Blue archive:New the alliance and invasion   作:ペペロンチーノの人(多分)

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一部修正を含んだまとめエピソードです。スペシャルシーンもあります。
skibidi語の翻訳は『』で囲っています。



まとめ
1〜8episodeまとめ


episode1 新たなる同盟と侵略

 

 

 

 

 

“みんな、またね!“

時刻は午後9時、私は生徒達と別れシャーレに向かっていた。………30分くらい歩いた頃だろうか…何度も通った道、何度も何度も……なのに、今回は何か違う。なんと言うか……違和感のような、胸騒ぎのようなものを感じる。まぁ、多分疲れているからだろう。最近あんま寝れてないし、きっと気のせいだ、多分。

さらに5分は歩いたかな?近くの路地裏から、金属を擦るような嫌な音が、耳につく。

 

ズリ……ズリ………ズリ………ズリと。

 

誰かが何か運んでいるのかな?私はその音の方に目を向けた。

………何者かと目が合った。その瞬間に気づいた。この違和感の正体は奴だ。そして 奴 は人間じゃない。

奴はこちらを凝視し、あの音を立てながらにじり寄ってくる。

 

ズリ………ズリ………ズリ………ズリ

 

逃げなければ……だけど、恐怖のせいか、疲労のせいか、足が動かない。奴と私の距離が大体3mくらいになっただろうか、街灯によって奴の姿が照らされる。

 

 

…………は?そこには、便器から謎の男の頭部が生えている気持ち悪い化け物がいた。

 

「brrrrrr!!!. skibidi bop bop bop bop yes yes!!!!」

 

奴は謎の歌のような物を叫びながらこちらに向かってくる。

足が動かない。

 

“やめて………来ないで………“

 

私はそう小さく呟く。が、何も変わらない。私は奴の頭突きを腹に喰らい、地面に倒れ込んだ。痛い…うまく息ができない…

 

「skibidi skibidi skibidi!!!!」

 

奴は首を伸ばしこちらに近づく。私は死を覚悟した。

“誰か助けて…“

今にも消えそうなか細い声しか出ない。この声は誰にも届かなかった。

 

 

 

 

訳ではない。

奴の顔面が私の目前に迫る。その瞬間、奴の頭部が回転し、便器の中に流れ込み、無力化された。奴の便器を何者かが蹴飛ばした。

そこには、黒い監視カメラの頭部をし、黒いコートと灰色のスーツを着た男性が立っていた。彼は私に手を差し伸べる。

 

「怪我はないかい?兄ちゃん?」

 

私は彼の手を取り、立ち上がった。助けが来たんだ、私は気づいた。

 

“助けてくれてありがとう“

 

「大丈夫だ、気にすることはない」

 

すると、別の路地や、建物から奴らの仲間と思われる人面便器どもが大量に現れる。

 

「あんたは下がってな」

 

彼は2本のプランジャーを取り出し、立ち向かっていった。彼は奴らの顔面をプランジャーで便器に押し込んだり、素手での殴る蹴るなどの戦法を駆使し、一人でざっと50体ほどの人面便器をなぎ倒していった。が、奴らの数はぱっと見で、200体は超えている。多勢に無勢だ。恐らく、彼はこのままだと厳しいと思われる。

 

そう思った矢先、彼らの仲間と思われる監視カメラや、スピーカー、テレビなどの頭をした仲間が5人現れた。

彼らはナイフや、頭を変形させての銃撃、格闘やテレビからの光などの攻撃を仕掛け、奴らを蹴散らしていった。

奴らは、10分もたたないうちに、全員無力化された。 彼らの技術や能力は目を見張るものがある。私が今までキヴォトスで見た者達の中でもここまでの戦闘技術や能力を持つ者達は少ない。

 

“みんな、本当にありがとう“

 

「問題ない」

 

「気にしないで、私達は当然のことをしただけよ」

 

そして先ほどのプランジャーを持った彼が私の前に出て、話を始めた。

 

「あんた、俺達やこいつら skibidi toilet のことを知ってるか?」

 

skibidi toilet?多分この人面便器の事だろうか?私はこんな奴見たこともないし聞いたこともない。

 

“いいや、私はこの便器どもや君達みたいな人達のことは分からないな“

 

「だろうな」

 

「俺達や、skibidi toiletどもがいた世界とこの世界は恐らく違う物だ。要するに、俺らは異世界人ってとこだ」

 

異世界…?そんな物が存在するのか?それに、なぜこの世界になんの目を持って来たんだ?

 

“でも、なんで異世界の人の君達がこの世界に来たの?“

 

「奴らを追ってだよ。俺達は奴らの基地に攻め込んだが、奴らの基地は間抜けの殻だった。んで、奴らの基地の最深部に謎のポータルみたいな物があって、それを通ったらここだったって感じだ。そこにはメモ書きが残されていた

Achieve our goals in a new world(新たなる世界で我々の目的を達成しろ)

とな」

 

「その目的は恐らくこの世界への侵略だ。この世界の住民のあんたに奴らは攻撃してきただろ?」

 

この世界(Blue archive)に俺達来た時はまだ明るかったんだが、この世界の空は今まで見た事ないくらいに綺麗だったんだ。俺達はこんな透き通る様な美しい世界を守りたい」

 

この世界の未来を照らす光が今まさに灯った。機械頭のチーム、彼らの決意、意思を尊重したい。

 

“私もだよ。あんな気持ち悪い化け物どもなんかに私の大切な生徒達の未来を奪わせたくない。“

 

「あぁ、その為に俺達は同盟(the alliance)として共に一つとなり侵略(invasion)を止めよう」

 

“共に未来の為に立ちあがろう、私もできる事ならするよ“

 

私はこの世界の為、大切な生徒達の未来の為、彼らと共に立ち向かう決意を抱いた。

 

_________________

 

episode2 彼らは同盟

 

彼らと軽い自己紹介を交わした。

 

私の命を救ってくれた黒い監視カメラの頭をし、黒いコートや灰色のスーツを着ていて、プランジャーを持つ男性               プランジャーマン

「よろしくな!」

 

プランジャーマンの友人であり、黒いスピーカーの頭をして、黒いスーツに、赤のワイシャツ、ヘッドホンをつけていて、ナイフを所持していて、寡黙な雰囲気の男性                        ダークスピーカーマン

「…」ペコリ

 

テレビの頭の横に小型スピーカーを取り付け、黒のシャツや腕にクローを取り付けている男性

TVダディ

「…頼む」

 

プランジャーマンと仲が良く、黒い監視カメラに青いレンズが取り付けられ、頭を機銃に変形させることのできる黒いコートを着た女性

ブラックカメラウーマン

「これから長い付き合いになりそうね」

 

黒いスピーカーの頭にヘッドホンをしていて、黒のスーツを着ていて、ナイフを持っている陽気な雰囲気の女性

ブラックスピーカーウーマン

「よろ〜」

 

昔のブラウン管テレビの頭にアンテナや後頭部にジェットパックを取り付けている、灰色のコートを着た女性

TVウーマン

>w<

 

中々個性的なメンバーだ。そして順番は私に回ってくる。

 

“私は連邦捜査部シャーレの先生だよ。これからよろしくね!“

 

「さっきあんた【私の大切な生徒達の未来を奪わせたくない】って言ってたからなんとなく予想してたが、教師なのか。まぁ、これから世話になるぜ。先生」

プランジャーマンが私の肩に手を置く

 

その後、私達は彼らの組織のことや、私の生徒達のこと、そして敵である skibidi toilet達のことなど他愛もないを話していたのだが………

 

「あれ?そういえば俺らって行く宛あるっけ?」

 

「「「「「「…」」」」」」シーン…

 

“行く宛ないならシャーレにくる?“

 

「いいのかしら?そちらに別の職員さんがいたら、私達迷惑になっちゃうんじゃないの?」

ブラックカメラウーマンが心配そうに私に問いかける。他

 

“大丈夫だよ、多分“

 

「…ならそこに邪魔しようか」

ダークスピーカーマンが返答する。

 

“シャーレはここから大体30分くらい歩けば着くよ“

 

私は彼らとシャーレに向かう途中、聞いた情報を軽くまとめた。

まず、私達の敵であるskibidi toilet、奴らは彼らの世界でもある日いきなり出現したらしく、具体的なルーツは不明。そして奴らには手のひらサイズの者から、怪獣レベルの大きさの者など、様々な種類がいるらしい。

 

そして奴らの指揮官【G-toilet】奴を倒す事ができれば私達の勝ちだ。だが、奴は超巨大な体を持ち、レーザー砲や、ジェットパックなどで武装していてとても高い戦闘能力や知能をもつ。これだけ聞くと私達に勝ち目はないかもしれない。だが、彼らにも様々な種類の仲間達がいる。

 

彼ら the alliance は監視カメラ、スピーカー、テレビの頭を持つ者で構成されている。その中でも、リーダーの様な立場にいるのが彼らと超巨大なまるで巨人の様な体を持つ【タイタン】と呼ばれる者、そして彼ら【エリート】は、偵察という形で、この世界に来ているらしく、準備ができ次第仲間達を呼ぶとの事だ。

そんな事を考えていると、シャーレに着いた。

 

“ここがシャーレだよ“

 

「中々立派な所だねぇ。」owo

TVウーマンの頭部のモニターに驚いたような顔文字が浮かぶ。

 

彼らはこの世界について何もまだ知らないようだ。軽く説明をしておくべきだろう。

私は彼らを執務室まで案内し、話を始めた。

“ここは数千の学園が集まって構成される学園都市キヴォトス。ここのトップの組織である連邦生徒会の下部組織がここシャーレだよ。今から私は今から連邦生徒会に提出する為の君達の同盟の件の資料を作るからから寝てていいよ“

 

「いいえ、私も手伝うわよ。私達の事の内容でしょう?

