透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか?   作:ゴジマツリ=ユーリエフ

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3.そして良妻狐は運命に出会う。 (真面目系クズは災厄と出会う。)

 

ワカモさんってヤンデレの部類に入るのか?

 

───────────────────────────

 

 

 

「ま、魔法なんてある訳ないじゃないですか!科学的に考えて」

 

「"早瀬さん。君はたった今からデータを捨てた方が良い。"」

 

ヘイロー持ちがそれ言うか?

 

「"こっちではヘイローや銃撃戦が当たり前であるように。あっちでは魔法は普通なんです。その辺は後で話すとして、今は鎮圧に集中しましょう。"」

 

納得いかない って顔されてるが、それはお互い様だろう。

それでも一応理解はしてくれたようで、少女達は銃のセーフティを解除し、壊れそうな壁に向き直る。

 

「…そうですね、先生は自衛手段があるようですが、気をつけて下さい。」

 

「ハスミさんの言う通りです。銃弾一つでも生命の危機にさられる可能性があります。その点にご注意を!」

 

「分かってるわ。先生は戦場に出ずに戦闘が終わるまでは安全な場所にいてくださいね」

 

「"───ここに例外が存在する。……銃弾以上にヤバいの食らった事があるので大丈夫です。"」

 

「「「「!?…………」」」」

 

 

「分かりました」

 

「生徒が先生に従うのは自然なこと、よろしくお願いします………ですが、決して無理はしないようにお願いします。」

 

「"はーい。"」

 

「よし!じゃあ行ってみましょう!」

 

順応早いなぁー

 

 

───────────────────────

 

 

そこから先は順調にだった。適当な場所に石壁を出し、スズミが閃光弾を投げ敵の目を潰す。

閃光弾が趣味なようで、使用時はクールな表情が崩れていた。

その後ハスミが狙撃し、ユウカは何故か敵に対して電卓を見せつける。それを見て移動を止めた人間の周囲に分けて貰ったグレネードをぶん投げる。結局あの電卓はなんなんだ?

チナツは俺が撃たれる事を危惧し近くにいた。

戦車が来た時は、下から岩ボコォしてひっくり返して 終わり!閉廷!

まるでチュートリアルのように全てが上手くいった。

 

それにしても人間が10発も撃たれて気絶や負傷で済むのは、やはり異常な光景だった。

 

「「シャーレ」部室の奪還完了。後ほど建物の地下で会いましょう。」

 

高みの見物を決め込んでいたリンから作戦完了のお知らせだ。

 

「"協力ありがとうございました。それとすみません。ここの対応お任せします。"」

 

完了したのはシャーレの奪還のみ、真の目的はリンの言う「とある物」である為、取り敢えず協力者の皆様に離脱の旨を伝え、離脱した。

 

 

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シャーレ地下

 

 

 

入ってすぐ視界に入るのは、宙に浮く半壊したモノリスのような物……と首を傾げタブレット端末を持つ女。黒髪、赤い狐耳、触りたいモフモフの尻尾、狐の面、和服、狐の面が描かれ銃剣………ゲームセットって所か…………?

 

「とある物」なんて暈すんじゃあない!どっちを守ればいいか分からないだろ………「モノリスも守る。」「謎タブも守る」「両方」やらなくっちゃあならないってのが「先生(仮)」のつらいところだな、おい!

 

魔法は使えない。あのタブレットとモノリスが熱や水に対し、どれだけの耐性が有るのか分からない。岩ボコォ で転けさせた結果タブレットが割れて使えなくなっても困る。

こういう時はステルスだ!冥人様や暗殺以外出来るハゲを真似するんだ。先ずはしゃがんで………

 

スゥゥ と微かに服の擦れる音がなる。その音はワカモに聞しっかりと聞こえていた。

 

「ここには誰も入るなと伝えたはずですが。」

 

ブライは獣耳の性能を舐めていた。後ゲーム脳すぎた。

ワカモは銃だけを階段の上、部屋の入口に向ける。

 

「3数える内に出て行きなさい。…1」  

 

 

 

 

                   パァン!

