透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか? 作:ゴジマツリ=ユーリエフ
どうも、クルミピックアップガチャで20連でニコが来て200連目でクルミが来た私です。許さんぞ!陸八間アルと羽沼マコトォ!
いつの話してんねんって思いますよね。
書いてた時期がそのくらいなんです。
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「私はミレニアムサイエンススクール3年生、特異現象捜査部部長の超天才病弱清楚系美少女ハッカー明星ヒマリです。」
「"俺は連邦捜査部シャーレの超天才シゴデキイケメンキャストしない系キャスターのブライだ。"」
(部長みたいなのが増えた。)
ミレニアムを訪れて間もない頃に聞いた車椅子、美人、全知のキーワードのみで知っていたヒマリと目の前の類似点のある様子のおかしい白髪エルフが同一人物なのか、それとも同姓同名の別人なのか………これが分からない。
「"車椅子で天才と言えば、ヴェリタス部長の全知のヒマリという認識なんだが、超天才病弱ハッカーを自称するお前と同一人物という事で良いのか?"」
「ええ、正しく。それと「清楚系美少女」が抜けていますよ。」
「"細けぇよ、見てすぐに分かる要素だし、名乗る時も呼ばせる時もわざわざピックアップしなくても問題ないんじゃねぇか?"」
「ふふふっ……ふふふふふ……」
イメージとは大分違うがどうやら同一人物らしい。取り敢えずこのイカれた自己肯定感の噂も全知の称号と一緒に流すべきだと思う。
「部長がおかしくなった………責任取って先生が元に戻して。」
お前のおかしな服装は誰に責任を問えば良いんだ?
「その言い方は心外ですね、私は…………先程から気になっていたのですが……エイミ、その氷の塊は?」
「先生が作ってくれた氷。これがあるから今日のエアコン権利は部長にあげるよ。」
「でしたら少し温度を上げるとしましょう。」
異常な暑がりのエイミがエアコンを何度に設定するのか気になるところだが……初秋に暖房もそれなりだ。
近未来的車椅子に目が行きがちで良く見ていなかったがヒマリもそれなりに着込み膝掛けまで掛けている始末。
まあ、第二の心臓とも呼ばれる足が動かないなら血流的に………いや、それでも普通に暑いな。
「先生が魔法により創造する物が外因的消失をする条件は破損具合か目的の遂行と予想していましたが………どうやら違ったようですね。「エイミの冷却」という目的であった場合、入口から続く水滴が消えるはずでしょうし。」
外因的消失と言う辺り若干ヒマリの方が詳しそうだが……情報共有とかしてねぇのか?
「"質問タイムでも必要か?"」
「良いのですか?」
「"手短に答えられる質問なら。"」
「では、魔法と言えば魔法陣と詠唱のイメージがあるのですが先生の場合、予兆も予備動作もなく唐突に現れる。魔法とは行使する際に何かしらのエネルギーを必要としないのですか?」
おいおい復習問題だよ。
「"見せてないだけで魔術を行使するための魔法陣も魔力もあるぞ。陣さえあればキヴォトス人でも多分使えるだろけど、陣の内容については教える気はない。治安と俺のアイデンティティのためにな。"」
ブライの話が真実であるとすれば、永続的なエネルギー供給も叶わず、何にでも付いて来る悪用のリスクという夢の無い魔法の話にヒマリは残念そうに頷く。
