透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか? 作:ゴジマツリ=ユーリエフ
ナド・クライの実装により追加されたラウマというデカ乳お姉さんに釣られて原神を始めたお友達二人のキャリーと自分のテイワットの探索をしておりました。
そしてエデン条約終了後で止まってる私のデータでもオラトリオが解放されてたので少しだけ読みました。
頭に手を伸ばそうとしただけで怯えるアリモブちゃんを見ただけで悲しくなっちゃいましたよ、許せねぇなベアトリーチェ。
唐突に始まるブライ君クイズ
Q.宗教アンチのブライ君ですが、そんな彼でも祈りを捧げる事があります。それは一体いつでしょう。
A.*1
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「それでは、私は一度大聖堂に戻ります。」
「ええ、お気をつけて。」
ヒエロニムスの危険性の周知、認識の擦り合わせ、復興状況etc………もちろん伏せている事もあるが、一通り話すべき事を話し聞くべき事を聞き、今回の長く苦しい戦いはお開きのようだ。
「私も巡回救護に戻ります………救護騎士団の顧問の席は先生のために空けておきますので、考えが変わりましたらいつでもお声掛けください。」
「"変わらねぇからさっさと帰れ。"」
SAN値がピンチな俺は椅子の上で全力の脱力状態で天井を見つめたままそう言い放つ。
「先生に対する救護も引き続き続けてまいりますのでそのつもりで。」
レイドボスか?
「"あまりにしつこかったらマジで
「…………はぁ………胃が痛いですね。」
「"それなぁ〜〜。"」
「………………。」
独り言だったみたいだ。
「"…………あのマジカルゴリラ、最初から俺を試す気で来てたみてぇだな。"」
「申し訳ございません………ミネさんはその………正義感の強い方ですから……トリニティでの評判が芳しくない先生がどの様な方か確かめたかったのでしょう…………。」
確かめ方アホ過ぎるだろ。
敵に回れば脅威になりうる存在が更なるパワーを手に入れたようなのでとりま殴って判別って力量、その他を見定めるって………頭戦闘民族か?
「その結果……ずいぶんと気に入られてしまったようですね。」
「"全く嬉しくねぇ、理由も理由だし…………。"」
・救護に必要な物品の運搬ができる←分かる
・氷の生成は打撲や夏休み明けの今から増える熱中症のアイシングなどに有効←分かる
・救護の為の迅速な救護(鎮圧)ができる←分からなくはない。
・ミサイルによる爆撃の後、被害を受けた生徒や市民の避難誘導をし、無事トリニティまで送り届けた←普通に仕事の範疇
・私が目を覚ました時に回復体位だった←お前は何を言ってるんだ?………と思ったら確かにヤムチャ状態は回復体位と似ていた。しかし普通に偶々だ。
「"あいつの言う事はマジで理解できん、あいつは本当に言葉を解する人類か?"」
「ええ、理解に苦しむ点は多々ありました………ですが、共感できる考えも無かったわけではありません。」
「"えっ!怖っ!お前も頭救護かよぉ!"」
思いもよらぬ擁護に咄嗟顔を起こす。ナギサの顔を見るに冗談ではないらしい………怖い。
「いえ、決してそのようなことは………」
そうじゃないと超困る。
「先生、あなたの犠牲によりトリニティの被害は最小限に抑えられたと言っても過言ではありません。」
ゲマカスの介入で規模がデカくなった以外は結果的に今までとやってる事は変わんねぇからな……………デスクワークの規模は据え置きが良かった………。
「"ブライさんは有能なのでね〜。"」
「動向さえ事前に教えていただければ言う事はありませんでした。」
ただいま、天井よ。
「……話が逸れてしまいましたね。」
「"別に良いよ。俺の怠慢が初遭遇時のアリウスを逃す結果を招いた………そういう話なら納得出来なくもないが、アレの唯一マトモな部分を考えればこれから始まるのは説教だろ?マジでいらねぇからそういうの。お前達が銃弾をぶっ放すように俺は俺の命を使う、そこに何の違いがある?………俺の命は俺だけの物、どう使おうと俺の勝手だ。"」
「ええ、その通りです。その犠牲の上で存続したトリニティの長として先生の行動を避難する事は出来ません………ですが覚えておいて下さい。いくら蘇るとはいえ、その行いで傷付く方がいる事を…………」
脱力し天井を見上げる俺にナギサは悲しげにそう言う。
