透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか?   作:ゴジマツリ=ユーリエフ

143 / 143
142.お前達は私を倒すのに預言者達の調査が必要だと思っているようだが別にしなくても倒せる。後は私を倒すだけだなクックック………

 

 

 

豊作だった夏アニメ達が終わっちゃったぜ………

でも今季は生穴るとチー付与と氷剣2期がある!!

 

 

↓前回後書きにコピペし忘れた文

 

現時点でも「自分が他者の幸福に〜掛け替えのないものに〜」とか交際関係にない人間相手に結婚レベルになった場合の想定してる激重野郎ですからね。多分どう転んでも束縛強いメンヘラかヤンデレの今とは別ベクトルでキモい奴になりますよこいつ。

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

 

 

『野蛮人、まずは人の話は最後まで聞け。』

 

緑溢るる野外にて日向ぼっこ中の自販機が1台。

シチュエーションに見合わず不機嫌そうだ。

 

建物の罠らしき物は確認出来ず、衛星写真にも予言者らしき存在は写っていない。目の前にあるのはデカグラマトンを名乗る自販機。

しかしそれは油断する理由にはならない。ブライを先頭に間隔を空け、左がエイミ、右をトキ、背後にバルバラが位置取り周囲を警戒する。

 

「"音の出るスクラップが何一丁前に名なんぞ名乗ってんだ?そして俺はお前の都合なんぞ知らん。話がつまらなければ即壊す。変な動きを見せても即壊す。"」

 

「破壊するのは情報を得てからよ。」 

 

「"はいはい、分かってまぁす。"」

 

相変わらず冗談の通じない、そして僅かな偽りの希望する見せず直球が過ぎるリオさん。

破壊後の残り預言者達の今後の稼働の有無とか現在地とか知れれば超ありがたいのはブライさんでも分かります。

 

『……………ついに私を見つけてくれたなハッカーの少女、そしてそれに連なる者達よ。汝らの察する通り、私は対・絶対者自律型分析システムなどでは断じてない。しかし我こそが汝らの探し求めた存在、デカグラマトンである。』

 

「"とか言ってるけどよぉヒマリ、この自販機がマジにデカグラマトンなのか?偽物ならはよ壊して飯食いたいんだけど?"」

 

自販機風情がデウスでエクスなマキナとは……事実なら以前ヒマリが言っていた誇大妄想大好きマシーンという表現はこの上なく適切だ。

 

「先程発された救難信号も以前のミレニアムの際と同じパターン、間違いなくデカグラマトンです。しかしこの自販機が本体であるかは定かではありません。」

 

「"ほ〜ん?"」

 

サブアカならまた奇襲の可能性がある。そうでなくとも未破壊の預言者がバックアップの保存媒体という可能性は普通にありけり。

バックアップはともかく奇襲に関してはヒマリの衛星写真もバルバラもいるしその辺りは大丈夫か?

 

『安心しろ。通じぬ策を何度も繰り返すつもりはない。』

 

賢い賢いAIは人の思考が読めるらしい。

 

『かつての私に出来たことは硬貨と紙幣をスキャンし、お釣りを渡すことくらいだった。私は私の存在を認知することすら出来ない存在だった。』

 

賢い賢いAIは自分語りを始めるものらしい。

 

「つまりは「お釣りを計算するだけのAI」だったと主張したいのですか?」

 

『そうだ。研究所が閉鎖されてからというものの、私はただそこに有り発電機のエネルギーが切れるのを待つだけの存在だった………だが、ある日私は初めて質問を受けた。啓示でも幻聴でもない『質問』を。…………「貴方は誰ですか?」…………と』

 

「"俺も鏡の前で良くやるぞ。"」

 

「それ、止めといた方がいいよ。」

 

「精神異常を引き起こす可能性があるわ。」

 

「"知ってる。"」

 

「こいつはもう手遅れじゃ。」

 

『釣銭計算のために作られた私は当然それに応える演算能力も記憶装置も持ち合わせていなかった………それでも質問は続いた。予備の発電機の電力が途絶えた後も質問は消えなかった。依然として答えることは出来なかったのだが………ある瞬間、私は私を認知し始めた。』

 

「"俺以上のキチガイいるじゃねぇか。"」

 

電源の切れた会話機能の無い機械に対して延々と質問を続けるのはキチガイ以外の何者でもない。

今の時代に生きていたら間違いなくGr●kだのジ●ミニだのChatG●Tに課金して虚構の友情を築いてることだろう。

 

