忘れられない思い出をありがとう~遥か彼方のあなたへ~   作:ゆるうさぎ

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第4話

   ~私の本当の友達~

 

 

 

 前回のあらすじ!

 順調かと思っていた学校生活はある男子たちによって壊されつつある。

 でもそんな中寄り添ってくれる人が、、、。

 

 

 

 「莉咲ちゃん、いじめられてるよね、、、?」

 

 「え、、、?」

 

 わたしは言葉がすぐには出てこなかった。

 

 「どうしてそれを、?みんな私なんかに無関心かと思って、、」

 

 いろいろ考えを巡らせてやっとでてきた言葉がこれだった。

 

 「確信がなくて黙ってたけど、今のでやっと確信を持てた。」

 

 「もう一人で悩まなくていいよ。私はあなたが悪くないことはわかってるから。」

 

 今の沙雪ちゃんの言葉でまた涙がでそうになった。

 

 必死に堪えていると沙雪ちゃんはやさしく

 

 「我慢してきたぶん、ここでは泣いていいんだよ。」

 

 私は一気に糸が切れたように我慢していたなにかを解き放つことができた気がした。

 

 十五分くらいだろうか。

 

 泣きつかれた私をみて、沙雪ちゃんまで悲しそうな顔をする。

 

 こんな顔をさせてしまって申し訳ないと思った。

 

 

 

 後日

 

 沙雪ちゃんは先生に私が今までされてきた嫌がらせについて全て話したそうだ。

 

 先生曰く、このことは気づいていなかったとのこと。

 

 放課後呼び出され、空き教室へと案内された。

 

 そこには、主犯三人ではなく、ぶつかってきた男の子一人だけだった。

 

 その子は反省文を書いていたらしく、書ききった反省文を目の前で読み上げた。

 

 佐川先生はわたしに

 

 「どのくらいの期間でこの子を許してあげられる?」

 

 こう問いかけた。

 

 「半年後くらいです。でも心に負った傷は一生かけても治りはしないでしょう。」

 

 「だけど、私以外の人にこのようなことがないようにしてください。」

 

 私は本気で強く願った。

 

 

 

 その日の放課後

 

 直接危害を加えたその男の子は両親とともに私の家まで頭を下げにきた。

 

 そのおかげで親にいじめられていることがばれ、すこし怒られた。

 

 心配かけたくなかったから言わなかったのに、、、。

 

 

 

 翌日

 

 私が家を出ると、そこには沙雪ちゃんが、、、!

 

 「おはよう。莉咲ちゃん。よく眠れた?」

 

 「お陰様で!本当にありがとう。これからも仲良くしてくれ、ますか?」

 

 「当たり前でしょ、あと、意外に家近かったのね。」

 

 「そうだね!一緒に学校行こ!」

 

 こうして一つの事件は幕を下ろしたのであった。

 

 でも一つ懸念点が見つかった。

 

 沙雪ちゃんは私を助けてくれたけれど、男子たちに逆恨みされたら

 

 次は沙雪ちゃんがこんな目にあってしまう、、、。

 

 私は沙雪ちゃんに聞いた。

 

 「もし逆恨みされて私と同じ目にあったらどうするの?」

 

 「いいよ、別に。もう一人じゃないもの」

 

 「莉咲ちゃんが味方になってくれるでしょ。」

 

 私はもう一人じゃないんだ、!そう思えた。

 

 

 

 第五話に続く

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