透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか? 作:ゴジマツリ=ユーリエフ
グラビティデイズが楽しいぜ!!
屑なブライ君を見ているせいで善性の塊みたいな公式臭い設定の激チョロ主人公のキトゥンちゃんに浄化されるんじゃあ〜
それにエイリアスとかいう異形頭が大変叡智
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「グラタン……美味しかったですねぇ………次食べる時はドリアの方を食べてみたいです。」
王道を往くマカロニグラタンを平らげたヒヨリはお仕事中とは打って変わってヴァニタスのヴァの字も感じさせないにへら顔だ。
「"飯食った後に飯の話ってお前…………。"」
と、言いつつ俺もカレー以外の物が食えたとはいえグラタンという味の濃い物が続いているので何かあっさりした物が食いたかったりする。
スクワッド&ワカモとの初日の仕事を終え、グラタンを焼く間にシャワーを済ませ現在午後11時を回る頃、普段であればブライはゲームに没頭している時間に6人でテーブルを囲み食事の感想会、彼の性格的にも今の現状に対して「連邦生徒会滅びねぇかな〜」などと考えながら「はいおつ、解散解散」と場の雰囲気を考えず心底ダルそう言いそうなものだが、意外にも心持ち穏やかであった。
「"それはそうとワカモさん………あなたちょっと優秀過ぎません?何なの?滅茶苦茶有り難いんだけど?要求を述べよ。"」
理由はワカモ。またしてもワカモである。
シャーレの増員により仕事が増えたと言えど、テロリスト5人………連邦生徒会も大した期待はしていなかった。
しかしどうだろう、ブライの以前の勤務時間は一部例外を除き1時間の昼休憩を挟み朝8時から17時、その後もふらっと見回り騒動を蹂躙する程度。
そして初日の今日は昼食を終え、13時から22時までのノンストップ。初日にしては驚異の処理速度。それに大きく貢献した者こそがワカモであったからだ。
「私はこの様な日々が続くのならばそれ以上の事は望みません。」
満面の笑みで謙虚過ぎる願いを告げる。
言葉の通り今のワカモは満たされていた。
ブライ目線では「何か一目惚れっぽいのされて大人しく牢屋に入ってくれて、駄弁る仲になって、つい最近突っ掛かって来たと思えば何か同居人になったネジが飛んでるテロリスト。」
その認識は間違っていない。ワカモは「恋は盲目」を体現する様な人物であると同時に破壊が趣味のテロリスト。
間違ってはいないが甘かった。
[災厄の狐]の二つ名を持つワカモはKSK48の様に人を従えるカリスマ性を持ち、戦うことだけを教え込まれたアリウスの生徒を鎮圧するほどの指揮能力と戦闘力に加え、あろう事か解析能力と事務処理能力までも持ち合わせていた。
だが結局、やりたい事=やれる事ではないのが世の常。ただの事務処理など彼女の本意ではない───はずだった。
しつこ過ぎるが彼女は「恋に盲目な破壊が趣味のテロリスト」、それに言動を見るに尽くすタイプ………それを踏まえた上でのシャーレの業務及び生活はどうだろう。
本意では無いが、想い人に感謝される書類仕事。
自分の作った食事を美味しそうに食べてくれる想い人。
キヴォトスで頻繁に起こる暴動の鎮圧。咎められるどころか称賛される破壊と暴力!
これぞ仕事と趣味を両立せし天職!幸せオーバーフロー!
報告する事案が増えるというだけで些細な問題である!
「"都合の良い女ムーヴやめい!思い付いたら常識の範囲内で言ってくれ。"」
「はい♡」
「"常識の範囲内でな。"」
大事な事だから一度しか言わないという言葉があるが、大事な事は何度でも言うべきだと俺は思う。
「"アツコ、夜遅いけど花はどうする?"」
「じっくり選びたいからまた今度で大丈夫。」
少し我慢をさせてしまって悪いが仕事なので仕方ない。
「"そうか、どうせ色々必要になってくるし次の休日にでも買い出しに行くか。"」
特に反対する様な意見は出なかった。
話しに一区切りついたと判断したミサキは席を立つ。
「………明日も仕事あるんでしょ?部屋に戻っても良い?」
ミサキチは安定のミサキチだ。変わらずムスッとしている。
布団も用意していないというのに戻って何をするというのだろうか。
「"と、言う事でこちらです。"」
大した物は無いであろう自分の部屋へ帰ろうとするミサキと他4人を引き連れたブライが向かった先は「閉店」と書かれた張り紙が貼られた扉の前だった。
「ここは確か………あなた様がフリーマーケットを開いていたお部屋ですね。」
「"はいその通りです。よく知ってますね。元々はカフェになる予定だったんらしいですが、どうも取り止めになったみたいで………ま、俺が勝手に開いたフリマの方もワカモさんの言う通り、「開いていた」場所になったんですけどね……何かよく分からんけど、コピーブランドがどうこうとかで各企業から苦情があったらしくクソメガネさんから直々に注意&閉店を言い渡されましたね…………。"」
どうせモモッターの書き込みのせいだろう……やっぱSNSの発達は悪なんだなって………
「"ま、そういう訳で、布団とかベッド以外にも俺が使い切れないほどの家具があるけど売る事も禁じられちゃったし、どうせならお前等に使って貰おうと思ってな。気に入ったのがあったら言え、運んでやる。"」
そう言いながらブライは扉を開く。
そして5人が目にしたのは所狭しと家具の詰め込まれたゴミ屋敷………ならぬ家具屋敷だった。
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休日前夜………と言っても時間は23時47分。保護観察下組との買い出し開始の10時間13分前。
「"わがんねぇよぅ、全面真っ白で何処回ってんのかさっぱりわがんねぇ……工夫してマップ作れよう……"」
画面に映る一面ただ白く立体的な方向感覚が狂いそうになるクソマップで彷徨う事約40分。気が狂いそうになったブライはそんな独り言を口に出し後ろに倒れ込む。
そこそこいましたよ……ここまで私をコケにしたクソマップさんは……攻略を見るんは女々か?女々ごつ!
