透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか?   作:ゴジマツリ=ユーリエフ

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125.クソゲーは1日1時間。

 

 

アンケで意見を貰ってる最中ですが、多分次はウサギをイジメる事になると思います。

てか、そのアンケに何のミスかワイルドハントに召喚されるあの話が択に入っちゃってるって事にこの前気が付きました。

 

兎狩りの後のメインはデカマラとパヴァーヌのどちらにしようか悩みどころさん。

 

そんでパヴァーヌもパヴァーヌで最悪「ちょいちょい誤字祭りさん、それはイカンとちゃいますか?」と思われそうなタグがしれっと追加されそうだったり……因みにそれは必須タグには存在しなかったです。

 

もうどうすりゃええねん案件が多すぎる。

二次創作だし好きにやりゃええねん。が答えなんでしょうけど……。

 

これもう全部ブライ君が悪いわ。

自分の中の「ヒンメルならそうした」のブライ君verと色々な設定が自分の中で出来上がってるのが全部悪い。

 

ただ、すっ飛ばしたイワンクパーラとかイズナ登場イベはすっ飛ばした事を少し後悔してます。

レッドウィンターで熊が厄介と聞けば適当に処理するくらいの倫理観の無さとか、修行部との対面時に何かを感じとったミモリが「ヒエッ」ってなったりとか、一応ちょいちょい「こいつさては死なないな?もしくは然程命に頓着ないな?」ってところは出してたんですが、「パヴァーヌまではシンプルなイカれ野郎だったのに何か他のベクトルでもヤバそう。」って要素をもう少し出すべきだったと今更ながら思ってます。

 

普通にエデン条約2.3章まで引っ張った挙句いきなり出すのは完全に間違いじゃないかと。

 

 

 

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「"………………お前達さぁ……少しはヒヨリを見習わないか?"」

 

「………すまない。」

 

「別に休みなんだし私達が何してても良いでしょ。」

 

「"何もしてねぇのが問題なんだよ。"」

 

俺はやっていた某メトロヴァニアゲーのマップ画面を開きゲームを一時中断した。

 

クソ長ショッピングの翌日、みんなでガーデニングに勤しんだ後、かいた汗を流すための風呂と昼食を済ませ、現在午後2時「もうしばらくやる事ねぇぞ」という素晴らしい時間にコイツらはあろう事かリビングに居座り何もしていないのだ。

 

なお、その何かしらのを指す家事はワカモを中心とし、スクワッドのメンバーなどが手伝う形であり、ブライが介入する事は稀である。

介入理由も「ドロップマラソンの息抜き。」「ボスギミックに行き詰まったから」などのしょうもない理由。

 

「"見てみろアイツを、自分がフ◯◯リアの業務用アイスを買いたいと言って買った癖にM●Wの方が濃くて美味いと分かった瞬間、そっちを食いながら雑誌読んでやがるだぞ!"」

 

レースのカーテン越し日差しの当る窓の側、フリマスペースから持ってきたビーズクッションに寝転び口述した状態のヒヨリを指差しサオリ達の視線を誘導する。

一ヶ月前まで少年兵やっていた奴の姿とは思えないほどにだらけきっている。

 

「雑誌読みながらM●Wを食べてって事?」

 

「"違う。"」

 

「じゃあヒヨリが食べなくなった業務用アイスの方?」

 

「"違う。"」

 

「ぎょ、業務用アイスもちゃんと食べます!M●Wが全てなくなった後に。」

 

「"それはそれでどうなんだよお前…………てかアツコ、分かってて言ってんだろ?"」

 

「うん。でも実際、ガーデニングは皆でやったからもう終わっちゃったし、訓練だって課されてる訳じゃないし……」

 

「それだ!」

 

不思議な事に何か腑に落ちたようで、低くも快活なサオリの声が背後から聞こえる。

 

「"それだ!じゃねぇよ。"」

 

負けたらギャグ要員………ヒヨリに継ぐそれがサオリになろうとは誰が予想出来ただろうか……

 

「"いやまあ別にそれでも良いんだけどさ………ぼーっと過ごすのも悪い事じゃないよ?けどなんかあるだろ?◯◯行きたいとかさ?それ用の服も買ったじゃん?"」

 

こんな所で自習とかいう矛盾した課題を課す教師の気持ちが分かってしまった気がする。

 

