透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか?   作:ゴジマツリ=ユーリエフ

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134.裏筋は僕の名前を知っているようで知らないのを僕は知っている

 

 

 

ゴリラ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裸ネクタイが良く似合うキャラを思い浮かべて下さい。

 

 

 

 

あなたが思い浮かべたのはドンキーコングですね?これがメンタリズムです。

 

 

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「"あ〜あ、遅くなっちまったよもぉ…全くぅ……"」

 

特異現象捜査部から漏れる熱に砂漠の暑さを思い出し茹だったのか、開いた扉を前にブライは頭を垂れ、力無く垂れ下がる両腕を揺らしながら入室を試みる。

そんなダルそうな装いとは相反しその声は浮かれていた。

 

「お疲れ様です先生。」

 

「お疲れ、先生。何か問題でもあったの?」

 

俺に労いの言葉を送る二人だが、その視線はオートマタの残骸に注がれていた。エイミもそこそこにやるらしい。

 

「"いや、ミッション的にはオールオッケー。飯食って遊んで砂落すために水行して参りましたわ〜。"」

 

「人を待たせてすごくエンジョイしてる。」

 

「"最初は楽しかったんだよ最初は…………氷いる?"」

 

「いる。」

 

食い気味に反応するエイミにタライと氷を生成し手渡す。満足気な顔で受け取る。多分これが定番となる事だろう。

 

「対ビナーの1件での情報をエイミと共有しました。………と言ってもあまりに突飛な事でしたので憶測や主観が多分に含まれていますが。」

 

「"そう。"」

 

どこまでどう言ったのかは知らない。

エイミの方に目をやるが相変わらず表情が読めない。

 

「傷口に入った砂は大丈夫なの?」

 

「"問題ない。GOK………こんな感じになろうお馴染み収納魔法的なサムシングで体の中に入った異物は取り出されるから。"」

 

くしゃくしゃのペットボトルを出してしまって実演する。

 

「便利だね。」

 

「"それがな〜「こんなん入ってましたよ〜」ってな感じに大怪我した後はそれが優先されて出て来るから面倒なんだよ。"」

 

GOKの不便ポイントを語っていると、ふとエイミの左肩のガーゼが目に入る。

 

「"お前左肩ケガしてんじゃん、大丈夫か?やっぱ俺も行った方が良かったんじゃねぇの?"」

 

キヴォトス人だしちゃんと服を着ていればかなりマシだった事だろう。

………今更になって気がついたのは決してエイミの胸ばかり見ていたからではない。氷で胴が塞がれてようやく目に入ったという訳ではない。

 

「このくらい何の問題もないよ。」

 

「"本当にござるかぁ〜?"」

 

相も変わらず恐ろしい速度で溶ける氷のせいで剥がれないと良いが。

 

「それよりも」

 

お前が言うなと心の中ツッコミながら流れを断ち切らんとヒマリが声を上げる。

 

「先生も戻ってこられた事ですし、改めて事実確認と今後の動きについての話をしましょう。」

 

「"事実確認?何の?"」

 

話の流れを察したブライはすっとぼける。

 

「当然、対ビナーの件です。憶測を前提にした行動は重大な問題を招くものです。協力者として先生の振るう力について正しく把握する必要があります。今回は逃がしませんよ。」

 

当然そんなことが上手くいくはずもなく、これから始まるであろう絶対に交わらない価値観の擦り合わせ、あるいはお説教に嫌気が差したブライはヒマリを見下ろす。その声には明らかな苛立ちが混じっている。

 

「"はぁ……面倒臭ぇ……んな事聞いてどうする?無駄な制限でもかける気か?俺は1人で自由にやってる時が一番強い。預言者の場所さえ送れば勝手に壊して来る。それが最短最速の超効率的な方法だ、何度言えば理解できる?"」

 

「私からももう一度言わせてもらいます。理解した上で他の方法を考えるべきだと言っているのです。」

 

確実に自身より身体的に勝る者の高圧的な言葉に物怖じせずヒマリは返す。

 

「"……………そうか"」

 

見つめ合う二人。静寂の中響くのはポタポタと垂れる水音。そして広がるは鉄のような臭い。

 

「血?」

 

「エイミ!!」

 

自身の胸と胸元に抱えた氷……気がついた時には遅かった。腰に携えていたエイミの銃は既になく、血溜まりを滑る赤い手がそれをブライに手渡し血溜まりに沈む。ブライはそれを受け取り躊躇い無くヒマリへと銃口を向ける。

 

「"変な気は起こすなよ〜?俺はマジで撃つぜ?"」

 

表情乏しいエイミにしては珍しくムッとした顔で拳を構える。意外とそっちもやれるのか?