 

ブライの真横を銃弾が横切る

 

「"あっぶなぁ!2と3はどうした!"」

 

「女は1だけ覚えおけば生きていけますわ」

 

互いに顔が見えないまま、そんなやりとりを終えた後、タブレットとモノリスを守る為、階段からワカモの近くへ飛び降りる。

 

「"今日からは片栗狐って名乗る事をオススメします。"」

 

タブレットを守るには俺にヘイトを向けるしかない。その高さの落下ぐらいは耐えてくれよぉ……。

 

「懲りない方ですね。!?…………あなた様、お名前を聞いても?」

 

狐の面を外し素顔を見せてくれる。眼鏡キャラに眼鏡を外せとは言わないが、仮面キャラは絶対に仮面を外した方が良いと思う。いややっぱりメガネも外して欲しい。

 

あっ、いける!銃下げたし意外と話せるタイプだ

 

「"…ブライです。今逃げて頂けるなら見逃しますよ。"」

 

「……………」

 

逃げてくれ!それでWin-Winだろ!

 

 

 

 

 

 

            

             

     この時、既にワカモ脳内に溢れ出していた

        存 在 し な い 記 憶

                       省略

 

 

 

 

「どうやら私達は夫婦だったようですね…」

 

「"………ワカモ、ちょっといいか?話がある。"」

 

「…?あなた様?どうされましたか?」

 

「"俺達は少し前…お前達への攻撃を始めた……俺が治安維持部隊でお前がテロリストってやつだ"」

 

「"俺達の目的はシャーレの奪還と、可能ならお前の拘束だったんだ……そうする必要も無くなった。お前がここで逃げるなら深追いはしない。わかるだろ?"」

 

急に態度が180°変わった理由が分からず混乱している。自分の状況の整理するという意味も込めて相手に説明をする。

 

「待って下さい!全然分かりせんわ!

…あなた様…疲れていらっしゃるようですね…そうなってもおかしくないくらい大変だったんでしょう?」

 

ワカモはそう言いながらタブレットと銃を捨て、俺の右手を両手で包み込む。タブレットが割れてないようで何よりだ。

 

「"あ、あぁ…そうだよ…俺は疲れているんだ"」

 

この状況に

 

「大体、あなた様と敵対するなど何かの間違いですわ。それに私は拘束されずとも既にあなた様のものです。…ですが…あなた様がそうお望みなのであれば…はい♡」

 

「"………ありがとう?"」

 

シャーレ奪還作戦の前に一応全員に配られていた手錠をワカモの両腕に掛ける。まだ、気は抜けない。

遠足は帰るまでが遠足。このマインドがキヴォトスにあるのかは分からない。出来るだけ自然にインカムを触り、ワカモと通信可能な誰かに伝える。

 

「"なあ、行きたい所があるんだけど?ついてきてくれるかワカモ?"」

 

「えぇ!このワカモ、あなた様とならば地獄にでもついていきますわ!」

 

「了解。一般車と運転手を用意します。」

 

耳元の機械から、もはや懐かしいとすら感じる救いの声が聞こえてくる。

 

流石リンちゃん!

 

「"大丈夫。地獄より何倍も生温い所だよ。後、運転手も呼ぶけど暴力は止めてくれよな。"」

 

 

暫く雑談をしてたら察しの良いリンから車の到着を知らされる。

向かう先は勿論

 

 

 

 

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連邦矯正局

 

 

 

「窓なぁぁぁい!あなた様ぁ!あなた様ぁぁぁ!窓がありませんわぁぁ!」

                   ガチャン

 

「"そりゃ独房だからな"」

 

「………二人暮らしの為の新居ではありませんの?」

 

「"そういうのはちょっと早いと思うんだよ俺"」

 

「"それに家賃タダで3食飯付き、ちょっと狭いが良い物件だろ?"」

 

「…嘘をついたんですねあなた様……私に嘘を…」

 

「"嘘はついてない。本当の事を言ってないだけだ。"」

 

それを聞いたワカモは俺の目など気にせずガチ泣きし始めた。

泣かれるとまるでこっちが悪いみたいな感じになって気分悪いわ。最悪…………あれ?本当に俺悪くなくないか?

