透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか?   作:ゴジマツリ=ユーリエフ

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24.襲撃!バカ娘

 

タイトルの元ネタは、とある陣取りバトルのゲームとコラボした程度の知識くらいしかねぇでゲソ

 

後は語尾が変って事ぐらいじゃなイカ?

 

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目的

セミナー専用のエレベーターを使用し、最上階西側の部屋にある保管室から鏡を奪還する。

 

セキュリティ

エレベーターの指紋認証

無理矢理突破した場合、最上階がシャッターまみれになる。セミナーが緊急時と判断した場合も同様。

閉まったシャッターを開ける為には登録された指紋を認証する必要があり失敗すると更にチタン製のシャッターが降りてくるらしい。

 

 

茜さす校舎の中、電話越しに作戦の概要を聞いた。

命短しって奴だ、決行は人の少ない夕方から夜にかけて…つまり

今から……因みにユズはぶっ倒れていて不参加…

 

「うぅっ!アリスが連れていかれちゃった!」

 

「"アリィィス!!あんな良い子が…早すぎるよ……お前の犠牲は無駄にはしない!"」

 

「取り敢えず……一つ目の仕掛けは、上手く行った感じかな。そうだよね、先生?」

 

真面目な作戦中のおふざけにはモモイ以外は乗ってくれないようだ。

 

「"そうだな…後はエンジニア部だが…大丈夫そうか?"」

 

「ちょうど連絡が来てたよ、「トロイの木馬を侵入させることに成功した」…ってね」

 

「"流石に優秀すぎるぜ……"」

 

「それは一安心。失敗してたら、アリスが意味もなく監禁されただけ…って事になる所だった。」

 

「じゃあ、次のステップに移ろうか。」

 

「"そうだな。じゃ、よろしく頼む。マキマキ改めて犠牲2号!"」

 

ステップ1

エレベーターの指紋認証をぶち壊す為、アリスには犠牲になって頂く。そして、セミナーには駄目になった指紋認証に変わるセキュリティを新たにエンジニア部から購入してもらう。

勿論、セミナーはゲーム開発部とエンジニア部が協力関係にある事を考慮して、エンジニア部の物は避けるだろう。だから、エンジニア部には一見強力そうに見える罠のセキュリティを別名義で出品してセミナーに購入してもらうという作戦だ。上手く騙せるエンジニア部が優秀すぎる。

 

 

 

 

 

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ステップ2は完全に日が落ちた夜に行われる。

 

 

 

「さて、始めよっか。………緊張する。こんな気持ち、古代史研究会の建物を襲撃した時以来。」

 

馬鹿な姉を持つと苦労するなぁ…

 

「ヒビキとウタハ先輩は?」

 

「もう、「お客さん」を出迎える準備は出来てるって。」

 

「マキとコトリは?」

 

「準備オッケー、待機中だよ〜」

 

「お任せ下さい!私の理論上、作戦が成功する確率は2%です!」

 

「"40連くらい回せば出るな………"」

 

「ガチャじゃないんだから…ていうか、運悪いね。」

 

「"ああ、運が悪過ぎて、この前は頭上からプラステが降ってきたよ。"」

 

寧ろ10〜30連で引けるその豪運がおかしい

 

「じょ、冗談ですよ!安心して下さい、逆です、98%成功するでしょう!」

 

「それなら十分だね。」

 

「"大事な所では必中以外信用するなと言ったはずだが……まあ良い。エレベーターに向おう。"」

 

現に俺は頭からゲーム機が落ちてくるという超低確率イベントを引いた訳だが…

 

失敗した2%のパターン…プランBをミドリが考えたらしいが…まあ、それだけは避けたいものだ。

 

 

 

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計画通り誰とも遭遇する事無く最上階に辿り着く。計画によれば……

 

「"うん、計画通りシャッターはちゃんと閉じてるな。"」

 

「先生、お姉ちゃん、ハレ先輩から連絡!アカネ先輩を閉じ込めるのに成功したって!」

 