「"大丈夫だ、いずれ慣れる。"」
俺みたいに。ヒナみたいに。
「………先生、あなたは何故そのように歪まれてしまったのですか……。」
歪みあるな♂
「"何?何?俺の昔話を聞かせろって?ワタクシの昔話は滅茶苦茶高くつくぜ。"」
と、言いつつ退出するため、取り敢えず顔を落としface-to-face……するとそこには真面目な顔をしたナギちゃんのお顔があるではありませんか。
「"………はぁ………ナギサちゃんはさぁ、トカゲの尻尾とかサメの歯が生え替わる理由とかって気になるタイプ?"」
「はい?」
「"どんな所にもいるだろ、そういう奴……………俺がいた場所はキヴォトスに比べて倫理も科学も全てが終わってた、なら何が起きたか言うまでも無いよな?"」
と、マジなトーンで言ってみる。
実際、あの世界はイカれているし、そういう実験は俺自身が行った……何一つ嘘は言ってない。
「"
別に脅してはいない。
想像力豊かなナギサは恐怖か罪悪感からか勝手に何かを想像しているだけだ。
「やはり止めておきます……」
俺は人を騙すのは苦手ではない、少なくとも自分を騙すことは大得意だと断言できる。
「"そうそう、俺の昔話なんて知って得する事はねぇし、聞くだけ無駄だ………んなことより、俺はチラっと聞いたミカの処遇が気になるぜ。そっちのが互いに有益でしょうが。"」
「…………ミカさんですか……。」
表情が曇る………というより微妙な顔をしていらっしゃる。
「"あのゴリラも何か言ってたろ……百合園が起きたってのに立場はまだやべぇのか?"」
「ミカさんのクーデター以降、トリニティ総合学園の情勢は複雑になりました。先日の調印式を終え、ミカさんに対する糾弾の声は勿論の事、ティーパーティーの権限を剥奪するべきと言う声も、過程や真相はともあれ……ミカさんはアリウス分校と結託してクーデターを起こした主犯のひとりですから……」
クーデターは未然に防いで関係者達も全員無事だったがやはり、「お騒がせしてごめんなさい」では済まなかったようだ……面倒臭い。
「"で、先日の被害でミカが招き入れようとしたアリウス分校と自分達の技術や戦力差を知った奴等が超絶焦りだしたと………それで、ミカの処分は?"」
「それは近日中に行われる聴聞会の結果次第です………今現在言える事はミカさんは自身が所属していたパテル分派からも追放されている事と、聴聞会にてミカさんのティーパーティーの資格の剥奪だけは既に決定しています。」
「"決定しちゃったかぁ………流石はお客様の声。"」
百合園渾身のフラグ建築じゃねぇか。
「"次の代表探しで殺伐しそうだな………そもそも今のパテル派に立場なんてねぇし押し付け合いでかw"」
ナギちゃんはフル無視で茶を飲んでらっしゃる。
「"…………そういやさ、夏休み明けだってのに校舎の方はいつもより人が少ねぇし、その上遠くから見て分かるレベルで雰囲気最悪だったのに俺の陰口一つ聞こえて来なかったんですが何か知ってます?"」
「さぁ?9月病というものでしょうか。」
嘘は嘘であると見抜ける人でないと茶会に興じるのは難しい。
ナギサもミネと同じく、美味しくなって新登場のブライさんに不信感マシマシのようだ。
底上げこそすれど断じて上底や軽量化はやっておりませぬ。
「"な〜んか勘違いしてるようだが、さっきも言った通り連邦生徒会への脅迫は最終手段だ。つまり今はトリニティに媚び売るターンなんだぜ?"」
「そちらは冗談では無いのですね………。」
「"当たり前だ。娯楽と食費以外に金を使わなくて良いから続けてやってるだけで業務内容とかマジ好かん、やることやったら転職考えてるレベルでな…………そりゃ当然、信用を失墜させる爆弾をしっかり仕掛けておくよね。"」
「えぇ………(困惑)」
立つ鳥跡を濁しまくる俺の信念はナギサには理解してもらえなかったようだ。
「"ま、退職後、一キヴォトス市民になった時に変な禍根を残さねぇって意味でもトリニティにとって不利益となる行動をするつもりもする理由はいつにも増してもねぇ訳ですよ………あのゴリラを除いて………"」
もう遅過ぎるし、目標的に禍根云々は確実に不可能な気がしなくもないが……
「"んで、それを踏まえた上で俺に言っとくべき事や緊急で対象して欲しい事はないか?無いならもう帰るが。"」
「…………それでは一つ、お願いしたいことがございます。」
やはり人間正直が一番!欲望を包む隠さぬ今までの行いが功を奏しましたね!
