ZEXAL玩具箱   作:クォーターシェル

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第2話 この世界初めてのデュエルの結果

 

――ターン4――神代凌牙

 

凌牙「俺のターン!ドロー!」

 

神代凌牙 手札3→4

 

凌牙「俺はフロート・ホエールのオーバーレイ・ユニットを1つ使ってその効果を発動!デッキから揺海魚デッドリーフを手札に加える」

 

フロート・ホエール ORU1→0

神代凌牙 手札4→5

 

凌牙「更にリバースカードオープン!罠カード、フィッシャーチャージ!フロート・ホエールをリリースしてお前のDX トイ・マジシャンを破壊するぜ!」

 

フロート・ホエールがDX トイ・マジシャンに向かって突っ込んでいく。

 

アンディ「この瞬間!俺はDX トイ・マジシャンの効果を発動!オーバーレイ・ユニットを1つ使い、フィッシャーチャージの効果を「フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する」に書き換える!」

 

DX トイ・マジシャン ORU2→1

 

凌牙「効果が変化しただと!?」

 

アンディ「さあ、どの魔法・罠カードを破壊する?」

 

凌牙「だったら魔導師の力を破壊させてもらう!」

 

フロート・ホエールが代わりに魔導師の力に向かって行き爆発した。

 

DX トイ・マジシャン ATK4500→2500

 

凌牙「俺はカッター・シャークを召喚してその効果を発動!俺はカッター・シャークを対象とし、同名以外のレベルが同じ魚族モンスターを特殊召喚する。現れろ!ランタン・シャーク!」

 

サメ型モンスターが次々と現れる。新たなエクシーズ召喚か……?

 

凌牙「カッター・シャークとランタン・シャークはエクシーズ素材にする場合レベルを5として扱うことができる!俺はカッター・シャークとランタン・シャークでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!海原よりその驚異を示せ!現れろ!レジェンド・フィッシャークマン!」

 

凌牙のフィールドに大型のサメモンスターに跨ったサメの半魚人といった風体のモンスターが現れた。

 

レジェンド・フィッシャークマン

エクシーズ・効果

ランク5/水属性/獣戦士族/攻2500/守1400

レベル5モンスター×2

このカード名の①・②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①このカードのX素材を2つ取り除き、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。対象のモンスターを墓地に送る。

②モンスターゾーンのこのカードが相手によってフィールドを離れた場合に発動できる。自分のLPを1400回復する。

 

凌牙「レジェンド・フィッシャークマンの効果発動!このカードのオーバーレイ・ユニットを2つ消費して相手モンスター1体を墓地に送る!俺はDX トイ・マジシャンを墓地に送らせてもらう!」

 

レジェンド・フィッシャークマン ORU2→0

 

レジェンド・フィッシャークマンが網をDX トイ・マジシャンに向かって投擲し、網に絡めとられたDX トイ・マジシャンはそのまま消滅してしまった。

 

凌牙「バトルだ!レジェンド・フィッシャークマンで直接攻撃!シャーク・コンビネーション!」

 

レジェンド・フィッシャークマン ATK2500

 

レジェンド・フィッシャークマンが銛を構えてこちらに突っ込んでくる。しかし、それは通させない。

 

アンディ「トイ・ボックスの効果発動!1ターンに1度だけ俺のセットされたカードを墓地に送り、攻撃して来たモンスターを破壊する!」

 

凌牙「何!?」

 

トイ・ボックスの顔が怒ったような表情になり、レジェンド・フィッシャークマンに突撃・激突して破壊した。

 

アンディ「更に墓地に送ったトイ・タンクの効果!魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが墓地へ送られた場合、このカードを特殊召喚できる!」

 

凌牙「レジェンド・フィッシャークマンの効果!相手によってフィールドを離れた場合、俺のLPを1400回復させる!」

 

神代凌牙 LP4000→5400

 

トイ・ボックスの中から玩具の戦車が登場し、凌牙のライフが回復した。

 

凌牙「俺はバトルを終了し、カード1枚セットしてターンエンドだ」

 

神代凌牙 LP5400 手札3

 

伏せカード1

 

――ターン5――市村アンディ

 

アンディ「俺のターン、ドロー!」

 

市村アンディ 手札2→3

 

アンディ「俺はトイ・タンクの効果発動!トイ・ボックスが存在することにより、このカードをリリースして墓地のレベル6以下のモンスターを蘇生させる!俺はトイ・ソルジャーを特殊召喚!」

 

トイ・タンクが墓地に送られ、代わりにトイ・ソルジャーが蘇生した。

 

アンディ「トイ・ソルジャーの効果!特殊召喚に成功し、トイ・ボックスが存在することでデッキから光属性・レべル4モンスター1体を手札に加える!俺が手札に加えるのは幸魂だ」