「今着てる。」

 

「お花の種も買ってお金がない。」

 

「特に思いつかない。」

 

「"分かった、明日の給料分の金を貸す。だから何か──"」

 

「わ、私は」

 

「"あ、ヒヨリは良いよ、雑誌読んどけ。"」

 

「うわあぁぁん!」

 

「"だってお前最終的にしれっと3日分くらいまで要求上げるだろ。"」

 

どこぞのデュラハンの迷惑料もあり金に困っていると言う訳ではない。ヒヨリの場合、前借り要求を幾度となく繰り返しそうなのが問題なのだ。

 

「"はぁ………ワカモもだ。何かやりたい事とかないのか?"」

 

延々と左から視線を送り続けるワカモに問う。

 

※気遣っているように聞こえてもこれは調理や皿洗いを手伝わずゲームに勤しんでいた者の言葉です。

 

「あなた様の傍にいる……それ以上を望むのは贅沢と言うものです。ですが、強いて言うのであればあなた様と共に──」

 

「"申し訳ないが外出はしたくない。2日連続での買い出しは心身に支障をきたす。"」

 

 

 

ガチャガチャ

 

「あれ〜?開かない、いつもなら開いてるのに。何か用事てもあったのかな?」

「やっぱり連絡してなかったんじゃん!」

 

「"あれ?誰か鍵閉めた?"」

 

「来客か、私が出よう。」

 

「"いいよ、俺が出る。十中八九俺の客だ。"」

 

だってここにいるのテロリストか仲間が投獄中のテロリストだし。

 

「鍵を閉めたのは私です。」

 

「"ワカモだったか。"」

 

「何そのいつもは閉めないみたいな言い方。」

 

「"閉めてないぞ。だってここキヴォトスだぜ?その気になればドアとかぶっ壊せる……なら閉める意味あるか?"」

 

閉めていたのはキヴォトスに来た直後とユウカが暴走しシャーレに寝泊まりしに来た時だけだ。

 

(…………確かにあの日、鍵は開いてた……)

※初激辛ペヤングデー

 

「あの扉ってああ見えて異常があれば連邦生徒会に通報が行くんじゃなかったっけ?」

 

「"マジすかアツコさん?"」

 

「何であんたが把握してないの。」

 

「"多分聞き流してた。"」

 

もはや聞き慣れたミサキのツッコミを受けながら使用頻度の低い打掛を開けノブに手をかける。

 

「あっ、開いた!」

 

開ける途中に聞こえて来た声からは間抜けさが滲み出ていた。

完全に開いた扉の奥、聞き覚えのありすぎる間抜けな声の来訪者に目をやると、そこにいたのは案の定ゲーム開発部だった。

少し大きめのリュックを背負って栗みたい口をしているモモイと、モモイ同様リュックを背負いこちらを捉え笑顔を向けるアリス。息も絶え絶えに前傾姿勢で胸部を押さえるユズに特に変わりないミドリ。

 

「"どうした暇人共。"」

 

「遊びに来た。ついでにゲームを布教できる人達がいると聞いて。」

 

「"その手があったか。"」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「"と、言う訳でコイツ等が我が友ゲーム開発部の皆さんだ。"」

 

「で、何しに来たの?」

 

暇人4人とこちらの5人、互いに簡単な自己紹介を終えて一番、隠す気がないほど剥き出しの警戒心を何故かゲーム開発部に向けながら何故何故期のミサキが言う。

 

「"どうもこうもねぇ、この暇人達が暇の潰し方を教えてくれるんだよ。"」

 

「この人達って、確か先生と一緒に自分達の学校の生徒会を襲撃した人達だよね?」

 

「ああ、あの女はそう言っていたな。」

 

言われてみれば警戒するには十分過ぎる理由があった。

あの女というのはベアトリーチェで良いんだろうか?まあ敵対視していたらしいし情報くらい集めるのが自然か。

 

「まあ、何と野蛮な。」

 

「"ワカモはブーメランが上手くなったねぇ。"」

 

後しれっとこっちにも掠めて来やがる。

 

「ち、違うよ!あれはゲームを作るためにどうしても必要な事だったの!」

 

お前も何か擁護しろよと言いたげにこちらに見るアホピンク。

 

