透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか?   作:ゴジマツリ=ユーリエフ

128 / 129
127.本格的♂性教育実施の必要性とミサキの選択

 

どうも総力戦を2日逃した息抜き怪文書マンです。

水曜昼時点で最高レアリティの封筒の呼び方についてのお試しアンケートを確認したところ、

1位、我的に不本意、紫封筒!

2位、先生(ブルアカプレイヤー)にとって最も健全な夜の男磨き筆頭、ベアトリーチェはよく見ればシコリティ高い封筒!

3位、本命と私は謝らない、虹封筒&いいからお前は全国のタカハシさんに謝れ!封筒

4位、個人的第二候補&シンプルな願望、ピンク封筒& 百鬼夜行のピンク髪メカクレモブを実装しろ封筒!

でした。

 

私は虹封筒派なので正直この結果は超意外でした。あの封筒どう見ても虹色、5歩くらい譲ってピンクじゃない?紫なのは募集生徒登場時じゃない?………と。

まあ、何かしら古参の先生方的に紫と呼びたくなる事情があるのでしょう。

 

 

そんな「どう考えても呼び方おかしくね?」って現象はままあるもので、自分が他にやってるキャラ調整毎に環境が変わる3対3の陣取りバトルのクソゲーでも「秘めたる力の覚醒」ってカード(スキル)がありまして、何故かそれの略称が「秘めたる」なんですよ。

普通「覚醒」じゃないですか?

Twitterの人達ならともかく、2年先輩ユーザーの友人達が「秘めたる」って呼ぶんで何やかんや秘めたる呼びが定着しました。

因みに由来は紫封筒と同じく分かってません。

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

「……………ミサキ、お前少し丸くなったな……。」

 

「環境が変わっただけで私は変わってない。そういうサオリこそ……バイトだ勉強だって、普通の生徒みたいに毎日楽しそうに……」

 

「いや、そういう意味ではなくてだな………」

 

サオリの言葉に謎の行き違いがある事を理解したミサキだが………

 

「いやいや………。」

 

人を対象とした「丸くなる」の候補をひと通り思い浮かべた後に否定する。

 

「そういえばミサキさん太りました?」

 

が、それも否定された。

窓際にあるビーズクッションに身を沈めたヒヨリが手に持ったナギサ作丸々一本ご立派ロールケーキを頬張りながら何気なく尋ねる。

 

「………………」

 

キャッチアップ成長

劣悪な環境で育ち長期間の栄養不足だった者、ここで言うアリウスで育ったミ者達の体は生命活動を続けるために極力エネルギー消費を抑え、筋肉や足りない脂肪を分解して生き延びる超省エネモードになる。

そんな体に[シャーレでの保護及びワカモの提供する食事]等の急に十分な栄養が入る環境に移行した場合、インスリン分泌が爆発的に増え、糖・脂肪・アミノ酸の取り込みが異常に促進され………結果的に太る!!

 

「ヒ、ヒヨリ……無理に仲間を作ろうとしなくて良いから……」

 

「ヒヨリは私達に比べ良く食べるからな。」

 

1日3食、隙あらば間食、現在、ヒヨリの腹肉はガッツリ両手で掴めるほどに増量!

 

「で、でも、私はスミレさんやアリスちゃんと走ったりトレーニングしたりしてますから………」

 

そのため、サオリと共にミレニアムに赴きヒヨリはトレーニング部に………ブライにより通わされている。尚、摂取カロリー故に結果にコミットはしていない。

 

「まあ、アリウスにいた頃の訓練に比べれば…………比べれば………………明るくて暴力的じゃないだけで辛さ的にはあまり変わらない気がします!!」

 

「嫌なら食べる量を減らせ。…………だが、やはり妙だ、訓練こそないがヒヨリを除き私達の食べる量はほとんど差はない………何故ミサキだけ……」

 

「…………太ってないし。」

 

隙あらばヴァニタス、肉体は魂の箱、何かにはしゃぐ様な事もなく幾度と自殺未遂を繰り返す諦観主義者。

それでもミサキは思春期女子、体重の増加は恥辱に打ち震えるには十分な条件だった。

 

「元が元ですし、やや健康的になられただけでは?」

 

「"何?体重増えたの?5キロくらい?"」

 

「5キロも増えてない!」

 

「"4.9キロ!"」

 

「べ、別に体重なんかわざわざ量らないから……それに…」

 

「"4.6!!"」

 

「競り下げ入札でもやってます?」

 

「"でもまあ、ワカモが言ったみたいに健康的になる過程で増えただけだろ?気にするほどじゃない、どうしても気になるってんならヒヨリと一緒に────"」

 

「…………の…い………しょ……」

 

「"ん?"」

 

「あんたのせいでしょ。」

 

何やらキレてるミサキチさん………どないなっとん?

