神を癒すために、ただただ接客室のソファーに座り込み何となく天井を眺め始める。
一体いつ頃から私は、娘のカーリアが普通の子ではないと、そう確信したのだろうか、娘が5歳になった時に、何故か不安に駆られた私は試しに選別の魔剣を触らせたのだろうか、カーリアは幼い頃から不自然に聡明で賢くそして、私と妻の子とは思えないほど才能に満ちている。
私は選別の魔剣の時に嘘をついた、確かに選別の魔剣には相手の才能に反応する力がある、だがそれは戦士の才能に光ると言う訳ではなく、本当は英雄としての才能がある場合に光るのだ。私は思わず自身の娘にこれまで感じたことも無い底知れぬ恐怖を感じた、いつかこの娘は我々家族を無常に捨てるのではないかと、だからこそ出来るだけ娘には良い父を演じようとした、貴族として必要な勉学を学べるように家庭教師を雇い、剣術に興味があるなら訓練用の剣を渡し、暇つぶしに魔法の書物を読みたいと言えば、高弟が書いた指南書と、第一位から第三位階魔法までを記載した書物などを買い与えた、娘が朝から運動と称して庭で鍛練をしていることも許した。最近使用人たちの話ではカーリアの実力はゴールド級冒険者に匹敵するのではと噂していたな。
「全ては、カーリアの反感を買わない為・・・全くこれが実の娘に抱く感情か、子に恐怖するなど親失格だな」
まぁ幸いにもカーリアの後に生まれた息子はごくごく平凡な子だ、年相応のことに興味を持ったりする子だ、まさか普通の子と言うだけでここまで癒されるのか、不思議な気分だ、家督は息子が引き継ぐことになると思うがそのことに対してカーリアはどう思うのだろうか?。
「一見カーリアは、弟に接する際には笑顔を浮かべているようだが、果たして一体どこまでが本当の笑顔なのだろうか、もしかしたら裏から操る傀儡人形が生まれたことを喜んでいるのではないかと、心底不安になるが、だが今回の社交の場での顔見せは上手くいくだろう、裏でどう思っていようと、カーリアは不気味なほど聡明な子だ、失敗はしないだろう」
と私は使用人が出発用意が出来たことを連絡しに来るまで、ただ一人接客室のソファーに座って待ち続けるのだった、バルバロッサ家の将来を憂い不安を抱きながら。
と言ったところでここまです。
いや、不穏な権力闘争に欲情を抱きつつある秀才の表現て、難しいですね。何考えているのかイメージしているだけで、こっちにも影響してきます。
それと何気なく第一位階魔法を覚えていますが、原作や有志のまとめサイトなどで調べている時に、帝国魔法学院では魔法に関する教科書などがあるって記載があったので、とりあえずフールーダの高弟の一人が書いた本と言う捏造設定出したけど、矛盾とかはしてないよね。
それと父親がオリ主のことをどう思っているのかを書いてみたのですが、やっぱ自分の子にしては才能がありすぎて恐怖を覚えちゃっているんですよね、だって不気味じゃないですか、幼い頃から何をやっても優秀な子供って、今まで平凡な奴しか生まれなかった家だと特にそうなるし。ビビっているからご機嫌取りで、ちゃんと高い教育をしてくれるから大して意味のない設定だけど。《でも嘘をついたのはダメだよねぇ》。
ちなみに特殊アイテムに記入したCカードの効果で、選別の魔剣を生やしたけど、ぶっちゃけ自分が考えた性能的に弱い分類の武器になるんじゃないですかね、宿っている魔法の効果も≪30Lv以上の限界レベルがある存在を感知して光る≫だけだし。あーでも素材はアダマンタイトが使われているし、エンチャントも可能だから、魔法詠唱者が使えば強いか?。
まぁいつか選別の魔剣の詳細などもいずれ出します。あとそろそろ原作のキャラと合わせたいですね、コネとか作れない縛りが働いてて、オリ主は完全に観戦者気分だし。