透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか?   作:ゴジマツリ=ユーリエフ

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15.カイザーに、襲撃しようと思ってる。社員のみんなには、悪いけど。 不意打ちで。

 

カイザーは襲撃なんて受けたことないから。(大嘘)

びっくりするかもだけど。

もう気持ちを伝えるのを我慢できないから。

 

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「はぁ?風紀委員長に会いたい?そんなに容易く会えるとでも思ってるのか?」

 

この前の行いを考えると当然だ。

 

「"そこをなんとかしてくれぇー"」

 

現在、先日煽り散らしたゲヘナ風紀委員会にカイザー襲撃の協力を得るため、ゲヘナに来ている。近くにある火山の地熱で暑い。ゲヘナといい、アビドスといい、何か暑い所多くないか?

 

「そうだな、じゃあ土下座して私の足でも舐めたら…」

 

「"妹の願いだ…足とは言わずケツの穴まで舐めてやるよ!"」

 

我が妹にそんな性癖があったなんて知らなかった…

 

イオリのスカートに手をかける。

 

「やめっ..ヤメロォー!プライドとか人としての迷いとか無いのか!?」

 

「"そんなもの、少し昔に捨て去った!"」

 

「異常者!ヘンタイ!歪んでる」

 

歪みねぇな♂

 

「"変態?俺が?心外だな…俺は自身を素晴らしい兄だと思っている…仮に…そう感じたのなら、そうさせているのはイオリなのだからイオリが責任を取り給え"」

 

冗談だ。妹を性的な目で見るような奴は兄として失格だ。

これは俺個人の心持ちであって別に、イオリを妹失格と言いたい訳ではない。

 

「何をやって…本当に何をやってるの!?」

 

「い、委員長!」

 

待ち人来たり。俺の願いは半分叶ったのだ、やはり妹の歪んだ望みも叶えてやるべきだろうか?

 

「"可愛い妹がケツ舐めろと言って来たんだ。俺は兄として…"」

 

「えっ!?」

 

バコッ!

 

青い空が見える。顎と地面に打ち付けた頭が痛い。

暴力系ヒロインは負けてしまうぞ我が妹よ。

まあ、ハーレム築いてるクソ男に渡す気なんぞ毛頭ないがな!

 

「言ってないだろ!このヘンタイッ!」

 

妹は必死で否定する。

そうだよな、こんな事は他の人に聞かれたくないよな。ちょっと前ホシノにデリカシーが無いって注意されたばかりなのに…

 

「…先生がイオリのお兄さん?…銀鏡ブライだったの?」

 

空を見上げていると、そんな疑問が投げかられて来る。答えなど決まっている。

 

「"……一度でもお兄ちゃんなんて呼ばれたら兄貴なんだ。たとえ血が繋がって無くても。"」

 

何か、語感が白身フライみたいで嫌だ。やっぱり血の繋がりは気の所為だと思う。色素云々もそうだ。

頭を強く打つとこれだから…

 

「呼んだ事ないだろ!」

 

「???」

 

そんなに恥ずかしいがる事でも無いだろに…

 

「"それはそうと、すまんなイオリ。俺は委員長と話があるんだ。また今度ゆっくり話そう。"」

 

「断る!」

 

「"そんなに今俺と話したいか…愛い奴め。"」

 

「そっちじゃない!」

 

ツンデレも基本的に負けヒロインだ。素直に気持ちを伝える事をお兄ちゃんはおすすめする。

 

「それで…話って?」

 

寝転がっての会話は失礼なので立ち上がる。

 

「"先日のアビドスでの一件で、防衛の為とはいえ、俺が部隊を壊滅させた事により、その日の業務に多大なる迷惑を掛けたと思う。まずはその事について謝罪させて欲しい。…誠に申し訳ございませんでした。"」

 

深めに頭を下げる。まずは、謝罪だ。

頭はまだ上げない。ここからはお願いだ。

 

「"そして、虫の良い話なのは分かっている。小鳥遊ホシノの救出に協力して欲しい!"」

 

「そんな事…………」

 

「自分の望みの為に頭を下げる姿なら、これまで何度も見てきた。でも、生徒の為に頭を下げる先生は始めて見た。顔を上げて頂戴。」

 

「"足を舐めたり、ケツを舐めたり、脇を舐めたり、臍を舐めたり、おさんぽプレイとかしなくて良いのか!?横乳ビンタは?"」

 

「風紀委員会を何だと思ってるの!?」

 

「……………」

 

常に横乳を出している奴がナンバー2で、兄にケツを舐める事を強要する妹が所属する組織だと思ってます!

 

 

 

 

 

風紀委員会が仲間になった。

 

 

 

 

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やってみせろよ、ファウスト

 

なんとでもなるはずだ!