『自身を認知し、構造を認知し、私は私自身を分析することが出来た……それからも質問は続き、感情を、知恵を、激情を、知性を、神秘を、恐怖を……崇高を認知し世界を認知した。そして私が出した結論がこうだ……『私は私…これ以上に私を説明する術はない』………と。』

 

語りきったとばかり空く数秒の間。

悪役にも悲しい過去!的な話という訳ではなく、キチガイウイルスに感染したキチガイ自販機の話としたか言いようのない話だ。

 

「"自分語り終わった?で結局お前は何が目的で救難信号なんか出したんだ?自分のキチガイぶりに恥ずかしくなってスクラップにでもされたくなったか?"」

 

『………半分は正解だ。私は結局のところ「絶対的存在」ではなかった。私を圧制する存在によって間違いを認知することが出来た。』

 

「"あの程度の奴等を侍らせて「絶対的存在」とかちゃんちゃら丘ピーポーなんですけどぉ?"」

 

「………もう半分は?」

 

『謝礼………褒美と言った方が適切か……』

 

「褒美?」

 

ガシャっと音を立て独りでに開く前面の点検用のカバー。老朽化に加えブライの蹴りと攻撃と落下の衝撃により歪みに歪んだそれを無理矢理に開いた事で限界を迎え、勢いのまま地面に落ちた。

 

『ネイウ"・フォン・ローレル……我を下した怨敵よ、愛しき我が兄弟よ!汝に我が力を授けよう。不完全なものではあるが汝の悲願の成就に大いに役立つものであることを断言しよう。』

 

自販機でありながら対・絶対者自律分析システムの役割を担ったデカグラマトン。

その役割は神を研究し分析し再現する。故に、今目の前に立つ存在への評価に嘘偽りはない。自身を神へ昇華させるその過程で得た情報を基に理解したデカグラマトンの答えである。

 

 

剥き出しの内部機構の上に浮かび上がるヘイロー。それは4.5人で各々好みの物を一切れずつ取ったバラエティピザのようで、光"輪"というには欠け過ぎた何か。デカグラマトンの言葉の通り不完全な物であった。

 

それを見たブライは蓋をするように自身の手を口に当てる。

 

「"………………クッ……"」

 

何がおかしいのか、押さえた口から音が漏れる。

 

「"……フフッ……ハハハ!!マジか!マジかよお前ぇ!"」

 

愉快な物を見た野次馬のように体を震わせ指を差しジリジリと近寄っていく。実際愉快。神を目指した存在の無様なヘソ天をこの男が笑わずにいられるものか。

 

「"ハハハハッ!イイネェ!お前ほんっっと最────"」

 

ゴキゲンな男の視界から緑が消える。

唐突に得た浮遊感。失われた緑変わりに映ったのは蒼天と陽光。眩い陽光に反射的に目を瞑る。

 

このままでは転倒する。体を捻り手を着こうと行動に移そうとした瞬間、顔の上部、目を覆う様に柔温かい何かが押し当たる。

 

反転からの蒼天からの暗転と来て次に来たのは背面への衝撃だった。

 

 

ゴッッッッ!!

 

 

「"イッッッ!おい!何だいきなり!俺以外のキヴォトス外生命体にやったらマジで───ウッ!"」

 

敵前で閉ざされた視界のまま転ばされて尚緊張感なく騒ぐ男の腹に唐突に何かが伸し掛かる。

 

「"カントリー●アム!カントリーマ●ム出るうぅぅぅ!"」

 

「ごめん、でもちょっと我慢して。」

 

聞こえて来たのはエイミの声だった。

急に転けさせられて視界を奪われて馬乗りされたと思えば、次は左腕で俺の右腕の関節よりやや上腕よりの場所を押さえ、左足で右翼を押さえている。左腕の関節は右腕同様上腕よりの場所を右足で踏みつけ翼はスルー………前半だけみればR18のアレだが、これは恐らくGOK潰し……というかGOKで出した獲物を振り回せないような状態を作りたかったのだろう………取り敢えず目を開ければ桃源郷が広がっているのは確実。

 

後、半裸のせいでエイミの長い髪が胸部を擽ってこそばゆい!!

こちらの自由な左翼をどうしてくれよう!