攻略に頼るのはコンプリートを目指す2周目以降が信念のブライはおかしくなった頭を更におかしくしならぬ様に休息を与えるべくクソデカ溜め息の後にミルクティーの為立ち上がる。
向かうはリビングの冷蔵庫、扉を開け照明をつけず慣れた足取りで冷蔵庫へ。その途中、誰かがすれ違う。
響く足音と微かな風、互いが互いを認識するのには十分な条件。疚しい事でもしていたのだろうか、その何者かは足早に立ち去ろうと出口の方へ。
考えられる可能性は二つ。一つは血迷って夜襲に来たワカモ、そしてもう一つは…………
微かな風に乗り漂った嗅ぎ慣れた臭いに確信を持ったブライは魔術で室内を照らしすれ違った何者かへ話しかける。
「"2週間ちょい振りだからってハッスルするのは分かるが危ないから電気ぐらいつけろよ。"」
血の臭いを漂わせるミサキは足を止める。
が、背を向けたまま無言。
「"で、傷口と道具は消毒したのか?"」
「した。」
背中で語る女、ミサキ。
「"ちゃんと元の場所に戻したか?包丁にしてもカッターにしても普通に使うもんだからな?"」
「戻した。」
「"そうか。"」
「…………怒らないの?」
「"サオリやアズサに聞いてたし、詳しく知らんがこういう時は怒ったりなんたりしない方が良いらしいからな。それに俺、リストどころかアームがカッティング状態になった事もあるしな!"」
「……………。」
悲しいかな、ワタクシの励ましは笑えなかったらしい。
「"ま、いい。俺が来たから処置はちゃんと出来てないだろ?さっさと処置して行きなさいな、休みと言えど明日は朝10時界隈でショッピングなんだぜ?収支で言えば果てしなくスカーレットなクソ映画も観に行くんだぜ?はよ寝ないと映画中に寝ちゃうだろうが。"」
「ちょっと何言ってるか分からない。それと明日映画を観る予定はなかったはず。」
「"クソクソ言われまくってて逆に気になるんだけどやっぱダメかな?"」
そうして2人は席に着きブライはミサキへ救急箱を手渡す。
袖を捲くると一部赤く染まった包帯を解き始める。
やはり縦にそこそこデカめな跡がある。
何年も前のガチなやつだろう。当日からどの程度成長したかは定かではないが物質乏しい&汚いアリウスでよくもまあ処置出来たものだ。サオリも滅茶苦茶苦労した事だろう。
「見ていて面白い訳でもないでしょ………まあ、先生なら分からないけど。」
「"お前の中で俺はどういう認識なんだよ。ま、確かにリスカの傷と処置なんぞに興味は無い、興味があるのは理由の方だ。"」
ミサキは特に何か言う訳でもなく黙々と処置を続ける。茶化し続けていた日頃の行いだろう。
「"生きてる実感が欲しいってやつか?それとも何かの罪悪感?"」
「………………」
「"次サオリに見つかって鬼詰めされても面倒だろ?治せるとは断言出来ないが場合によってはマシになるかもしれんからな。"」
もちろん例の救護ゴリラに投げる訳ではない。あんなん絶対いかんでしょ。
「……………最初は生きる意味が分からなかったから」
サオリの鬼詰めは面倒なようでようやくミサキは話しだす。
「それをサオリに止められ続けてからは多分、先生の言う通り「生きている実感」を感じる為だったと思う。」
死のうと思ったり生きている実感を欲しがったり、病んでる人間はよく分からんもんだ。
「1人で居ると自分の輪郭がボヤケてくる…………暑いのか寒いのか、動いてるのか止まってるのかすら分からなくなる………それでも痛みを感じると形が把握出来る………この傷口が私の境界線なんだなって………分からないよね……」
「"だな、わざわざ痛みを好んで欲しがる理由とかマジ分からん。"」
「別に痛みが欲しい訳じゃない………冷たい木も柔らかい布も……触れられる何かが私を安心させてくれる……だけど、それから離れるとすぐにまた分からなくなる………」
「"なるほど、それで手っ取り早い痛みな訳ね。でもよ、それなら布団被ってアリウス全員で寝てるんだしそれで良いんじゃねぇの?"」
「先生は何で私をシャーレに連れて来たの?」
「"質問を質問で返すんじゃねぇよ。"」
ツッコミは無視され、処置を終え包帯を巻き直したミサキは自分が選ばれた理由に疑問を呈す。
「アリウスの印象をどうにかしたいならこんな私を選ぶべきじゃなかった。戦力の観点でも私はスクワッドってチームで評価を受けてただけで、個人戦力ならスバル先輩の方が上だし人当たりだって良い。」
「"はい分かった。質問を質問で返すなら更に質問で返すが、お前は何が気に入らないんだ?"」