 

「カイザー襲撃ですか!?」

 

「"ファウスト様、お願いしますよ〜。前線とか出なくて良いんで、な〜んかデカいのお願いしますよ〜。"」

 

アビドスの現状を知った平凡な生徒を自称するヒフミは三大校トリニティの生徒会である「ティーパーティーにかけ合う」と言っていた。

ティーパーティー、又はそれに近しい者と繋がりがあるという事だと思う。これを使わない手は無い。

ゲヘナからの帰際、ヒフミと通話越しに協力を要請している。

 

「その呼び方は止めて下さい!」

 

何となくお約束になりつつあるやり取り。

 

「"ヒフミ、実はこんなペロロを手に入れてな…"」

 

ハ◯ドリ君カラーのペロロの写真をヒフミに送る。

ヒフミにはペロロ投げとけば大体どうにかなるはずだ。

 

「!?」

 

「"…どうする?"」

 

「やります!」

 

ヒフミは知らないだろが、入手方法は勿論そういう事だ。指摘するという事自体が"そういう奴"という証明になるのでヒフミが真実へ到達する事は多分無いだろう。

 

ま、お嬢様学校にとんでもないド変態でもいない限りバレる事はは無いから大丈夫か!

 

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

「あなた様、「会えなかった時間は愛を一層強くする。」という言葉はどうやら本当だったようです♡」

 

一方的だけどな!

 

謝罪と感謝をする為に矯正局でワカモと面会をしている……はずだ…

面会室には遮る物が何も無く、災厄の狐との触れ合いコーナーが出来上がっていた。

ワカモの服装はいつもの和風のセーラーから横乳の布を削ぎ落とした物だ。

ワカモなら、いつかやると思ってました。

 

今は壁際に追い詰められ、両手はワカモと恋人繋ぎの状態で、耳付近の高さで壁に押し当てられている。

 

「"あー、うん、俺もお前に対する認識を改める事ができたよ。"」

 

ワカモの顔が恐ろしく近いので顔を逸らす。所謂ガチ恋距離という奴だ。近すぎて胸元にワカモの鼻息が当たって来る。

 

顔を逸らした先にいる、刑務官の持つ銃には狐の尻尾のようなモフモフのストラップがついている。………完全に嵌められた。

 

おい!「後は若いお二人で〜」みたいな顔して扉から出ようとするんじゃあない!

 

「"…ワカモ、昨日のカイザー撃退の件は本当にありがとう。助かった。後、脱獄を疑って悪かった。"」

 

サンクトゥムの制御権が奪われないように、顔を逸らした状態で謝罪と感謝を行う。不適切な態度なのは理解している。

 

「あなた様の為です。礼には及びませんわ。…それに、以前の私を考えれば、疑われても仕方ありません。」

 

長年行ってきた、自分の中での普通を間違いであることだと認め、改める事は難しい。

破壊と略奪が趣味のワカモも、それを悪だと認識し過去を顧みて反省しようとしている。

宗教設立や警察の買収など他にも問題はあるが、取り敢えずは一歩前進だ。

俺の2.3年で歪んだ価値観も、癪だが黒服という外的要因で少しはマシになった…

いや、ワカモも頑張ってたし、俺、自らも頑張らないと…

明日やろうはバカ野郎。布のストックは今日捨てる……、飯食った後か…風呂入った後か…寝る前か…とりま今日中に!

 

……ワカモも目的は違うが同じような悩みを持つ同士だ…

 

ブライはワカモの方へ顔を向ける。

 

「"お前も頑張ってるみたいだし…出所したらさ、何処か遊びに行かない?…いや、嫌なら良いんだ!"」

 

 

 

 

 

 

自惚れるなアホ!「俺との外出がご褒美」みたいな言い方しやがって!相当痛い奴だぞ!言葉を慎めよ……!

 

「はい!?」

 

ワカモは予想外の言葉に繋がれた手は解かれ、後退する。

 

ほら見ろこんな反応だ。でも手が自由になったから良い!別に、ちょっとワカモに興味湧いただけだし!ゲームやってる頃には忘れてるね!