監視カメラをハッキングして、偽の映像を見せ、先行したマキとコトリを双子に誤認させ、アカネを誘き出しシャッターで封印する作戦が成功らしい。

当然エンジニア部製の指紋認証にアカネの指紋は登録されている筈も無く、足掻くほど脱出しにくくなる心折設計。マキ…コトリ…てぇてぇ犠牲だった…

 

ピピッ 指紋を認証しました。

ガガガガガ

 

「指紋認証システムも正常に作動したね。生徒会役員も隔離できたはずだし…タワーの中を自由に動けるのは、私達だけ!」

 

「"いや〜順調過ぎて怖いわ〜"」

 

「取り敢えずアカネ先輩を封じられたのは良かった。どうせなら、アスナ先輩も一緒に閉じ込めたかった所だけど…居場所が分かって無いんだよね?」

 

「ハレ先輩がミレニアム全域を調べてくれたけど見つからなかったみたい。」

 

ならばミレニアム外か…

 

「神出鬼没だし、簡単に見つからないよね。なんかミッション中にパフェ食べに行ったりする人みたいだし…ま、今の所計画通りなんだから気にしない気にしない!」

 

ならミレニアム外だな!

 

「"はーい、最後のシャッターをぶち破りたい人、挙手!"」

 

「はい!私やる!」

 

「"良しモモイ行って来い!お前の未来は明るいぞ!"」

 

 

ピピッ 指紋を認証しました。

ガガガガガ

 

シャッターの奥には奴がいた。

 

「遅かったねー、だいぶ待ってたよ〜。」

 

その声を聞き、自然と歩みが止まる

 

どうしてイレギュラーは発生するんだろう?笑顔が素敵なギャルメイドさん…アスナがそこに居た…ミレニアム外にいるんじゃなかったのか?

 

「ようこそ、ゲーム開発部!それに、えっと…先輩、だっけ?あっ、違う違う、先生だ!ずっと会えるのを楽しみにしてたんだよ〜?」

 

「"俺的には明日以降だと嬉しかったかなぁ…"」

 

「アスナ先生、どうしてここに!?」

 

目的地付近だからだよ!

 

「ん~…何となく?さっ、それじゃあ──」

 

ドォォン!  ゴッ

 

意識外からの攻撃。完全に油断していた。

 

「"いっ───!"」

 

痛ってえぇぇ!プラステの次は瓦礫かよ!

 

「「「先生!」」」

 

心配してくれるのは有り難いけど、お前の仲間スナイパーの仕業だろ。

 

「"あ"あ"あ"あ"あぁ、花粉やべぇなここぉ…"」

 

スナイパーがいるというのに窓辺を足を止めた俺が悪い。でも痛い!アロナの弾丸の屈折が無ければやばかった……

 

「痛くて泣いてるだけでしょ!?」

 

「先生、無理しないで先生だけは撤退して下さい!」

 

サボり魔の実力は分からないが、双子が負けてプランBを実行される事は避けたい。

 

「"大丈夫…皆大好きパッシブのリジェネ効果だ…"」

 

周りから見ればちょっと頭やその他から出血しているだけだ、四肢が飛んだ訳じゃない…まだ回復力が異常な奴で通せる…キヴォトスにも偶に居る…大丈夫だ。

 

 

──────────────────────────

 

 

「蹲ってる…本当に二発目撃っても大丈夫なのか?」

 

「心配しなくても撃たせるつもりはないさ。」

 

「!!誰だ?」

 

声の方へ振り向きカリンのが見たものは、エンジニア部部長の白石ウタハと奇妙奇天烈としか言い表し様の無い椅子とセントリーガンを悪魔合体させた物であった。

 

ダダダダダダッ!

 

「何だそれは!?」

 

「紹介しよう。エンジニア部新作、全ての天候に対応可能な二足歩行型戦闘用椅子、雷の玉座さ。」

 

「何故椅子を……カタパルトまで!?…やはりあなた達もあの先生に協力していたのか。…まあ、良い…」

 

敵と分かればやる事はただ一つ。

 

ドォォン!