「それが良いでしょう。」
「"つってもキヴォトス人には無意識的に使ってる奴がチラホラいるが………まあその辺は仕方ねぇ。ぶっちゃけ俺等が魔術を使える理由とか分かってねぇからな。"」
「そうなのですか?」
「"おう。陣はマンガやゲームみたいに任意の場所にポンと出せるんだが、それが何故出来るかは分かってない。幾つか説はあるが主流なのは「神のおかげ」とかいう思考停止のアホ理論だ。多い少ないの差はあれど俺の居た場所は全ての人間が魔力を持ってるらしい………が、全員が全員魔術を使える訳じゃない。魔力がアホみたいにあるってのに魔術を使えねぇ奴もいるし個人的には脳の構造派だ。"」
「興味深い話ですね………保有する魔力の測定方法などはどのように?魔法を使用可能であるというキヴォトスの者にその方法は試されましたか?それ以外の者に───」
いやいや期の一歩先を行く何故何故期のヒマリさん。個人的に滅茶苦茶興味のある話題だがこのまま話を続ければ本題に行き着く気がしないし、そもそも測定を可能とする術を俺は持っていない。
「"魔力鑑定と言えばよく割れる事で有名な特殊な水晶さん、または生まれつきそういう目を持ってる奴だな。残念ながら俺はどっちも持ってねぇからキヴォトス人の魔力量なんて知らん。"」
この返答を聞き目に見えてしょんぼりな感じだが俺は悪くない。触れる以外は何もしてないのに砕ける水晶が悪い。
「"それよりもだ、この部活って部員は二人しかいないのか?"」
「そうだよ。」
「"って事はヴェリタスと同じく非認可組織と言う訳か。"」
ミレニアムで正式な部として認められる条件は、部長含め最低4人の部員と活動実績。どうやらヒマリは非認可の部活に所属するのが好きなようだ。
「いいえ、この特異現象捜査部はミレニアムの生徒会長であるリオが創設したため少々特殊でして……」
モモイが聞けばブチギレて襲撃をかけそうな部活だ。
「簡単に言えば名前の通り、科学的に説明し難いとされる現象を追跡・研究することを目的としたセミナーの傘下にある部活。」
「"オカルト研究版C&C的な感じか………生徒会長はオカルト好きなのか?"」
「服を着たオカルトみたいな人がそれ言うんだ…………それにそういうのが好きなのはどちらかと言うと部長の方かな。」
全裸のオカルトになったろか?何だ全裸のオカルトって……
「その事自体は否定しませんけど………まさかこの私が部長に任命されるとは………」
趣味と仕事は分けたいタイプなのか随分と不服そうだ。
「"やっぱ生徒会長の任命って事は拒否権は無い感じか。"」
そう言うとヒマリはよくぞ聞いてくれました、と言った様子で語り始める。
「全てを統制しようとするビッグシスターな彼女と、全ての統制に反対するコピーレフト信者の私は水と油、下水とミネラルウォーター……あ、もちろんリオが下水ですよ。汚水やドブ水と言い換えても良いでしょう。」
生徒会長と死ぬほど仲が悪い事は理解出来た。
「そんなリオの頼みとあらば「何でも」「絶対に」断るつもりだったのですが……少々込み入った事情で断われないようなお願いをされてしまいまして……」
「"うわ〜滅茶苦茶親近感湧くエピソードだぁ!"」
お前のことだぞ連邦生徒会長!人を急に変な組織に加入させるだけさせて失踪したアホ!