 

「…同感だ。俺達は同盟だろう」

 

“いいの?みんな“

 

「「「「「「あぁ(えぇ)」」」」」」

 

その後、みんなに手伝ってもらい、資料と残っていた仕事まで終わらせた。…これで久々に3時間以上寝れる。明日は、彼らを色んな学園に連れていってあげようかな。

仮眠室に行き、私達は寝た。7人寝れるベッドなんてなかったから床でだけど…

 

 

____________

 

 

episode3 侵略の始まり

 

ピピピピピッ

………久しぶりに聞く目覚まし時計と音。久々に長く寝れたからか、体が軽い。みんなは………いない。もう起きたのかな?私は立ち上がり、執務室に向かう。

 

一方その頃

カチャッ

「誰なんですか貴方達!」

少女は彼らに銃を向ける。

 

「それはこちらの台詞だ。いきなり人に銃を向けるとかどんな教育受けてきたんだよお前(このガキの頭の上にあるあの輪っかはなんだ?普通の人間では無いだろうが…)」

 

ダークスピーカーマンは少女を敵と見なし、ナイフを取り出す。

 

「先生はどこにいるんですか!」

 

「多分寝てる。お前あいつに用があんのか?」

 

「寝てるってことは気絶させるってこと?つまり貴方達は誘拐犯ね?覚悟しなさい!(物凄い威圧感…勝てる気が全くしない…彼らは何者…?)」

少女は銃をダークスピーカーマンに向ける。

 

「どう言う思考回路してんだよお前。それと、覚悟するのはお前の方だ」

ダークスピーカーマンはナイフを少女に向ける。

今まさに戦闘が始まりそうな中

ガチャッ ドアが開く。

 

“おはよー……って、二人とも⁉︎武器を下ろして!“

 

「先生!?早くこちらに来てください!」

 

「おい、先生このガキは誰だ?あとこいつの銃を下ろさせろ」

 

“まずは2人とも落ち着いてね!?“

 

その後、私は2人を落ち着かせ、互いに説明をした。

 

「いきなり銃を向けてしまったことは謝るわ。ごめんなさい」

ユウカは先ほどのことを謝罪した。

 

「別にいいよ、気にすんな。あと、こちらもすまない。お前がこいつの言ってた【生徒】だと気づかずにナイフを向けてしまった」

ダークスピーカーマンも謝罪をする。

 

“それでユウカ、君はどんな要件で来たの?“

 

「それは今ミレニアム内で大小様々な大きさ便器から人間の頭部が生えた怪物の目撃情報やその怪物に襲われたと言う被害報告が大量に寄せられているんです」

 

これは……

 

「先生、行くか?」

プランジャーマンが私の方を向き頷く。

 

“うん、行こう。私達がみんなを守らないと“

私も頷き返す。

 

「え?行くって……」

 

「奴らskibidi toiletは俺達の敵だ。共に戦おう」

 

プルルルルルル 電話が鳴る

カチャッ

“はい、こちらシャーレで……“

 

「助けてください!謎の気持ち悪い化け物達がミレミアムに襲撃してきていま……うわぁ!」ツーツーツー……

 

“…………早く行かないと“

 

「俺に任せろ、みんなテレポートだ。」

TVダディはそう言い、手を差し出す。テレポート?そんなこと出来るのか?

 

“え?そんなこと、できるの?“

 

「出来ないなら言わねぇよ」

皆が彼の手を取るとあたりに黒い霧が発生し私達を包み込む。

視界が晴れると、私達はミレニアムの最寄り駅にいた。

……ちょっと酔いそう。

 

「ここがそのミレニアムってとこか?」

 

“うん、この駅を出たらすぐだよ“

 

私達は駅を出る、そこには本来は近未来的な雰囲気……だったが、今は建物が爆発したり、辺りから火が上がっているなど、ひどい有様だ。

 

「ずいぶんと暴れられたわね…」

 

あたりには逃げ遅れた生徒達が、skibidi toiletどもに追われている。

奴らは今回は、レーザー砲やロケットランチャー、丸鋸を装備したり、プロペラやジェットパックを装備した者達など、ほぼ全員が武装をしている。

 

「さて、トイレ掃除の時間だ。全員準備できてるな?」

プランジャーマンが拳を突き合わす。

 

「「「「「「「OK!」」」」」」」

 

“ここは私に指揮を取らせて“

 

「あんた、できんのか?」

 

“うん、指揮には自信があるんだ“

 

「ここはあんたを信じるぜ。がっかりさせんなよ!後、ユウカちゃんだっけ?あんたは先生の護衛を頼む。指揮官を取られちゃまずいからな。」

 

「了解したわ!」

 

「じゃ、先生、俺らにあっと驚く指揮を見せてくれよ」

 

“うん、期待を裏切らないように頑張るよ“

 

“総員戦闘開始!“

彼らはskibidi toiletどもに向かっていく。今一度、彼らの戦闘スタイルを確認してみよう。

 

プランジャーマン、彼は最前線で、格闘やプランジャーを駆使して戦っている。近接戦闘はかなり強いようだ。それにトイレどもの使用するレーザー砲や、ロケットランチャーを全て躱している。攻めと守りの一体型の感じからして、彼はオールラウンダーってとこかな?

 

ダークスピーカーマン、彼はナイフを奴らの頭に突き刺し、一撃必殺で立ち回っているようだ。それに大柄なトイレ相手にはナイフを刺しまくって、ダメージを与えている。頭のスピーカーからの音波もかなり強力だ。

 

TVダディ、奴らを殴るだけで吹き飛ばしたり、テレポートを駆使したりして、白兵戦を得意とするようだ。腕のクローで突き刺したり、手に黒い霧を出して敵の攻撃を反射したりしている。テレビからの光は、敵を一時的に洗脳して戦わせたり、かなり特殊な戦い方をしているようだ。

 

ブラックカメラウーマン、頭を変形させ、機銃を出現させて戦っている。赤くなったレンズがターゲットをスキャンし、スナイパーとして立ち回っている。

 

ブラックスピーカーウーマン、頭のスピーカーから音波と言うより、衝撃波のような物を放ち、敵を吹き飛ばしたり、ナイフを飛ばしたり、ジャンプしたりなどのテクニカルな戦い方をしている。

 

TVウーマン、頭のテレビから、熱波や、敵の動きを止めるライトなど、サポートメインの性能をしている。また、頭を自立飛行させ、トイレに寄生させ、自爆させたりと、テレビダディよりも、ライト中心の戦方をしているようだ。

 

彼らに最適な戦術……作戦………何となくイメージが出来た。よし、試してみよう。

 

“プランジャーマンとダークスピーカーマンは正面のトイレどもを抑えて!その間ブラックスピーカーウーマンとブラックカメラウーマンは、後退し、彼らのサポートを!“

 

「「「「了解!」」」」

プランジャーマンとダークスピーカーマンが正面に立ち攻撃をする。彼らの死角にはい込んだskibidi toiletには彼女らの銃弾とナイフが飛んでくる。

 

“TVウーマンは、空中にいるトイレに寄生して、後方に控える奴らに落とすんだ!」

“TVダディはTVウーマンと一緒に、控えるトイレを排除して!“

 

「「承知した」」

TVウーマンが空中のロケットランチャーを装備したskibidi toiletに寄生し待機する後方のskibidi toilet達に落とした。

壊滅した後方部隊はTVダディに殴り飛ばされたりボコボコにされている。

 

前線で暴れるプランジャーマンとダークスピーカーマン、それをサポートするブラックカメラウーマンとブラックスピーカーウーマン。     そして、後方に待機している部隊にはテレビウーマンとテレビダディが攻める。

結果は、私たちの勝利だ。

 

「中々やるじゃん」

プランジャーマンは私にサムズアップをする。d( ̄  ̄

 

“いや、私じゃなくて君達が頑張ってくれたからだよ“

 

「いいえ、貴方のおかげよ。先生」

ブラックカメラウーマンも私を褒める。

 

“いやぁ〜“

 

………巨大な黒い霧が現れる。私はテレビの2人に目を向ける。

2人は首を横にふる。

そこからは、大量の大型トイレが現れた。先程全滅させた部隊とは比にならないレベルの数や大きさ、装備をつけている。

 

“嘘でしょ………“

 

「……マジか」

 

奴らを見るや否やプランジャーマンは懐からタブレットを取り出した。

 

「助けを呼んだ。あいつが来るまで、俺らで持ち堪えるぞ」

 

“いや……あの数は無理だよ“

私達だけじゃ到底勝てる気はしない数と質だ。

 

 

馬鹿野郎!お前は生徒を守りたいんじゃないのか?守るなら立ち向かうしかねぇだろ!