 

「………先生こそ何のつもり?」

 

「"方向性の違いによるバンド脱退。"」

 

「ふざけないで。」

 

「"俺は今超大真面目。超大真面目に超効率的に神殺しを成してぇのよ………けど、上がこいつじゃ無理だろ?まぁ安心してくれ、大人しく拘束されてくれりゃ危害を加えるつもりはない。"」

 

効率に重きを置き、任務の際にも被弾を厭わない行動を取ることのあるエイミは、ヒマリから聞いたブライの戦い方を肯定的にとらえている。しかしそれは行うのが自分の立場あった場合のみ、そうでなくともそれとこれとは別問題。

 

「どうすれば良い?」

 

「"まずは直立、次は手錠掛けられる容疑者みたいに手ぇ出して。"」

 

エイミはブライを睨みながらゆっくりと両手を前に出す。

 

「"転けないように踏ん張れよ。"」

 

岩の手枷と足枷を生成しエイミの手の拘束が終了した後、血溜まりを手に、GOKで回収する。

 

「"ヒマリ、お前の手も拘束する。………じゃあな、その拘束は遅くても3時間後には勝手に解けるから頑張れ。漏らした場合は……自分の膀胱か直腸か括約筋かヒマリを恨んでくれ。"」

 

宣言通り危害を加える素振りは無く、ブライは二人に背を向け、奪った銃を入口付近に立て掛けた後に部屋を出た。

 

 

 

 

「…………行ったね。」

 

「恐らくリオと接触を図るつもりでしょう。」

 

ブライのデカグラマトンの破壊への執着から一番現実的な行動を口にする。

 

「それを部長が妨害すると考えてこうしたんだね。」

 

「…………人に調査を丸投げするほどお忙しい誰かさんですが、戦闘能力はもちろんあの槍とあの体質があればおそらく先生の提案を受け入れるでしょう………そうなれば良くて2チームによる預言者の調査及び破壊、最悪の場合、特異現象捜査部は廃部あるさ……私のみ退部になるでしょう。」

 

「そうなったら部長はどうするの?」

 

「先生に言ったように私には退けない理由があります。たとえ1人になろうとも調査は続けるつもりです。幸い廃墟のオートマタの残骸はまだこちらにあることですし。」

 

答えを聞いたエイミはいつもの無表情と抑揚のない声で続ける。

 

「そっか。そうなったら私が手伝ってあげるよ。」

 

「…………それはリオへの裏切りになるのでは?」

 

「なんで?調査対象から得られる情報は多くて損はないでしょ?」

 

「ふふっ……ではそういう事にしておきましょう。これからもよろしくお願いしますねエイミ」

 

「うん、よろしく。」

 

 

 

 

 

 

 

 

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「"お仕事中失礼しま〜す!生徒会長……かユウカ、居なければノアでも良いので貸して下さ〜い。"」

 

ヒマリの読み通りリオとのコンタクトを取るべくセミナーを訪れたブライの大変失礼な声が室内へ響く。

 

「どうされました先生?」

 

「"おう、ノア"」

 

本当にタイミング良く背後に立っていたノア………相変わらずシルエットがゲッソーだ。

 

「はい、妥協の女のノアです。」

 

「"あ、違うんすよ!そういう意図があった訳でなく……"」

 

「へぇ………ではどんな?」

 

なんとなく圧を感じるいつもの笑みだ。

 

「"いやね、生徒会長と連絡を取れるなら誰でも良かったんだけど、どうせなら俺の知ってる奴の方が良いかなってんで取り敢えず"」

 

「なるほど、本命はリオ会長でユウカちゃんすら妥協の女と……」

 

「"俺をバカみたいに高望みするアホか何かだと思っていらっしゃる?"」

 

「それで、本日はどのようなご用で?」

 

「"ノアさん!?"」

 

完全スルー??