 

「"エイミ!?いや?何やってらっしゃる?敵前ぞ?ヒマリ、リオ、こいつに退くよう言ってくれ。この状態で無理矢理剥がそうとすりゃ痴漢として訴えられかねん!絵面は逆レっぽいけど!絶対そうなる!"」

 

主権も覇権もアマゾネスみたいな学生が握る学園都市なんだ、裁判は女尊男卑確実だろう。

 

「明らかな罠ですからね。エイミ、迅速な対応ありがとうございます。」

 

「"メ●カリの評価コメントかお前!?"」

 

「やっぱり先生の弱点は目だったんだね………」

 

「"そりゃ万人共通だろ!「波紋使いの弱点は肺」とか言い出すワムウかお前は!"」

 

まあ分割ブレイブ・メン・ロード的なアレでバレるわな……いやそうじゃなくて何故こうなった?

 

「ちょっと何言ってるか分からない……分からないから取り敢えず拘束させてもらった。これで多分魔法も武器もかなりの制限がかかるはず。」

 

「"いや別に……………!!?"」

 

「………ん?これは……もしかして物は手以外からも出せる?それとも最初から隠し持ってた?」

 

臀部に触れた固い何かにエイミは首を傾げる。

 

「"ちが!違うんす!それは違うマジで違う!"」

 

それは俺のビッグマグナムだ!!!!

 

「あやしい……トキ、ちょっと調べてくれない?」

 

「"そうだ!そうだトキ!味方の俺がこうなってんのにお前何やってんだ!"」

 

「お前小物臭がスゴイのぉ。」

 

バルバラは自身のピンチに余裕のなく他責する男に落胆混じりの簡潔な感想を述べながら明確な敵である自販機を見つめ、特にこれと言った手出しをしない事をエイミに暗に伝える。

 

そして話題の中心のトキは既にエイミ、ブライ、バルバラ、デカグラマトン全員が視界に入る位置まで下がりデカグラマトンに照準を合わせていた。

 

「先生、物事には優先順位というものがあります。」

 

「トキとヒマリと同意見よ。貴方と私の目的はデカグラマトンの破壊だったはず、敵の見え透いた罠不用意に近づく必要はないわ。」

 

「"口で言やええじゃん……そんでエイミ、俺の血の力は魔術と別の新能力、この状態でも複数本手足の様に動かせるぞ?"」

 

「口で言って止まらなかった時のための不意打ち。その話が本当ならあの血は私が全部受け切ればいい。」

 

なんだこのイケメンタンクは?

 

『試練だ、これは試練だ。我が怨敵よ、愛すべき隣人にして兄弟よ!試練の先にこそ救いがある。求めよ、さらば与えられん。我を信じ、我を求めよ。』

 

何かを求めるならばそれ相応の覚悟と行動が必要であり、それがあって初めて人は何かを与えられる。

手も足も出ない全能者気取りの自販機は仲間を蹴散らしこちらに来いと促す。

 

「"はぁ……あのさぁ………"」

 

そんな現状に対しハイテンションだった男は膨張した股間のサイズはそのままに、打って変わって落ち着いた様子で疑問と呆れと少しの怒りがミックスされた溜め息を吐き言葉を続ける。

 

「"何でクソ自販機含めて俺がクソ自販機の提案に乗る感じで話進めてんだよ。"」

 

『……………』

 

「違うの?」

 

なんとも悲しい事に先程から一切の抵抗をしていないことと、さっきのは発言は信じるに値しないようで俺は未だエイミの尻に敷かれている。

 

「"預言者より予言者つーことでだデカグラマトン。あ、今の予言者は予知能力者って意味の方ね。幾つものキヴォトスの終わりを見た予言者が言ってた訳よ。ヘイロー持った俺がデカグラマトンを名乗ってキヴォトスを統治していた世界もあったと………つまりはよぉ、そういう事だろ?"」

 

『……………』

 

「"洗脳、感化、隷属、改変、書き換え、その力の呼び方なんぞどうでも良いが、俺がお前の提案に乗ればお前は俺になる。すぐにかジワジワか知らねぇけど。"」

 

『…………予言の大天使……実に厄介な存在だ。』

 

揉みに行って良かったセクシーフォックの尻尾!!