「"何だいナギちゃん。"」
あいも変わらず絶妙に微妙なお顔である事はおいておく。
「ミカさんは聴聞会を欠席しようとしています、そんな状態で行われる聴聞会は…………まず間違いなく、彼女の退学に直結するはずです。」
「"本人はそれ知ってんの?"」
「説明も説得も試みました………それでも私では、彼女を説得する事が叶いませんでした。あるいはセイアさんであれば上手く出来たのかもしれませんが……彼女は今、それどころではありません………」
「"そりゃあ居心地悪いだろうし仕方ねぇだろうよ。"」
「はい、何処まで聞いているのか存じませんが、パテル派の者はミカさんが所属していたというだけで冷たい目で見られ、それによりサンクトゥス派と小競合いを起こしたり、本人にも断罪を要求する騒動が度々発生し部屋に石が投げ込まれ、私刑として一部の過激派によってミカさんが使っていた本や所持品、大事に集めていた服やアクセサリーの一部を持ち去り焼却される様な事案も発生しました。」
トップ共の
それほどまでにミカはトリニティにとっての究極面白コンテンツである事は想像に難くない。
「正義実現委員会が取り締まってはいますが、学園全体に広まった「聖園ミカはトリニティの敵」という空気を払拭する事は不可能に近いです。」
「"それでもミカに此処にいろって?"」
「それでもミカさんにはトリニティに居て欲しいです………それに彼女は犯した罪以上の代償は支払っています。」
それを決める為の聴聞会では?私情だだ漏れじゃねぇか………とツッコんでやりたいがナギミカがてぇてぇので黙っておこう。
「"ワガママガールめ…………良いだろう、中卒は将来苦労するって言うからな、出来るかは知らんが説得ぐらいならやってやんよ。"」
「ありがとうございます、先生の説得なら…きっと……」
「"はいはい………それじゃあ、ちょっと行って適当に帰るか〜〜"」
「先生。」
だらっと立ち上がり窓の方に向かう途中、まだ何か用があったらしいナギサに声をかけられた。
「"何?"」
「先程も申しました様にミカさんは危うい立場にあり、牢の前でデモ活動が毎日の様に行われています」
「"アレだろ?その場合は穏便にって事だろ?"」
「はい。」
「"安心しろ、今日の俺はガンジーだ、誰が何と言おうとガンジーなんだ。"」
そう言い残し、俺は窓から退出した。
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「セイア様を害そうとした裏切り者を引き摺り出せ!」
「アリウスと手を組んでエデン条約を台無しにした罪人がティーパーティーだなんて、許せません!」
「こ、この線から出ないで下さい……っ!」
聞いた通り&予想した通り、ミカが投獄された一室のある建物の前には暇人共が群れを成し、ワイワイガヤガヤぎゃおんぎゃおんと騒いでいる。
最後列の更に後ろのここからは見えないが正義実現委員会の部員と思わしき奴等はそれに手を焼いているようだ。
「罪人には罰を!断罪を!!」
「「「そうだ!そうだ!」」」
「裏切りには代償を!」
「「「そうだ!そうだ!」」」
「"動物はごはんじゃない!!!"」
「「「そうだ!そう…………?」」」
「"肉食え肉ゥッ!"」
「「「…………」」」
暇人の群れは唐突に静まり返ったかと思えばこちらに振り向いた。
