もしもオーバーロードの現地人として強制的に転生したら?《更新停止》 作:アクドニアデフジム
第6話
『中央市場』から北に進んだ場所にある『北市場』は様々なマジックアイテムや魔法書などを中心に交換取引などが行われている場所であり、そして店主も商売相手も冒険者やワーカーだったりと戦闘を生業にする者が多くいる為か、ここいらではスリやかっぱらいなど引き起こす犯罪者などは近づかない為、帝都でも一番治安が良い場所として今日も冒険者やワーカーなどの人々が行き来する場所である。
さて、別荘にいる使用人達にバレることもなく、中央市場を経由して、魔法関係を中心に取引されている『北市場』へと無事に到着した訳なのだが。
「へぇ、これが口だけ賢者が提唱したマジックアイテム『冷蔵庫』って奴かい、一体どんなことができるだい?」
「おう、聞いて驚けよ嬢ちゃん、こいつは内部にしまった食べ物などを冷気魔法で冷やすことによって、長期的に食べ物が保存できる一品さぁ」
と俺は瞼を細く睨むようにしながら、露店で売られているマジックアイテムなどを見ながら、俺を呼び止めて、マジックアイテムの説明をして来る店員と、軽く談笑をしているところである。
これはどう見ても、前世の冷蔵庫と似た仕組みしているのよな、やっぱり先ほどから聞かしてくる店員が、言っている『口だけ賢者』と言う奴は、もしかして転生者とかだろうか?うーむ気になるが、本人は百年以上昔に亡くなっているらしいし、聞くだけ無駄か。それにしてもまあまあしつこいなこいつ。
「なぁ、幾度も説明しているところ悪んだが、私はマジックアイテムついて興味はなくてね、何せ私は第二位階魔法が記載された魔法書を探しているんだ、何か知らないかい?」
と俺は店員にマジックアイテムついて興味なないことを告げてから、北市場に来た目的である魔法書を探しているので、何か知らないかと問いかけると、店員は少し焦ったような表情を浮かべながら愛想笑いをし始める。
うん?この焦りと愛想笑いからして、この露店では魔法書などは扱ってはいないようだが、こいつ自身は魔法書がどこで販売されているかについては、知っているようだな。
「ほう、その反応からして、魔法書がどこで販売されているのか、知っているようだね、どこなのか教えてくれるかい、情報料は支払ってあげるよ」
と俺はニヤリと不気味に笑みを浮かべながら、店員に対して魔法書がどこで販売されているのかを教えれば、情報料を支払う旨を告げながら、金貨を一枚だけ取り出して、露店の机に置いて差し出してみる。
さて、情報料を提示すれば、何か話してくれるかと考えたのだが、果たして返事はいかほどかな?。
「おーこれはこれは気前がいいな、えぇ魔法書を扱っている露店だな、あー確かここから数えて三つ露店を進んで、そこから左に曲がって、真っすぐ行ったところに、魔法書やスクロールなどを取り扱うセレンて言う名の奴がいるから、その店で買うと良いぜ」
と店員は差し出した金貨を受け取ると、要求道理に魔法書を扱ってい露店までの経路や、その露店を営む人物の名前を教えてくれる。
ふむ、結構すんなり魔法書を扱っている店を教えてくれたな、やはり情報料を提示してから聞いたのが良かったのかもしれんな。
「ほう、意外と近いところに存在するようだね、ありがとう礼に尽きるよ。もし機会などがあれば、また利用させて貰うよ店員のお兄さん」
と俺は店員に礼を告げながら、教えてもらった経路を通って、魔法書やスクロールなどを取り扱っている露店があるであろう場所に到着する、そこには住居の壁に沿って鮮やかな模様が描かれた赤い絨毯が敷かれており、そこには様々な魔法書や様々な系統の魔法が記されたスクロールなどが大量に並べられており、そしてその露店の店主と思われる綺麗に整えられた赤色の長い髪を伸ばした若い女性らしき人物が、じろりと俺のことを見ており、その服装は紺碧色の暗いローブを羽織り、その上から鮮やかな赤色をしたマフラーを首に巻いていることが確認できる。