 

「丈夫だな…何か足をバタバタさせてるけど。銃を持つ椅子か、面白い。だが、止めるつもりなら、奇襲をかけるべきだった…完全に計算ミスだろう?ウタハ。遮る物も無い屋上で私に正攻法で勝てるとでも思ったのか?」

 

「君の言う通り、遮る物は何もない…そう天井すらもね」

 

 

 

             スチャッ

「"まあ、俺がスチャッと降って来るよね。"」

 

「!!」

 

唐突なスカイハイブライさんの登場にカリンは驚愕している。こんな時には謝罪と説明だ。

 

「"驚かせてごめんな、俺リッターは見つけ次第勝敗や利敵に関係無く真っ先にぶち殺すって決めてんだ。"」 

 

まあ、今回は捕縛に来ただけだけど…        

 

「無茶苦茶だ……ありえない…」

 

仕方ないだろう。遠距離から一方的に撃って気持ち良くなる性悪はすぐにでも処すべきだ。

 

「"ありえない…なんてのはありえない…魔術師も技術者も今まで不可能だと思われていた事を可能にしてきたんだからな。そんな俺達が手を組んだんだ"」

「「"負けることなんてありえない"」」

 

「…もう勝った気でいるのか?」

 

バカ二人のボケにツッコむ気は無いようだ。

 

「"逆に聞きたい。エンジニアと魔術師と素敵ロボ。スナイパーが3人に勝てる訳ないだろ?"」

 

一応、スナイパーライフル以外の武装の警戒もしておこう。

 

「先生、助けて!このままじゃ負けちゃう!」

 

空耳が酷いな。無線からあり得ない報告が聞こえてくる。

 

「"はぁ!?まだ2分も経ってないだろ?マジで?"」

 

任務中にパフェ食ってる奴に負けるってマジ?

 

「ここで私が負けても、ゲーム開発部さえ確保できれば私達の勝ち。」

 

この誇り高き女騎士め。

 

「"…ウタハ、C&Cの勝利を祝う為の祝砲の準備は?"」

 

「もう既に発射済みだ。」

 

「"流石!仕事が早い!"」

 

ドゴォォン!

 

スナイパーライフルでは絶対狙撃出来ない位置、タワーを挟んだ位置から放たれるヒビキの曲射砲がカリンの付近に落下する。

 

「ぐっ!……」

 

「"ま、祝砲には事故が付き物だよな。"」

 

雷ちゃんに命は無い為、俺、ウタハ、ヒビキ、きっちり3人だ。何も卑怯な事はしていない。

 

爆風で飛ばされたカリンの左右と背後を塞ぐコの字型に壁を生成。

 

「"はい、回避は殺した。雷ちゃんやっちゃって。"」

 

俺がやっても当たらないし。

 

ダダダダダダダダダダダダッ!

 

「"雨の様な弾丸を嵐の様な蹂躙を…やはり戦いとはこうで無ければ…"」

 

「中々えげつないね…」

 

囲い込んで上からグレネードを落とす戦法よりは幾分かマシだと思う。

 

「"双子がヤバいらしいからな、確実にボコして捕縛して、ささっと戻りたい。"」

 

セリカ救出の時みたいに手足をガチガチで固めてもいいけどなぁ……良し!後はスナイパーライフルを遠くに置く、これで完璧!

 

「この形に何か意味はあるのかい?」

 

「"ギロチン拘束、ただの俺の趣味であり、深い意味は無い。…とりま見張り頼んだ。"」

 

「………了解した。」

 

 

何となく分かってはいたがあの双子はロリの癖にあまり強くないらしい……ウタハに若干引かれた様な気がするが…急いで戻らねば…

 

 

──────────────────────────

 

 

ボロボロの双子と笑顔のメイド…聞いてはいたが、数分の間にどうしてこうなった…

 

 

「うぅ…先生助けてぇ〜」

 

「あっ、先生!帰って来たんだ!早かったね。」

 

「"何で人数有利でこんなボロボロなんだよぉ!"」

 

そして、2対1の状態で戦ってなんで殆ど無傷なんですかアスナさん!

