透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか?   作:ゴジマツリ=ユーリエフ

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19.こうじょうけんがく

 

パヴァーヌのタイトルはゲームネタ縛りにしようと思ったけど普通に無理そう。

 

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「"目標は分かった。目的はなんだ。"」

 

近くの廃墟をゲームの参考にしたい!とかならまだ分かる…しかし、それを言い出したのは、グラフィック担当のミドリでは無くモモイだ。マジさぱらん

 

「先生はG.Bibleって知ってる?」

 

「"キヴォトスの都市伝説だな。内容までは知らん………それが廃墟にあんの?"」

 

俺の先輩はホームレスなのかも知れない。

 

「そう。ヒマリ先輩によると、そこは「消えて忘れ去られた物が集まる、時代の下水道なのかもしれない」…って。」

 

中々に興味深い話だ………

 

「ヒマリ先輩って…ヴェリタスの車椅子に乗った美人の先輩?いつもRPGの賢者みたいに「私は何でも知ってますよ」って感じのヒマリ先輩が、「かもしれない」って言葉を使うのは珍しいね。」

 

[車椅子の人]という認識ならきっと、そういう事だろう。天は二物や三物を与えてくれる事もあるが、最悪な物を奪って行く事もある。まあ、本人の気を知りもせずに、こんな事を考えるのは失礼だな。

 

「まさかとは思うけど…お姉ちゃんが「ここにG.Bibleがある」って言ったのは、「消えて忘れ去られた物が集まるって」って聞いたから?そ、それだけ!?」

 

「"ゲームプレイヤーなら命中100%以外信用しちゃいけないだろ!"」

 

「そ、そんなことないよ!ヴェリタスに捜索をお願いしたら、座標を教えてくれたの。「G.Bibleが最後に稼働された座標」をね。その座標が指していたのは、「普通の地図」には存在しない場所…今から行く廃墟だったの!」

 

取り敢えず分かったのは、モモイはキャラロストが賭かったタイミングで80%を信用してしまう人間だと言う事だ。

 

「"……で、G.Bibleって結局何?"」

 

制作時間を捨て、廃墟を探索してまで得る必要があるものか精査するべきだ。

 

「簡単に言うとね。キヴォトスには昔、伝説的なゲームクリエイターがいたの。その人が在学中に作ったのが、G.Bible。その中には「最高のゲームを作れる秘密の方法」が入ってるんだって!」

 

はいはい、サブリミナルサブリミナル

 

「……それ、何処かのゲームクリエイター学校の広告じゃなくて?」

 

「"情報商材っぽくもあるよな。知り合いにも居るだよ、すぐに詐欺られる奴が…セリカさんって言うんですけどね!"」

情報商材じゃなければワザップだ。どうしようもねぇな

 

「違うよ!G.Bibleはあるって!読めば最高のゲームが作れるようになる「ゲームの聖書」は絶対にある!そのG.Bibleを読めば、最高のゲーム「テイルズサガクロニクル2」が作れるはず!」

 

見てもいないというのに、モモイは信じて疑わない様子だ。こいつがサンタと遭遇する年が楽しみだ。

 

「"天空に浮かぶ城や、突如として隣に現れる森の妖怪じゃないんだから……分かった。ささっと行って、さっと帰るぞ"」

 

無視をしても良いが、このタイプの人間は意見が通らなければ拗ねて作業への着手が遅れるだろう。ならば今は従うべきだ。

 

別に時代の下水道に、変な形状や性能の武器とかを期待して行く訳ではない。

 

 

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廃墟だと言うのに、何故か結構な量の戦闘用のオートマタ達が存在していた。以前の俺とは違う。ちゃんと壊して良い機械共はカタログで見た。

 

 

「"向こうにいる敵…全部バラせば…オレ達、自由になれるのか?"」

 

「しっ!先生静かに!」

 

「お姉ちゃんも!」

 

でけぇ害虫のモノマネを披露したら普通に注意された。注意するモモイの声の方が一番大きかったのは言うまでもない。

 

「"はい!静かにします!"」

 

 

 

  ドン    ドン    ドン   ドン

 

 

壊しても良いなら加減は必要ない。上から大岩降らせて

はい、おしまい。

 

 

「「すごい!」」

 

「"雑作も無い…"」ドヤァ

 

 

場所は分からないが取り敢えず近くの廃工場に歩きだした。

 

 

 

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「私、魔法って始めて見ました。」

                    ガンッ

「あの砂漠の奴ってCGみたいだったもんね!」

                     

「"主に中立区の不良に使ってたからなぁ…見る機会は無かっただろうな。"」

 