どうやらデモは終わっていないらしく、俺もこのお遊びに混ぜてくれるらしい。
真夏の暑い時期に良くもまあこんな無駄な事に浪費しようと思うもんだ。
「鬼」「悪魔」「女の敵」「人格破綻者」「歩く公害」
「災厄の番」「法で裁けぬ悪」「罪人の庇護者」
「前科がついてないだけの屋根裏のゴミ」「犬のゲロ」
「カレーに擬態した下痢」「お下品ですわよ!」
中々の罵倒センスだ。
「"意外だなぁ………お前等は殴り返して来ない相手しか殴れねぇかと思ってたよ。"」
「当然だ!お前のせいで私達は……!」
「まだそんな事を言ってたの?これだからパテル派は…………いい?どれだけ見苦しい妄言を言おうとトリニティにアリウス分体を手引きしたのはあの魔女、そのせいでセイア様は死の淵を彷徨う事になったし街もボロボロになった、そこは変わらないでしょ?」
「ああ、やったのは間違いなくあの女だ!だから私達はその膿を排斥するためにここにいる!………そしてコイツもアリウス分校の捕虜を庇護している、同様に裁くべきだ!」
「それに関しては私も同感してる。」
結託!圧倒的結託ッ!エデン条約はここにあったんですね〜。
そっからも文句は出るわ出るわ………正直面倒になってきた。
「"あ、なるほど!正義実現委員会の前だからデカい口叩ける訳ね!"」
ノイジーマイノリティという言葉があるように、世間とはどれだけ少数のキチガイの意見であろうともそいつ声さえデカければそこに目を向けざるを得ないものだ。
だから取り敢えずデカい声で煽る事で暇人共の注意を引いた。
サンキュー!ヴィー◯ン!サンキュー!ポ◯コレ活動家!サンキュー!漉し餡派!サンキュー!キノカス!サンキュー!百合に男を挟む大罪人!…………やっぱお前だけはダメだ。
「"いいよねぇ、それ!俺も安全圏から一方的にブチかますの大好き!いや〜俺達気が合うねぇ〜。"」
「お前と一緒にするな!」
「"顔赤いよ?熱中症?レモンティー飲む?俺の飲みかけだけど。"」
「泥水の方がマシだ!」バシッ!
GOKから取り出して差し出したレモンティー入りのペットボトルは元より渡すつもりがなく、しっかりと掴んでいたため叩き落とされる事はなかった。
「"え〜〜、俺も保身大好きなんだけどなぁ…………あっ、そうだ(唐突)……"セイア様"つーことは、そっちのお前等はサンクトゥス派だろ?"」
「それが何?」
「"はぇ~、つまりはトップがやられてお怒りと。"」
「その程度、わざわざ聞かないと分かりませんか?」
「"ただの確認作業だって事、言わないと分かりませんか?"」
オデ、オウムガエシ、スキ
「"更に確認なんだけど、お前等は百合園に「仇討ち頼む」的な事を言われたのか?"」
「それが出来ないから私達は────」
「"やっぱ俺達気が合うじゃないか!"」
「は?」
客観視の出来ないバカ女は明確な怒気を孕んだ声で青筋を立てる。これだから独善的な正義に酔ったキチガイ共は救いようがない。
「"百合園は話せる状態にないならお前達のこの行動はお前達の感情によって起こした安全圏からの一方的私刑に他ならないだろ?ほら、We are friends."」
「そ、それは………」
「"顔は覚えた、言葉を選べよ?セイア様のため〜」とか言う言い訳を使った日には後が怖いぞ〜〜。"」
虎の威を借る狐ならぬセクシーフォックスの威を借る俺!