 

「ミレニアム最強の武装集団だよ!私達だけで勝てる訳ないじゃん!」

 

「"開き直るなぁ!"」

 

「でも、本当に弾が全然当たらないんです。」

 

「"マジか…何処のファーストリコリスだよ…"」

 

「私の時と態度違わない!?」

 

うるさいモモイは取り敢えず無視して、取り敢えず石を5発程放って見る。

 

「当たらないよ〜」

 

見てからの回避余裕でした!って感じに避けられた…

 

「"マジじゃん……"」

 

ならばカリンと同じ様にコの字型の壁を……いや、四方を囲もう。

 

「どんどん近づいて来てるよ!」

 

「"いや、これはおかしいだろ!?"」

 

アスナはノーモーションで一瞬で生成される壁が何処に出るのか分かっているかの様に動く。モナド使いだったりする?

 

次は10発、まずは俺の体の前で円状に配置して相手に見せる。5発避ける程のアスナの俊敏性だ、こうする事で左右のどちらかに避けるはず。…しかし、これは魔法だ、この石達は途中からホイッパーの様な軌道を描きながら飛ぶ!いくら回避に優れていようが銃だけを相手にして来たアスナには当たる。

 

 

 

 

 

 

 

「"…………何で!?"」

 

アスナはその場で軽くジャンプしてその攻撃を避ける。

 

「なんとなくかな?当たらない気がしたんだ!」

 

いつも笑顔を絶やさない人は素敵だと思うよ。…それはそうと、こいつは戦闘センス…というか直感がちょっと強すぎる……実はラプラスの悪魔だったりしない?

 

「"どうすっかなぁ…"」

 

答えは分かっている。答えは避けようの無い広範囲を攻撃する事。範囲だけで候補を挙げれば光の剣、あれば厳密に言えば光では無い。光にしては遅すぎる。

そこらの銃弾と大差無くいつかは当たるだろうが、そうなった場合、こちらに突撃され着弾時の爆発で俺達に被害が出るという本当にアホな事態が起きかねない。

凍りつかせるのもなぁ…ハルカの時は緊急時だったから使ったけど…流石になぁ…足止めなら出来なくも無いが、保管室はアスナが居座る先にある。

 

「あの…アカネ先輩が脱出したそうです…」

 

「えぇ!」

 

「"さっさと倒さないと不味いなぁ…"」

 

マキ達もやられたか……誰だ人数有利なら余裕勝てるとか甘い考えしてた奴…アカネの実力は未知数…合流されるとヤバい

 

「そろそろ電力を遮断します。」

 

「"確実にヘイトは稼いだ…アリスも多分出られる。"」

ヒビキ曰く、停電のタイミングでハッキングができるとかどうとか…その間にemなんちゃらで反省室の扉を壊せるらしい。

…ゲーム機以外の機械を殆ど触ってこなかった人間なので正直何言ってるか分かってない。

 

「何の相談?」

 

「"逃げる相談。"」

 

ミレニアムから光が消える。本当にどうやってんのこれ?ドライヤーとトーストのフル稼働しか思いつかんぞ?

 

「"モモイ、ミドリ、ついて来い。"」

 

「「了解!」」

 

「なになに?今度は追いかけっこ?」

 

そ岩壁を作りながら来た道を引き返す。

 

「やっぱり、プランBしかないのかな?」

 

「"ヘイトを稼いでいるからと言ってアリスの脱獄が確実にバレない訳じゃない。"」

 

プランB、全力でヘイトをこちらに向け、反省室から脱出したアリスに鏡を奪還して貰うという作戦。脱出したアカネとアリスが遭遇しないとは限らない。

アスナとアカネが合流した場合、勝てるビジョンが見えない。その場合は双子を抱えて飛び降りて最悪0.2秒の重力操作でゲロを吐けば二人は助かる…そうすればアリスが単独でC&Cを相手しなければいけなくなる訳だが…

 

「でも、どうすれば…」

 

ドカァァン

 

ドカァァン

 

「グレネードで壁も破壊されてるみたいです。」

 