 

“……“

そうだよ、そうだけど、この状況で勝ち目は無いことは火を見るより明らかだ。私だって立ち向かいたい、でも無謀なことは分かっている。それでも立ち向かう彼の姿はまるで騎士の様だった。

 

「全員下がってろ」

 

彼は両手にプランジャーを持ち歩みを進める。

 

“ダメだ!プランジャーマン!“

私が叫んでも、彼は歩いていく。彼一人では到底勝てるわけない。

 

 

 

「その必要はない。」

 

 

 

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episode4 最高戦力にして英雄

 

 

何者かの声が聞こえた。

すると、轟音とともに巨大な影が私達を覆った。

………でかい。あまりにもでかすぎる。推定80mは超えるような超巨大な男が私達の前に現れた。

右腕に何かプレートが取り付けられている。左腕には巨大なキャノン?を付けている。背中にはウィングが取り付けられたジェットパック、肩には機関砲と思われる物を取り付けている。

全身の武装が全部男のロマンと言えるレベルの最高の物だ。

 

「ここは俺に任せろ」

彼は左腕を奴らに向ける。すると、彼の腕に取り付けられているキャノンから、蒼い閃光が放たれトイレどもを爆殺していった。

空を飛ぶ者にも正確無慈悲な射撃を行う。

 

「予想以上の数だな。まぁいい」

 

彼は背中から巨大なハンマーを取り出し、振りかぶる…

振り下ろされたハンマーは奴らを轟音とともに叩き潰し、殴りつけていった。

 

その姿に私は見惚れてしまっていた。

やだ………かっこいい…ハンマーとか私の趣味分かってやってない?

そんな呑気なことを思っていると、奴らのうちの一体の発射したロケットランチャーが私達の方に飛んでくる。

 

…まずい。この距離じゃ、逃げられな……

 

瞬間、私達の前に蒼いバリアが広がる。

 

「大丈夫か?君達」

 

どうやら、私達は彼に守られたようだ。どこまでかっこいいんだよこいつ。

 

彼の活躍により、ここにいるskibidi toiletを全滅させる事ができた。

 

「君達みんな怪我はないか?」

 

“うん。私達は大丈夫だよ“

 

「なら良かった」

 

「いやー、助けられちまったな」

 

「なーに、俺は当然の事をしたまでだ」

 

“プランジャーマン、彼が君達の言ってた…“

 

あぁそうだ。あいつが、俺達 the allianceの最高戦力であり英雄、そして俺の友達()()()()()()()()()だ」

タイタンカメラマン…シンプルイズベストな名前だ。正直言って好き♡

 

“タイタンカメラマン、ありがとう。君のおかげだよ“

 

「当然の事だ。感謝なんてしなくていい。あと、到着したようだな」

人助けは当然の事?何だよこいつ!惚れるぞそろそろ

 

後ろを振り向くと、白い監視カメラやフィルムカメラをした者達、3本足の昔のカメラの兵器?、空にはカメラ型のヘリが飛んでいた。

 

「よし、みんな任務を遂行しろ。A班は救助活動を、B班は後処理を」

 

「ここは俺達の仲間が来た。もうみんな安心してくれ」

タイタンカメラマン率いるカメラマン達が逃げ遅れた者達を救助していった。もうやだかっこよすぎる。

 

ピピピピッ

「どうした?」

 タイタンカメラマンに通信が入る。

 

「skibidi toiletの数が多すぎる!現地住民とともに戦闘中!至急援軍求む!位置情報はそちらに送ります!トリニティってとこらしいです!」

 

「了解した。俺が来るまで持ち堪えてくれ。援軍要請が出た。俺が向かうからみんなは待っていてくれ」

 

“待って!タイタンカメラマン。私も行かせて!“

 

「すまないが、それは許可できない。一般人を巻き込む訳にはいかない」

 

“トリニティには私の生徒達がいるんだ!だから一緒に行かせて!お願い…」

 

「君は奴らに殺されるかもしれない。それでもいいのか?」

 

“生徒を守れるなら、死んだって構わないよ“

 

「……そこまでの決意があるのなら認めよう。さぁ、乗れ」

 

私はタイタンカメラマンの肩に乗せてもらい、トリニティへと力強く飛び立った。

 

「君は生徒を守ると言っていたが、教師なのか?」

 

“そうだよ“

 

“私は生徒達を守りたい。たとえ、私が死ぬ結果になったとしても“

 

「君は何故そこまで生徒を大切に思っているんだ?」

 

“私が先生だからだよ。先生(先を生きる者)として、大人として、生徒達を助け、未来に導く義務があるからね“

 

“生徒達は私の未来そのものだから、彼女達を導き、助けられるのなら私はこの命を差し出せるよ。それが、私の大人としての義務_____だから“

 

「大人としての義務……か。君とは仲良くなれそうだな。先生。俺にも仲間を守り、戦うタイタン(最高戦力)としての義務があるからな」

 

タイタンカメラマンの()()()()としての義務は守り、戦う事…私の()()としての義務は導き、助ける事…なんだか似てる。

 

 

_________数十分後

 

 

 

“そろそろトリニティに着くよ準備はいい?“

 

「あぁ。行こう!」

 

 

__________________________

episode5 この地に響くビート

 

 

〜タイタンカメラマンと先生がトリニティに到着する少し前〜

 

ミカ視点

 

 

 

「ははっ⭐︎貴方達、どういうつもりかな?」

私は今、トイレから人間の頭が生えた気持ち悪い怪物に囲まれている。

奴らは私や他の生徒を攻撃する敵だ。

 

「貴方達、どうなるか分かってる?」

私はそういって奴らを挑発する。奴らの顔が一瞬こわばる。

 

「それじゃ、覚悟してね⭐︎」と宣言し、正面の怪物を殴り飛ばした。怪物は一撃で粉々に砕け散った。

…こんなものか。全くもって私の相手にはならなそうだ。

 

「こんなものかな?弱いね!」

 

そう言った瞬間、奴らは私にビーム砲やロケットランチャーで一斉射撃を仕掛けてきた。

 

「おっそーい!」

 

遅い。あまりにも遅すぎる。私はまた奴らを挑発する。

私は攻撃を軽々と躱しながら、愛銃で射撃を行う。奴らの大きさ的に、あまり効果はなさそうだが、目や眉間を狙えばそこそこの効果は得られる。

レーザーは横に移動しながら隙を見て間合いに入り込んで殴り飛ばす。

空中にいるプロペラとロケットランチャーを装備した奴はプロペラの付け根付近を射撃し、分離させる。

丸鋸やクローを装備した近接戦に特化した奴が相手なら武器を引きちぎり、その後に撃つなり殴るなりすればいい。

やっぱり大したことはない連中だ。

 

 

次々と怪物を撃破していった。もうここら辺の怪物は全滅したかな?

束の間の安息、だが、黒い霧が突如出現し、奴らの援軍が大量に現れる。

 

「今のは、先遣隊ってとこかな?」

 

今度はそう簡単には行かなそうだ。先程と比べて、装備や大きさが比べ物にならないほど充実している。

でも、結果は同じ。

の、はずだった。

私は次々の現れる奴らを撃破していったが、撃ち抜いても、殴り飛ばしても、全然数が減らない。それどころか増えていっている。

流石に、体力の限界が近づく。

「ぐっ……」

私は奴らのレーザーに被弾してしまい、吹っ飛ばされてしまう。

立ちあがろうとするも、周りは奴らに囲まれている。全方位から、武器が向けられ、冷や汗が、背に流れるのを感じる。心臓が高鳴り、終わりを覚悟した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………welcome to your life

 

音楽?きっと幻聴だ。

 

……there's no turning back

 

近づいて来ている?いいや気のせいだ。

 

…even whlile we sleep

 

気のせいなんかじゃない。何かが近づいてきている。

 

we well find you

 

ゴォォォォォ……

 

何かが空から降りてくる。私の前には、ぱっと見で50mは超えているほどの赤い服をきた巨人が立っていた。

 

acting on your best behaviour

 

その巨人は音楽とともに奴らを両腕のブラスター?で撃ち抜き、破壊していく。

 

turu your back on mother nature

 

奴らを蹴り飛ばし、殴り、ナイフで切り付けていっている。

動きに迷いや無駄がない。きっと相当な鍛錬を積んだに違いない。

 

everybody wants to rule the world

 

音楽のサビ?の終了とともに奴らは全滅した。

唖然としている私の前に赤いシャツに、スピーカーの頭をした巨人が膝をつき、私を見ていた。

 

「大丈夫かい?お嬢さん」

彼は巨大な指を私の前に差し出した。

 

「立てるか?」

私は小さく頷き、その指を掴み立ち上がらせてもらった。

 

「ここ周辺のskibidi toiletはあらかた片付いた。ここに残っている人達!もう安心してくれ!助けがきた!」

 

彼の声とともに、スピーカーの頭をした彼の仲間達が現れ、救助活動を始めた。

彼はおそらくスピーカーの頭をした者達のリーダーだ。的確に仲間に指示を出している。

私達を助けてくれた彼にお礼が言いたい。

私は彼に名を聞く。

「あ、貴方は誰なの?」

 

「俺か?俺はタイタンスピーカーマン。ダンスと音楽をこよなく愛するただの機械仕掛けの男だ。お嬢さん、君の名は?」

 