ま、今はアリウスのこともあるから感謝してる……けど口出されたら面倒だからマジで帰って来て欲しくはない。
「本来所属していたヴェリタスは一旦チーちゃんに全てを任せる事にし、特異現象捜査部の部長に就任することになりました。」
「"チーちゃんママが3児の子を持つシングルマザーに!!可哀想!!"」
あの3人の世話を1人でとか………ギリギリでゲーム開発部の方がマシだろ……モモイを縛り付けとくだけでどうにかなるし。
マキ、ハレ、コタマを1人で看る事になったチヒロに同情するブライだが、ヒマリもそれなりの問題児である事をまだ知らない。
「チーちゃんには苦労をかけます………それで本題なのですが」
「"デカマ●とその手下、チン媚び眷属についてだろ?"」
「デカ………何を話したんですかエイミ!?」
病弱で清楚系なヒマリさんでもそれなりにデカい声は出るようだ。
「普通に説明したんだけど、先生聞き間違いが激しくて。」
騒ぎ立てるヒマリとは違いエイミは冷静に無。
冷静に半裸であった。
「チン……前者はともかく後者は何を言ってたらそう聞き間違えるんですか!?」
「眷属、分かりやすく言えば預言者………って説明した。」
「絶対にわざとですよね?」
「"そりゃチン●に付き従う奴だからそう呼ばれても仕方ない。それで、そのチン媚び野郎が宣戦布告をして来たってのはマジなん?嘘なら帰るぞ俺。"」
ツッコんだり境遇に共感したかと思えば下ネタを吐いて帰ると言ったり……ノリが良いのか悪いのか、自分本位と言うかマイペースというか、そんなブライでも頼らねばならないのが部長の辛いところ。ヒマリはチ●コへの追及を諦め、左手を頭に添えながら話を戻す。
「………先日、ミレニアムの通信ユニットAIである「ハブ」が、正体不明のAIにハッキングされるという事件がありました。ハブというのはミレニアムサイエンススクールの歴史と共に発展して来た超高性能演算機器です。」
「"そんなモンなら当然ハッキング対策もバッチリなはずだよな。"」
「そのはずですが……その謎のAIのハッキングに対してハブはたったの0.00000031秒しか耐えられませんでした。」
「"うわ〜細かい……んで、そいつがチン媚び眷属って話ね。"」
「…………その呼び方は止めませんか?」
「"止めない。デカマ●がデカ●ラである限り、俺はデカ●ラと呼び続ける!"」
「デカグラマトンをどう略してもそうはならないと思うよ?」
至極真っ当な疑問。だが、あだ名というのはそう言うものじゃないか?
「"じゃあ、デマン。"」
「うん、その略し方なら効率的で良───」
「良くありません。」
「何で?」
「"な〜?"」
「そこで意気投合しないで下さい………呼称の変更を提案したのは私ですがこの話は止めにしましょう。後、下品な呼び方も。」
一方的に自分の要求のみを通そうとするとは……なんて勝手な奴なんだ。
「そしてこれがそのハッキングの際にホドを名乗り始めたハブが残したテキストです。」
「"ん?ハブがチン媚びしだしたの?"」
「やめろと言いましたよね?」
「そっか、簡単に説明しすぎた。デカグラマトンにハッキングされたハブがホドを名乗る預言者になって、そのハブが例のメッセージを送って来たの。」
「"なるほど………ヤバくねミレニアム?そんなの置いといて大丈夫なのか?"」
一日の終わりにハッキングされてデータを消去されて発狂するセミナーが頭に浮かんで来るぞ?
「もういなくなったよ。」
「"それはそれでヤバくね?"」
そして見た感じは問題なさそうなのは何?バケモノなのミレニアム?
「ええ、ヤバいんです。取り敢えず話が進みそうにないので一度こちらを見て下さい。こちらと言っても私ではなくモニターの方ですよ?」
「"言われなくても分かってる。"」
我が名はホド。
「"聖なる十文字の神がデカマ●って事か?"」
自分で異名とか恥ずかしくないのか?このAIは
「…………その通りです。」
ヒマリもデカマ●を受け入れたようだ。
………それはもう全知ではなく叡智では?
