透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか?   作:ゴジマツリ=ユーリエフ

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120.チッ。─ソシオパスアホ教師と凶悪テロリスト達の関係について─

 

 

おけおめさん太郎。

カノエに耐え、エリの天岩戸に耐え、ミヨに耐え、果てはミチルとツクヨの脇に耐え………遂に50000青輝石を突破しました………周年ガチャはそれに見合う結果になるのでしょうか?

 

それはさておき……最近、ブルアカの「捕食者四天王」なる存在について知りました。

変態であり紳士淑女である皆様には不要な情報ではあるかと思いますが、捕食とはもちろん性的な意味のものとなります。

そして件の四天王ですが、ノノミ、ハナコ、ノア、アカリ………だそうです。

 

私は物申す。ハナコとノアは「捕食者」ではないと。

ノノミは断言までは出来ませんけど、ノノミを四天王に入れるのならばカズサやミヤコの方が適切であると。

 

いつ誰が何処で言い始めたものかは知りませんが発案者には「ぶっちゃけ乳のデカさだけで選んだろ?」と問い質したい。

 

 

 

アカリはまあ……仕方ないと思うよ。

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

 

『先生、あけましておめでとうございます。』

 

朝7時、朝一発目には少々キツい元気一杯アロナさんの声が室内に響く。

 

「"アロナさん、日付設定ミスってますよ。"」

 

『え?あ、あれ!?』

 

アロナは画面の中で背を向け何やら慌ただし動きを見せる。何故秋やら冬を経由せずに新年が訪れると思うのか、これが分からない。

 

立ち上がって体を伸ばし後、アロナを枕元に放置したままタンスの手前に入った服を適当に取り着替える。どうせ同じ様な服しか無いんだ、変わりはしない。

 

「"よし、最悪日付設定は後で、行くぞアロナ。"」

 

返事を待たずシッテムの箱をスリープモードに移行して扉を開けると、早くも嗅ぎ慣れたミソスープの香りがキッチンから漂って来た。

 

「おはようございます。」

「おはよう先生。」

 

「"おはよう。"」

 

キッチン辺りでモゾモゾやってるワカモとサオリに挨拶を返し雑菌を洗い流すべく洗面所へ。

 

「"おはようミサキチ、衛生的で大変結構。"」

 

洗面台の前で歯ブラシを咥えるミサキは軽く頷き、その場から少しズレ洗面台を俺に譲る。

 

「"アツコとヒヨリは?"」

 

蛇口を捻り歯ブラシを濡らしながら鏡越しにミサキに質問する。

 

「花と野菜に水をあげてるんじゃない?」

 

歯磨き中に話しかけんじゃねぇ……と言いたげに歯ブラシを口から外し大層面倒臭さそうに答えるミサキさん………いや、ダルそうなのはいつも通りだな。

 

「"なるほどね。"」

 

それだけ答え、歯ブラシに歯磨き粉をつけながら菜園スペースに向かった。

服選びに始まったクソ長ショッピング。その際にヒヨリが野菜を育てたいという提案があり、菜園には今の時期から育てられるアツコが育てたい花の他に大根とキャベツとニンニクを植える事となった。もちろんニンニクをリクエストしたのは俺だ。

 

ミントの爽やかさを口内に感じ、いつか実るニンニクに想いを馳せながら菜園スペース付近に着くと、そこにはシャワーノズルの付いたホースで散水するアツコの姿があった。

 

飛び散る水が朝日に反射し虹を描く。微かに微笑むアツコも相まって、名画の様に思えた光景に俺は柄にもなく歯ブラシを咥えたままシッテムの箱で写真を撮る。

 

撮った写真を確認して見ると、撮る瞬間にこちらに気が付いたようで少し表情が崩れてしまっていた。

まあ笑顔だけを撮りたいのであれば、この写真をサオリに見せながら「ホースで放水」とでも言えば造作もない事だ。

 