 

「"…………まあいいや。俺はただ「例の依頼を受ける」とお前達の生徒会長に伝えて欲しいだけだ。"」

 

「例の件?………分かりました。伝えておきます。」

 

心当たりの無い「例の件」に自分が聞いて良い立場の問題の可能性があると考えたノアは、その件に関する専用のメッセンジャーなり端末なり要因しないのかと疑問に思いながらも、セミナー前という事もあり多くは聞かず了承する。

 

「"緊急性の高い可能性が無きにしも非ずんば虎子を得ずって感じの内緒のお話だから早急によろしくぅ!"」

 

そんなノアの配慮は半分くらい無駄になった。

 

ブライは苦笑いを浮かべるノアの横を通り過ぎ窓辺へ向かい解錠し、風の吹き込む窓に足をかける。

 

「"じゃ、一旦失礼する。悪いけど窓閉めといてくれ。"」

 

別れの挨拶と笑顔で片手を上げ背中から身を投げる。ブライにとってはただの時短方法でしかないが、見ていて決して面白いものではない。

ノアは万が一にも嫌な音が聞こえて来ないないよう耳を塞ぎ、数秒の後に窓を閉めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

大体1時間くらい、再びinミレニアム……のいつぞやの?ノアとユウカに追い回された時の古い地下道?ここを通ったか記憶に無いが多分同じ地下道だ。

 

足らぬ足らぬは工夫が足らぬってな訳でケセドの生産した兵器の回収も兼ねて神秘を使用した実戦。再びと言っても結局は廃墟はミレニアムの領域に含まれるから正確には出ていないがそこはまあ良いだろう。

 

こんな訳の分からない場所に居る理由は当然、セミナー始めC&Cの協力を求めた甲斐あって、ミレニアムの生徒会長からのお返事があったから。

言うほどこんな場所の待ち合わせは当然か?それにどうやら代理人を送って来るらしい。

 

スマホを確認すると予定の時間まで後8分。

騙して悪いが案件を警戒し取り敢えず土筆を手に。

 

 

静まりかえった通路にカツカツと革靴だかハイヒールだかの足音が響く。

視覚的にも視覚的にも間違いなく1人。こちらに気が付いた代理人は時間的余裕があるからか、落ち着いた様子で一定のリズムを保ちながらこちらを目指している。

少なくとも騙して悪いが案件ではなさそうだ。

 

 

………それはそうとあの代理人、エイミほどではないが素晴らしい格好をしている。

一言で言えばノースリーブミニスカメイド。

ミニスカは分かるがノースリーブて……いや、そもそも俺が白いエプロンとヘッドドレスを見てメイドと判断しただけで、その実メイドではない可能性がある。

そう、何か出た強い装備を適当に装備してチグハグな見た目になる的な。

 

だってミレニアムでメイドと言えばC&C。だがこいつはそれなりの関わりのある俺が見たことのない奴だ。

新入りという可能性もあるがちょちょい関わるネルからも聞いた事がない。落ち着いた表情の金髪碧眼………ワンチャン姉に強い憧れがあるアスナの妹という可能性がありけり……

 

なんて事を考えていたが俺の予想は270度くらい外れた。

 

「初めまして先生。ミレニアムサイエンススクール1年、リオ様専属のメイドを勤めております、飛鳥馬トキです。」

 

お辞儀をしたのだポッター

 

「"C&Cじゃないのにメイドだしアスナの妹でも何でもねぇし!何なんだよお前!?"」

 

「飛鳥馬トキです。」

 

「"聞きました!"」

 

「聞かれたのでお答えしました。」

 

気不味いというよりやり辛い。ミサキから突っつけるポイントを無くしたみたいな奴だ。

 

「"あ〜……お前が生徒会長の代理人ってことでOK?"」

 

「はい、リオ様に代わり先生の発言の意図を聞きに参りました。」

 

「"発言の意図って言われてもなぁ、単なるクレームってかストライキってか……ちょっとした提案がしたいだけだ。"」

 

「先生の立場を考えるとストライキの表現のみが適切です。」

 

「"細かいことは良いんだよ。…………俺の要件はシンプルだ。俺は預言者達を超効率的にぶっ壊したい。そのためには変な制限を課そうとするヒマリが邪魔だ。"」

 

「制限?」

 