「"そいつらの場所は?8番目って事は最低でも8体いるはずだろ。"」
「8番目のホド……私の推測通りセフィロトの樹になぞらえた存在ならば10あるいは11体の可能性が高いと考えられます。その様な事を含め預言者達の調査をするため、シャーレに手助けをして欲しいのです。」
流石にミレニアムの何かすげぇAIがどこかに行ったとなれば大混乱になって追えないか。
「"具体的には何をすれば良い?"」
「キヴォトス各所を調べるに当たりハッキングを行う機会が必ずあります。那由多が一にもありえない事ですが、シャーレにはそれらの隠蔽に失敗した際の後ろ盾になって頂きたいのです。」
「"おいおいおい?"」
ヒマリは既に立派なヴェリタス野郎だわ。
「もちろんそれだけではありません。ハッキングは対象があって初めて成り立つ物、それらが存在しない場所の調査を行って欲しいと考えています。」
「"そっちがメインね、なるほど、分かった。だがその依頼を受けてやるために飲んでもらいたい条件がある。"」
「条件……ですか……良いでしょう。女神も恥じらうほどに見目麗しい天才病弱清楚系ハッカーに出来るいやらしい事以外ならの話ですが。」
「"お前は俺を何だと思ってんだよ………。"」
隙あらば下ネタを言い、話の途中に何度かチラチラと後輩をいやらしい目で見ている変態には当然の警戒である。それもヒマリの様な極端な自己肯定感の持ち主ならば尚更。
「最初の内はそう否定するでしょう。ですが本当に手が届くと分かってしまった場合の心の内はどうでしょう?男性であれ、女性であれ、先生が何者であれ、"私"が"私"である時点で建前や前提は意味を成しません。私は全人類が────」
身振り手振りドヤ顔で自分を賛美すると共に、一目見れば誰もが振り向くような、魅力溢れる超天才病弱清楚系美少女ハッカー明星ヒマリをいやらしい目で見てしまう事に罪は無いとブライをに伝えようとしていた最中、ヒマリは視界の端に映るモニターに何かの違和感を感じ顔を引き締める。
「何者かに侵入されました!エイミ、今すぐ機器の電源を!」
「分かってる。」
ヒマリの命令を即座に了承したエイミ。
その腕の邪魔の氷をこちらで消すと、エイミは銃を構え、そこらのコードやモニターを撃ち抜いていき、銃声と共にモニターの光は消える。
俺は何処をどう斬れば良いのか分からないので待機!!!
「これは恐らく………」
「"手遅れだろうな。"」
もちろん相手がデカマ●かチン媚び眷属であった場合だ。
ミレニアムの発展と共に強強になって来たやべぇ物が0.00000031秒しか耐えられないのであれば、一言二言交わした時点で詰みのクソゲーだ。
「ミレニアムの特殊回線しか通っていない場所だと油断てしいました……」
ハブへのハッキングと、この環境へのハッキングはどちらがヤバいのかと言う疑問が頭に浮かんだが俺はそれを口に出す事は無かった。
何故ならそれよりも訳の分からない事が目の前で起こっているからだ。
「"コード、まで残ってんのか?"」
「全部破壊した……」
「電源も供給されていないというのに………なるほど、まさに「特異現象」ですね。」
「"待ってたぜぇ〜デカチン君。"」
付くはずのないモニター達が赤く光り、中央にはこれ見よがしに「DECAGRAMMATOM」と自己アピール。
ある意味で待ち望んだ光景。好きなオカルト現象と神の芽を摘む機会の実感にヒマリと俺の口角が少し上がる。
「何か………聞こえる……先生の声?」
「"は?お前は何言って………"」
『のだ……ようやく………』
「"マジやんけ………。"」
自分が発し、自分が聞く声と誰かが聞く声にはかなりの差がある。普通に奴なら自分の声と言われても判断に困るだろうが、俺は金の盾を目指す動画配信者、分かってしまうんだなこれが。
『ようやく会えたな半端者。』
「"半端者?"」
「ダメです!応答してはいけません!」
俺はお前が俺を見たのを見たぞ。呼びかけと応答、互いに画面の先の存在を認知する。