「私は聖園ミカ、ミカって呼んで」

 

「タイタンスピーカーマン、私達を助けてくれてありがとう」

 

「別にいいよ礼なんか」

 

「貴方、何者なの?それに、スピーカー頭の他の人達も、普通の人間じゃないでしょ?」

 

「俺達は機械の同盟(the alliance)だ」

 

「俺達の敵、skibidi toiletを追って、そして、俺の友達から助けを求めてられてきた。そしたら、君達が奴らに襲われていたから助けたってだけだ」

 

「なんでみたいな他人を助けたの?仲間を優先するべきじゃないかな?」

 

「なんでって、他人だとしても、人が敵に襲われていたら助けるのが普通だろ?それに、俺は仲間を信頼してるんでな。あいつらはこんな奴らに負けるほど弱くない」

 

「でも、それだけの理由で動けるのって、普通できないと思う」

 

「そうかもな。でも、俺にとっては当たり前のことだ」

 

ここまでの優しさ、まるで()()()みたい。

 

ピピピピッ

彼の無線機に通信が入る。

「どうした?」

 

「助けてくれ!奴らの数が多すぎる!」

 

「了解した!俺が行くまで持ち堪えててくれ!」

 

「すまないミカ、救助要請が入った。仲間のとこにいってくる。」

 

彼は背中のジェットパックのような物から火を吹かせ、飛行しようとした。

 

「待って!」

 

彼はこちらに振り向く。

 

「私も連れていって!きっと貴方の力になれる!」

 

「私、戦いには自信があるんだ」

 

彼は悩むような仕草をし、こちらに話す。

 

「あー、本来は断るべきなんだろうが、今回は連れていってあげるよ。俺場所分かんないし」

 

「さ、乗って」

彼は私の前に手を差し出す。

私は彼の手に乗り、肩に置いてもらった。

「しっかり捕まっててくれよ!」

私は彼とともに飛び立った。

 

「そっちに右にいって!」

 

「了解!」

 

私達が飛行を開始してから5分、目的の地にたどり着いた。

 

「ミュージック スタート!!」

 

most of freedom and of pleasure

 

彼が音楽を流すと同時、私は彼の肩から飛び出し、落下地点のskibidi toiletだったっけ?に拳を突き立てる。

地面には、巨大なクレーターができた。

 

nothing ever last forever

 

「やるなぁ!俺もしっかりしないとな!」

 

そう言うと彼は地面に降り立ち、何やら構えるような姿勢になった。

 

「ここにいるみんな!耳を塞ぐんだ!」

彼はそう警告すると……

 

everybody wants to rule the world!!!!

 

とてつもない音量の咆哮を放ち、周囲のskibidi toilet達を吹き飛ばした。

 

「耳がキンキンする〜……」

 

耳を塞いでいても、嵐のような音は防げず、耳に残った。多少マシにはなったのかな?

 

「skibidi!!! skibidi!!!!」

 

後方にはまだ奴らの生き残りがいたようだ。

彼とともに私は奴らに攻撃をしかける。

 

彼のスピーカーからの音楽が響くたび、体が動く。音楽に乗る感覚が、戦いの緊張感を和らげる。

 

奴らはあらかた片付いた。

 

「やるじゃん!」

私と彼はハイタッチをした。

 

「君も強いじゃないか!」

 

「さっき言ったじゃんね⭐︎ってまた来たみたい」

 

倒した側から現れた奴らの増援……どんだけいるの?

に向い、私は()()を呼び寄せた。

 

「ん?」

 

空から轟音が鳴り響く。

 

「マジ?」

 

私の呼び寄せた隕石が奴らに直撃し爆発。一網打尽にした。

 

「すげぇ!何それ!」

彼は私に拍手をした。

 

「次の敵を探そう!奴らなんかにこの()()()()()させるわけににはいかない!」

 

「あぁ、行こう!」

 

私はタイタンスピーカーマンとともに、大量のskibidi toiletを破壊していった。

 

 

_______________________

先生視点

 

 

「大丈夫か!?って、奴らが全滅してる…だと?」

タイタンカメラマンとともにトリニティまで、私の生徒と彼の仲間達を助けに来たが、skibidi toiletは何者かの手によって全滅させられていた。

なぜか地面にはクレーターができているし、何かの衝撃波?によって吹き飛ばされた物で散らかっている。

 

“何かが暴れたみたいになっているね“

 

「現在確認されているskibidi toiletの中でここまでの被害を出せる奴なんてそうそういない。」

 

となると、別の何かが暴れた?

 

「なぁ先生、音楽が聞こえないか?」

 

音楽?確かに遠くから何か聞こえる。

 

「音楽を流せて、ここまでの暴れられる者は俺の知る限り一人しかいない。俺の相棒、タイタンスピーカーマンだけだ。だが、あいつがクレーターなんて作るか?」

 

“となると、誰かと別行動を取っているのかな?“

 

「その説はありえるな。音楽のする方まで向かう価値はありそうだ」

 

“そうだね、行ってみようか“

 

私はタイタンカメラマンとともに、音楽のする方まで向かった。

 

 

_____________________________

 

episode6 俺達はタイタン(英雄)

 

 

“タイタンカメラマン、正面の敵5体に2発ずつ命中させた後、後方の追手を回転して勢いをつけたハンマーで殴り飛ばして“

 

「了解した」

 

タイタンカメラマンの左腕のキャノンから発射される蒼い弾丸は絶大な威力を誇る。大型のskibidi toiletであっても2発当てれば無力化できる。

ハンマーは今の所見た中で1番の破壊力を持つ。相当大型のskibidi toiletであっても一撃で粉砕できる。

そんな装備を駆使して彼は奴らを破壊する。

 

 

 

“ハンマーはしまって、左腕のキャノンを反対向きに、シールドを展開しながら奴らに突進して。奴らに近づいたら肩の機銃を連射、正面に向かって走りながら近くの敵を殴り飛ばして“

 

タイタンカメラマンは走りながらskibidi toiletを殴り飛ばし、投げ飛ばし、叩き潰していく。

 

「貴様ら道を開けろォ!」

道を塞ぐ大量のskibidi toilet達の軍勢のど真ん中を駆け抜ける。

 

「どけ!気色悪い」

 

「私を止められると思っているのか?愚か者共がァ!」

 

私は今タイタンカメラマンと共に()()のする方へと向かっている。道中妨害を受けているが、彼の圧倒的なパワーの前にskibidi toiletどもはねじ伏せられている。

 

“ここら辺にはもういないっぽいよ。早く向かった方がいいんじゃないない“

 

「そうだな」

 

彼はジェットパックのウィングを展開し火を吹かせ、浮き上がった。

彼の言っていたタイタンスピーカーマンはどんな人物だ?どんな人柄だ?今なぜか気になった。

 

“ねぇタイタンカメラマン、タイタンスピーカーマンってどんな人なの?“

 

「あいつか。一言で言うなら正義感の塊だ」

 

「あいつは相手が誰であろうと、どんな時であろうと、悪事を働いている者がいたら止めにいくような過剰とまで言える正義感を持っているんだ」

 

「そして、あいつはどんなことがあろうと困っている人がいれば力になろうとする」

 

「仲間を傷つけたとかじゃないなら、虫ケラ一匹殺すのに躊躇するレベルの優しさだ。きっと君も気にいってくれると思う」

 

どうやらタイタンスピーカーマンはとても優しく、正義感の強い人らしい。彼を私は気にいる…とタイタンカメラマンは言ったが、もうなんとなく人物像は分かる。彼はきっと私の生徒達を守ってくれたんだろう。

トリニティに来てから見た生徒達は皆怪我を負っておらず、話を聞いたところ全員「スピーカーの頭をした巨大な赤シャツの人に助けられた。」と言っていた。あったらお礼を言わないといけない。

そんなことを思っていると、どんどん音楽が大きくなってくる。

 

“彼は近くにいるみたいだね“

 

「そのようだな。それに、爆発音も聞こえる。今は恐らく戦闘中だ。加勢するぞ」

 

 

 

 

 

 

ミカ視点(すごく短い)

 

 

「この数はちょっとまずい感じかな〜……」

 

「あー…そうだな。こりゃまずい…」

 

私達は特に激しい侵略を受けているトリニティ中央部に来ている。

どれだけ倒しても、湧き出てくるskibidi toiletに私達は追い詰められている。

 

「どうする?タイタンスピーカーマン」

 

「俺達だけでどうにかできる数じゃないな。救援は呼んである」

 

「それまで耐えられるか?ミカ」

 

「うーん……少しキツそうかな」

 

私達は身構える。

 

 

 

 

 

 

「助けに来たぞ!相棒!」

 

声の方に目を向ける。そこには黒いコートをカメラ頭の着た巨人が飛んできていた。

 

 

 

 

ここから先生視点

 

“タイタンカメラマン、正面にシールド展開、そのまま突っ込んで“

 

「任せろ」

 

シールドを展開しながら私達はskibidi toiletに突っ込む。物凄い爆発音が鳴り響く。

 

“そのままハンマーで周囲の10体位を殴り飛ばして。その後後退し、彼の元に行こう“

 

「貴様ら私の相棒に何してくれた!極刑だァ!」

 

タイタンカメラマンはハンマーでskibidi toiletを殴り飛ばす。一撃で奴らはバラバラに砕かれる。

 

 

 

 

「……俺達も負けてられねぇな!そうだろ!?ミカ!」

 

「…そうだね!行こう!」

 

 

“倒してもキリがない。それに増えていっている。これは少しピンチかもね…“

奴らをタイタンカメラマンは次々と破壊して行っているが、減る数より増える数の方が多い。

 

「しまった!囲まれたぞ。どうする?先生」

 

“とりあえずシールド展開。自分の身を最優先に守って“

 

「クソォ……」

 

これはまずい。彼は全方位から砲撃を浴びている。正面はシールドである程度防げているが、後方からの砲撃は防げない。彼の体から火が上がってきた。

 

突然、周囲に赤いエネルギー弾と隕石が降り注ぐ。

 

空に赤いシャツを着たタイタンカメラマンと同程度の大きさの巨人(タイタン)が現れる。彼は背中から火を吹きながら私達を見下ろしていた。

きっと彼が()()()()()()()()()()()だ。

 

相棒、お前はそんなものか?俺を助けた強いお前はどこに行った!!