相手も正義実現委員会の威を借りてるつもりだしお互い様だ。
「それこそあなたの憶測に過ぎない」
「"ごめんね♡論点そこに無いの♡もしかしてお前……唐突に「やけんモテんと思う」とかぶち込んでくるタイプ?…………ま、どうでも良いか……そろそろ飽きてきた………。"」
レモンティーを持ってないもう一方の手にプラスドライバーを持ち、それを勢い良くペットボトルの底面に突き刺した。
勿論飲み物を無駄にすることは出来ないので普通に穴から飲んでいる、所謂ショットガン飲みというやつだ。
こんな頭のおかしい飲み方をする理由は普通に威圧だ。
ここにいるメンバーの何人かは調印式当日に見た顔だ、当然避難経路の確保の邪魔をするユスティナの末路も見ている。
とは言ったものの、実は某奇妙な冒険の主人公の真似をしてみたかっただけだったりする。
「"さて……お前等に4つ、良い事を教えてやろう。"」
プラスドライバーと空のペットボトルをGOKにしまい、代わりにマグロと土筆を取り出す。
するとどうでしょう、デモ隊の方々の顔が青褪めていくではありませんか。
「"一つ、お前等は裁定権も無しに独善的な正義を振りかざす残念な頭の方々です。"」
一歩踏み出す。それと共にマグロは「ガキィン!」という音を立てカジキマグロへと変貌する。
「な、何をするつもりだ!?正義実現委員!早くコイツを───」
「"そうそれ、2つ目、暴力を伴うデモ行為は普通に犯罪です、今までのデモ中の行いを振り返ってみましょう、正義実現委員会はお前等を守ってくれるでしょうか?"」
何やらヒソヒソと話し始めた。
「"3つ目、連邦捜査部シャーレには各自治区での戦闘が許可されています、エデン条約の事後処理の為ミカの牢を訪問しに来た俺を邪魔するお前等を虫の息にしようが誰も文句は言えません。"」
また一歩、カジキマグロの口が凄まじい速度で回転を始めた。
流石のこれには悲鳴を上げながら解散する者やその場で尻餅をつく者が多く現れた。
「"4つ目、非暴力と禁欲で有名なガンジーは普通にヤリチンだったし、息子もぶん殴ってました。"」
「な……何故今……ガンジーが……?」
「"………あ、息子つってもチ◯コの事じゃないからね?殴られるならともかく、自分で自分のチン◯殴るとかやべぇ奴じゃん。"」
「「そこは聞いてない!!」」
仲良しか?
「"そんなにガンジーが好きか、この枯れ専共………お前等はただガンジーはやる時はやる……それだけ覚えてりゃ良いんだよ。"」
「「「!!!????」」」
少女達は心の何処かで思っていた。話せる最低限の知性はある、鎮圧に殺害という手を使わない倫理と理性はあると………しかしどうだろう、会話のキャッチボールすらままならなくなった目の前の男は凶器を手に以前と変わらず嗤いながらジリジリと歩み寄ってくる。
「"10秒あげる、頑張って逃げてね☆"」
虫の羽を千切る子供の様に悪意の無い笑顔で………
阿鼻叫喚、紛擾多端。カウントを始める前にそれぞれが思い思いの方向にワーキャー言いながら逃げ惑いそこかしこでゴツンゴツンと硬いものがぶつかり合う音が響く。
やはりキチガイを征するには更なるキチガイになるしかねぇのだ。
※ほぼ平常運転です。
「"ヨシッ!穏便に済んだな!"」
使う機会の来なかったカジキと土筆をしまう。
さらば我が半身よ、しばしの別れだ。
「…………えっと………ありがとうございます……?」
「"おうおう、正義実現委員会も大変だねぇ、あんなアタオカ共を毎日相手しないといけないなんて。"」
ゲヘナというよりレッドウィンター、アタオカというかアタアカって感じのベクトルの奴等だ。
「お、お気遣いありがとうございます。」
「"ん。とりまそん中入っていいか?ティーパーティーからの通達はあっただろ?"」
「はい!どうぞお通り下さい。」
「"ありがとう……ま、そういう訳で掃除とかその辺は手伝ってやれねぇけど頑張ってくれよな。"」
小規模渋谷ハロウィン後の様な広場にグッバイ!
さて……ここまで来れたのは良いのだが……最近、説得に失敗しまくってる俺はいつも通りのノープラン、果たして上手くいくのでしょうか?
ブライさんの次回作にご期待下さい!