ゲラ笑いするサオリを撮る計画を立てながらシッテムをスリープモードに移行に移行し顔を上げると完全にこちらに気が付いたアツコが既に散水を止めたホースを片手に笑顔で振る。

 

俺も軽く手を振りながら菜園へ続くガラス扉に足を早める。

 

「"ありがとう。"」

 

「うん、おはよう先生。」

 

「"おう、おはよう。"」

 

意図を察し、扉を開けたアツコに礼を言い、互いに挨拶を交わす。ここにいない時点でお察しではあるが、一応アツコにと問うておく。

 

「"ヒヨリは居ないのか?"」

 

「うん、リビングにもまだ来てないの?」

 

「"リビング近くの洗面所にもな。やっぱガーデニングとかで疲れたんかねぇ〜?"」

 

「私は好きでやったからそうでもないけど、そうじゃなくてもアリウスでの訓練に比べたら全然マシだと思うよ。」

 

隙あらばアリウス時代と比較。隙を与えた俺が悪い。

 

「どちらかと言うと"あっち"じゃないかな?」

 

「"あ〜〜、"アレ"か。"」

 

昨日のサプライズゲーム開発部で思い至ったアレ。

アリスの情緒の教育の一旦を担ったヤツならばやれると思ってやらせてみたのだが、やはりテイルズサガクロニクルはアリウスには早すぎたようだ。

 

「"ま、いいや、近くに洗面所もあるしヒヨリの様子は俺が見てくる。"」

 

 

 

 

そんなこんなで歯磨きを終えヒヨリの部屋の前へ。

 

 

コンコンコンと軽く3回ノック。しかし反応はない。

 

次にドンドンドンと少し強めにノック。

 

「"もしも〜し、入ってますか〜?"」

 

反応はない。右隣を見るが当然ハンク警部補はいない。

 

「"開けろ!ヴァルキューレ公安局だ!"」

 

合い鍵で開錠に扉を勢い良く開く…………が、そこにヒヨリの姿はなかった。ヒヨリのせいで1人ではしゃぐ変な人になってしまった。

それはそうとリビングにもおらず、洗面所にもおらず、菜園にもおらず、自室にもおらず………と来ればあそこだろう。

 

扉を閉めて二部屋左の無人図書館へ。

再度「開けろ!」すると案の定そこにはヒヨリがおり、テーブルに突っ伏した体をビクリと震わせ口からよだれを垂らしながら顔を上げる。

ピチャリとよだれが垂れる先には開かれた本が……最悪だ。

 

そんなヒヨリはすぐさまキョロキョロと周囲を確認しこちらを認識した瞬間、硬直する。

 

「"本が好きなのは良いけどよ、そんな状態で寝落ちしたら体───"」

 

GOKからポケティを手にヒヨリへと近づく途中、俺はある事に気が付いた…………

 

「"ヒヨリお前…………入れる環境にいながら風呂キャンはダメだろ………。"」

 

「ち、違うんです!入ろうとは思ったんですけど、読んでる途中で─────」

 

 

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

朝食を終え、風呂キャンをしたヒヨリも急ぎ入浴を済ませ仕事は始まる。

 

「"ごめんワカモ、ここってさ───"」

 

「はいはい、どうされましたかあなた様?」

 

 

 

「すみませんワカモさん、ここの箇所って───」

 

「はいはい。」

 

 

 

「すまないワカモ、ダブルチェックをお願いしたいのだが………。」

 

「ええ、構いませんよ。」

 

 

 

 

「"……………アレってどこにあったっけ?"」

 

「それでしたらそちらの下から2番目に。」

 

「"あ、本当だ、ありがとうワカ───"」

 

 

「ちょっとおかしくないですか!?」

 

俺達6人のデスク群より少し遠くのソファーで身を屈めパソコンをカタカタやっていたはずのユウカが、わざわざ手を止め訳の分からないツッコミを入れる。

 

「"何が?"」

 

「何もかもですよ!本っ当に色々!とりあえず、何で一番長く勤めてる先生が教えてもらってるんですか!?」

 

「"それはいつもの事だろ。"」

 

