展開とかかなり先の話はできてるくせに目先の話は全然できてない
なぁぜなぁぜ?
ホゲ「ホゲワ?」
ホゲータがこの距離で道に迷いそうになっている。
嘘じゃん…、いやそれも愛嬌、なのか?
アオイ「ホゲータ〜、こっちだよ!」
ホゲ「ホゲ!」
ニャ「はにゃ?」
少し歩いていたらニャオハが看板に注目する。
サハ「これは〜、コサジタウンの看板だね。結構年季いってるな。」
クワ「クワップ!」
続いてクワッスが近くにある豪邸、校長先生が伺っているお家を翼で刺して鳴く。
アオイ「ふぇ?ってもう着いちゃったの。」
サハ「そりゃあ一本道だからね〜…ってあれ?」
気が付いたら僕達に付いてきていた三匹が突如居なくなる。
アオイ「あれ!?ニャオハ!?ホゲータ!?クワッス!?」
僕達は三匹がいきなり何処に言ったか探してみたら……
アオイ「あれぇ!?」
サハ「なんか、はしゃいでるね…」
クワッスは近所さんの池で水浴び。
ニャオハは花畑で気持ち良さそうにしている。
ホゲータは落ちてるきのみを食べようとしたら鼻にニャオハのいた所から飛んできた花びらが乗っかってくしゃみと同時に火を出しちゃってきのみを黒焦げにしちゃう。
するとホゲータが突如現れた人物に頭を撫でられて気持ち良さそうにする。
「君達がこの子達のトレーナー?」
アオイ「ふぇ?」
サハ「貴女は……」
いつの間にか三匹が僕達の前に集まって向こうから校長先生が歩いてきた。
「サハさんはともかくアオイさんはまだポケモンを選んでないんですよ。いったいどの子が初めてのポケモンになるのでしょうね?」
三匹が横に並んでホゲータがその手に持った黒焦げのきのみをかじるんだけどなんか変な顔してる。
クワッスが呆れてその後でホゲータがきのみを手放してしまい、みんなして笑ってしまう。
「それじゃ改めてこんにちわー!初めましてだよね!」
アオイ「初めまして!アオイです!」
サハ「同じく初めまして、サハです。」
校長「ずいぶんお早い到着ですね」
サハ「まぁご近所ですし。」
校長「おや……それもそうでしたね。」
するとホゲータを撫でてた緑色の髪の女性が何かに気付いたような反応をして校長先生に顔を向ける
「先生!もしかして……」
校長「二人は今日からアカデミーに転入される転入生です」
「やっぱりそうなんだ!向こうのお家のご近所さん達!どんな子が引っ越して来たかすっごく気になってたんだ。」
「私はネモ!普段は学校の寮にいるけど、ご近所同士仲良くしよっ!」
アオイ「うん!よろしくネモ!」
サハ「よろしく。」
モネ「アオイは元気がいいね!」
アオイ「モネも勢いがすごいね!」
キャッキャウフフ
サハ「早くも仲良くなってるよ、すご〜…」
すると校長先生がネモに顔を向ける。
校長「ネモさんは我が校の生徒会長でチャンピオンランクの凄腕トレーナーなんですよ。」
ネモ「ポケモン勝負大好き!さっ!早く戦ろう!」
アオイ「あの………まだポケモン持ってないというか今から選ぶんだけど……」
サハ「戦闘狂?」
校長「同じクラスの仲間同士ゆっくりと!…交流を深めてくださいね。」
校長先生の話を聞いてネモが驚いた。
モネ「えー!同級生なんだ!?ポケモン勝負やり放題!」
あの……校長先生はなぜ顔を背けるんですか?