ここがあの店員が言っていた魔法書やスクロールを扱っている露店で、そしてあそこにいる店主がセレンと言う名の奴なのかな?、見た感じかなり若そうだし、服から魔法の力を感じるから、たぶん魔法詠唱者だろうか?。
「なぁ君が魔法書やスクロールを取り扱っているセレンて人かい、私は魔力系の第二位階魔法が記された書物を買いたくて探しているんだが、売っているかい?」
と俺は絨毯に座ってこちらを観察するような目線で見て来るセレンと思われる人物に対して、魔法書を買いに来たことを告げると、薄っすらと微笑むように笑顔を浮かべ始め。
「ほう、何故こんなところに小娘がうろついて居るのかと興味深くて観察していたが、まさか我に用がある客人とはねぇ、そして魔法書をお求めとは、まさか同業者だったとは、ふむ第二位階魔法の書物ならいくつか売っているが、他にも第三位階魔法の書物も少ないけどあるし、そしてここだけの話、学院から違法取引で手に入れた物も、あるのだが、興味はあるかい?」
とセレンは鮮やかな模様が描かれた絨毯に並べてある魔法書のいくつかを手に取ると、見えやすいように俺が居る前へと並べていき、そして他にも色々な魔法の書物などを取り扱っていることを宣伝して来る。
えぇ第二位階どころか第三位階までの魔法書を扱っているのかよこの露店、確か第三位階って凡人が到達できる最高位の位階魔法だったよな、そんなものを扱うこのセレンって言う人って一体何者なんだ?、まぁ下手に詮索すると消されそうだし、ここは目当ての書物と、お金に余裕があったら第三位階の魔法書も購入しておこうかな、手に入るかちょっと分からないし。
「そうだね、なら魔力系の第二位階と第三位階の魔法を記した本をいくつかと、あと実験用に第三位階魔法の【サモン・アンデッド】が記されたスクロールと複数束買おう、あとはうーんそうだね」
と俺は今回別荘を抜け出して、北市場に来た目的である第二位階魔法が記された魔法書と、ついでに第三位階の魔法書をそれって購入することにし、ついでに試し打ちや試し切りに利用できそうな魔法である、第三位階魔法【サモン・アンデッド】が記されたスクロールを数束購入し、その他で何か購入したいものがないかと軽く見渡すが、特に興味を持つ系統の魔法もなかったので、このまま購入料金を支払ってから、露店を後にし、北市場から中央市場を経由して、別荘がある高級住宅街へと何事もなく戻り、そのままバレることなく、出て帰るまでの一時間ちょっとのお忍びは、何事もなく静かに終えるのだった。
と言ったところでここまです。これで今後魔法職を取得して使える位階魔法が上がっても、どうやってその魔法習得したの説明が出来るようなりますね。
あーそれと今回だした魔法書を扱うセレンですが、北市場自体が冒険者やワーカーが取り仕切るような場所なので、そこに学院崩れの魔法詠唱者が居ても良いだろうと思って生やしました、販売しているのも第三位階魔法までなので、特に問題は無いはず。
ちなみにこのセレンって言うオリキャラですが、まぁ分かる人には分かるので言いますが、元ネタがエルデンリングに出て来る、魔術師セレンでして、まぁ元ネタと同じように禁忌的な魔法研究をしていて、しかも『深淵なる躯』の外陣にいる異業種で、種族はディラハンで、しかも魔力系の第六位階魔法まで扱う推定Lv50越えのかなりやばい存在です。普段は時々研究資金稼ぎに北市場で商売していて、外の世界に影響が出ない低位の魔法書や、自身で作ったスクロールなどを販売しています。
本篇出てこないキャラだし多少は良いよね?。