忘れられない思い出をありがとう~遥か彼方のあなたへ~   作:ゆるうさぎ

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第3話

   ~人生は波乱万丈~

 

 

 

 前回のあらすじ!

 転校してきた莉咲(私)に突如話しかけてきた女の子神流(かんな)は

 下校早々質問攻め!?(そこまでじゃない)これからの学校生活順調にいきそう、、、?

 

 

 

 一学期が始まってもう約三か月。

 

 神流ちゃんともすっかり仲良くなり、周りの子とも馴染めてきて、

 

 順風満帆な生活を送っていた。あの時までは、、、。

 

 

 

 ある日の給食前の時間。

 

 みんな手を洗って配膳する列に並んでいた。

 

 すると、、、

 

 「ドンッ、、、!」

 

 いきなりクラスの男子がぶつかってきた。

 

 主犯となる男の子三人はこちらをみて笑っている。

 

 一瞬なにが起きたのかわからなかった。

 

 私は初めてのことで頭が回らずただじっと立ち尽くすしかなかった。

 

 ここで声を出す訳にもいかないし、助けを呼ぶこともできなかった。

 

 ぶつかられたのはこの一回だけ。

 

 でも本当の嫌がらせはここからだった、、、

 

 

 

 あんなに仲良くしていた神流ちゃんは他の男子と一緒になって

 

 私のことを無視するようになった。

 

 信じられなかった。

 

 でも事実。

 

 私は友達を失った。

 

 ただ、私はなぜこんなことになったのかまるで理解できなかった。

 

 だからこそモヤモヤしてしまう。

 

 一時は本気で死んでやろうかとも思った。

 

 生きている意味が分からなくなっていたから、、、。

 

 自分が生きていることは迷惑なのではないか、、、。

 

 誰も私を必要となどしていないのではないか、、、。

 

 

 

 でもそんな中私に優しくしてくれる人が現れた。

 

 このクラスに、、、

 

 グループ活動でしか話したことのない沙雪(さゆき)さんだ。

 

 この人が私のクラスで唯一の心のよりどころだった。

 

 みんなと平等に接して、いつも私のことを気にかけてくれた。

 

 私はこの状況を誰にも言えなかった。

 

 家族にも、先生にも、、、。

 

 でも沙雪さんだけになら今のこの状況を話せるかなと思った。

 

 一緒に話しているうちにそんな気がしてきた。

 

 「あの、、、。」

 

 勇気をもって自分から言おうと口を開いた。

 

 「ん、?どうしたの?」

 

 話を聞こうとしてくれている沙雪さんを前にすると

 

 涙があふれてきた。

 

 咄嗟に泣いていることがばれないように物で顔を隠す。

 

 「あ、、、の、。」

 

 声が震えてうまく話せない。

 

 そんな私に気づくや否や、

 

 「ちょっとこっちに来て。」

 

 そういって、人気のないところまで連れて行ってくれた。

 

 嗚咽を止められないまま自分でもどうしたらいいのか

 

 わからないし、沙雪さんも困っているだろう。

 

 そう思っていた。

 

 でも沙雪さんは待っていてくれた。

 

 なにも言わずそばにいてくれた。

 

 しばらくして沙雪さんが口を開いた。

 

 「莉咲ちゃん、いじめられてるよね、、、?」

 

 「え、、、?」

 

 

 

 第四話に続く

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