少し立つと話を反らすように校長先生が私達に話し始める。
「それではサハさんとアオイさん、あなた達がパートナーにしたいポケモンは決まりましたか?」
アオイ「決めました!」トコトコ
アオイはホゲータの前に行き、視線を合わせるように屈む。
アオイ「ホゲータ、私と一緒に来てくれる?」
ホゲ「ホゲホゲ!」ピョンピョン
アオイ「これからよろしくね〜!」ギュッ
サハ「よかったね、アオイ。」
校長「さて、サハくんはどうしますか?」
サハ「僕は〜…」
「どの子も選びません。」
アオイ「え?」
ネモ「え!?」
校長「というと?」
サハ「僕にはヤヤコマがいますから大丈夫ですよ。」
ヤヤ「ヤコッ!」
校長「…確かにヤヤコマさんも嬉しそうですね、わかりました。」
ネモ「クラベル先生!私も一匹良いですか?」
校長「おや?ネモさんは入学時にポケモンを…、そういえば貰っていませんでしたね」
ネモ「はい!あのときは育てたいポケモンが別にいたので!今は二人と一緒に新しい子を迎えたいです!」
校長先生は笑顔でこれに答える
校長「なんと素敵な心がけですね、ぜひお二人と同じスタートラインから始めてみてください」
ネモ「やった!よろしくね!ニャオハ!」
ニャ「ワニャ!」
選ばれなくて少ししょんぼりしているクワッスを校長先生が撫でている。
ネモは改めてこちらに向いてなんか野性味ある笑みを浮かべる……なんか獲物を見る目で見られてるような……
ネモ「…さてと!ポケモンも決まったことだしさっそく勝負しなくっちゃ!」
アオイ「…ふぇ?」
サハ「やっぱり…」
ネモはすっごく楽しみそうな顔をしながら言う。
ネモ「下のビーチで待ってるから準備出来たらすぐ来てね!」
アオイ「えっ!?ちょ!?ネモーー!?」
サハ「…いっちゃったね。」
ネモはすごい速度で下にあるビーチへと走っていっちゃった。
すると校長先生が呆れたように言う
校長「ネモさんはポケモン勝負が大好き過ぎますね。とはいえポケモンとの絆を深める良い機会です、ぜひお相手してみてください」
アオイ「わかりました!行こうホゲータ!」
「ほげ?」
するとホゲータは捨てたはずの丸焦げのきのみを口に加えて首を傾げていた……
サハ「僕達も一緒に行こうか、ヤヤコマ。」
ヤヤ「ヤコ」
ヤヤコマはホゲータを見てやれやれだぜみたいな顔をしていた。
~コサジタウン~『海岸バトルコート』
「おーい!こっちだよー!」
海岸に向かうとネモが手を大きく振りながら自分の場所を伝えていた。
僕達もネモのいるバトルコートに行くとネモがより笑顔になって話し始める。
ネモ「ポケモンと一緒にいれば誰もがポケモントレーナー!私達ポケモントレーナーはポケモンを戦わせて強くするんだよ!サハ、アオイ!勝負の準備はいい?」
サハ「あ、僕もなの?」
ネモ「だってサハはバトル経験者でしょ?楽しめそうだもん!」
サハ「まぁいいけどさ…」
「とはいえ最初はアオイにやらせてあげよ、初めてでしょ?」
アオイ「いいの?」
サハ「楽しんでね。」
アオイ「ありがと!ホゲータやるよ〜!」
ホゲ「ホゲッ!」
ネモ「やった!待ってました!今回の私のポケモンは……」
すると校長先生がなんか怖い笑顔で降りてきた。
校長「ネモさん?」
ネモ「ヒェッ!?」
校長「アオイさんは は じ め て の !…ポケモン勝負ですからね?」
ネモはアオイの所に向いてしょんぼりしている。
「アハハ…、うっかりいつものポケモン繰り出しちゃうところでした。ごめんねアオイ。」
アオイ「あはは…」
ネモ「ええとそれなら…、よし!さっきの子のデビュー戦だ!」
アオイとネモはバトルコートのトレーナーの定位置に移動して校長先生とサハはコート外で見守る。
「さて改めて……アオイ!実りのある勝負をしよっ!行っておいで!ニャオハ!」
「ニャ!!」
ネモはグローブを直してモンスターボールを投げる体勢になり、ニャオハを繰り出してくる
「なら私達も!ホゲータ!」
「ホゲホ!!」
「初めてのポケモン勝負!楽しんで欲しいな!」
「うん!」
「行くよ!ニャオハ、ひっかく!」
「ニャ!」バシッ
「ホゲッ!」ザザッ
「ホゲータ!」
「こんな感じでポケモンに指示を出すの、技とかかわしたりとか!」
「なるほど…」
「どんどん行くよ!このは!」
「はにゃ〜!」ヒュルル
「え〜と、このはをひのこで焼いちゃえ!」
「ホゲァー!」ボォッ
このはと相殺になった。
「お〜いいね!なら、ニャオハ、しっぽをふって!」
「ニャ〜」フリフリ
「ホゲ、ホゲ?」ポカン
ホゲータは目でニャオハの尻尾の動きを追っている、ガラ空きだ。
「ホゲータ!?」
「いっけ〜、ひっかく!」
「ニャ!」バシィ!