 

「"わ、分かったよ。騙したのは悪かった………落ち着いたら何回か面会に来るから!"」

 

独房の中で、じっとしていてくれ

 

「私は、脱獄囚にはなりませんわ。」

 

「"マジで約束だからな。"」

 

「誓って脱獄は致しません!」

 

「"…………分かった。まだやることがあるから俺はもう行く。"」

 

 

そう言い残し、シャーレの地下へ向かった。

因みにワカモ捕縛の賞金額は14万3000円だった。

罪に対して賞金が小さいすぎる!

 

 

────────────────────────

シャーレ地下

 

 

 

「色々とありましたが……受け取って下さい。連邦生徒会長が先生に残した【シッテムの箱】です。」

 

それは箱と言うにはあまりにも平坦すぎた 割と大きく平たくそして思いの外、軽かった。

   残念ながらモノリスの方では無かった。

 

「連邦生徒会長は、シッテムの箱は先生の物で、タワーの権限を回復できると言っていました。残念ながら私達には起動すらできなかったできませんでした。…私はここまでです。邪魔にならないよう、離れています。」

 

 

手渡されたタブレットのそれらしきボタンを押すと水色の画面が表示される。

またオレ何かやっちゃいました? ってやつ?

 

 

システム接続パスワードをご入力下さい。

 

 

………0810違う…4545…1919…114514…6桁以上行けるのか……114514810…ヤバい…もう候補がないぞ……。

 

 

そんな時、おぼろげながら浮かんできたんです  【我々は望む、七つの嘆きを――我々は覚えている、ジェリコの古則を――】 という文章が……文章もいけるのか……。

 

 

[「シッテムの箱」へようこそ、ブライ先生。

生体認証及び認証書生成の為、メインオペレートシステム『A.R.O.N.A』に変換します。]

 

開いた!どうやら連邦生徒会長は俺と同じ病を患ってるようだな……。

 

 

 

─────────────────────────

???

 

 

 

気が付くと知らない天井すらない教室にいた。壁は壊れてるし足元は水浸し、そして机に突っ伏してる幼女。

 

『………zzzzz』

 

YES!ロリータNO!タッチ これはロリコンという化物が人間に擬態するために守らねばならない鉄の掟である。

ですが…私はロリコンではないので。普通に起こします。

 

『カステラにはぁ…いちごミルクより…バナナミルクの方が…』

 

こいつは祭りの日に買ったは良いものの翌日に残ってしまうベビーカステラといちごミルクの美味さを知らない憐れな存在であった。これで漉し餡派なら救いようのない存在だ。

 

肩を掴み揺らす

 

『もー……誰ですかぁ……』

 

「"ブライだ、いきなり起こして悪かったな。"」

 

『えっ?あれ?えっ!?この空間に入ってきたということは…ま、まさか先生』

 

「"そうなるな"」

 

『うわぁ!!もうこんな時間…!!えっと…えっと!取り敢えず落ち着いて、落ち着いて…!!素数を数えて落ち着こう…』

 

プッチ神父か?

 

『ふぅ…私はアロナ!このシッテムの箱に常駐しているシステム管理者であり、メインOS、そしてこれから先生をアシスタントする秘書です!』

 

どうやってカステラを食べているのか気になったがツッコむのは辞めておこう。

 

『あっそうだ!早速…形式的にではありますが、生体認証を行います!』

 

いつの間にかアロナの掌にセロハンテープが乗っていた。

思っていたのと違う。

 

『画面に残った指紋を目視で確認するのですが…すぐ終わります!私、目はいいので!』

 

目視かぁ………。

 

『はい!確認終わりました。』

 

「"一応パスワードも変更させてくれないか?"」

 

色々と不安でしかない

 

『そんなこと心配せずとも私、結構高性能ですから。…信じて無いって顔ですね……』

 