「"結局襲撃自体は否定出来てねぇし襲撃で得た物もゴミだったんだがな。"」

 

「先生!」

 

「他にも別の部活を襲撃したり違法賭博の元締めをやったって。」

 

「ぐっ……そ、それは………」

 

「お姉ちゃん、もう喋らないで。」

 

話せば話すほどに恥じを晒すと考えた妹は元気80%offの声で姉に口を閉ざすよう命じる。

 

「…………なるほど、分かった。つまり今から戦闘訓練を行うという訳だな。」

 

そしてサオリの拭い切れぬアズサ感。

 

「しないよ!?私達ゲーム開発部だよ!何でそうなるの!?」

 

「"そらお前等がゲーム開発しないからだろ。"」

 

何気なく放った言葉だが思いの外効いたようでゲーム開発部全員が黙り込む。

 

「"ま、そんな事よりだ、布教しに来たんなら各種ゲームハードは揃えて来たんだろ?さっさと場所移そうぜ。俺インタビューとか毛程も興味ねぇから飛ばす派なんだよ。"」

 

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

 

 

所変わって元フリマスペース。

サオリ達に分け与えて少しスッキリしたとはいえ今尚若干家具屋敷。常人には耐え難いレベルだがテレビが複数あるのはここだけだし、ここに常人はいないので何の問題もない。

 

「ふぅ……やっと終わったぁ。」

 

そう言って手拭きを取るモモイだが然程時間は経っていない。他の部員達もそうしている所を見るに、そう感じたのは放置し過ぎてベタついたコードに触れ続けていた精神的な要因があっての事だろう。

 

「"で、どんなゲームを紹介するつもりだ?"」

 

「よくぞ聞いてくれました!私の用意したゲームはこれだよ!」

 

無駄に勢い良く押されたコントローラーのホームボタンに呼応し、本体から親の声より聞いた「ピッ!」が鳴り響きモニターが光を放つ。

 

「"お前さぁ……"」「お姉ちゃん……」「モモイ……」「もはや今生に救いの道はありません。」

 

画面に映ったそれに思わず溜め息が出そうになる。他の部員達も同意見のようだ。

事前に打ち合わせとけよとか、「私の用意した」という事は他にも地雷があるんじゃないかとか、言いたい事や聞きたい事は色々ある。しかし取り敢えず言うべき事は他にある。

 

「"ゲーム初心者にfpsはダメだろ……色々と。"」

 

間抜け面の男が珍しく真顔で諭す状況に異常な選択であった事は察したが、知識の乏しさ故に何処が異常なのかを知らぬ観察保護組は置いてけぼりだ。

 

「初心者には操作が複雑過ぎるよ。」

 

「地形や戦略の知識も必要………」

 

「そして何より………fpsは人格を歪めます!!」

 

流石TSCで義務教育と人格形成を終えた奴だ、説得力が違うぜ!

 

「待って、私達は今からそんな事をさせられるの?」

 

「うわあぁぁぁん!もうお終いです!無理矢理させられたゲームの果てに私が私じゃ……皆さんが皆さんでなくなってしまうんですね!」

 

「先生は今までそんな物をしていたのか………」

 

「どうだろう?少なくともリビングでは見た事ない気がする。部屋でやってる可能性は否定出来ないけど。」

 

「ち、違うよ!ゲームはそんなに怖い物じゃないんだって!少し私の話を聞いて!私だって考えあっての事なんだってば!」

 

コントローラーを上下に振りながら必死に否定するモモイ。

残念ながらfpsが人を変えるのは事実だ。

 

「"例えば?"」

 

「このゲームは基本無料だし、色々な機種に対応しててクロスプレイができるから色々な人が手を出し易い!」

 

「"思った以上にマトモな理由だな。ミドリ達の指摘に答えを返せてない所に目を瞑れば。"」

 

「き、基本無料という事は事と次第によっては料金が発生するという事ですよね?」

 

「"そうだな。"」

 

「入手経路が多岐に渡り誰にでも手が出し易くて始めは安価、利用すれば人格を変えてしまう事がある………違法薬物みたいで恐ろしいですねぇ……。」

 

「とんでもない箇条書きマジック!!」

 

災害時でも画面の前に人を貼り付ける様な代物故に否定出来ないと我思う。

 

「"ま、一旦やってみようぜ。"」

 