「"俺は多分キヴォトス人でも上から数えた方が早いレベルに傷の治りが早い。それを利用し体の損傷度合いとかによって力を発揮する魔導具……この土筆みたいな武器な?それを使用してビナーの装甲を破壊したんだがヒマリには大不評でな。それじゃあ流石に効率が悪い。デカグラマトンをほっとけばホドやビナーみたいな被害が必ず出る。なら壊すのは早いに越した事はないだろ?"」

 

「なるほど……………理由は分かりました。それで先生は具体的にどの様な改善をお望みですか?」

 

「"そりゃあ生徒会長様との協力よ。俺ゲーム機以外の機械とか碌に使えないし1人では不可能だ。その為の手土産って訳じゃないがビナーの装甲と4番目の預言者ケセドに繋がるロボの残骸狩って来たぜ…………古そうなやつから多分新しそうなやつまで片っ端から………"」

 

「………………」

 

理由を話したがこちらを見つめるだけで反応がねぇ!表情が読めねぇ!

やっぱ片っ端から回収したのがダメだったか?数撃ちゃ当る数撃ちゃ当るだろ!

今からでも特異現象捜査部から奪ってくるか………?

 

「リオ様が直接会って話したいそうです。」

 

「"あっ、やっぱそう言う感じっすか……まあ普通に要人っすからね………"」

 

よ〜くよく考えれば、護衛とか代理とかこれが普通だよな。脅しに対してクソな要求ふっかけるバカなマコトと自爆覚悟で補習授業部を作りたかったナギサや元々強いミカが護衛を付けないのがイレギュラーなだけで。

 

「"うん、じゃあ案内してくれ。"」

 

「はい。それではご案内しますのでこちらに。」

 

「"オケアノス。"」

 

 

 

 

 

 

 

 

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徐々に減ってくストックが恐ろしいぜ!!

何で俺はオークとスライムからドロップする下着を集めるだけのロードがバカ長い虚無ゲーなんかしてしまったんだ!!

 

 

唐突に始まる「欠片程度の倫理観があるだけで、ぶっちゃけかなりゲマトリア寄りなカスであるブライ君の負傷度ランキング!!」(自傷はノーカン)

 

1位ヒエロニムス

例の即時攻撃での左眼以外の身体の消失、復活後になんやかんやでブライの下半身は握り潰されました。

でもヘイロー喰えたのでOKです!

 

 

2位アリウススクワッド

サオリのナイフによる一突き、動けないミサキに代わりアツコが視覚外からのセイントプレデターをブチ込んだ事によりバラバラにバイバイ。

悲しい事にこの戦いで一番の傷を負ったのはサオリでした。

 

3位聖園ミカ

脳みそ弄って筋力のリミッターにさようなら。手足の中身を自らシェイクしながら戦い、ミカから投石やら良い拳を頂いて内臓やら脊椎やらがボロッボロ。

ほぼ逝きかけました。

 

4位ゲヘナ風紀委員会

柴関ラーメンに滞在中に起きたゲヘナ風紀委員会による砲撃。手動のみでしかスリープモードにならない「臀部で魅せるガンガールRPG」を放置し充電がなくなっていたためシッテムのバリアは機能せず。運良く手足がポロりと内臓破裂で済んだが、運悪く二人の目撃者。最終的に腕は黒塗りの変態ストーカーに回収される始末。

3位よりもヤバい気がするけど砲撃は一発で手足欠損だから。

え?エデン条約編で再生能力について知った組と情報共有されるであろう幹部達はアタオカクールビズスタイルを思い返して何か察したんじゃないかですって?

ま、あの場で立ってたのは殆ど幹部の方々だからヘーキヘーキ。

 

5位ビナー

今回を読んでの通り、重力操作の反動消し兼竹槍の為の自傷、明記してないですが2波目はバフ盛りセルフ腹パンで臓器と骨を砕いてらっしゃります。(そうなれば当然臓器一つ分より多くの竹槍が召喚されます。)

臓器は二度潰れましたが自傷なのでノーカン。

 

ビナーが与えたのは砂嵐で体が痛ぇ!超早いから触ったら痛ぇ!後熱い!程度。

これも全部強化イベントを用意したベアトリーチェとマエストロが悪い。

 

 

 

これより下は鏡争奪戦の際の狙撃により飛散した瓦礫をブライの頭にヒットさせたカリンか脳震盪で気絶させたホシノくらいですかね?

 

 

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