 

タイタンスピーカーマンはタイタンカメラマンを激励する。

 

「やるぞ、俺を2度と失望させるなよ」

 

「すまないな…相棒。」

_______________________

 

「先生…」

 

“ミカ……君は彼と共に来たんだね“

 

「うん。あの人に助けられちゃった」

 

 

 

ミカもか。彼は沢山の生徒達を助けてくれた。お礼を言いたい。

 

“ねぇ!タイタンスピーカーマン!私の生徒達を助けてくれてありがとう。君のおかげだよ“

 

「当然のことをしただけだ。礼なんて必要ないよ」

 

「さぁ行こうぜ、相棒」

 

「あぁ、奴らに見せつけてやるぞ。タイタンの力を」

 

彼らは奴らに向い飛びかかる。

抜群のコンビネーションだ。互いの強みや弱点を理解し合い、それをカバーしている。

この二人(タイタンズ)がいればきっとこの世界を守れる。

 

彼らは瞬く間に奴らを全滅させた。

 

「流石だな、相棒」

タイタンカメラマンはタイタンスピーカーマンにサムズアップをする。

 

「あぁ、俺達が組めば怖いものなんてない。」

タイタンスピーカーマンは頷く。

 

周りから隠れていた生徒達やスピーカーマン、カメラマン達が現れる。

 

「貴方達のおかげでここは救われた!」

 

「君達はヒーローだ!」

 

「…」

 

「…」

タイタンスピーカーマンは軽く頷く。

 

彼らは向き合い。力強い握手を交わした。

 

「行こうぜ。この世界の為に」

 

「あぁ、俺達ならきっとできる」

 

かっこいい……彼らはまさにヒーローだ。

 

「この世界にはまだ奴らの侵略を受けている所がある。俺達で救うぞ。」

 

俺達はタイタン(英雄)だ。助けを求める人達がいるのなら、絶対に手を差し伸べる

 

“……私も、力になりたい。私は先生だから。大人だから。生徒達為になりたい“

 

「そうか、先生。なら共に行こう。彼女らの未来の為に」

 

「先生……」

ミカが私の元に寄る。

 

「私はどうしよう…」

 

“ミカ、君はミレニアムに向かって欲しい。そこに彼らの仲間達が集まっているみたい。その人達を守ってあげて“

 

「うん!わかった!あと、タイタンスピーカーマン」

 

「ん?どうした?」

 

「先生が帰ってきて傷一つでも付いてたら………ぶん殴るから」

 

「……まぁ、頑張るよ」

 

“あはは……ミカ、本当にやったらダメだよ“

 

「冗談冗談!でも、先生を守ってね?」

ミカは笑いながら否定する。

 

「当然だ!」

タイタンスピーカーマンは大きく頷く。

 

今の目…冗談に見えなかった……まぁいいか。

 

“それじゃぁ行こうか“

 

「あぁ」

 

「この世界の」

 

「「“未来の為に(FOR TO FUTURE)“」」

私達はこの世界の未来の為、生徒達の為、飛び立った。

 

 

 

 

〜レッドウィンターのどこか〜

 

 

I'm taking a ride with my best friend

 

“タイタンスピーカーマン、正面に向かって六発射撃、その後後退してリアクターレーザーを撃って。タイタンカメラマンはシールドで注意を集めて“

 

「了解!」

 

「承った」

 

「私を見ろ」

タイタンカメラマンが正面に立ち注意を集める。

 

「くたばれ!」

 

タイタンスピーカーマンの両腕から放たれるエネルギー弾が嵐のようにskibidi toilet達に降り注ぐ。

 

I hope he never let me down again

 

「こいつでどうだ!」

 

さらに、胸に取り付けられている赤色のリアクターコアからレーザーを発射し、奴らを貫いた。

 

「ここはこんなもんで終わりだ。次行くぞ」

 

 

 

 

〜山海経のどこか〜

 

 

he knows where he's taking me

 

「ウ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ァ"ァ"ァ"ァ"‼︎‼︎」

 

“うぅ……頭が割れそう……“

 

「あぁ、ごめん!やりすぎた!」

 

“まぁ、大丈夫だよ……多分“

 

taking me where I want to be

 

「おいおい、何やってんだよ…」

 

“そう言うタイタンカメラマンはなんでこっち見ながら戦ってるの!?ちゃんと前向いてね!?“

 

「君達が面白い事してたからだろ」

 

 

 

 

〜百鬼夜行のどこか〜

 

 

I'm taking a ride with my best friend

 

 

“後方の10体にタイタンスピーカーマン、前半10体にタイタンカメラマン、別れて戦おう“

 

「貴方、もう別れましょう……」

 

「そんな……俺とは遊びだったのか?……」

 

“…何ふざけてるの!?ちゃんとしてね!?“

 

「えー…これ面白かったのに……」

 

「あぁ…別に良くないか?」

 

“今は戦闘中!“

 

「「ハーイ……」」

 

 

 

〜アビドス高校周辺のどこか〜

 

 

we're flying high

 

“正面の10体をタイタンカメラマン、蹴散らして。タイタンスピーカーマンは空中部隊を撃墜“

 

「「了解(!)」」

 

「貴様らの相手は私だ」

タイタンカメラマンはハンマーを片手に奴らに向かっていく。

 

ただ力任せにハンマーを振っているように見えるが、よく見ると勢いの付け方や、当てる位置など、様々な事を意識していることがわかる。

 

we're watching the world pass us by

 

「テメェら俺がぶち殺してやる!」

タイタンスピーカーマンはブラスターを構え、skibidi toiletにエネルギー弾を連射する。

エネルギー弾はすべて命中し、奴らは大破、流星群の様に地上に降り注いだ。

 

物凄い暴れ様だ。流石と言わざるを得ない。

 

never want to come down

 

“10時の方向、15体くらいの部隊が来た。準備………あれ?“

 

「野郎オブクラッシャー!!!」

タイタンスピーカーマンが物凄い速度でskibidi toiletの部隊に突っ込む。

 

never want to put my feet back down on the ground

 

“えぇ…何してんの……“

 

「もうあいつが向かったようだ。」

 

アビドスに襲撃してきたskibidi toiletは彼ら二人の手で全滅させられた。

周辺にskibidi toiletらしき気配はない。おそらくもう現れないだろう。

私達の到着までskibidi toiletと交戦していた対策委員会の面々が彼らに語る。

 

「うへぇ〜すごいね〜君達、装備が強いのもあるけど、動きに無駄がないよ。きっとエリートなんだろうね〜」

 

「そう言ってもらえて光栄だ。お嬢さんらも、俺達が来るまでよく戦ってくれた。君達の強さも見れば分かる」

 

「この世界に来てから見た者達の中でも、君達は強い方だと思う」

 

「たった5人のメンバーであれだけの数を抑えていたのはすごいよ」

 

「ん、ありがとう」

 

「それでは、俺達はもう行かないといけない。何かの縁があったら、また会おう」

 

私達はアビドスから離れ、最後の地である〝ゲヘナ〝へと向かっていた。

 

「次の場所、確かゲヘナ?だったな。そこにはテレビマン達が向かっている。彼らに任せても大丈夫そうだが、念の為行っておこう」

 

ピピピピッ

タイタンカメラマンに通信が入る。

 

「こちらタイタンカメラマン。要件は?」

 

「……ラージテレビマンだ。単刀直入に言う。まずい。奴らの数は推定1000はいる。私達が駆除していっているが、このままじゃちとまずい。救援を求む」

 

「了解した。タイタンテレビマンの状況は?」

 

「…アップグレードは90%は完了ってとこだ」

 

「現在は白髪ロングの少女を中心に俺やテレビマン達が抑えている」

 

「あぁ。待っててくれ。今すぐ行く」

 

白髪ロングの少女……きっとヒナが戦ってくれているんだ。早く、早く向かわないと。

 

 

_____________

 

episode8 BOW DONW BEFORE ME

 

“頼む……ヒナ…みんな…無事でいて…“

 

私はゲヘナの生徒達の無事を祈りながら、タイタンカメラマン、タイタンスピーカーマンと共にゲヘナへと向かっていた。

 