勿論、違法賭博や部活動襲撃者も攻撃対象になる事を忘れずに

 

       ガリッ

 

「でも、武器がマグロって、なんかオリジナリティーないよね!」

 

「お姉ちゃん!」

 グシャ

「"オリジナリティーが無いのはお前らのゲームタイトルだろ!テイルズもサガもクロニクルも聞いた事あんだよ!"」

 

「違うよ!私達の完全オリジナルだよ!」

 

「……………」

        バリバリッ

それは流石に無理がある………

 

巻き込まれた妹は俺から顔を背けている。

 

 

 

「"マジな話、レトロゲームって遊ぶ機会なさ過ぎて良く分からんのよな。"」

 

「先生は3D◯で遊んだ事は無いんですか?」

 

「"目茶苦茶遊んだよ……ミドリ、それは流石に嘘だよ…………嘘だよな?レトロじゃないよな?"」

 

「ところがどっこい夢じゃありませ〜ん!」

 

あぁ…絶望の音………

 

「接近を確認。」

 

オートマタを潰しながら前進していると突然、聞き慣れない機械音声が部屋に流れる。

 

「"!?"」   「えっ、なになに!?」

「部屋全体に音が響いてる………」

 

「対象の身元を確認します。才羽モモイ、資格がありません。身元を確認します。才羽ミドリ、資格がありません。」

 

この2人には犯罪歴しかないぞ!

 

「え?何で私達の事知ってるの?」

 

確かに、かなり昔に放置された廃墟に何故今年の1年生のデータが送られている?意味不明だ。

 

「対象の身元を確認します…■■■■■先生…」

 

「何かバグってる!」

 

「でもこれって、先生の事ですよね?」

 

2人には正常に聞こえていないようだ……

 

「"状況的にそうだろうな"」

 

何故前世の名前を?…知っている可能性がある奴の心当たりはある……しかし…黒服のあんな与太話を信じろと?

 

「…資格を確認しました、入室権限を付与します。」

 

「ええっ!」

 

「え、どういうこと!?先生はいつこの建物と仲良くなったの?」

 

「"知らん。こういう時は普通「全員揃って資格無し」って事で、クソデカい防衛設備とボス戦になるのがお約束だろ。"」

 

「才羽モモイ、才羽ミドリの両名を、先生の生徒として認定、同行者である生徒にも資格を与えます。」

 

権限の入手条件は「教師」であること…そしてここは連邦生徒会が立ち入りを禁止していたエリア…

誰がこんな事を思い付いたのか分かって来たが、何が目的なのか一向に分からん。

 

「下部の扉を開放します。」

 

「「下部!?」」

 

「"あー、そう来たか。有権者ぶっ殺しゾーンは斬新だな。"」

 

ガチャン

 

扉が開く瞬間、双子の手を取り、光源を発生させ下の様子を確認する。

 

「「うわあぁぁぁぁぁ!!」」

 

幸い下に危険そうな物は無い。地面までは4〜5mと言った所だ。キヴォトス人の場合は知らんが、地球産ボディなら普通に骨折する。まぁ、今となっては関係のない話だか…

 

地面と自分達の間に石柱を発生させる。

 

「「ぁぁぁ………ん?」」

 

「"下に参りまーす。"」

 

生成した岩を下から徐々に削って行く。多分これが一番安全だと思います。

 

「ありがとうございます。」

 

「"おう。"」

 

「そんなに深い所じゃ無かったみたいだけど…ん?えっ!?」

 

周囲を見渡すモモイが急に固まる。

 

「ん?……どうしたのお姉ちゃん…えっ!?」

 

それに続きミドリも固まる。気持ちは分からなくは無い。

 

「"全裸日光浴とは…レベルが高いな。"」

 

局部は隠れている為ハッキリとは分からないが、間違い無く上裸の幼女さんが穏やかな表情で光を浴びていた。

 

「この子……眠ってるのかな?」

 

「返事がない、ただの屍のようだ…」

 

「不謹慎なネタ言わないで!…それにあの子……………「電源が入ってない」みたいな感じがしない?」

 

ミドリの言う通りだ。胸部が一切動いていない、少なくとも呼吸を必要とする状態ではないようだ。だが、状態を見るに死体とは思えない。

 

「"じゃあ、やる気スイッチでも……おぉい!"」

 

アンブッシュ!