 

市村アンディ 手札3→4

 

アンディ「トイ・ボックスの効果発動!俺の伏せカードを破壊する!そして破壊され墓地に送られたトイ・フラワーの効果でトイ・フラワーを特殊召喚!」

 

トイ・ボックスから玩具の花が現れた。

 

トイ・フラワー

効果

星4/光属性/植物族/攻0/守2400

このカード名の②・③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①このカードは魔法カード扱いで手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。

②魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。

③このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。自分フィールドに「トイ・ボックス」が存在する場合、代わりに2枚ドローすることもできる。

 

アンディ「トイ・フラワーの効果!特殊召喚に成功し、俺のトイ・ボックスがある事でデッキから2枚ドローする!」

 

市村アンディ 手札4→6

 

アンディ「俺は手札からトイ・ナイトを召喚!」

 

俺のフィールドに玩具の騎士が現れる。ちなみにアニメで遊馬が使用したトイナイトとは別物だ。

 

トイ・ナイト

効果

星4/光属性/戦士族/攻1800/守1500

このカード名の②・③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①このカードは魔法カード扱いで手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。

②魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。

③このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。相手LPに800ダメージを与える。自分フィールドに「トイ・ボックス」が存在する場合、代わりに1500ダメージを与える。

 

アンディ「トイ・ナイトの効果!特殊召喚に成功し、俺のトイ・ボックスがある事でそちらに1500ポイントのダメージを与える!」

 

トイ・ナイトの剣からビームが発射され凌牙にダメージを与える。

 

凌牙「くっ!」

 

神代凌牙 LP5400→3900

 

アンディ「更に手札の幸魂の効果発動!手札のこのカードを公開し、このカード自身を召喚する!」

 

笑顔を浮かべる金色の球体が現れる。

 

アンディ「トイ・ソルジャーとトイ・フラワーでオーバーレイ!エクシーズ召喚、現れろセイクリッド・オメガ!」

 

下半身が馬の様な四脚の光を纏った騎士が現れた。

 

アンディ「更にトイ・ナイトと幸魂でオーバーレイ!来い!ジェムナイト・パール!」

 

セイクリッド・オメガの隣に真珠をモチーフとした戦士が降り立つ。

 

アンディ「バトル!ジェムナイト・パールで直接攻撃!」

 

ジェムナイト・パールが手刀を凌牙に振り下ろした。

 

ジェムナイト・パール ATK2600

 

凌牙「ぐうう!!」

 

神代凌牙 LP3900→1300

 

アンディ「セイクリッド・オメガで直接攻撃!」

 

セイクリッド・オメガ ATK2400

 

セイクリッド・オメガがビームを放った。この攻撃が通れば決着だが……。

 

凌牙「この瞬間!俺は罠カード、ギョギョッ!?を発動!」

 

ギョギョッ!?

通常罠

①このターンの相手モンスターの2度目の攻撃宣言時に発動できる。自分のデッキから水属性・魚族モンスター1体を特殊召喚する。このカードの発動後、相手は可能な限り攻撃しなければならない。

 

凌牙「このカードの効果で俺はデッキからエンシェント・シャーク ハイパー・メガロドンを特殊召喚!」

 

深海から巨大なサメモンスターが出現した。

 

凌牙「ギョギョッ!?の効果でお前は攻撃を続行しなければならないぜ?」

 

アンディ「くっ!セイクリッド・オメガでエンシェント・シャーク ハイパー・メガロドンを攻撃っ!」

 

セイクリッド・オメガ ATK2400

エンシェント・シャーク ハイパー・メガロドン ATK2900

 

セイクリッド・オメガはエンシェント・シャーク ハイパー・メガロドンに向かっていったが、食いちぎられて破壊された。

 

アンディ「くっ!」

 

市村アンディ LP2700→2200

 

凌牙「エンシェント・シャーク ハイパー・メガロドンの効果発動!相手に戦闘ダメージを与えたことにより、相手モンスター1体を破壊する!俺はジェムナイト・パールを破壊!」

 

エンシェント・シャーク ハイパー・メガロドンが多数の歯を射出して、ジェムナイト・パールを破壊した。

 

アンディ「この瞬間!ジェムナイト・パールを破壊されたことで手札の雙極の破械神の効果を発動!このカードを特殊召喚する!」

 

俺のカードの破壊に反応し黄色い服を纏った悪魔の青年が現れる。よし!まだバトルフェイズ中。雙極の破械神の効果でエンシェント・シャーク ハイパー・メガロドンを破壊して直接攻撃を決められる。

 