「大丈夫だ、心配はいらない。ラージTVマンがいる。彼がみんなを避難させているはずだ」

 

ラージTVマン…彼を信じよう。

 

 

 

 

ラージTVマン視点

 

 

クソッタレが。

 

skibidi toiletどもの数は減る気がしない。何体殺せば気が済む。あまり私の手を煩わせないでくれ。面倒だ。

 

「おい、白ガキ。私の仲間が来てくれる。それまで耐えろ」

 

「…その呼び方やめてもらえる?」

 

「あっそ。ならどう呼べばいい?」

 

「…ヒナよ」

 

「あいよ、ヒナ。これで満足か?」

 

「戦闘に集中して」

 

まったく。ガキは嫌いだね。クソ生意気な。

…今はそんなん言ってる場合じゃねぇ。skibidi toiletの数は推定1200前後…それを負傷者を守りながら私とヒナのほぼ2人で全滅させろってか?ふざけんじゃねぇ。あとでサイエンティストぶん殴ってやる。

 

「汚い体で近寄るな。汚物どもが」

 

頭部と背中から生える4つのTVから白い光線を照射し、奴らを黙らせる。

 

「邪魔」

 

ヒナはご自慢の機関銃で奴らに大量の鉛玉をぶち込む。その鉛玉は並の銃の威力じゃねぇな。軽く見積もってタイタンにダメージを与えられる位の威力はある。

 

「中々やるな」

軽く褒める。

 

「貴方も結構やるようね」

 

「まぁな、お前らみてぇなガキとは踏んできた場数が違う」

 

「…いちいち癪に触る言い方ね」イライラ

 

「もうそんな事言ってる暇はねぇよ」

 

「skibidi!!! skibidi!!!」

 

「くたばれ。」

 

またライトを奴らに照射する。……これを何度繰り返してんだ…一向に数が減らない。そりゃそうだ。奴らは倒すより先に増えていく。

 

「おいヒナ、さっさと逃げるぞ」

 

「貴方正気?負傷者達はどうするの?それに逃げられる隙があるとでも?」

 

「ぐうの音もでねぇな…」

 

「貴方の言ってた仲間ってのはいつ来るの?」

 

「もうそろそろ来るな。多分きっとおそらく」

 

「…」

 

 

先生視点

 

 

“ここがゲヘナだよ。早くみんなを助けないと!“

 

私達はゲヘナにたどり着いた。頼む…みんな…無事でいて…

 

「助けに来たぞォ!」

 

タイタンカメラマンは地面に降り立ち、skibidi toiletどもをハンマーで殴り飛ばす。

 

「テメェらの相手は俺達だ!」

 

タイタンスピーカーマンも空中からブラスター弾を連射し、地上に攻撃を仕掛ける。

 

「skibidi skibiギ"ャ"ャ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"」

 

奴らは悲鳴を上げ、タイタン達から逃げ惑う。一部は攻撃を試みるが…

 

「skibidi!!」

 

「テメェ…俺に攻撃とは…良い度胸だなァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!」

 

タイタンスピーカーマンの大音波の元大量のskibidi toilet達が倒れた。

 

 

 

「そんなくだらん炎が私に効くわけ無いだろう?」

 

タイタンカメラマンは火炎放射器による攻撃を受けたが…まったくの無傷。

 

「いいか?炎というものはこう出すんだよ。見ておけ」

 

彼の胸に取り付けられた蒼白色のコアのようなものから物凄い温度の炎……いや爆炎といったレベルの蒼い火の渦が放たれ、skibidi toilet達は焼き尽くされ骨になってしまった。

 

私も何かしなければ!

 

“ヒナ!タイタン達の援護を!“

 

ヒナの隣には大体7m位の身長をしたTVマンが立っていた。

 

“君のことはタイタン達から聞いているよ“

 

「そうか。だが、一応名乗っておこう。私はラージTVマン、覚えておかなくて良い」

 

“ラージTVマン、君達テレビマンって確かテレポートできるんだったっけ?だったら負傷者達をミレニアムっていうところに、今カメラマン達が集まっているからそこにテレポートさせてあげることってできる?“

 

「…承った」

 

ラージTVマンは近くに,置いてあったコンテナに負傷者を運び込み、テレポートでミレニアムへと向かった 。

私は残った3人を指揮する。

 

“タイタンカメラマン!シールド展開して奴らに突っ込んで!その後タイタンスピーカーマンとヒナは空中から援護射撃をお願い!“

 

「「「了解!」」」

 

「貴様ら!私が相手だァ!」

タイタンカメラマンはskibidi toiletに突っ込む。

 

「死ねぇぇぇ!!」

 

「これで終わりよ」

 

タイタンスピーカーマンとヒナによる空中からの射撃により正面のskibidi toiletを大体60体ほど撃破するのに成功した……が…

 

「まずいぞ。このままじゃジリ貧だ」

 

「こんな数見たことねぇよ…」

 

何体撃破しても、すぐに黒い霧が出現しまたskibidi toiletが現れる。

 

「…どんだけいるの?」

 

流石のヒナもこれには引いているようだ。

 

「先生!先生!」

 

シッテムの箱から声が聞こえる。アロナだ。何かを伝えたいのかな?

 

“どうしたの?アロナ?“

 

「先生!現在こちらに巨大な飛行物体が大量に近づいてきています!反応的にこれはおそらくミサイルです!あの数を食らえばタイタンさん達だとしてもひとたまりもありません!早く逃げましょう!」

 

“まずいね。早く逃げないといけない…けど、skibidi toiletの数が多すぎて逃げる隙がない。これは…どうしようもないかも…“

 

「ミサイル着弾まで残り1分を切りました!先生だけでも早く逃げてください!」

 

“逃げるべき…だろうけど、私は彼らを置いてはいけないよ“

 

「そんな…」

 

私は彼らを見捨てて自分だけ逃げるなんて真似は出来ないし、やる気もない。

 

空から轟音が鳴り響く。この音には彼らも気づいた様だ。

 

 

 

「おい…あれは一体何だ…」

タイタンカメラマンが空を指差す

 

そこにはまるで星空のように空に沢山の光が灯っていた。

 

「ありゃミサイルだ…まずい!早く逃げるぞ!」

タイタンスピーカーマンが逃走の準備を始めるも集中攻撃を受け、撃墜される。

 

“万事休すってやつかな…“

 

「嘘だろ……」

 

「何か策はないの?先生…」

ヒナは私に目を向ける。

 

“本当にごめん…もう何も出来そうにない…“

 

 

 

 

 

 

 

 

着弾まで後40秒……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私達の目の前に黒い霧が現れた。skibidi toilet達のように思えたが、それは違う。霧の内部に紫の光が見える。霧の周りには光の粒子のようなものが回転し、霧の周囲の物体が浮き上がり、白い雷のようなものが見えたり、まるで黒い嵐のようなものが私の目の前に広がった。

 

黒い霧の中から声が聞こえる。

 

 

 

 

 

お前達の一生は此処で俺が終わらせてやる

 

 

 

 

 

 

突如、空中にとても巨大な黒い霧が出現。霧がミサイルを飲み込んでしまった。

ミサイルの飛ぶ轟音は聞こえない。

 

「先生!ミサイルの反応が全て消えました!」

 

アロナが私にそう語る。

 

………黒い霧が晴れた。

そこには先ほどまであった私達に,降り注ぐ筈のミサイルが消えていた。

 

再度地上の黒い霧から声が聞こえる。

 

俺の前にひれ伏せ(BOW DONW BEFORE ME)

 

黒い霧から巨大な人影が現れる。右腕に紫のエネルギーブレードを取り付け、肩にはクロー、背中にはジェットブースターを背負っている。

 

そこには確かにいた。新たなタイタンが。

 

彼は頭部から轟音と共に真っ赤な光を照射した。

 

瞬間タイタンスピーカーマンが私とヒナの目を手で隠した。

 

「あの光を直視しない方がいいよ。多分死にたくなる」

 

彼の手に隠されていたから何が起こっているのかは見えないが、

skibidi toiletの悲鳴や流れる音、爆発音が聞こえる。

 

 

 

光と音が止んだ。タイタンスピーカーマンが私達の前から手を退ける。

 

そこには、先ほどまで大量にいた筈のskibidi toiletが全て無力化されていた。

 

「すごい…!」

ヒナは驚きながらも少し輝いた目で彼を見ていた。カワイイ‼︎

 

まぁ、私もなんだけど。紫のエネルギーブレードとか何それ……最高やん。

 

彼は私達の方を向く。

 

そこには頭と肩、それにベルトに大型のテレビが取り付けられたタイタンが立っていた。

 

「よくぞ持ち堪えた。兄弟、やるじゃないか」

 

「これで終わりだ 」  :3

 

彼はテレビに顔文字を浮かべる。可愛いかよ。

 

「あぁ、よく戻ってきてくれたな、()()()()T()V()()()

 

 

 

 

_______________________

episode8 この透き通るような世界で

 

タイタンTVマン」

 

 

なんて強さだ…これまで見てきた者達とは格が違う。彼からは敵意は感じないが、近くにいるだけで物凄いほどの威圧感を感じる。

タイタンTVマンは口を開いた。

 