「そうですけど!」

 

声を荒げながら失礼な事を言うユウカをワカモは鼻で笑う。

 

「当番制度が廃止されたと言うのに、非常識にも仕事中にズケズケと上がり込み居座るよりもおかしな事がお有りでしょうか?」

 

「ぐッ……!」

 

ワカモに正論を返されたユウカは苦虫を噛み潰したような顔をする。普通に大恩のあるユウカさんなので一応擁護はしておこう。

 

「"アレだろ、ちゃんとやれてるか心配で見に来た的なアレ。"」

 

それ的なアレだ。

 

「こんな変態と共同生活する奴等が居るんだ、会計も心配ぐらいはするだろうよ。」

 

ユウカの隣に何をするでもなく腰掛けるネルの姉貴が言う。

何か俺への信頼低くない?

 

と、心の中でブライだがそれも当然の事だろう。

ネルとブライの関わりを大まかにまとめると、まずは不意打ちでネルを無力化。

次に横領したミレニアムの資金を持ち逃げしたコユキを捕縛する為の合同任務でトイレに籠る。理由はC&Cやその他乗組員のバニー姿に興奮しトイレから出られなくなったという事であるが、知られていないのは幸いである。

そして最後に○ックスしないと出られない部屋の脱出時、ユズを除くゲーム開発部のメンバーと共に水の滴る牛柄マイクロビキニ姿の場面を目撃されるといった、減点方式ならば−810点は確実な行いばかりだからだ。

 

「先生への侮辱、万死に値します。」

 

変態と聞くやいなやノータイムでキャスター付きの椅子を蹴り射線を通し銃口を向けるアツコと距離を詰め銃口を突き付けるワカモ。

絵面がシュールとか、零距離スナイパーライフルするキャラじゃねぇだろとか、ツッコミたい事は多々あるが取り敢えず2人にはそのまま発射すれば俺が責任を取らされる事を忘れないで頂きたい。

 

「正体現したわね!」

 

「銃を下げろアツコ!」

 

「"ワカモもな。"」

 

「別にアタシは構わないぞ。災厄の狐とコイツを負かした奴等………相手にとって不足はねぇ。」

 

何気ない一言がアリウススクワッドを傷付けた。

 

「"俺が構うんだよ、こいつらがいきなりブッパしたら俺の給料が減るんだよ。謹慎とか懲戒解雇とかならまだしもよ。"」

 

いや、懲戒解雇はやっぱ良くないわ。アリウス関係もそうだが、ゲマカス滅ぼしてねぇからこのまま解雇はセイアとの契約的に俺もトリニティ入りだし、シッテム無けりゃ補習授業部入りだわ。

 

「申し訳ありません。」「………ごめんなさい。」

 

頭と銃口を下げた2人は定位置を目指す。終わり良ければ全てヨシッ!謝る相手を間違えていなければ尚ヨシだ。

 

「"つか、ネルの姉貴とユウカの組み合わせって珍しくね?"」

 

「先生、私の呼び方がおかしくないですか?」

 

「"おかしくねぇよ、姉に反応してんじゃねぇ。"」

 

ユウカとの意味不明なやり取りに俺達当事者を除き頭に疑問符を浮かべる。何でキヴォトスの人等はシームレスに狂気に陥れるんだろうか。

 

「狂ってもセミナーの会計だからな、テロリスト達の前に一人で行かせる訳にもいかねぇだろ。」

 

「"腐っても鯛みてぇに言うなよ。"」

 

が、御尤もな意見だ。尚、俺のキヴォトス初日のリンのユウカへの対応。

 

「でもなんつーか、思ってたのとは違ったな。」

 

「"と言うと?"」

 

「アタシの聞いた話じゃ災厄の狐は先生との約束を守る為に、脱獄してアリウスを襲撃する日まで矯正局に収容され続けてたんだろ?守り続けてたってのはその約束が大事だったからだ、逆にその大事な約束を破るってのはそれ以上の事が起こったからだ。んな感情を向ける奴等が一緒に生活するんだ、そういうのを会計も心配してたんじゃねぇか?」

