魔眼で壊れ行く学園生活。 作:デカ女推奨委員会
あと某型月の吸血鬼は一切関係ありません。
駒王学園。女子校から共学になって間もないこの学校に、僕────
「家から近いから」という理由で入学したからそうした事情は後から知ったのだが、共学になったばかりの元女子校と言うことで校内は女子が多い。当然可愛い子やエロい身体をしている子も多い。僕ら男子にとってはまあまあ以上に幸せな環境なんだ。
そんな駒王学園に入学してから二年。地元にも関わらず知り合いゼロで入学したこの美少女だらけの学校でも、僕にも仲のいい友達ができた。
「あぁ……おっぱい揉みてぇ。」
「わかる。」「わかる。」「揉むだけでいいの。」
……但し
まあ最初に声掛けられたきっかけはナンパって、中々アレな理由ではあったんだけどね。この雑食の変態共、僕を美少女と間違えて告白してきやがったの。僕が男って知った時の落胆ぶりは面白かったな。うち雑食眼鏡は「俺は一向に構わんッッッ」て挑んできたから
ただそういう乳だの尻だのと、下世話な話を気兼ねなく出来る男友達っていうのは意外と希少なわけで。こうやって遠目から女子の乳や尻を遠目に眺めるのが僕らの日課────
「………って卯月!!てめえは揉むだけじゃ足りねえってか!?」
「そりゃそうだろうな!!オメエは毎日揉んでるだろうからな!!それも違う女の子をとっかえひっかえ!!!」
「昨日だって隣のクラスの可愛い娘に放課後に拉致られたの見てんだからな!!あの後何したか言えオラァ!!」
「持ち帰られて犯し倒されたが。ハメ撮り見る?
撮られてるの僕だけど。」
「「「見る!!!!!!」」」
────で終わらねえんだなこれが。何しろ僕は超が付く美少年。膝下まである真っ白の髪の毛は艶々に整えてあるし、白無垢みたいに白い肌はすべすべのもちもち。年頃の男子にありがちな傷や肌荒れの一つも無い。
髪と同じ色の睫毛はそこらの女子より長くてふわふわで、世にも珍しい赤い瞳は宝石みたいな輝きを宿す。華奢で撫で肩な身体は普通にしてるだけでも人形みたいに愛でられるし、儚げな美貌は野郎でも問答無用で魅了するのだ。
そんな美少女より美少女してるレベルの神秘的な美少年が下品な話でキャッキャしてる。それはもう一種のギャップ萌えってやつなんだよ。『あぁそんな綺麗な顔してそういうこと興味あるんだふーん』ってね。お前らがそういう話してるのはまあイメージ通りとしても、僕がすると女の子は興奮するんだとよ。
まぁだからって初対面の女に持ち帰られて強姦されるのはイカれてんだけどな。そもそも僕みたいな美少女フェイスって、レズかにわかホモにしか受けないはずなのに。
寧ろ一般受けするのは、今あそこでキャーキャー言われてる木場みたいなイケメンだろ。あれ差し置いて僕が入れ食いレベルで食われまくってんのはおかしいんだよ。おかげで今週は一回も家に帰れてないんだが。全部誰かしらに持ち帰られたんだが。
「今週は、じゃなくて今週
「お前ら今まで食ったパンの枚数覚えてる?」
「この状況でそれを言ったら殺されても文句は言えねえぞ!!!」
なんか赤い籠手出して殴り掛かってくる兵藤に毒蛭観音開きをキメつつ、ガン詰めしてくるバカ共をヒラヒラ躱す。言っとくがここまで来ると女難の間違いだからな?
確かに僕は見た目に見合わず(?)女好きだし、乳も尻も揉めるなら揉みたい。けど毎日毎日初対面の女が目の色変えて「ヤらせろ!!!」って来るの想像してみろ。それはもう一周回ってホラーなんよ。
その上こいつら、さっきから僕が女の子を食いまくってると言う前提で話してそうだが?実際は逆で、僕が女の子
「それが問題だとでも!?お前も好き好き鳴いてんじゃねえか!!ふざけたハメ撮り見せやがって!!」
「女の子に好き勝手パンパン♡パンパン♡されるのに何か不満でもあんのかよえーっ!!」
「こちとらお前をズリネタにするしかねえんだぞ謝れ!!男の娘の喘ぎ声でヌかされる俺達に今すぐ謝れ!!!」
「この訓練された変態共が。問題大アリだわ。」
当然男としてのプライドなんて修復不能レベルでズタボロになるし、僕みたいなドMじゃなきゃ首吊り案件だぞ?普通に僕の性別が女の子だったら事案だからな。仮にもお嬢様学校なのに僕の周りだけ風紀と治安が崩壊してんだよ。
ここまで言えば分かるだろ?僕がいくら超が付く人類史でも有数の美少年だと言っても、この光景が異常だってことくらい。そしてこの世の異常には必ず原因があり、それは僕のこれも例外では無い。早い話、これは僕が赤い目に宿す
────【
厨二病みたいに思われるかもしれないが、この世界には明確にこうしたオカルトじみた力が存在するんだよ。世間一般はこういう力を「神器(セイクリッド・ギア)」って呼んでるらしいが。僕はその保有者だ。
ただ僕はその制御方法が分からず、それどころか魅了の力は僕の成長に伴ってどんどん強くなってる。小学校の頃は効果の出た女の子のアプローチも「チューさせて♡」くらいだったのに。高校生の今だと「孕"ま"せ"ろ"オ"ラ"ア"!!!」って野太い声で服剥ぎ取るくらいには悪化したからな。
それが目を合わせて僕が「かわいいなー」とか「おっぱいデカいなー」って思った女の子全員に発動するんだ。美少女比率高い
おかげで今の駒王学園では「ムラついたらあの淫乱カスうさぎ捕まえて犯せばいい」みたいな風潮すら出来上がってる。昨日の昼休みなんて、初対面の後輩に因縁つけられて襲われたからな。完全に頼めばヤらせてくれると思われてるんじゃねえか。
そんなポ●モンバトルみたいな気軽さで少子化対策が始まる暮らしが羨ましいとか。スイッチ入って暴走した女の子見たら、せいぜい二日で普通の暮らしが恋しくなるぞ。この呪いでなれるのなんてハーレム王でも何でもない、せいぜい女子用肉便器が関の山だ。間違っても意中の女を好き勝手出来るなんて、そんな夢のような力では無いんだよ。
「よしよしよーく分かった。お前の話はよく分かった。」
「つまりお前のその目を奪って俺らに移植すりゃお前の女難は解決、俺らはモテ期到来ってわけだ。」
「悪いな卯月。俺達のモテ期のために死んでくれ。」
「頭幻影●団どもがよ。かかってこいや。」
だが嫉妬で暗黒面に堕ちたバカ三人が僕の苦悩を理解することはなく、結局三対一のスマブラへと発展した。余裕で返り討ちに出来たわ。ザコどもがよ。
でもノーダメでノックダウン取った後。比較的無事な兵藤が、息も絶え絶えに僕に尋ねてきた。
「んで卯月……ゼェ……ちなみに本音は………?」
「女の子に力尽くでハメ倒されんのだいしゅき♡」
「「「やっぱブッ殺す!!!!!」」」
正直に言ったところ、死体二つも息を吹き返してジェットストリームアタック仕掛けてきやがった。黒星三連星とはよく言ったものだ。
二度と僕に逆らうなよ。
ビール瓶とか切断できる。
3サイズ:71/58/74
身長:149cm
体重:41kg
誕生日:不明
種族:人間(と悪魔の混血)
次回から本編。