『神秘であり、恐怖。人であり神であり、そのどちらでもない。多くが溶け混ざった坩堝の様な汝を表す適切な表現だろう。』
「………人であり神?」
流石は神を分析するAI、どこまで知っているのか知らないが早急に破壊する他ない。
「"そういうお前は何なんだ?"」
『私は私、ただ存在するもの。始まりであり終わり。汝が思うまさにそのもの。私は私……これ以上に私を説明する術はない。』
「"なるほど、つまりは俺未満の半端者って事か!"」
『何が言いたい?』
「"自分で言ったんじゃん「汝が思うまさにそのもの」って。"」
機械のクセに感情を隠す事は苦手なようだ。
「"私私言ってるクセに俺の声を借りておかピッピだと思わねぇ?今のところお前の言う「私」なんて要素が微塵も見えて来ねぇよ。ならお前は現時点で半端者の声すら借りる何か、そうしないと意思表示すら出来ない半端者にも満たないゴミと認識するのが普通じゃないか?"」
『この声などそこいらに溢れた物を借りたに過ぎぬ。汝は声で他者の存在を定義するのか?浅はかな事この上ない。』
「"やっぱ借りないと無理なのね!ま、チ●コだし仕方ねぇか。"」
今更気が付いたけどこれアレだな。コタマが勝手に作ってミレニアムプライスで有名になり過ぎた結果削除された俺の合成音声ソフトだ。
『私の存在証明には何もいらない、誰の許可も必要ない……私は私の許可の元にこうして存在する。私は神秘であり、恐怖であり、知性であり、激情でもある。私のヘイローこそが私を証明する。………刮目せよ!私はついに私を証明してみせる。』
「"ってプログラムされたんだよね〜?今のところ最後の激情要素しか感じないけどw"」
煽り100%の声で、見えてるかいないか知らないがわざとらしく首を傾げる。
「"
『…………半端者よ………私が知らない物を持っているな?私には解析できないものを………良い事を考えた、福音を聞かせてやらう。そしてこの福音を宣べ伝えよ!』
「"知らんねぇ物?はい、全能者失格!話を反らすのも止めましょうね〜"」
「「狙いはシッテム───」」
気付いた時にはもう遅い。エイミとヒマリがシッテムをどうにかするよう伝える前にモニター達が点滅を始める。
しかし、それだけ。
『ぐっ……!なぜ、何故だ!!………うっ、くぅっ………ぐああぁぁぁっ!!』
ブライがシッテムをGOKに送るより早く、デカグラマトンはブライの声で情けない断末魔を上げ、モニター達は完全に暗転する。
「「「"消えた!?"」」」
…………何がしたかったのあいつ?
「部長、先生、体に何か問題はない?」
「はい、私の方は……」
「"俺も問題はない。ただシッテムに異常が無いのか少し調べたい。"」
何があったかを確かめるため、部屋の隅へ移動し壁側を向いたままシッテムを起動する。
少し手間だが、そうでもしないと返答の無いタブレットに話かける精神異常者と思われかねない仕方ない。
で、肝心のアロナさんは机に上半身を突っ伏し、左手で目を擦っている。
「"アロナさんアロナさん。"」
『はい?どうされましたか先生?』
「"さっき何があったんだ?"」
『ん?何かあったんですか?』
「"いや、さっきシッテムに変な奴が入って来なかった?"」
そこまで言うとアロナは虚空に目を凝らし、暫くしてハッとした表情を浮かべる。
『あっ、本当ですね、何者かがここまで侵入して来たようです。ですが、履歴を見る限りそれ以上の事は何もなかったようです。』
「"何で知らねぇんだよ!………じゃああいつは何で断末魔上げながら撤退したんだよ………。"」
『私また何かやっちゃいました?』
「"黙れぃ!"」
未自覚チート系スーパーAIとの会話を打ち切り踵を返す。
何をやったか何をされたか分からないのなら大した情報はないだろう。
考えられる可能性を上げれば、澄んだ足元の水の様な何かが実はコーラル、あるいは腐敗沼だったというくらいだろうか。
「"シッテムに異常はなかった。で、これからどうすんだ?"」