「"簡単な話だ。アスナとアカネをボコして全員で脱出する。「誰かが反省室部屋に連行されたから良いゲームが完成しなかった」とかなったら何の意味もないだろ?プランBとかそもそも選択肢に無い。"」

 

「でも…勝てるの?」

 

「"多分な。その為にはちょっと時間が必要だった。……もう止まっていいぞ。"」

 

「…先生、さっきから気になってたんだけど…それ何?」

 

ヌチャ ヌチャァ

 

「"はぁ…にわかゲーマーが。どう見たってクラーケンの足(を模した大人の玩具)だろうが。素人は取り敢えず黙って見てろ。"」

 

そろそろ最後の壁が破られる…

 

ヌチョ ヌチョヌチョ!

 

「何だか動きが激しくなってきた!」

 

実況せんでよろし!…多分、こいつもそろそろイケる!

 

ドカァァン

 

「追いついたぁ!…何それ?」

 

うーん、純粋な子だ。純粋な戦闘狂だ。取り敢えず、ゆるそうなのが頭だけで俺は安心したよ。

 

「"何だと思う?"」

 

壁を生成し避けて頂く。相手に距離を詰めてもらい、その後に退路を塞いだ。

 

「"クラーケンの足(を模して作られた玩具)だ。使うのはお前が初めてだ…"」ポイッ

 

この台詞はもっとかっこいい武器で使いたかった!

 

ヌチョヌチョヌチョヌチョ!──パァン!

ベチャァァァ

 

アスナの頭上付近に放り投げられた玩具は爆発し周囲はイカ臭い粘液で満たされる。…しょうがねぇじゃんイカなんだから…

 

「くっさぁ!ちょっと付いちゃったんだけど!?」

 

「クラーケンの足って貴重な物だったりしませんか?もしそうだったら…」

 

今回みたいに魔力を流し過ぎて負荷に耐えきれず爆発する為、回収騒ぎが起きて手に入らないという事もあり、向こうの世界でも貴重な物だったりする。

本来の使用用途がアレな為、エクスタシーしすぎて将来有望な魔術師やその恋人の大事な穴の中でガス爆発ならぬ膣爆発やケツ爆発を起こして普通に死人が出たヤバい商品なので回収も残当。

 

「"クラーケンの足だぜ?勿論10本で一つの商品だ。問題ない。"」

 

残り9本、黒服のケツと尿道と口と鼻と耳に突っ込んで遊んだ後にケ◯イキ(ガチ)するには十分な量だ。

 

「えっ?何それ、そんなに要らない…」

 

正直俺もそう思う。10本セットで販売は普通に頭がおかしい。普通の人は持ち帰るのも面倒だし、置く場所の確保も難しい。これを売り出そうとした人間は本当にどうかしている。

 

「"良いから前みろ。今なら当たるだろ?"」

 

ツルッ「あはは、全然立てない!」ツルッ ツルッ

 

立とうと手を地面につく度に転ぶアスナ。チャンスはここだ。

 

「…あれを撃つの?」

 

逆にどうしろというのだ。

 

「"ああ、さっさと撃て。"」

 

「えぇ……」

 

「"やるのだ、やらねばならぬのだ。仇はお前等が討たねばならぬ。アリスが応報せよと言っている!"」

 

卑怯という言葉は俺の為にある。いや〜敗北を知りたいですわ。

 

そして、モモイとミドリは身動きの取れないアスナに銃を向ける。グッバイアスナ!

 

 

終わり!閉廷!…以上!皆解散!

 

 

──────────────────────────

 

タイトルはブライ君がブライ汁をぶち撒けたシーンで唐突に思いつきました。

 

我ながら酷いというか色々と汚い展開だと思ったが、殺さないという誓約の下にフィジカルエリートの狛枝凪斗かモナド使いみたいな奴を無力化する方法がイカ臭くするしか思いつかなかった。

アスナをイカ臭くしてしまってすまない。自力で立てなくさせてしまってすまない。壊れたアスナしてしまって申し訳ない。

 

思ってへんけど

 

 

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