 

どうも煮え切らないユウカの態度を見かねたネルは客観的事実を交えユウカの考えを代弁する。

ネルの発言にユウカの否定は無い。しかし、それは50%の考えである。もう半分は単純に「世話を焼く口実が無くなった」というただそれだけの事………ただそれだけが言い辛い。

 

そんなユウカを余所にブライは別の女に想いを馳せる。

 

ネルパイセン俺の事好き過ぎじゃん………ツンデレかよ。ユウカに転嫁して素直に言えないとことかマジでメロい…………なんて、心を全肯定女オタクに支配されながらもワカモの方を見ると分かり易く口をまごつかせていた。

 

基本的にワカモはイカれているが罪悪感という物はしっかりと存在しているのだろう。

シャーレに来た初日、アツコの「皆で一緒に寝よう。」という提案もどうやら断っていたようだし、ミサキとヒヨリ曰く、服屋でも最初の方は自分は参加せず遠くで眺めていたと、何処か一線を引いている様に思える場所もあった。

自分から懐に飛び込んでおいて一線引くとかこれもう分かんねぇな。

 

「殺そうとした相手に都合よく縋り付いたんだ、それも先生の様な相手に…………ワカモでなくともいずれ誰かに向けられるべき憎悪だったんだ…………」

 

生きてるしノーカンじゃねぇかな?

 

「それでもワカモはあの日、先生と共に迎え入れてくれて、何もない私に一つの指針を示してくれた。少なくとも私はワカモに対して敵対的な感情を抱いていない。」

 

サオリの言葉に異を唱える者はいない。

その後にボソッと「元より私はワカモに対しても償うべき立場にあるのだがな。」と付け足すサオリ。何処まで行っても頭ライナーだ。

 

「美味しいご飯も作ってくれますしね…へへっ……。」

 

ヒヨリさんさぁ………

 

「返しきれないほどの恩ばかりだな………。」

 

「サオリさん……ヒヨリさん………」

 

ワカモのこのシュンとした顔をどう取るべきが適切か……ロールプレイ故に表出された物でしかなく、ソレが残っているかいないのか、それはまあ折を見て2人で話すとしよう。

 

「"納得出来たか?"」

 

「まあな。」「ええ、まあ。」

 

ネルさん転嫁したくせに「まあな」言うとりますがな。

 

「"で、他に聞きたい事とかあります?"」

 

無ければ仕事に戻らなくてはなりません。

 

「そ、その…………」

 

何かを言いかけたユウカは再び自身のPCのモニターに目を向ける。尚、キーボードを叩く様子はない。おお無礼なフトモモだ♂

 

「廃止された当番制度についてなんですが………」

 

「"あれ?メール出してなかった?何かそれっぽい事は色々書いておいたはずだぜ?金関係の補填とか色々さ。…………いや、モモイも昨日「入れてた当番の予定が無くなってお金が入るなんてラッキー!」なんて言ってたし、届いてない事ないと思うんだけど?"」

 

公式サイトにはもちろんだが、一度でも当番に来た生徒には再度メールをその旨のメールを送ったはずだ。

現に当番制度の廃止と聞いて、碌な働きを見せず収入源の一つが潰れたというのに喜んでいる朝三暮四の猿共より残念な思考をしているモモイですら読んでいる内容をユウカが読んでいないとは思えない…………もしやスパムメール扱いされたのか?

 

「そういう事を聞きたいんじゃありません。」

 

「"どういうこった!?"」

 

「それは………今まで続いていた当番制度を必要なくなったからはい終了っていうのはあまりにも薄情じゃないですか?」

 

いや、これはマジでメールを読んでないパターン?