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オマケ【マスゴミと屋根ゴミ】
「クロノス報道部の川流シノンです!今お時間よろしいでしょうか!」
某日の正午過ぎ、当番生徒と共に昼食を取るべくシャーレを出て間もなく、南半球だけが取り柄のマスゴミが声をかけて来た。
質問の答えは既に決まっている。
「"よろしくない。"」
と、想定通りの返答を想定通り若干前屈み気味に返した。
素晴らしい南半球をリアル拝めた事には感謝するが、それだけでは偏向報道による社会的死とは割に合わない。
「今回の件はどのようにお考えですか!?」グイッ
「"よろしくねぇ!つってんだろ!てか今回の件ってどの件だよ!"」
「先日、シャーレで起きた銃の乱射事件、あれは先生の準不貞行為……つまりは先生の女遊びの悪さが招いた痴情のもつれによるものであるとの情報がSNS上で話題になっています!」
あのショタ化薬のアレかぁ………
「"………その場に居なかった俺が知るはずないだろ?後、女遊び云々は職業上関わる相手が基本的に女しか居ないからそれで誤解されてんだろ、断じてやましい事ねぇ。ま、つまり同年代の同性が居ないのが悪いって事だ。"」
「以前、バニーガールに扮した生徒が朝早くシャーレオフィスに入って行く光景を目にした方もいるようですが?」
アスナァァァァァァ!!!!
「"…………一切記憶にございやせん。"」
「トリニティの生徒とコンビニで避妊具を購入した……との情報も入っておりますが………。」
ソラちゃァァァァァァンッ!!!!
「"………………一切記憶にございません。"」
「そうですか………では、お隣の方にお聞きしたいのですが、先生とあなたとのご関係は?」
「………あ、え?私?………ごめんなさい、ヘルシェイク矢野の事を考えていたわ、もう一度言ってくれるかしら?」
嘘つけ絶対嘘だぞ、何かカッコつけたいが為に全力で台詞考えてだけだぞこのポンコツ社長。
あまりに思いつかないからってヘルシェイク矢野はないだろう。
「ヘルシェイク………先生とあなたとのご関係についてお聞かせ願いますか?」
「………そうね……私達の関係を一言で表すとすれば……………(ビジネス)パートナー……と言ったところね。」
アルウゥゥゥ!!!
間違ってはない!社員の飯代を賄う為の当番だからな!だが、省略するな、ドヤ顔するな、話は聞け、会話の流れ読め!
「ぱ、パートナー!?……ですか!」
「ええ、私達は互いを尊重し、支え合い、共に(アウトロー的な意味での)人生を歩む関係………ここまで言えば分かるかしら?」
「"まっ!……いや……………ん〜………。"」
良いのか俺!?ここで否定して!
良く考えろ、否定すれば「あなた如きがアル様を拒絶するなんて許せません!………死んで下さい、死んで下さい、死んで下さい!」
肯定すれば「◯股のゴミムシ如きが(ry)」………どちらにしても詰み!ここは取り敢えず言及せずに最初の話題を全力で否定せねば!
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「痴情のもつれにより発生した先生を巡る銃撃戦と婚姻発表、まるで盆と正月が一緒に来たような今回の一件、約一ヶ月の合宿で一つ屋根の下で暮らしていた皆様はどのように思われましたか?」
「あはは………いつかやるんじゃないかと思ってました……。」
「エッチなのはダメッ!死刑!」
「中々厳しいですね。」
「………そうか、先生が結婚か………という事はこれからはシャーレに遊びに行くことは簡単にはできなくなるのか………少し悲しいな………まあでも、幸せなら……OKだ。」
「自身の不幸より人の幸せを願えるとは………………そちらの方はどのように………あ、いえ何でもないです。」
「"改めて見るととんでもない偏向報道だ。"」
変な編集でインタビュー内容はイカれてるし、バッサリいってるとこもあるし………言葉を選んだ意味がねぇ。
純愛過激派のハナコは「氷の魔女」の二つ名を持つアズサよりそれっぽい目つきしてたし、暫定痴情のもつれマンである俺が視界に入ると何をするか分かったもんじゃねぇな。
「にはは!それじゃあモモッターに「俺は童貞だ!」って投稿して身の潔白を訴えてみます?」
「"余計な事したらマジであの鬼畜メガネに怒られるから勘弁だ………てことで今日は泊めてくれ。"」
「いいですよ、その代わりにその事をモモッターに写真付きで上げても良いですか?」
「"アホか、ただでさえシャーレの周辺でデモ活動が行われてんだ、そんな事をすれば反省部屋が戦禍に見舞われる事になるぞ。"」
女の敵だの屋根裏のゴミだの………好き放題騒ぎやがって。仕事が中止してどっかに避難しろと言われたのは良いが、帰ってゲーム機達の配線を繋ぎ直すのが面倒くさい。
「私としてはそっちの方が良いんですけど………まあ、良いですよ、泊めてあげます。」
「"助かるぜマイフレンド!"」
やはり持つべきものはコユキだ!