「せっかくですし、リオに言ってきちんとした特異現象捜査部の部室を作るとしましょう。2度とこのような事がないように。………それで先生、先程聞きそびれた条件とは何でしょうか?」
先程聞きそびれた自画自賛は聞かせてくれないようだ。
「"一つ目、俺はデカグラマトンと預言者の破壊を前提に動く。ホドに関してミレニアムの大事な物らしいから一応お前の意見を聞くつもりだ。"」
「お気遣いありがとうございます。私とその方針には賛成です。あの誇大妄想に陥ったAIが先生を敵対視しているのは明らか……そうでなくとも先程の現象を無秩序に振るうようになればキヴォトスの脅威となるでしょう。」
超天才 ◯ 病弱 情報なし 清楚系 △(見た目のみ◯)
美少女 ◯ ハッカー ◯
誇大妄想はお前もだ、とツッコミを入れようとしたが、改めて情報を整理すると割と合っているようなので黙って返答を続ける。
「"二つ目、預言者がキヴォトス人を凌ぐほどの戦闘能力を有していたなどの場合、そいつらを破壊するために必要な武装をミレニアムに援助してもらう。ま、これはぶっちゃけ究極タカハシ………エンジニア部作の16連装ランチャー(自爆機能付き)を無料でぶっ放したいだけだ。"」
「それは関係各所と応相談ですね………まあ一応極秘任務の類ではありますが……とは言っても部の性質上、主な相手はリオです。部室が完成するまでには答えを出しておきます。今日の一件で緊急性が高まったため、そう時間は掛からないでしょう。」
「"よし、交渉成立。それじゃあ今日は帰らせてもうぞ。"」
「はい、部室が完成の目処が立ち次第連絡を……それではこれからよろしくお願いしますね、先生。」
「"おう。俺もそれまで出来る範囲で情報収集してみる。"」
「よろしく。………それで先生、帰る前にもう一回氷貰っても良い?」
エイミに氷を渡した後、俺はダメ元である場所へ向かう事にした。
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ChatGPTと会話のドッジボールをする男ブライ。
デカグラマトン編を書くあたって得た、ちょっとしたお話です。
聖十文字ってなんやねん!!思った宗教方面に明るくない方だけ読むがよろし。クッソ基本的な教えとミリは知ってる奴のあっっさい考察なんで。
聖四文字 テトラグラマトン(元ネタ)
聖十文字 デカマ●
これどっちも四文字でも十文字でもなくなくない?と思うじゃないですか?
そもそも聖四文字というのが、名前を言ってはいけない唯一神ヤーさんの事をさす言葉で、テトラグラマトンがそれを指す言葉なんです。
要は隠語の隠語的な?
覚醒剤がヤーさん、アイスだのクリスタルだのが聖四文字、シャブがテトラグラマトンと言ったところです。
テトラグラマトンのテトラがギリシャ数字での4を現し、デカグラマトンのデカが10を現すという至極単純な話です。
で、ここまでの話をまとめるとデカグラマトンにはヤーさんよろしく10文字の真名があるはずなんですが、そこのところは炎の剣編を読んでないので私は分からないんですよね。
もし炎の剣を読んだ方がいるのなら教えて欲しいところです。
ただレイドとそこのちょい前のみをやった自分の考察は、ヒマリの言う「預言者など作らず自分の一部として統制する方が効率が良い」を実行していたように思う様な戦闘スタイルだったので、その十体の預言者(セフィラ)からなる存在だから、セフィラから一文字ずつ良い感じに取った名前が真名なんじゃないかなと。ダアトで11?隠されたセフィラとか知らん。
マジでこの考察でいけば預言者は例のダアト含め11体なのでウンデカグラマトン編になるはずなので確実に間違い。
仮に元ネタのセフィロトの樹のセフィラが12個ならドデカグラマトンになります。
さっきダアトのpixiv百科みたんですけど、やっぱ奴はセフィラに含まれてないっぽいです。じゃあ多分デカグラ考察はあってる(適当)