ミドリの両手でブライの視界は塞がれた

 

「何で先生は普通に見てるんですか!」

 

「"こんな場所で全裸の不審者とか普通に見るだろ?それに恥じらいが無い全裸等、大根の入っていないおでんの様な物だ。美味しいけれど決定的な物が足りない…そんな感じ。だからセーフだと思う。"」

 

そして寝込みのロリを襲うやべぇ変態では無いのでその手は不要だ。

 

「い、意味が分かりません!お姉ちゃん!私の鞄の中に予備の服あるからお姉ちゃん着せて来て!」

 

正直自分でも何がセーフなのか意味が分からない。

 

「予備の服なんてあったんだ…ってこれ私のパンツじゃん!」

 

「違うよ、これは私の。猫ちゃんの表情が違うでしょ。」

 

唐突に下着について議論しだす姉妹、俺の目は塞がれいるが、耳を塞いでいない事を忘れているのだろうか?

 

「"全部聞こえてんだけど、それは気にしなくて良いの?"」

 

「「……………………」」

 

反応は見えないが多分駄目だったようだ。

 

 

 

──────────────────────────

 

 

少しの沈黙の後、小さな足音が響く。モモイは少女の方へ歩いて行ったのだろう。

 

俺の為にもさっさと着替えさせてくれ

 

 

「すごい、肌もしっとりしてるし柔らかい…あれ?ここに文字が書かれてる。…AL-IS…?アル、イズ…エー、エル、アイ、エス?アリス?この子の名前かな?」

 

「お、お姉ちゃん、まだ?」

 

姉が名前を熟考している間、妹は頑張って俺の目を塞いでいる。

 

「"早くしないとミドリの手がきつそうだぞ?今もプルプル震えてるし。"」

 

「先生がちょっとしゃがんであげれば良いだけの話じゃん!………それと、もう終わったよ。」

 

俺の視界に色が戻る。おはよう世界。

 

「…この場所は…この子は一体何なんだろう?」

 

「この子に聞いた方が早いんじゃない?」

 

「"起きてくれたらそれが一番早いんだけどな。"」

 

ミドリと共にモモイとアリス(仮)の方へ歩いて行く。

近づくと警報音らしき物が聞こえてきた。

 

「何この音?」

 

「警報音みたいだけど近くにロボットでもいるのかな?」

 

「ううん…この子から聞こえた気がする。」

 

技術はエロと戦争により発展する。アリス(仮)の作り込みを見るに多分前者の方だろう……多分。全くもって度し難い!!ここら一帯が廃墟になる訳だ。

 

「め、目覚めました。」

 

ヘイローが浮かび上がり少女は目を覚ます。青色の瞳には感情は無い。ヘイローを点灯させる所には匠の拘りを感じる。

 

「状況把握、難航。会話を試みます……説明をお願いできますか?」

 

「え、えっ?説明?何のこと?」

 

「せ、説明が欲しいのはこっちの方!あなたは何者?ここは何なの?」

 

「"………"」

 

如何にも機械です、という感じの口調。発する内容の通り敵対する様子は無く、見える場所に武装は確認できない。

服を着させたのが仇となら無ければ良いが…

 

「本機の自我、記憶、目的は消失状態である事を確認。データがありません。」

 

0% 0% 0%

 

「ど、どういう事?………い、いきなり攻撃してきたりしないよね?」

 

「肯定。接触許可対象への遭遇時、本機の敵対意思は発動しません。」

 

「うわ、すごい。ロボットの市民ならキヴォトスによくいるけど、こんなに私達に似ているロボットなんて初めて。」

 

市民…という扱いになるのか?

 

「"接触許可対象について教えてくれ。"」

 

「回答不可、本機の深層意識における第一反応が発生したものと推定されます。」

 

ロボット三原則の様な条件がプログラミングされているという事だろうか?

であれば「非攻撃対象」みたいな言い方しないか?

 

「……工場の地下、全裸の女の子、おまけに記憶喪失…閃いた!!」

 

通報した。

この女、絶対に碌な事を考えていない。

 

「いや……今の言葉の羅列からは、嫌な事しか思い当たらないんだけど……」

 

「????」

 

「"そんな訳ないだろ…きっとヴァルキューレに身柄を保護して貰うだけだ………そうだろ?"」

 

「取り敢えず、今はここから出ないとね!」

 

「"おい!"」

 

 

何やかんやでモモイが目的を話す事は無かった。

俺の中でのピンクカラーのロリが誤魔化しや、はぐらかしの象徴となって来ている。

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

特にドンパチする事無く、ミレニアムには帰ってこれた。

その過程で、アリス(仮)が無闇矢鱈と人を襲わないという事が分かったのでひとまずは安心だ。

 

「ねぇちょっと…この子を部室まで連れて来てどうするの!」

 

「???」

 

「し、仕方ないじゃん。あんな恐ろしいロボット達がいる場所に放っていくわけにも行かないでしょ…」

 

嘘をつけ…あの時のお前は善意100%って顔じゃ無かったぞ。

 

モグモグモグモグ

 

少し目を離した隙に何かを口に詰め込もうといている…

 

「ああっ、私のweeリモコンを口に入れないで!ペッして!ペッて!」

 

自我とか記憶が消えたとは言っていたが、これでは赤子同然だ。しかも唾液の様な物まで分泌されているらしい。これ作った奴マジで変態だろ?