 

「"………太ったのが俺のせい?"」

 

「太ってない。」

 

なんか変なところで意地張るよなコイツ。

 

「"はい太ってない太ってない……で、体重増加は普通に自己管理の問題じゃね?何故俺のせいになる?"」

 

「私にあんな事させといてそれ!?」

 

「"待て、本当に何の話だ!?内容をいえ!"」

 

「言える訳ないでしょ!」

 

待て待て待て待て本当に何の話だ!?

何も分からないのに何故かいかがわしい話に聞こえる事しか分からんっっ!

アツコとヒヨリは目に見えて驚いてるし、ワカモも何処からか出した仮面を装着しようとしてるし!!

何が何やらなサオリィ!お前は俺にとっての新たな光だ!

 

「…………ミサキって夜中によくこの部屋に入るよね。」

 

「"あっ………"」

 

ペ●ングかぁ………

 

ブライは思い出した。2者間で結ばれた約束、「リスカすれば激辛ペヤング」を。

 

「………夜中に足音がすると思ったら……やっぱりこの部屋だったんだ。」

 

「バカっ!」

 

が、それが仇となった。………ミサキにとって。

 

何の事か分からない俺から情報を引き出すとは……流石ガーデナー、鎌の扱いが歴戦の戦士顔負けだ。

………いや、掛けた奴の間に知らぬ間に俺が割り込んでいたという感じか?

 

「……………そ、その……それはつまり……ミサキさんが………で妊娠した………という事でしょうか?」

 

ワカモ、狐面装着完了。

 

「"お前は何を言ってるんだ?"」

 

「ふ、太ったミサキさんとそれを否定するミサキさん………言えないあんな事に夜中の逢瀬………そ、そんなのもう一つしかないじゃないですか………」

 

残念ながらペヤングだ。

 

「ミサキさん、詳しく……説明して下さい。今、私は冷静さを欠こうとしています。この精神状態でも理解できるように、あなたが妊娠しているという状況を、簡潔に、客観的に説明して下さい。」

 

両肩を押さえつけるワカモの仮面の下がどの様な表情なのか、察するに難くない。

 

「"なんつー勘違いだよ……いいか?俺とミサキが夜中に会ってる件についてだが───"」

 

「言わないで!」

 

「"えぇ!?……何でぇ?"」

 

あまりに異常な意地張り方に自分でも驚くほど恐ろしく間抜けな声が出た。

 

「そういう約束だったでしょ!」

 

…………サオリのガチビンタか。

 

「"お前良く今の状態で言えるな。"」

 

「………さっきから空気が不穏なんだが、世間一般的に生命の誕生とは喜ばしい事ではないのか?」

 

サオリさんピュア過ぎんか?

 

「"基本的にそうであるべきだが………"」

 

いや、そんな世界の真実を説明するのはいかんだろ。そんなのコウノトリ畑のキャベツに無修正ポルノを擦り付ける云々のそれじゃねぇか。

 

「性暴力や避妊の失敗など喜ばしいとは言えない事例が実際にも多々あり、私が読んだ作品でも身寄りのない女性の妊娠が発覚してすぐに子供の父親が姿を晦ませ、貧しい家庭の中女手一つで育てられた主人公が通り魔に襲われて死に、異世界に転生し無双するものがあります!」

 

ロールケーキを皿に置き興奮気味に俺が自重しておいた以上の情報を訳の分からないわっぴーセット付きでヒヨリは語る。

 

「"何小説紹介してんだよ……後、それ後々シングル家庭育ちの要素を作者が忘れて消えるやつだろ。"」

 

「いえ、主人公は自身の過去の経験から養育費を払わない父親を密かに裁く「養育費未払いスレイヤー」としても活動する事になるので設定は生きてます。」

 

「"語呂悪いな。"」

 

「性暴力や避妊ついては後で調べるとして、取り敢えずミサキは今好ましくない状況にあるという認識で良いのか?」

 

確かに保健体育は中学で終わるけどさぁ…………ベアトリーチェは何を教えてたんだ?