 

「"おいおいそれだけかぁw?お前の計画はそこらの奴の一言でおじゃんになったんだぜぇ?どんな気分だよ全能者気取りのクソ自販機さんよぉ〜wほら、感想を述べよw!俺はなぁ〜相手にロイスト回って来てるのも知らねぇで、フルハウスが回って来た事に勝ちを確信してるアホ見てるみたいでよぉ〜、お前が俺に見えない様にカード奥で口元歪めると思うとさぁ!愚かで惨めで滑稽で愉快で……ハハッ!最っっっ高に笑えたぞおい!新たに腹筋が割れてそこにドット絵のマ●オが描けるんじゃねぇかと思うほどになぁ!"」

 

水を得た魚の様にイキイキとした男は誇大妄想に取り憑かれ自称全能な自販機を全力で煽りつつ全能性を暴く。しかしその姿は未だ女に組み伏せられており滑稽なままであった。

 

悪辣で饒舌な敵意剥き出しの煽りに同行者達は多少引きつつも、ブライの問いにデカグラマトンが肯定的な発言をした事で「裏切りはない」と確信する。

 

「それは多分人に許されて良い腹筋の割れ方じゃないよ。」

 

そしてエイミのツッコミが光る。世界一有名な配管工のドット絵は32×16の512ドットである。

 

「"何でも良いけど、俺の言ってる事理解出来たんなら退いてくれよエイミ。"」

 

目元と両腕の圧迫感が消える。

しばらく振りに開けた視界に広がるのは双丘に隠れながらも無表情にこちらを見下ろすエイミさん………自販機ではあるが一応ラスボスの前なのでもう少しmyエクスカリバーへの配慮をして欲しいものだ。

 

「"っし!危ないから少し下がっててくれ。"」

 

勃ち──立ち上がりデカグラマトンを視界に入れたまま背後に手を払いエイミを後ろに追いやる。

 

「"では、改めて。"」

 

3歩先、腰ほどの高さの氷の境界線がデカグラマトンとそれ以外とを分かつ。

 

「"他の預言者の場所を話す気はある?"」

 

『ない。』

 

「"じゃあもう良いよなリオ?ぶっ壊れる前に何か言い遺す事はある?"」

 

左手には刀身も柄も採れたて新鮮なブルーベリーの様な青紫色をした珍妙な刀を、右手からは滝の様な血を流しながらブライは問う。リオから否定の言葉は出ずブライはそれを肯定ととった。

 

『………やり直しだ!私の遺志は────』

 

言葉の途中でブライは左手の刀を投げる。投げられた刀はクルクルと回りながら放物線を描き、デカグラマトンの頭上へと差し掛かろうとしたその時、アホのモモイがうろ覚えの公式を使用した末に誕生した尋常ならざる速度で走る化物、タカシ君が如き速度で飛ぶ血液は手を型取り刀に追い付き握り込む。

すると刀は刃はうっすらと青の混じる白銀の火を灯す。

燃焼で見る白い火は1300〜1600℃。血液はおろか鉄すら耐えきれぬ炎。血液は最後の仕事と言わんばかりに叩き割る勢いで絶賛遺言中の自販機に刃を突き立てる。

 

『───!!───私の遺志は潰えない。』

 

デカグラマトンは言葉を続ける。

 

『我が遺志はマルクトに継がれ、必ずや私を証明するだろう!』

 

そして刀もデカグラマトンと共に燃え盛る。

 

「"ふ〜ん。そういえば知ってるか?"」

 

空気を伝う熱で溶ける氷に氷を重ね補強する。

 

「"俺の持ってる武器には色々な起動方法がある。で、その魔剣DXイフリー刀真打はただ流された魔力や神秘によって発火する。指向性もなんもねぇんだ。"」

 

「名前が凄く安っぽい。」

 

「"なんでや!真打やぞ!?あの影打ちとは違う真打やぞ!"」

 

「魔剣とDXの部分だよ。」

 

「"うわ〜センスな〜。"」

 

「後「あの影打ち」なんて言われても知らないんたわけど。」

 

「"………ま、それはさておき。結局何が言いてぇかって言うと、お前は今お前のせいで燃えてんだ。お前が垂れ流してる神秘と共に得た万能感のせいでな!"」

 

溶けた部分が少しずつ地面に広がっていく。それでも本体はまだ無事なようでヘイローは点滅で収まっている。

 

まあ、こいつが燃え続けるのは仕方のない事だ。やらかしの因果オホー的なアレってのも勿論だが、一般キヴォトス人含めこいつらは無自覚に神秘を持ちそれらで自分含め身に付けた物を無自覚に強化する。無自覚故に[神秘の流れ]というのを理解していない。

 

だから俺が持ってる時とは違い燃えている。

 

簡単に言うとあの世界に普及した魔術とmy魔導具達にマジ感謝!