 

「"当番が必要ない訳ではないが、当番制度に関してはさっきまでお前等が危惧していた保護観察中のこいつらの暴走……それにお前等が巻き込まれない為に連邦生徒会がやった措置だ。仕方なかったってやつだ。"」

 

「…………あ、あの……先生」

 

人の心とかないんか?…………知ってか知らずか、知っていながら知らないフリか、あまりにもあんまりなぐらい局所的な察しの悪さを見せるブライに、近頃は本の虫となり、より人の感情を理解できる様になったヒヨリは小さく抗議する。

 

「"なんだい風呂キャンヒヨリン?"」

 

「も、もう少し説明するべきだと思います………何で私達がシャーレの保護されたのかとか……先生の目的……とかです。」

 

「"なるほど………確かにそうだな……そりゃ良い考えだ。"」

 

少しニヤつきながらブライはユウカ達には聞こえない声量でヒヨリに返す。そんな不快なニヤけ面が目に入ったミサキが一言。

 

「どうせまたサボりたいだけでしょ。」

 

「"失敬な。アリウスに必要なのは同情だ。よって今からあいつらと話す事は断じてサボりではない、立派なお仕事だ。"」

 

そう、立派なお仕事以外は嘘ではない。サボれる上にそれなりに発言権のありそうな人等の同情を買える一石二鳥、断じてサボりたい"だけ"ではない。

 

「"つー訳で、過去話担当宜しくヒヨリン。"」

 

「は、はい。」

 

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

 

「"てな感じよ。"」

 

「話、盛ってねーだろうな?」

 

「"盛ってねぇっすよネルパイ!"」

 

盛るのは重罪だからなぁ!

というか寧ろ削った…………もちろんネルパイのネルパイではない。アリウス自治区でやったアレコレやヘイロー破壊爆弾の残り、実は暗躍していた角ハンドルの刑確定なアホ議長やアレコレを。

吐き気を催す「邪悪」さん事ベアオバの所業は同情を買う為に必須、しかし撃退方法は普通にR18Gな上にこちらの印象が悪くなるためNG………敗者に口無しという訳だ。

記憶との食い違いに困惑していたヒヨリも「過去話担当」という役割で察したようで何よりだ。

 

「よくやった。正直見直した。」

 

「"うっすネルパイ!恐縮っす!"」

 

敬礼!

 

「銃が効かなくなったって事はアタシのリベンジ受けてくれるよなぁ?」

 

「"うっす!仕事が終わったら宜しくっす!"」

 

「お前が素直だと気持ち悪りぃな。」

 

「"しゃあないでしょ、組手ん時にロリ体型ちゃんヒナに軽くヒネられたりしたら流石のワタクシもリベンジしたくなんのよ。"」

 

魔力無し、拳のみ、勝者ありの完全に対等な条件でやった夏期訓練の組手は全敗………あの時の俺の体はキヴォトス基準では絹ごし豆腐ぐらいで超絶手加減は必至、そもそも体格差とか考えりゃ対等もクソも無かった訳ですが。

 

「加減してたとはいえ、アタシに勝った奴が軽くヒネられてんじゃねぇ!」

 

何かピンチ駆け付けて来たライバルキャラみたいな事言ってる。

 

「"知ってると思うがちゃんヒナはゲヘナ最強の風紀委員長だぜ?しゃあないしゃあない。それに、次負けない為のネルパイにご指導頂こうと思ってる訳っすよ。。"」

 

「負けても仕方ねぇって考えは気に入らねぇが、勝ちたい相手がいるってんならいいぜ!徹底的にやってやろうじゃねぇか!」

 

ライバルキャラかと思ったら師匠キャラだったでござる。

 

「"ついでにサオリンも良いすか!あやつ、今のままでも強いけど、能力伸ばせばマジでやべぇと思うんすよ!"」

 

「魔法だなんだを言ってんならアタシに聞いてもしょうがねぇだろ。」

 

「"どちらかと言うと魔術の精度向上の為の練習相手が欲しい。それには気を抜ける瞬間も余裕も無いレベルの強者の方が望ましい………あの件以降サオリはアレだからな、出来ればネルに頼みたい。"」

 