「お前の事は聞いているぞ、シャーレの先生。まずは礼を一つ言おう。俺の仲間が世話になったな」

 

“いや、そんな礼には及ばないよ。私も、当然のことをしたまでだから“

 

「そうか、なら良い。後処理はカメラマン達に任せる。1時間ちょいで終わるはずだ」

 

彼の言葉と共に黒い霧が出現、そこからカメラマン達が現れ無力化されたskibidi toiletの残骸を運んでいった。

 

「あと、先生。少し良いか?数日後位に同盟の件の本格的な会議をする機会が欲しい。プランジャーマンから送られてきた情報の元、俺らはお前らに協力したいとだけ今伝えておこう」

 

同盟の件……プランジャーマンが話を広げておいてくれたみたいだ。正直に言って私は彼らの提案を受け入れたい。生徒達を守れるかもしれないから。会議の機会は…確か2日後が空いてたはず。

 

“分かったよ。日程は開けておくよ。2日後の朝位で良い?“

 

「了解だ」

 

タイタンTVマンは頷いた。そして彼は両隣のタイタンカメラマン、タイタンスピーカーマンに触れた。

 

「それじゃ、兄弟、帰還しようか。会議の為の資料作りだ」

 

3人の体が黒い嵐のような霧に包まれる。

 

私も、帰ろうかな?そう考えていると、後ろから声をかけられる。

 

「貴方がシャーレの先生でしたよね?」

 

そこには1人のカメラマンが立っていた。彼はジェットパックを持ち、それを私に差し出す。

 

「これ、良ければお使いください。操作は結構簡単です。慣れれば…」

 

最後の一言で少し怖くなったけど、私はこれを受け取る。想像より軽い。普通のリュックより少し重いくらいかな?

 

「ありがとう。ありがたく使わせて貰うよ」

 

私はジェットパックを背負うが……飛び方が分からない。適当にジャンプしてみるか。ピョン ゴオオオオオォ

 

「うおぉ!?」

 

ジャンプしたら火が吹き出した。一応飛べたけど、姿勢制御が上手くいかない。振り回せながらも、私は何とか飛んでシャーレに帰った。

 

大体30分後!

 

 

何とかシャーレに到着した……結構酔ったけど…

シャーレのドアを開けるとそこには彼らがいた。エリートの6人

 

プランジャーマンが私の前に出て話を始めた。

「よぉ!先生!あんたの方はどうだった?まぁ、タイタンがいたなら別に大丈夫そうだがな。こっちは色々大変だったんだぞ!なんかピンク髪の嬢さんが来て隕石降らしたり、ラージTVマンが大量に負傷者連れてきたせいでメディックカメラマンが足りなくなったり、色々あったんだ」

 

“そうだね、私の方も色々あったよ。話変わるけど、同盟の件の会議が2日後に行われるんだ。昨日君達が手伝ってくれた資料を使おうと思うんだけど、良いかな?“

 

ブラックカメラウーマンが前に出て話す。

 

「もちろんOKよ。それか、今追加の分も作った方が良いかしら?」

 

“いやいや、そこまでしなくて良いよ。作るんだったら私が作っておくし…“

 

ダークスピーカーマンがブラックカメラウーマンを止める。

 

「まぁ良いだろう。彼が自分でできると言っているんだから、それくらいお前が手伝う必要は無い」

 

“またの機会にでも手伝って欲しいかな“

 

そんなこんなで話を続けていると、TVダディが彼らの手を取りテレポートを開始する。

 

「そろそろ帰るぞ、腹減ったからな」

 

彼らは黒い霧に包まれ、消えていった。

…追加の資料作っとこ。

 

カタカタ…

 

 

1日後!

 

 

連邦生徒会に作った資料を提出し、無事会議は行われることとなった。

その後、プランジャーマンがやってきて the allianceの出席メンバーを伝えてくれた。

タイタンTVマン タイタンカメラマン タイタンスピーカーマン

プランジャーマン ダークスピーカーマン TVウーマン

サイエンティストTVマン…

 

サイエンティストTVマン以外は知っているが、彼のことは分からない。

プランジャーマンが言うにはとても気難しい性格をしているとの事だが……

 

連邦生徒会からはリンがきてくれるようだ。

 

 

 

会議当日の開始2時間前!

 

早めに準備くらいしておこう。私はPCとプロジェクターを会議室まで運ぶ。重い…

 

会議室に着いた私はドアを開ける…と、そこにはダークスピーカーマンとTVウーマンが椅子並べをしていた。

 

“おはよう。朝早く準備してくれてありがとうね。私も今から手伝うよ“

 

ダークスピーカーマンは無視、TVウーマンはUwUと言う顔文字を画面に映した。

 

「さっすが私!こんな朝早く準備しちゃって偉い偉い!ダークスピーカーマンも褒めてよ」

彼女はめちゃくちゃ自画自賛しまくってる。が…

 

「shut up」

冷たいな……

 

「やっぱつまんない奴だね」-_-

なんか面白くなさそうな顔してる…

 

「…少しは黙るってもんを覚えろ」

 

“ちょっと?まぁまぁダークスピーカーマン、そんな冷たくしないでも良いんじゃない?“

少し注意する。が…

 

「…」

無視………まぁ、続きをしようか。

 

 

一時間後!

 

私達は準備をあらかた終えて、参加者の到着を待っていた。

開始まで後50分、タイタンカメラマン、タイタンスピーカーマン到着。

彼らタイタンはサイズ的に会議室に収まらないから窓から眺める形になった。

開始まで後30分、サイエンティストTVマン到着、少し遅れてリンも来たようだ。

開始まで後10分、プランジャーマンが到着した。

 

 

“みんな、今日は集まってくれてありがとう。では、始めようか“

その場のノリで私は司会進行をすることになった。

 

「失礼ですが、先生。私がお聞きした情報だとタイタンと呼ばれる方はもう1人いるということだったのですが…」

リンが私に質問する。あれ?そういえばタイタンTVマンいなくね?

 

「あいつ寝坊らしいぞ」

タイタンカメラマンが話す。えぇ…

 

“コホン、まぁ話を戻そう。会議の内容としては the allianceと私達の同盟についてです。同盟を組むとなるとキヴォトスの代表の連邦生徒会とになると思うけど、それで良かったかな?“

 

「あぁ、それで問題はない」

 

プランジャーマンが答え、話を始めた。

 

「じゃ、ちといいか?まずはみんなこれを見て欲しい。」

彼は持ってきたPCをプロジェクターに繋げ、皆にあるものを見せた。

skibidi toilet…

 

「もうみんな話は聞いているだろうが、こいつらはskibidi toilet。俺達の敵だ。こいつらは数日前からこの世界に侵略を始めてきている。俺達はこの世界を守る為、奴らに対抗する為に同盟として、共に立ち上がる必要がある。そうだろ?」

彼が以前私に話したことだ。

 

「プランジャーマンさんでしたっけ?そのskibidi toiletとやらのルーツや目的などは判明しているのでしょうか?」

リンがプランジャーマンに質問をする。

 

「良い質問だ。奴らの事は正直に言うと分からないことが多い。君の質問した奴らのルーツ、今の所これは一部判明している。

まず、結論から言ってしまえば奴らは元人間だ。奴らの気色悪い歌は知っているか?skibidi dop dop dop dop yes yes的なやつ。これを聞いた人間がskibidi toiletに変化することが確定している」

奴らは、元々人間ってことなのか?てことは私達は人間を殺していたってこと…?

 

「だったら私達や他の生徒の人達、先生が何故変化していないのでしょうか?」

うん、それ私も気になった。

 

「それに対しては私が話そう。今の所、2つの仮説を立てている。

1、お前達異世界人は奴らの影響を受けない説、2、異世界では変化させることが出来ない説、これらの説を立てている。

この世界で奴らの歌を聞いた者はそこそこいると仮定した場合、生徒達が変異していないのはおかしい。となると、この仮説のどちらか、または別の可能性があると見て良いだろう。私達は現在実験を進めている。また何か新情報が入ったら報告する」

サイエンティストTVマンが話す。彼の仮説が正しかった場合、私や生徒が変異する可能性はないっぽい。よかった。

 

「そんじゃ、話を戻して奴らの目的だな。はっきり言うと不明と言うかなんか具体的な内容は分からないが、なんらかの()()があることだけは判明している」

 

プランジャーマンは話を続ける。

「その目的はただの侵略か…何か特別な意図があるのか…そのあたりの手がかりは今の所掴めていない」

 

タイタンスピーカーマンが窓にヒビが入るほどのとても大きな声で話す。

 

「なら、俺達の目的は明確だ!これ以上の被害を出さない為に、奴らを排除し、共に手を取り助け合おうって事だ!!」

 

彼の言葉に全員が頷く。意見の一致として見ていいだろう。

タイタンカメラマンが続けて話す。

 

「我々は同盟として、君達に協力することができる。今すぐにでも出来ることとして、俺達は、【人員の派遣、武力の提供、技術支援】などを行うつもりだ。どうだ?君達にとっても悪い話ではないと思うのだが」

 

ダークスピーカーマンが彼を肯定する。

 

「タイタンカメラマンに同意する。俺達は前述の3つの条件を出せる。が、変わりにこちらも協力するに当たって、いくつかこちらも求める条件がある。そちら側も似たようなことを考えているならば、聞かせてくれ」