 

「"いずれ俺の物になるんだからな。マジで止めてくれよな。"」

 

「あげませんよ!」「あげないよ!」

 

流石双子、息ぴったりだ。

 

「"で、そろそろヴァルキューレに連絡して良いか?"」

 

「まだ待って。私達にはまだやるべき事がある。さて、取り敢えず名前は必要だよね。アリスって呼ぼうかな。」

 

その「やるべき事」が若干不安な訳なんだが…

 

「…本機の名称、「アリス」。確認をお願いします。」

 

「ちょ、ちょっと待って!それはお姉ちゃんが勝手につけた読んだ名前でしょ!?他の名前があったんじゃないの?」

 

「それは本人に決めてもらおうよー。どう、アリス?気に入った?」

 

「肯定…本機、アリス。」

 

あまりに自然な笑顔で驚いた。こいつには本当に意思や感情が有るのではないかと一瞬錯覚する程に。

 

「見たか!私のネーミングセンス!」

 

「う〜ん本人が気に入ってるなら良いけど。」

 

「"150年以上前の作品に登場する名前だぞ?アリーシャとかそんな感じじゃなくて良い?"」

 

「ダメだよ!それじゃ真の仲間になれないじゃん!」

 

マヌケは見つかったようだな…

 

「"じゃあ、タイガーフェスティバルでどうよ。"」

 

「wee版じゃ仲間にならないからダメ!」

 

普通に名前の候補として無しだろ……頭アスベルかよ。

 

「お、お姉ちゃん……まさかとは思うけど…この子をミレニアムの生徒に偽装して、うちの部に入れようとしてるんじゃ…」

 

バカ姉の妹よ、多分その通りだ。

 

「アリス!私達の仲間になって!」

 

それは肯定を意味した。

この女は、違法賭博や部活動襲撃を注意されているにも関わらず、更に罪を重ねる気らしい。

 

それにあろう事か、部員を増やす事で解決を図るという行為は「ゲームがガラクタで無い事の証明」を放棄する事になりかねない。つまり、モモイの発言は俺に対する裏切りの可能性がある。

 

何が言いたいかと言うと……

駄目だこいつ..早く何とかしないと…

という事だ。

 

 

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ネイビーアーカイブ(多分)裏設定

・龍が巻き付いた剣

 

ブライがアルから情報を得る為に貢いだネタ武器。

長さ80cmの龍のオブジェクトが巻き付いた剣。魔力・神秘を流すと剣と龍が分離し、半径5mに存在する所有者以外の生物の脛に執拗に突進する。その攻撃は相手が蹲るまで続く。所持者の剣への魔力・神秘の供給が遮断されるとすぐさま龍は剣に巻き付き攻撃は中断される。生物が対象であるため、オートマタやロボ住人は攻撃対象外。カイザー襲撃の報酬として神秘の制御方法を学んだアルは任意のタイミングで[ハードボイルドショット](EXスキルのやつ)と剣の使用が可能となった。剣の形ではあるが斬る事は出来ずに完全に鈍器。

戦闘において索敵や近接戦闘の補助を行ってくれる為、非常に便利。片手スナイプを特技とするアルに適した武器だと言える。

 

以前、アルは神秘を使用するハードボイルドショットに関して「気合を込めたら爆発する!」と話しており、制御できるようになった今でも感情の昂りで神秘が漏れ出す事が稀にある。そのため移動中に剣に神秘が流れフレンドリーファイアをやらかしメンバーから怒られる事がしばしばあり、戦闘外での剣の持ち運びに関しては本人の申し出もありハルカが担当している。

 

 

アンケート機能のお試しです。皆様はブルアカの最高レアリティの出る封筒は何封筒と言っていますか?

  • 紫封筒
  • 虹封筒
  • ピンク封筒
  • 百鬼夜行のピンク髪メカクレモブを実装しろ
  • ベアトリーチェはよく見ればシコリティ高い
  • いいからお前は全国のタカハシさんに謝れ!
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