「この流れで!?」

 

「あまり教育によろしくない物なのでは!?」

 

ミサキとワカモは今日も元気だ。

 

「"大丈夫大丈夫、あーだこーだ言ったけどやる事はいつもと変わらねぇ敵の殲滅、それを仮想世界でやるだけだ。………てことでサオリンやってみな。はいモモイ、射撃場に切り替えてコントローラー渡せ。"」

 

モモイの切り替えは早い。少しコントローラーをイジリそれをサオリに押し付ける。

数秒の後に切り替わる画面。

荒野の只中に転がる数多の武器と場違いな的といういつ見てもシュールな光景だ。

 

「ここで視点を動かして……ここで……」

 

簡単な操作方法とゲーム内容を話すモモイ。

 

「ネットを通じ他の人と戦う事がメインの遊び………なるほど、つまりは世界中の人間を相手する事で、多種多様な戦術とそれらの適切な対処法について学ぶ事を目的として作られた物……という事か。」

 

そしてサオリが出した答えがこれである。

 

「サオリは師匠と同じく戦闘狂です!」

 

「ちょ、アリスちゃん!」

 

「"バカ野郎アリス、俺は負けるんなら逃げるし好きなのは雑魚狩りだ。"」

 

「なお悪いよ。」

 

「だが、戦い続けたいのであればそれも必要な要素だと…………ん?師匠?」

 

師匠という単語に疑問を抱くサオリだが、それとは別にサオリの戦闘狂への意見には反対だ。

真に戦いに狂っているのであれば自身の生死を考慮する判断力など残していてはいけない。

勝つと確信を持った戦いにしか挑まないのであれば俺と同じ雑魚狩りだ。

 

「先生はアリスの魔法の師匠です!」

 

「お前も使えるのか!?」

 

サオリは勢い良く振り返りガン開いた眼でアリスを見る。怖いから止めてやれ。

 

「私と似たような能力か?そうならば少し聞きたい事が………いや、いきなり能力を明かせというのは非常識だったな。忘れてくれ。」

 

「サオリさんも使えるの!?どんな感じのやつ!?ビーム?炎?それとも───」

 

「お姉ちゃん!そういうのは非常識だって言われたばっかりでしょ!…………能力バトル物みたいで良くは分かってないけど……」

 

話題が広がる広がる………操作を教えてもらったサオリは現時点でキャラクターを一歩たりとも動かしていない。

 

「あ、アリスはその……魔法はまだ使えません……」

 

「"俺の立てた仮説ではヘイローを持つ者は例外なく魔術を行使出来る素質があるはずだ。"」

 

目に見えてしょぼくれたアリスを励ます形になったが、これは嘘でも励ましでもない。

キヴォトス人には見えないヘイローという非物資、今までの情報だけでは何一つ分からなかったが、エデン条約で見たユスティナのミメシスといつ技術。

あの時、俺の中で一つの説が立った。

内容を話すつもりも実証するつもりもないが。

 

「はい!魔法がキヴォトスに存在しているのであればアリスに出来ない道理はありません!」

 

アリスの妙に前向きな発言にサオリは何処かの誰かを思い出した。

 

「そしてサオリ!師匠への弟子入りはアリスが先です!だからサオリはアリスの妹弟子です!良いですねッ!?」

 

腰に手を当て偉そうに「私が上です」宣言。モモイなら膝カックン不可避だ。

 

「妹弟子……私がか………」

 

サオリの頬は自然と緩んだ。

 

「確かに、先生からは力の使い方についてのアドバイスを貰っている。広義的な意味では弟子と言っても良いだろう。よろしく頼む、姉弟子。」

 

サオリより先に魔術を忍術と勘違いし弟子入り兼主認定をしてきたイズナがいる事は今は黙っておこう。

 

「パンパカパーーン!サオリが仲間になりました!」

 

無邪気にはしゃぐアリスを見たサオリの顔が曇る。画面に動きはない。

 

「仲間………は少し難しいかもしれない。」

 

「どうしてですか?」

 

「お前達は私が先生にした事を正しく理解しているか?」

 

「サオリ、「私」じゃなくて「私達」ね。」

 

1人で背負わせまいとすかさずアツコが言う。画面に動きはない。

 