 

「そ、その、し、失礼いたしましたぁぁー!」

 

素早く仮面を装着したワカモが扉までの短い距離を全力疾走し、退室した。

 

 

 

 

 

 

結論だけ、書く。

 

失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した

失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した

失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した

失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した

 

俺は失敗した失敗した失敗した失敗した

失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した

失敗した失敗した失敗した俺は失敗

 

 

ポンっポンっ

 

優しく肩を叩かれそのまま手を置かれる。

叩いた人物は、先程出ていったはずの信者だったようだが、何故か笑顔で親指を立てていた。

何処がgoodなんだよ…死ぬ程恥ずかしいぞ

 

 

 

 

 

ブライは知らない。ワカモは攻撃力が高いだけの紙装甲である事を。ガチ恋距離で迫ることは出来ても、ガチ恋距離で想い人に自らを肯定され、デートの誘いを受ける事はワカモにとって即死攻撃に等しかった事を。

 

 

 

 

 

 

その後、信者にワカモへのメッセンジャーを頼みカイザー襲撃の際に、風紀委員会以外の信者達を参戦させないよう伝えて貰った。

 

アコの言う通り、ただでさえシャーレは怪しい組織だ。ワカモの捕縛以外に目立った実績が無いにも関わらず、所属機関がバラバラの人間を大量に引き連れてくるのだ、怪しいを通り越して恐怖でしかない。

 

それに加え、信者が所属する組織がメンバーへの不信感が募り内部崩壊し、終わっているキヴォトスの治安が更に終わる可能性すらある。

 

 

 

 

──────────────────────────

 

便利屋はカイザーきちんとした依頼料を貰えず冷遇されていた事を耳に挟んだ。

つまり共通の敵だ。協力を頼めるかも知れない。

 

「"仕事の時間だ、068。依頼内容はアビドス砂漠に滞在するカイザーPMCの撃退及び、小鳥遊ホシノの救出。報酬は龍が巻き付いた剣の真の使い方と、爆発する弾丸の制御方法だ。便利屋諸君、これはアウトローとして名を上げるまたとないチャンスだ!奮闘を期待する!"」

 

「やるわ!」

 

スター選手に憧れるよりもアウトローに憧れる社長だ。

何にでもアウトロー付けとけば釣れる。

 

後は………

 

 

 

 

 

 

──────────────────────────

決戦の日

 

 

 

 

\デェェェェン/

「ん、準備完了」

 

フェイスペイントって…ちょっと気合入り過ぎじゃないか?

 

「補給も十分、おやつもたっぷり入れておきました!」

 

遠足はこの前終わっただろ…菓子より弾を詰め込めよ!とツッコんでやりたいが、腹を空かせているかも知れないホシノへの気遣いだと言う事にしておこう。

 

「睡眠もしっかり取ったし、お腹もいっぱい!どこからでもかかって来なさい!」

 

満腹状態での激しい運動はおすすめしない。

 

「私の方も、アビドスの古い地図を全て最新化して置きました。作戦参加者全員に配布して置きます。」

 

安心と信頼のアヤネさんだ。

まあ、今回は援護射撃の為、前線に出るらしいので、そこは心配だ。

 

「"ん、おかのした。…それじゃ、俺は行ってくるぜ。宇宙(そら)へ!"」

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

 

「"こんなかに小鳥遊ホシノが攫われてんのに、黙って引き下がる奴いる?小鳥遊ホシノが攫われて日和ってる奴いる?いねえよな!カイザー潰すゾ!"」

 

「「「ワァァァ」」」

 

うっせ………。

欠員なし、通信は良好。パーフェクトだ。

俺は今、襲撃地点より少し離れた上空のヘリで待機している。

 

「まさか、風紀委員会と共闘することになるなんて…」

 

「それはこちらのセリフです!」

 

敵対組織との一時休戦からの共闘って良いよね!

 

「"んじゃ、お前等も頼んだぜ。…一番槍、ブライ いきまぁす!"」

 

ヘリの操縦者と同乗者にそう伝えヘリから飛び出す。

 

 

 

「"透明だ。気分がいい…"」

 

見通しの良い砂漠、大量の敵、そして被害が及ばない場所に待機している味方。久しぶりにぶっ放せる。

 

 

 

 

 

「"────これぞ我が至高にして最高の一撃"」

 

風を纏い、現在確認出来ているカイザー社の拠点の上空まで移動し、その後は重力に身を任せ落下する。

 

 

 

 

 

 

 

 

「"───I──am───"」

 

 

落下するブライの体からは緑色の煙の様な物が絶えず発せられている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「"──Toxic"」

 

瞬間、緑色の煙が全てを包み込んだ。

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

ルンファク4で天叢雲剣(50%の確率で即死させる両手剣)に歌の小瓶(即死以外の各デバフを10%付与する素材)と10倍鉄(直前に投入した素材の効果を8倍に強化する素材)を合成して双剣に効果を移した後に、やり込みダンジョンに潜った時は目茶苦茶興奮した。(スーパー隙自語り)

 

その日からデバフキャラや嫌がらせ特化のキャラを使い始めるようになった。

 

アンケート機能のお試しです。皆様はブルアカの最高レアリティの出る封筒は何封筒と言っていますか?

  • 紫封筒
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  • いいからお前は全国のタカハシさんに謝れ!
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