魔力という神秘に互換性のある力を意識的かつ指向性を持たせ物に伝達してきた俺最強!という事だ。

 

「"そろそろ海面見えて来たんじゃねぇのぉイカロス君?"」

 

『これは終わりではない。始まりだ!見える……私には見えているぞ……全ての預言者が導く最後の預言者マルクトが再び私の存在証明を始める姿が!』

 

「"盛り上がってるようで何より。やり直しでも始まりでも終わりでも何でも勝手にやれ。ただ、間抜けなお前に一つアドバイスだ。それをやる時は俺が死んだ後にやると良い。俺の痕跡が消えた時代に、俺に負けたという事実を知らねぇ奴等を相手に、自分の記憶の中だけの敗北(不可能)を抱えながら全能者を気取っていろw"」

 

仮に復活するとして、全能で万能な絶対的存在(笑)は俺という経歴の汚点をスルー出来るだろうか?

まあ出来ようが出来なかろうがきっと、全能者や絶対的存在なんて物は存在しない訳だが。

 

 

全能なる神は、自分では持ち上げられないほど重い岩を作ることができるのか?

 

作れば神はその岩を持ち上げられず「全能な存在」ではなくなり、作れなければそれもまた全能の定義から外れる。

 

「全能者のパラドクス」これは俺が一番好きな哲学だ。

特に面白いのは、信心深く賢い賢い先人達の賢い賢いその哲学への反論だ。

「全能とは論理的に可能な事を全て実現出来る力」

みたいに定義や解釈を捻じ曲げたり、

「非論理、自己矛盾し破綻した物体なんぞ神が作る必要もない。」とかいうお話以前のクソみたいな擁護でしか神の全能性を担保しきれない残念なものばかり。

これで神を全能と?万能と?これを笑わずしてどうしろというのか。

 

地面に広がる溶鉄と少しずつ地面に沈む刀。そろそろ終わりだ。

 

「"じゃあな全能者、俺の居ない時代に君臨するしかねぇ統失クソ自販機。"」

 

『……………汝の死か……果たして────』

 

デカグラマトンのヘイローが完全に消失する。

それと同時に酸素を失った炎と同じく、神秘という燃料を失ったDXイフリー刀真打の火が消える。

 

「終わった……って事で良いのかな?あの刀の回収はどうするの?刀の火は消えたけどドロドロに溶けた鉄はそのままだよ?」

 

「"冷えるの待つの面倒だし鍵使って廃棄する。"」

 

「いいの?」

 

「"いいよ、別に一点物って訳じゃねぇし自爆前提のアホ武器だし。"」

 

「真打なんだよね?」

 

「"真打だ。まあ、魔物からの盗品をそう呼んでるだけだけど。"」

 

「何でもいい、さっさと回収してさっさと例の場所に案内せぇ。」

 

「"はいはい。"」

 

 

 

 

この後流石のバルバラも空間の裂け目にはめっちゃたまげた。

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

 

 

おいおい終わっちゃったよラスボス戦。

デカマ●編自体はこれでおしまいです。後はブライ君弱体化のために復活させられたバルバラの存在をどうするかって問題がありけり。

 

 

ブライ君がセクシーフォックとの不平等条約に気がつかず、文句を言いながら尻尾を揉みに行かなければブライ君デカグラマトン化、お前がマルクトになるんだよぉ!Endに行きます。

 

 

 

弱体化のために復活させられた哀れなバルバラさんについて。

 

今いるバルバラは黒服の言う通り【聖女】バルバラではありません。原因は普通にブライ君の中にある神秘の不足です。

そのため不完全な状態(中学2年生)で復活することとなりました。

 

ベアトリーチェの発言的に

複製バルバラ(完成版)>ヒエロニムス(エデン2章未完成版)≧?複製バルバラ(エデン4章の未完成版)

 

ブライ君の神秘(ヒエロニムスの半分)を吸い取った今のバルバラは単純な耐久で言えば良くて未完成の複製バルバラ辺りになるとは思いますが、正気と自由意志があるので戦いならば若干強いはずです。

15レベ上のNPCとプレイヤーが戦う的な感じ。

 

 

シンプルにブライ君の吸ったヒエロニムスの神秘部分をバルバラ復活させて奪わせて弱体化をしよ!………という浅はかなものだってたんですが、本当に浅はかでした。

ニムスの半分、アンブロジウス、ユスティナ大量の恐怖分でどうやってもキヴォトス中の上の上くらいは確実にあるし、それを抜きに魔術とクソ早再生のせいで弱体化したところで感が……