「トリニティを襲ったテロリストって言うのはテレビで聞いたけど、それ以上は知らない。先生も巻き込まれたからってユウカも何か言ってた気がするけど忘れちゃった!」

 

なんともモモイらしい適当さだ。

 

「やはりお前達は…………私達は───」

 

「"サオリ。"」

 

殺した殺されたは禁句。それを事前に言ってなお自責に駆られ口が滑りそうなサオリを、ブライは少し圧を感じさせる様な低い声で呼び制止する。

それとほぼ同時、モモイは動きの無い画面を見つつ、サオリの言葉を遮る様に自らの言葉を続けた。

 

「けどさ、ここに居るって事は先生は許したって事でしょ?じゃあ私達がどうこう言う必要は無いんじゃない?少なくとも私はそう思うよ。」

 

「そうだよ。」(便乗)

 

「わ、私もそう……思います。」

 

「私は………あの規模の爆発を見て全く気にしていないと言えば嘘になりますけど……こうして先生と………いえ、先生も無事なようですし、お姉ちゃんと同意見です。」

 

「そうか………」

 

モモイに賛同するゲーム開発部一同に少し複雑な表情のサオリ。そんなサオリとは別に、ミドリが何かを言い淀み、少し俯きがちに頬を僅かに赤らませた瞬間を見逃さなかったワカモはミドリが自身の敵である事を理解した。

が、それと共にブライの友人であると認識しているため、反射的に銃にかけようとした手を止めた。

 

「"ま、お前等も俺をテロに巻き込んだ側だしな。"」

 

「先生だってノリノリだったじゃん!」

 

「"ゲームの為だから仕方ないだろ。ま、実際、テロだ爆発だってのはキヴォトスにおいてチャメシ・インシデントだし、一々気にする方が稀だぞ。"」

 

寧ろ不良達はお祭り騒ぎをしていた可能性すらある。

 

「"てか、そろそろゲームやれよ。そのために来たんだぞこの暇人共。"」

 

「あ、ああ、そうだな。」

 

「さっきから暇人暇人言い過ぎ!サオリさんも同意しないで!」

 

否定したいそうだが、レッドウィンターに今の状況を問えば10人中30人くらいはゲーム開発部は暇人と答えるだろう。

 

「す、すまない、そういうつもりでは……。」

 

「"でも実際暇だろお前等?後人に指差すなって教わらなかった?"」

 

「そういう先生だって暇でしょ!」

 

「"バカ、俺はリビングにメト■イドヴァニアゲーを置いてまでここに来てんだよ。"」

 

「結局暇じゃん!」

 

「"お前がそう思うんならそうなんだろう。お前ん中ではな。"」

 

(別にゲームのためだけに来たんじゃないんだけどなぁ……)

 

いつもの共感性に欠ける自己中心的な煽りカスに呆れつつも安心を覚えるモモイであったが、そんなものは束の間、ゲーム完全初見4人はまだそれらしい事を一切していない。

そこからはまあ大変だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何だコイツは?………ふざけているのか?何故左手を使わない。」

 

遂に動いた画面には空気相手に繰り返し右ストレートを打ち込む腕が映る。

それを見て発せられたサオリの声からは怒りと呆れが感じ取れた。

 

「そ、それは……こ、このゲームには左手で殴るモーションが作られて無くて…………」

 

ユズよ、それではゲーム初心者には分からぬよ。

 

「"システム的にできないってだけだ。"」

 

チュートリアルでは右手でしか殴らない自身の操作するキャラクターに呆れたり。

 

 

 

 

 

 

 

 

「近接武器は……シャベルと脇差しとナイフ………???何故だ?シャベルに持ち変えられないのだがどうすれば良い?」

 

「フッフッフ!ここは姉弟子であるアリスが説明しましょう。」

 

クソAIMという諸事情により対人のfpsゲーは基本的やれない俺。当然このゲームもタイトルしか知らない。

故にサオリの発言にバグを疑ったがアリスの口ぶり的に何か仕様があるらしい。

 

「良いですかサオリ、このゲームにおいてシャベルは近接武器ではなく弾丸なんです!」

 

「だん……がん……?」

 

「ちょっと何言ってるか分からない。」

 

「投擲武器ってこと?」

 

「"シャベルランチャーじゃねぇか!"」

 

「はい、流石は師匠です!」

 