 

彼らが差し出す3つの条件と求める条件…まずは詳細を聞くべきだ。

 

“君達が差し出す条件と求める条件の詳細を教えてもらっていいかな?“

 

突然、窓の外に黒い霧が現れる。タイタンTVマンがその中から出てくる。

 

「悪い、寝坊」

 

“えぇ……“

 

「そんなこと言われても、誰もが間違いを犯すだろ?」

 

「…どうでもいいでしょ、さっさと話に入って」

TVウーマンが周りを制止し、ダークスピーカーマンが話を始めた。

 

「人員の派遣については、仕事が空いているカメラマン達を各学園の組織に派遣する予定だ。手足のようにこき使ってもらって構わない」

 

“一部、シャーレに派遣させてもらっていいかな?私だけじゃほぼ回らなくて……“

 

「人数の要望などがあればあとで聞く」

 

「先生、彼らがシャーレに派遣されてくるなら当番制は廃止ということでしょうか?」

リンが私に問う。廃止にしたらなんかまずいことになりそうな予感がするしやめておこうかな…

 

“それとこれとは別ってことで“

 

「これ以外に他に要望や文句のある奴はいるか?」

“いないっぽいね。それじゃあ、続きは…“

 

「武力の提供については俺が話す。対skibidi toiletや暴動の鎮圧などには、カメラマン部隊を派遣する。部隊は各校の治安維持組織とは別に独立して動き、共に戦うといった感じいいか?」

 

タイタンTVマンが説明する。これはありがたい。でも、キヴォトスで活動するんだったら銃がいるな…

 

“装備とかはどうなの?キヴォトスで活動するなら、1人に最悪拳銃を一丁は持たせた方がいいけど…“

 

「大丈夫だ。一応、現在はノーマルカメラマン1人当たりの装備として、パラライザーレーザーライフル ビームライフル グレネード ジェットパック、ここら辺の支給をしている。この位の装備なら、問題なく活動できるだろう」

 

「そのカメラマンさん達だけでは対処しきれないような強さの者達が相手の場合はどうするおつもりでしょうか?」

 

リンが質問する。彼らが対処しきれないような強さの者となると大型のskibidi toiletの集団あたりだろう。

 

「そのような場合は、俺達タイタンが対応する」

 

“それなら心配はいらないね“

 

「次の内容、技術提携は科学者である私が説明しよう。今の予定としては各校の設備などの整備、開発品や装備品の販売や納品、などを行おうと思っている。どうだ?」

サイエンティストTVマンが話す。開発品や装備品か…これらが生徒に危害を加える物じゃなければいいけど…一度聞いてみよう。

 

“サイエンティストTVマン、君の言っていた開発品や装備品の例を聞かせてもらっていいかな?“

 

「開発品TVキューブを例に出そう。これはTVマンのみが行えるテレポートを他のカメラマンや人間でも行えるようにする道具だ。強力な反面、量産体制が整っていない貴重品だ」

 

「装備品は、パラライザーレーザーライフルを例に出そう。こいつは敵を麻痺させるレーザー光線を放つものだ。動きを一時的に止めるだけで、傷を加えることはない安心設計、それにリロードいらずに連射もできる。重量も軽め、こいつを使えば鎮圧作業が楽になる」

 

「代表作だとこんなとこだ。こういったものを各校の治安維持組織に納品したり、販売したりする予定だ。異論はないな?」

 

“それじゃあ、求める条件についての話を聞かせてもらっていいかな?“

 

「我々が同盟として求めるものは以下の3つだ。1つ目はこのキヴォトスに基地を作るための場所。2つ目はしばらくの間の資金援助。3つ目はキヴォトス内においていつどこでも武力行使を行える事。これらを求める」

タイタンTVマンが話す。まぁ妥当な条件だろう。

 

「1つ目の場所については、D.U.シラトリ区周辺はどうでしょう?この周辺なら、十分な広さは取れます」

リンが提案する

 

「半径1.5kmくらい欲しいね。研究所や居住区、タイタンの格納庫とか色々施設を建設しないといけないし、どう?」

TVウーマンが提案する。ひっっっろ

 

「半径1.5kmは少し多いですが、まぁ大丈夫でしょう」

 

「了解。後で連絡を入れておくね」

 

「次のしばらくの間の資金援助ですが…期間は1ヶ月、毎週○○○○○○○円ぐらいがちょうどいいかと」

私の年収の2倍やんけ

 

「おい、ふざけているのか?それじゃ全く足りない。設備の維持費や構成員への給料、研究材料費だってバカにはならない。最低でもこの3倍はないとやっていけないだろう」

サイエンティストTVマンの機嫌が明らかに悪くなる。

 

「先ほどお伝えした金額が私達から出せる量です。流石に3倍は困ります」

 

口論は次第に激しさを増す。

 

“ちょっと待って2人とも!一回落ち着こう。まぁ、連邦生徒会が出す金額はさっきの1.5倍くらいで妥協しておかない?“

 

「確かに、先ほどの金額の1.5倍くらいなら出せないことはありません。」

 

「まぁ、仕方ない、投資でもするか。それか金はそれぞれバイトで稼いでもらうとしよう」

 

どうやら互いに納得する意見が出せたようだ。

 

「話を進めましょう。3つ目の武力行為の自由権利ですが…申し訳ないですが、これは認められません。せめて、出動する自治区の学園に許可を取ってもらわないと」

 

はぁ!?おかしいだろ!

プランジャーマンが立ち上がり、声を荒げる。

 

「そんな許可を取る時間が勿体無い!その時間で仲間が傷つけられて、仮に死んだりしたらどう責任を取るつもりだ!」

 

「待て、落ち着け」

 

「うるせぇ!」

 

プランジャーマンはダークスピーカーマンの制止を無視する。

 

「仮に同盟だとしても、高い技術力を持つ集団を許可無しに武力行為を取らせるには行きません」

 

「馬鹿野郎が!戦場では常に迅速に行動することが求められる!そんなくだらん事を気にして行動が遅れたら意味が無いだろうが!」

 

 

“お願い、プランジャーマン、落ち着いて。君の言いたい事も分かるし、正しいことも分かる。でも、一度聞いてみようよ、もしかしたら君も納得する意見かもしれないし“

 

「……チッ」

 

彼は席に着き直した。

 

「プランジャーマンさん、貴方の意見を取り入れるとするならば、自治区の学園別に事前に許可がいるのか聞いておくのはどうでしょう?許可がいらないなら、そこでの武力の展開は自由に行えるというなら、大丈夫なのではないでしょうか?」

 

「…あぁ、それにしてくれ」

 

“これまでの内容をまとめると、skibidi toiletに対抗する為にthe allianceとキヴォトスを代表し連邦生徒会が同盟を結ぶ。the allianceは連邦生徒会に人員、武力、技術を提供する。代わりに連邦生徒会はthe allianceに場所、資金、許可範囲内での武力行使の自由権を与える。こんなとこで問題はない?“

 

全員が頷く。

 

“これで今回の会議は終了ってことでいいかな?“

 

「「「「「「「あぁ(はい)」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

私達にはこれから様々な出会いや困難、未来が待ち受けるだろう。でも、心配はいらない、私達には信頼できる同盟(the alliance)がいる。皆の力を合わせ、共に立ち向かえば怖いものなどなにもない。

 

 

彼らはこの透き通るような世界で、一体何を見て、何と出会い、何を得るのだろうか。それはきっと素晴らしいものになるだろう。

 

 

 

 

 

 

________________________________

 

どこか

 

 

 

 

『帰還命令だ。さっさと帰れ』

 

『了解しました!ボス!』

 

『(部下は皆帰還したようだ)』

 

「さてと………」

 

何者だ、貴様

 

「クックック…やはり気づいていましたか、G-toilet……いえ、ここは親しみを込めてG-MANとお呼びしましょう」

 

「貴様にそう呼ばれる筋合いは無い。さっさと失せてもらおうか」

 

「私はあまり気が長い方では無いのでね、愚かな事をさせるなよ」

 

「おやおや…穏やかでは無いですねぇ」

 

「貴様がそうさせたんだがな…」

 

「G-MAN、私は貴方に()()をしに来たんです。私達ゲマトリアに協力をしてもらいたいのですが…私達なら、貴方の()()を手伝えます。どうでしょう?」

 

「断る。私は見ず知らずの愚か物に協力するほど馬鹿じゃ無い」(何故こいつは私の計画を知っている…)

 

「まぁ、そう言うと思いましたよ。これにて失礼します。気が変わったらいつでもどうぞ」

 

「失せろ」

 

「それと…G-MAN、私達は貴方をいつも見ていますからね…」

 

「(そう言って奴は建物の中に消えた。ゲマトリア…か…厄介な連中だ)」

 

 

 








G-toilet…彼の計画は何なのでしょうか?この世界(Blue archive)あの世界(skibidi toilet)との同盟、これがどのような未来をもたらすのでしょうか?
それはまた、先のお話です。

やべっ、歌詞コード貼り忘れてました✌︎('ω'✌︎ )
一つネタバレをするとするなら、the allianceではない新たなタイタン(ゲマトリア)が登場するでしょう。
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