「あの調印式の日もそうだけど、私が先生に言った事やした事を覚えてないの?」
「"やった事はともかく、言われた事なんぞ一々覚えてない、てかいい加減質問でバドミントンするの止めない?"」
処置が終わっても去らない事やミントンを続けている時点で対話の意思ありで、こういう時は待ってやるべきなんだろうが、何か面倒臭くなって来た。
「"勝手に立てた予想だが、お前は俺に言ったりやったりした事で罪悪感を感じ、アリウスやら矯正局より全然マシな環境に置かれている今がそれに拍車を掛けている。だから今はその罪悪感で手を切っているって認識で良いか?"」
ミサキは少し間を空け無言で頷く。面倒臭き事この上なし。
「"言われた事は気にしてないが、言った事は覚えててな。俺は調印式の日お前等にあーだこーだ言ったが、俺は個人的にアリウスを極貧生活に追い込んだトリニティは復讐されても仕方ないと思ってる。そう思いつつも俺はアリウスやお前の復讐の機会を奪った。だからお前もお前も俺を恨むべきだと思う。"」
「別に私は今も昔もトリニティを恨んだ事はない。ただ命令だから攻撃しただけ。」
闇バイトの実行犯みたいな事言い始めた。
「"それと同じ様に俺もお前の発言なんぞどうとも思ってない。でもお前は罪悪感を感じて切ってしまう…………そこで俺は一つ良い事を思い付いた。"」
ブライはシリアスをぶち壊す様な少しアゲメな声と禄でもない事を考えてそうなドヤ顔をしている。
「"まずは2日おきに俺がお前の腕を確認する。そして新しい傷があれば一緒にペヤ●グを食う。"」
「ペ●ング?」
「"カップ焼きそばの事だ。"」
「焼きそば………何で?」
「"お前の罪悪感の解消と俺のお前等への罪滅しのためだ。一つのペ●●グを取り皿に分けて互いに罰を共有する。"」
「ごめん、ちょっと何言ってるか分からない。」
「"何で分かんねぇんだよ。"」
「分かれって方が無理でしょ…………もしかしてそれが先生の思い付いた治療法………?」
察してちゃんのクセに察する力は無いようだ。
「"依存症の治療の一つに代替行為という物があってな。例えば大人のおしゃぶりで有名なタバコを止めるためにタバコを吸いたくなったら代わりに飴を舐めるんだ。そうやって文字通りタバコを飴に置換えるって訳。"」
「………それを聞いたところで自傷が焼きそばに置換わる意味が分からないんだけど………。」
「"俺達が食うのは激辛●ヤング……つまりは食うのに苦痛を伴う訳だ…………どうよ?カンペキ〜♪だろ?"」
「えぇ………あんたバカでしょ?………知ってたけど。」
激辛ペヤン●の脅威を知らない思った通りミサキは困惑する………まあ、俺も本当の所は知らんけど。
「"とりま興味本意で買ったのがあるし、一回やってみようぜ。"」
「…………分かった、それで気が済むなら。」
「"良かった良かった。興味はあったけど食える自信はなかったんだよなぁ〜。"」
その後2人は顔中の体液を垂れ流しながら何とか激辛ペ●ングを完食した。
そして翌日、ミサキの尻は死んだ。
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湿度キャンセル!
代替行為は結構なんですが、ただこのやり方は「お前が切れば俺も苦しむ事になるぜ!」という風に取れるんで罪悪感を加速させる様な気がしなくもないんですけど、その辺どうなんでしょうか?
教えて偉い人!
クラフトチェンバーの商品でフリマをやってた元カフェの発想元は私のブルアカのカフェ1号店です。
ブルアカは盆栽ゲーですので、序盤はスタミナを少しでも無駄にしたくない訳です。
そこに現れた救世主こそが快適度に応じ時間経過で大量のスタミナと金をくれるシャーレ併設カフェです。
カフェが解放されて仕様を理解した瞬間に私はレベルアップ後の快適度を満たせる様にとクラフトチェンバーで家具を作って置いて作っては置いてを繰り返し、1号店がテトリスが下手くそな人の盤面みたいな有様になってます。
先生レベルがカンストした今でもその惨状は変わりません。快適度が上がるので良いんです。明らか快適さの欠片も無さそうな場所でもスタミナが貰えればそれで良いんです。
俺はアコの横乳に惹かれ、その横乳を眺めるためにブルアカを始めたのですから。
意外とおんで、同じ考えのやつ………知らんけど。
時系列とか良く分かりませんが、もし続きを書くならば参考までに。
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