「言われて尚意味が分からないんだけど。」

 

「読んで字のごとく、シャヴェ・ルシを高速で打ち出すため、そして腐り切ったこの世界を跡形も無く破壊するために造られしアルテマウェポンである…と言ったところか………」

 

唐突なアリスの口調の変化に宇宙猫となる同居組。

 

「"これは何か唐突にそれっぽい事をそれっぽく言いいたくなるアリス特有の癖や発作みたいなものだ。俺はこの現象を全自動野●翻訳(オート・ノムリッシュ)と呼んでいる。"」

 

「すごくそれっぽい説明!」

 

 

ネタ武器とアリスの発作(ノムり)のダブルパンチを受けたり。

 

 

 

 

 

 

「なるほど、やはり中身が入っていないというだけあって単調な動きだ。これならば………………???負けた?体力の減り方が異常だ……不具合か?」

 

キヴォトス感覚で凸りショットガンでぶち抜かれホーム画面へご案内されたサオリは困惑している。

 

「"そりゃキヴォトス人並の耐久で作ったらバカみたいに試合が長引くからな。"」

 

「やっぱりこれくらいがキヴォトスの外の人の耐久力なんだ。」

 

「"甘いなモモイ、キヴォトス外………場所にもよるが、一番柔らかい奴等はハンドガンで頭か胸部に一発ぶち込めば死ぬくらいに脆いぞ。俺のいた場所の奴等はショットガン4発くらいで虫の息なんじゃねぇかな?"」

 

自分達とゲーム内キャラとの耐久の差に困惑したり。

 

 

 

 

 

 

「何故こいつらは小刻みに跳びながら────ッ!」

 

「ヘッドショット判定を避ける為です。」

 

「跳びながら撃って何故当る?」

 

「"ゲームだから。"」

 

「……………そうか。」

 

ジャンプ撃ちという奇行に困惑したり。

 

 

 

 

その他にもワカモがアクションゲームで体が動くタイプだと判明したり、ミサキがいじけたり、シナリオライターであるモモイに尊敬の眼差しを向けるヒヨリの脳が破壊されたり、サオリがヨガに興味を持ったり、ちょっとした公開処刑が行われたり………箇条書きにすれば碌でもないが、一同はそれぞれ「まあそれなり良い1日ではあった」と思う事にした。

 

 

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

最後にまとめたやつもちゃんと書きたかった!

アクションゲームのプレイ中に体が動く上に下手糞なワカモがブライに好意ありと見たミドリと隅っこでパズルゲーでバトりつつ同居マウントを取ってるとこも、

 

サオリの次にfpsをさせられたミサキが、弾切れスナイパーで敵の位置を捕捉しての長距離グレネード投擲キルで場を沸かせて良い気になるけど、2試合後に投擲させるはずグレネードが顔の横で停止するバグで「二度とやらんわこんなクソゲー」ってなるところも、

 

「子供の作り方を学べるゲームで遊びたい」とド直球のセクハラをゲーム開発部に投げるかけるアツコにブライが牧場物語を投げて放置し、少し目を離した隙にブライの部屋から戦乱カ◯ラとかア◯◯ズトリップを持って来て公開処刑をするところとか、

 

ユズがオススメする格ゲーで再現出来そうなモーションを遊びながら観察していたサオリが手足の伸びるインド人に驚愕し、その設定を聞いた後に何故かヨガに興味を持ち出したりするところとか、

 

ノベルゲーに興味を持ったヒヨリに「私達の作ったテイルズ・サガ・クロニクルって言うゲームのシナリオは私が書いてるんだ」ってドヤ顔で言うモモイに(クーポン券やチゲ鍋みたいな名前………)と思いつつも尊敬の眼差しを向けるけど、実際にプレイしたて間もなく、初期のアリスと同じく脳が破壊されるとこも、

 

全部全部書きたかった!

 

でも流石に長くなり過ぎるんです。そんなん書いてたら何話かかるか分かりません。本編の兎狩りが出来ません。

 

 

時系列とか良く分かりませんが、もし続きを書くならば参考までに。

  • JKの使い魔になるとかそれ何てエ■ゲ?
  • 水着おじさんって誰に需要があんだよ!?
  • デカ●ラとか下ネタかよ。
  • 兎狩り
  • 魔王討伐
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