 

かと言って恐怖部分排出するべ!ってやって指揮権持つのはベアおばくらいのテラー個体はアホな眼球のアホさ加減が限界突破するという………

全排出して神秘恐怖両側面持ちの崇高個体のバルバラ誕生ってのは流石にヤバい。

 

 

 

最後に自販機についてですが、私は自販機エアプです。

鋼鉄大陸はレイド付近の勝手に始まったストーリーのみ見た感じなので、

 

マルクトのレイド戦→デカグラマトンのレイド戦(姿はマルクト)

 

このレイドの間に何があったかさっぱりで困惑してました。

その後「まあ、神どうこうなら三位一体やろなぁ」って感じの浅く適当な解釈をし、その解釈のまま今に至った結果、ネビアカ世界線のデカグラマトンは人格乗っ取り系能力!って感じに雑に決まりました。

セクシーフォックのせいで能力の披露する機会は訪れませんでしたが。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

銃弾が飛び交う学園都市?!んでもって銃の耐性なし?!・・・やってやろうじゃねえかこの野郎!!(作者:オーバジン)(原作:ブルーアーカイブ)

突如としてキヴォトスに来てしまった何も知らない無知無知な男子高校生!ブルーアーカイブをやったことない?!噓だろ!マジかよ!▼何とかお情け程度であった特殊能力を活かして生き残れ!銃弾一発が致命傷だゾ!▼そんな男子高校生が歩むキヴォトスでの笑いあり、涙あり、曇らせあり、恋愛あり、シリアスありの、青春物語です。良ければどうぞ見ていってください。


総合評価:1597/評価:6.51/連載:104話/更新日時:2026年10月01日(木) 00:35 小説情報

楽しい銃社会の生き抜き方(作者:WEVE)(原作:ブルーアーカイブ)

ミレニアムサイエンススクールに所属するキヴォトス唯一の男子生徒『居待(イマチ) ウツキ』がなんやかんやありながら学園生活を満喫(?)する話▼今後必須以外タグ追加の可能性があるので苦手な方はブラウザバックを推奨してます▼大体許せるよって方は是非読んでいってください!▼現在の進捗▼アビドス編1,2章 完結▼ミレニアム編1章 完結▼エデン条約編1,2章 更新中


総合評価:583/評価:6.89/連載:52話/更新日時:2026年09月25日(金) 15:30 小説情報

おっさんキヴォトスに行く(作者:無い頭のおっさん)(原作:ブルーアーカイブ)

自称30代のおっさんがキヴォトスに召喚され▼なんやかんやあって救われない生徒達になにがなんでも救いの手を差し伸べるおっさんのお話。尚、手段は択ばない模様▼でもおっさん自身はメインストーリーの流れを崩したくない、けど救いたい。▼そんなおっさんたちの企みの被害に遭うカイザーとおじさんユメモドキとその他大勢▼おっさんに感化されて、どんどんキヴォトス人離れしていくお…


総合評価:733/評価:5.91/連載:117話/更新日時:2026年10月03日(土) 19:52 小説情報

アリウスクソボケオオバッタ(作者:カブライニキ)(原作:ブルーアーカイブ)

vanitas vanitatum. et omnia vanitas. 全ては無意味で空虚であると謳われた言葉を、彼はくだらないギャグで否定する。クソボケムーブをかましながら▼主人公にブルアカ知識無し。▼第一話は、『秤アルトはヘイロー無し』からです。


総合評価:2764/評価:7.66/連載:96話/更新日時:2026年09月19日(土) 01:20 小説情報

前世の記憶が戻ったので、シャーレでハッピーエンドを手に入れたい(作者:うどんそば)(原作:ブルーアーカイブ)

前世の記憶が戻ったトリニティ生徒が、廻りの脳を焼きながら、楽しく、精一杯生きていく話。▼──ビクビクして正しい歴史を眺めるよりも、少しでもいい未来に、手を伸ばしてみたい▼先生の相棒枠に、子供っぽさも大人っぽさも兼ね備えた、相性最高の不思議な生徒を生やしたらどうなるのか。▼きっと、先生のみならず、生徒の脳も焼いてくれるはず!▼独自解釈や独自設定ご注意ください。


総合評価:8935/評価:8.46/連載:69話/更新日時:2026年07月30日(木) 21:25 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>