あの件以降、サオリは俺と生の挽き肉には触れられない………字面にすれば意味も分からん並びだが事実なので仕方ない。

挽き肉に関しては食えはするが、生なら見るのもちょいNGらしい………あの爆発でも結構フレッシュな状態で残ってた場所もあったっぽい。………多分グチャグチャな臓器なんだろうけど、そこ関係が食えなくなったら可哀想なので黙っておこう。

 

「そこまで言うんなら仕事の無い時になら引き受けてやってもいいぜ。まあ本人のやる気次第だがな。」

 

「"あざっす!…………で、ユウカはんはどうどす?"」

 

「やっぱり私の呼び方おかしくないですか?」

 

ネルパイはセーフ判定なん?

 

「"おかしくないって。………ほんで聞いてみてどう?酷い話じゃねぇか?酷い世界だろ!ここは!こんな可哀想な奴等に更なる戦いを強いるというのですか!?"」

 

「そ、そんな事は言ってません!それに戦いを強いてるのは先生じゃないですか!?」

 

「"バカ野郎!キヴォトスで銃やら拳をふるわず生きて行けると思うてか!!"」

 

「そうですけど………。」

 

「"ま、言ったか言ってないかはどっちでも良いけど、とりまアリウスのイメージ改善つーか、なんつーか、今はアリウスへの偏見の目を無くしたり、情状酌量による減刑とか色々狙ってるってのは分かってくれたか?"」

 

「分かりましたけど………すごくフワフワしてますね。」

 

「"そう、超絶フワフワ。そんなフワフワだけど色々と面倒でな………結構長くはなりそうだが、そういうのが片付けば当番制度は再開できると思うぞ。…………あっ、暇なら別に手伝ってくれても良いよ、給料出ないけど。まあ最悪遊びに来るとかでも別全然………手伝わない限り間違いなく構わんけど。"」

 

「し、しょうがないですね〜。」

 

ここまで来るのに長かった。どうにか場を取り成せた、と感じたヒヨリ

 

「そういう事なら仕方な──」

 

が、無情。

 

「"出来ればノアを連れて来てくれると嬉しい。"」

 

「はい?」

 

明らかにノアを主体とした言い方にユウカの目からハイライトは消える。これにはもうヒヨリもバニタスするしかなかった。

 

「"さっき思いついたんだよ、ヒヨリにアリウスに関する本を書かせようってな、自叙伝的なやつ。"」

 

「はい!?ど、どうしてそうなるんですか!?」

 

ヒヨリ、自身があらぬ厄介事に巻き込まれバニタス終了。

 

「"だってお前本好きだろ?じゃあ作れる。出版しようぜ。"」

 

(その理屈はおかしい)

 

「す、好きで作れる訳ないじゃないですか……私読み専ですし………。」

 

「"昨日来たアホそうな奴等だって自分達の好きなゲーム作ってんだぜ?行けるだろ。"」

 

「じ、じゃあ先生も作れるですか……ゲーム……。」

 

「"作ったぞ。"」

 

デバッグだけだけど。

 

「"んで、そのノアって奴は詩集を出してんだ、来てもらえば本作りの参考に色々聞けるだろ。"」

 

「セミナーはそこまで暇ではありませんので、そちらから出向いて下さい。」

 

画面を一心に見つめ冷酷な算術使い感溢れる様子で淡々と語る。

う〜ん、説得力が無ぇが正論だ。

 

「"そうだな、じゃあノアの都合が合う時にヒヨリを送り込むか…………いや、行く途中に無駄使いばっかしそうだしモモトークでも良いか?"」

 

「え?………え!?ほ、本当に作るんですか!?」

 

「"悪名は無名に勝る。実際、死刑囚やら犯罪者が出版した本って結構売れんのよ。読んでお前等の内情を知れば矯正局の奴等の状況も良くなるかもしれんだろ?"」

 

「で、でもぉ……」

 