凌牙「させるか!俺は手札から霊王の波動を発動!相手のモンスターを特殊召喚する効果……、雙極の破械神の効果を無効にして破壊するぜ!」

 

アンディ「なにぃ!?」

 

ここで俺が渡した霊王の波動か!カードから青い肌の少女が出現し、更にその少女が竜に変貌して光を放ち、フィールドに現れようとした雙極の破械神を消滅させた。

 

凌牙「なるほどな、強力なカードだぜ」

 

アンディ「俺はバトルを終了……。カードを1枚伏せてターンエンドだ」

 

市村アンディ LP2200 手札2

 

トイ・ボックス

伏せカード1

 

――ターン6――神代凌牙

 

凌牙「俺のターン!ドロー!」

 

神代凌牙 手札2→3

 

凌牙「俺は手札から魔法カードエレメンツ・ドローを発動。墓地の同じ属性のモンスター5体を除外し、デッキから2枚ドローするぜ。俺が除外するのは提灯・シャーク、ジョーズマン、フロート・ホエール、ビッグ・ジョーズ、レジェンド・フィッシャークマンだ」

 

エレメンツ・ドロー

通常魔法

①自分の墓地の同じ属性のモンスター5体を除外して発動できる。デッキから2枚ドローする。

 

 

凌牙はデッキからカードをドローする。

 

神代凌牙手札2→4

 

凌牙「俺は手札から速攻魔法、ツインツイスターを発動!手札を1枚捨てて、お前のフィールドのトイ・ボックスと伏せカードを破壊するぜ!」

 

竜巻が吹き荒れ、トイ・ボックスと伏せカードが破壊された。

 

アンディ「この瞬間!破壊されたトイ・プテラの効果発動!このカードを特殊召喚!」

 

俺のフィールドに玩具の翼竜が現れる。

 

トイ・プテラ

効果

星4/光属性/恐竜族/攻1200/守1400

このカード名の②・③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①このカードは魔法カード扱いで手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。

②魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。

③このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分フィールドのカード1枚を破壊する。自分フィールドに「トイ・ボックス」が存在する場合、代わりにデッキの上からカードを3枚墓地に送ることができる。

 

凌牙「どうやら、逆転のカードじゃないみたいだな」

 

アンディ「ああ、残念ながらな」

 

凌牙「俺はシャクトパスを召喚!」

 

凌牙のフィールドにサメとタコのキメラみたいなモンスターが現れる。

 

凌牙「バトルだ!シャクトパスでトイ・プテラを攻撃!」

 

シャクトパス ATK1600

トイ・プテラ DEF1400

 

トイ・プテラがシャクトパスの体当たりで破壊される。

 

凌牙「止めだ。エンシェント・シャーク ハイパー・メガロドンで直接攻撃!」

 

エンシェント・シャーク ハイパー・メガロドン ATK2900

 

エンシェント・シャーク ハイパー・メガロドンが水圧波を放って来た。それを防ぐ術は今の俺に無かった。

 

アンディ「ぐわぁ!!」

 

市村アンディ LP2200→0

 

~WIN・神代凌牙~

 

 

 

◇  ◇  ◇

 

 

 

俺達のデュエルの結果は凌牙の勝利に終わった。

 

「よし!」

 

「あー、負けた負けた……。でも強かったよ。流石は凌牙だ」

 

そんな会話を交わす俺と凌牙を見て璃緒が、

 

「ちょっと!私にはさっきのカードみたいなプレゼントは無いの!?」

 

と言ってくる。

 

「璃緒の分も用意してあるよ。霊王の波動はレア中のレアなんで別のカードだけど」

 

と言うと璃緒は嬉しそうに、

 

「ありがとう!」

 

と礼を言った。俺は凌牙に霊王の波動を渡し、璃緒には深淵に潜む者をプレゼントした。エクシーズモンスターを貰いご満悦の璃緒を尻目に俺は凌牙に

 

「久しぶりのデュエルだったけど、ちょっとは気が軽くなったか?」

 

と問うてみた。

 

「馬鹿。そう簡単に軽くなるかよ。でも……、ありがとうな」

 

「どういたしまして」

 

凌牙はやっぱり意地っ張りだと思ったが、それはきっと璃緒を心配させないようにするためだろう。2人はやはり兄妹なんだと実感した。そうして俺達は時間を過ごした。そうしているうちに日が暮れてきたので俺は帰る事にした。

 

「じゃあな!また来るぜ!」

 

「おう」

 

「待ってるわ」

 

2人に別れを告げて俺は屋敷を後にしたのだった。

 




遊戯王小説で数少ない初戦で敗北する話になったかも……。まあ、負けられる時に負けときましょうってことで。

駄文閲覧ありがとうございました。感想お待ちしております。
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