「ホゲェ!」ドザザ
「ホゲータ大丈夫!?」
「ホ、ホゲ…!」グググ
「お、根性あるね!」
「ホゲータさんはほのおタイプ、くさタイプのニャオハさんとは相性がいい。」
「突破口は確実にある。」
(頑張れ、アオイ、ホゲータ!)
「今度はこっちから!たいあたり!」
「ホゲェェェェ!」ドドド
「ニャオハ、このは!」
「ニャア!」ヒュルル
「ホゲホゲェ!」ドドド
このはを気にせずにホゲータは突っ込む。
「えぇ!?」
「そのままいっけ〜!」
「ホゲッ!」ドッ
「ニャア!?」ザザザ
「あはは、やるね!」
「いいよホゲータ!その調子!」
「ホゲホ!」
数分後
「決めるよ!このは!」
「こっちも!ひのこ!」
「ニャアァァァァ!」
「ホゲホゲェェェェ!」
このはとひのこはそのままお互いに当たり爆発する。
「これは…」
「どっちが勝つ…」
煙が晴れる
そこには
ニャ「ニャ〜…」キュウ
ホゲ「ホ、ゲ…」フラフラ
ホゲータが立っていた。
ネモ「あちゃ、負けちゃったかぁ…」
アオイ「やったよホゲータ!」
ホゲ「ホ、ホゲ!」
ホゲータを抱きしめるアオイ。
サハ「おめでとう、アオイ。」
「それにしても……へぇー!アオイやるね!初めての勝負で勝っちゃうなんて思ってた以上にすごい!絶対もっと強くなるよ!」
するとネモがまた定位置に行く
ってまさか!?
ネモ「違う戦法も試したいしもっかい勝負しよーっ!」
すると校長先生が呆れた様子で答える
校長「アオイさんもホゲータさんも疲れておいでですよ」
ネモ「あ、すみません。興奮しちゃってついつい……ごめんね、アオイ、ホゲータ」
アオイ「いやいや!気にしてないよ!またやろうね!」
ネモ「えへへ……ありがとアオイ!」
「サハもやる?」
サハ「ニャオハは戦闘不能だぞ〜」
ネモ「でも他のポケモンで…」
校長「さっき出会ったばかりなのにもうなかよしさんですね。ネモさんはチャンピオンとしていろいろ教えてあげてくださいね」
ネモ「はーい!」
サハ
二人のバトルを見てホゲータの根性とニャオハの素早さと攻撃の繊細さに感心する。
初めてのバトルで勝ったアオイを素直に称賛している。
ちょっとだけバトルしたい。
ヤヤコマ
ホゲータよくやったと言わんばかりにバトル終了直後に周りを飛び上がっていた。
ちょっとバトルしたくてウズウズしている。