「"それによぉ、人ってのは人の不幸が大好きだ、自分の考えが正義である事も勧善懲悪も大好きだ。出る杭も沈む船も行く末が気になって、自分と分からないならば自分でどうにかしたくなるどうしようもない生き物だ。お前達のこれまでを考えてみろ、虐待だの人権無視だのセンシティブな話題のオンパレード、そして良い感じに滅びる悪と解放………売れるぜぇ、話題性のありまくる今ならマジで…………なぁヒヨリン、季節は巡るんだぜ?この前買った服は「取り敢えず」のモンだ、ブランド品だって時が経てば更新される。金があれば美味いモンも食える。これから来る秋なんか「食欲の秋」なんて言われるほど食い物が美味いんだぜ?"」

 

「やります!」

 

「"やるか!"」

 

チョッッッロ!!

 

 

暗いく汚い方向へ盛り上がる二人と目が死んでいるユウカ。そんなユウカにかける言葉が見つからないネル。

その日は久方ぶりにノアのキヴォニカ復讐帳が更新された。

 

 

 

 

 

 

 

──────────────────────────

オマケ【こんな子等に戦えってんですかい!?】

 

 

 

 

 

♪行くぞー!ダイナモ感覚! ダイナモ感覚! YO!YO!YO!YEAH!

 

 

 

 

昼食後、腹が満たされた少し眠気感じる時間帯に唐突に響く着信音。画面に目をやれば紛れもないヤツさ……七神リン……要件は書類のミスかあるいは………

 

「"なんすか、張 章 鈴 氅?"」

 

「リン」と「ちゃん」、この二つの言葉がブライの口から漏れた瞬間、同じく眠気と戦うアリウスの面々とワカモは耳を欹てる。

 

「誰がチャンチャンリンチャンですか。」

 

グル通を開いたでもないのに訳の分からん質問を………だが、スルーされない辺り書類の不備ではないらしい。

 

「"場所は?"」

 

「話が早くて助かります。場所は────」

 

「"了解した。"」

 

リンからの電話を切るとアロナがすぐさま地図のアプリを開き、リンの言った場所へピンを刺す。

 

「"しゃあお前等!テロ鎮圧ジャンケンのお時間だ!"」

 

言葉の後、一様に立ち上がり、前屈だったり伸びだったりと各々体を解す。

 

一生に一度聞くか聞かないかのパワーワード。しかしそれは、目の滑る様な文と数字の羅列と昼食に副交感神経がビンビンな彼女等にとっては今最もホットなワードに他ならなかった。

 

「"本日7度目、丁度2巡したし確定枠は無し、いつも通り勝者二人を連れて行く。………じゃ、そういう事だからさっさと決めてくれ。"」

 

そう言い残しブライは冷蔵庫の方へと歩いて行く。

 

残された者達は言葉も無く5人は拳を構える。上も下も、リーダーも姫も良妻狐もない……勝負はただ一回、その顔は真剣そのものだった。

 

そして、磯野からでも誰からでもなく……全員同時に声を張り上げ決闘(デュエル)開始の宣言をする。

 

「「「「「最初はグー!!」」」」」

 

キヴォトス一熱いジャンケンが今、始まる───

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

フワフワイメ改計画

 

 

 

淫夢厨二病アリスを書いてる身としてとんでもないダブスタですけど、レイシストモモイとかいうガチな奴は流石にアウトじゃないですが?いや、ホモイジリもマジでダメなんてすけどね?

 

後、キャラクターをアイコンに設定しておいて罵倒とも取れる一言を交えてオタクは推しに似る理論を唱えるのは止めろ。

チヒロはお前の様に陰湿or配慮に欠けるアホ女ではないのだ。

 

結局何が言いたいかと言えば「客観視マジ大事。」って事です。

これが2025年最後の学びでした。

うん、スーパー今更だ。

 

まあ学んだから止めるのかと言われれば止めませんけど。

 

時系列とか良く分かりませんが、もし続きを書くならば参考までに。

  • JKの使い魔になるとかそれ何てエ■ゲ?
  • 水着おじさんって誰に需要があんだよ!?
  • デカ●ラとか下ネタかよ。
  • 兎狩り
  • 魔王討伐
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