「でも、どうして私の部屋なんですか?」
「"そりゃミレニアムほど情報リテラシーがなってる学校は他にねぇからな、誰もあんなデマに騙されないだろうし、その中でも最高のセキュリティを誇るこの反省部屋なら避難には最適だろ?"」
まあ、この部屋の住人の情報リテラシーは過去最低だがな。
そして何よりコユキ相手ならマイサンクトゥムは起動しない、つまりは快適な睡眠が約束されている。
「言うほど大したセキュリティでもないですけどね。」
「"それはお前基準だ。"」
「何にせよ、せっかく先生が泊まっていくことですし、さっそくボードゲームでもやりましょうか!」
「"おけおけ、負け続けたからって「泊まるのなし!」とか言うんじゃねぇぞ。"」
「今回ばかりは勝たせてもらいますから!取り敢えず飲み物でも出しますね?………アイスティーしかないですけど良いですか?」
「"コユキにしては妙に気が利くじゃねぇか、ありがとな。"」
「一言余計ですぅ。」
「"う〜ん、余裕で三連勝!一体いつになったら勝てるんですかねぇ〜コユキチはよぉ〜。"」
1戦目も2戦目も全力でコユキを煽って見たもののコユキは悔しそうな表情一つしない、寧ろ俺の勝ちを祝福していた………こいつはまさか人として成長しているのか?
そして今回も変わらずに煽った、コユキが成長しようが俺は変わらない………そう思っていた。
コユキは笑っていた…………勝ち誇った顔で。
「にはは!………先生………たった今、私は先生に勝ちました、勝ったんですよ!」
「"は?お前は何を………"」
「アイスティーに入ってた睡眠薬………効かなかった時は驚きましたよ。」
「"…………例外はあるが大抵のお薬は効かねぇからな。"」
睡眠薬?何故だ?
「なるほど……通りで二杯目には3倍の量を入れたのに効かなかったんですね。」
「"俺以外にやるとマジでやべぇから止めろよ!?"」
あまりにイカれたコユキの発言にツッコんで間もなく、
…………ガチャッ!
と、ロックされているはずの扉が開く音がした。
「"おい、お前まさか…………!"」
「寝てくれるのが一番良かったんですけどねぇ〜。」
「"…………覚えておけ、金で友情は買えないぞ。"」
まさかまた売られる様な事が起きようとはな………
「少なくとも1日外出券は買えるみたいですけどね!」
1日外出券………そんな物のために俺は…………!
結局、ミレニアムに情報リテラシーなんてものはなかった。
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唐突に始まるブライ君クイズ
Q.宗教アンチのブライ君ですが、そんな彼でも密かに祈りを捧げる事があります。それは一体いつでしょう。
A.*2
えっ?アルちゃんはどうなったか……ですって?
キミノソーゾードーリダヨ
ま、調印式翌日には援護射撃してくれてたしヘーキヘーキ。
アンケート機能のお試しです。皆様はブルアカの最高レアリティの出る封筒は何封筒と言っていますか?
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紫封筒
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虹封筒
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ピンク封筒
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百鬼夜行のピンク髪メカクレモブを実装しろ
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ベアトリーチェはよく見ればシコリティ高い
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いいからお前は全国のタカハシさんに謝れ!