知らないながらにある意味では合っているのがミサキが好ましくない状況である事だけだぞ。

 

「………さ、サオリ姉さん…そ、その………や、やっぱり良いです………。」

 

いつも遠慮のないヒヨリが遠慮するレベルとは……それはそうとそろそろ収拾をつけなければワカモがヤバい。

 

「"ワカモ、誓ってお前の思ってる様な事は一切なかったから一旦落ち着け。そんで少しミサキと話をさせてくれ。"」

 

数秒考えミサキの肩から手を離すワカモ。

内出血とか起きてそう……なんて事を考えながらミサキに近づき耳打ちする。

 

「"良いかミサキ?生きていればどっちもクソな結果が残る選択を迫られる事が何度もある。そして今がお前のそれの数多ある一回だ。お前にある選択肢は2つ、真実を言うか黙るか…………同じクソならマシなクソへ、お前にとってのマシなクソはどっちだ?"」

 

聞く耳を持ち合わせていないのか思案しているのかミサキは口を閉ざしている。

 

「"ではアドバイスだ。前者についてだが、真実を言うと言っても全てを言う必要はない、「深夜に飯食って太った」ただそう言えば解決する。黙った場合はどうだ?お前に掛けられている疑惑を考えてみろ。このまま押し黙れば他の奴等はどう思う?「あー、こいつは夜な夜な先生とゴム無しドスケベセッ───"」

 

「私、夜中にこっそり先生と一緒にペヤ●グ食べてた!だから太ったの!」

 

ミサキは少し頬を染めながら声高々に白状する。

 

「"ま、そういう事だ。"」

 

「そうでしたか………ミサキさんもあなた様も食事の量が足りなかったのですね。では今日から少し量を増やすとしましょう。」

 

「ナギサさんの作ったロールケーキもまだ冷蔵庫に残ってますよ。」

 

「う、ううん、私は大丈夫、ちょっと気をつけようと思ってるから………。」

 

「何事もなかったようで安心したが、先生に他責するのは良くない事だ。」

 

「…………ごめん。」

 

「私に謝ってどうする。」

 

 

 

スクワッドとワカモが来て約一ヶ月の何か始まりそうで何も始まらなかった日常会話、しかしアロナは戦慄した。

「妊娠して一ヶ月そこらで腹が膨らむ訳がないだろう、何故それを誰も指摘しないのか?…………いや、その知識すらないのか……」と。

 

この1件を機にブライを含めブライ主導に基礎的な性教育を実施すべき……という意見を進言する事を検討に検討を重ね、検討を加速する事をアロナは検討した。

 

 

そして、会話で感じた数々の疑問について調べたサオリは少し賢くなった。

 

 

 

──────────────────────────

 

ミサキの肋骨はもうきっと拝めないぜ!!

 

食い意地張ってちょいポチャのイメージがあるヒヨリですが、絆ストでは栄養失調でぶっ倒れますし、水着verイラストを見れば下半身はすんばらしい事とポチャ要素は微塵もないんですよね。

ぶっちゃけハナコも胸がデカ過ぎて初見は珍しいポチャキャラか?やったぜ!!流石性癖のデパート!!と見紛ったものです。

ブルアカは早くハスミとかいうポチャ詐欺キャラではなく本物を実装して欲しいものです。

デブの腹に寝転がった事はあるか?思っていたより気持ちが良いぞ!ですが耳を当てるのはオススメしません。消化か蠕動運動かは定かではありませんが、何か臓器の音がして気持ち悪いので。

 

ま、取り敢えずこの世界線ではヒヨリの腹肉は両手でガッツリいけるという事だけ伝わればよろし!!

その情報が何か重要という事は絶対にありませんが

 

時系列とか良く分かりませんが、もし続きを書くならば参考までに。

  • JKの使い魔になるとかそれ何てエ■ゲ?
  • 水着おじさんって誰に需要があんだよ!?
  • デカ●ラとか下ネタかよ。
  • 兎狩り
  • 魔王討伐
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。