「"すまん、冗談だ冗談。それよりもサンクトゥムタワーの制御権を復活させたりできる?"」

 

彼女を不機嫌にする訳にはいかない。この空間が彼女が支配する領域ならば俺に対して必中の技を打てるはずだ。 知らんけど

 

『タワーの制御権はこちらでどうにかなります。』

 

「"流石スーパーAI頼もしいぜ"」

 

『それでは、サンクトゥムタワーのアクセス権利の修復を開始します!少々お待ちください!』

 

アロナが目を閉じて30秒程経過する。

 

『サンクトゥムタワーのadmin権限を取得完了。先生、サンクトゥムタワーの制御権を無事に回収できました。今、サンクトゥムタワーは、私の統制下にあります』

 

本当に高性能AIだったんだなこの幼女

 

『今のキヴォトスは先生の支配下にあると同然です!』

 

「"ありがとう。また何かあったら頼らせてもらうよ。"」

 

 

 

─────────────────────────

シャーレ地下

 

 

「"サンクトゥムタワーの制御権を確保しました。"」

 

「…連邦生徒会に権利が譲渡されていないようですが」

 

「"なぁリンちゃん?"」

 

「誰がリンちゃんですか!」

 

「"サンクトゥムタワーを自由に扱えなければキヴォトスは混乱に陥り崩壊する…それで間違いないな?"」

 

「…………その通りです。」

 

目的を理解しているにも関わらず実行しない上、急に態度を変えた人間をリンは不信に思う。

 

「"で、その権限は今俺が握っている。"」

 

「…何が言いたいんですか?」

 

脅しには脅しを。とリンは銃を向けて来た。

 

「"先立つ物はがなくてね。取り敢えず遊ぶ金欲しさってところだな、後は連邦生徒会に恩を売っておきたくてね。"」

 

タブレットを片手に男は下卑た笑いを浮かべていた。

 

「………」

 

「"大丈夫!法外な値段を要求するつもりはない。数百万円でいいよ………でもそれ以外にお願いを3つぐらい聞いてくれ。"」

 

「……先生を辞めるという願い以外なら聞き入れましょう。」

 

「"交渉成立!頼むぜアロちゃん"」

 

資金の確保、何でもお願いを聞いてくれる権利も確保!いやー、イージーモードですまない!目の前の女に殺意を向けられている以外は何の問題もない!

 

「"あっ、終わったみたいだぞ。"」

 

俺の言葉を聞いたリンは自分の端末に目をやった。

 

「サンクトゥムタワーの制御権の確保、確認できました。」

 

「はぁ…ついてきて下さい。シャーレを案内します。」

 

 

 

その後は終始ゴミを見るような目でシャーレを案内された。

 

 

─────────────────────────

シャーレ内

 

 

 

簡潔に言うと無駄に多機能だった。射撃場、格納庫、トレーニングルーム以外にも学校にありそうな施設は大体あった。

何故かコンビニとゲーセンまであった。

連邦生徒会長は何を考えていたんだ?

 

取り敢えずこれからは休憩室で生活させて貰おう。生活に必要な物は大抵ここに揃っている。なんなら仕事道具は全部ここに持ってこよう。

 

「そして、ここがシャーレの部室です。」

 

「"これから何をすればいいんだ?"」

 

もう取り繕う意味はない。さっきからずっと素で喋っている。

 

「シャーレは目的の無い組織です。特に何かをしなければいけないという物はありません。」

 

俺の中での将来夢ランキング3位に入る窓際社員と言う奴ではないか!

 

「…暇である先生ならもしかしたら、今も連邦生徒会に送られてくる様々な苦情や依頼を解決できるかもしれませんね。」

 

「"…………………………"」

 

「暇である先生ならもしかしたら、今も連邦生徒会に送られてくる様々な苦情や依頼を解決できるかもしれませんね。」

 

真顔だ。ユウカ達に向けていた様な悪い顔ですらない真顔

 

「その辺りに関する書類は先生の机の上に置いて置きました。お読みください。」

 

「"書類仕事とかやったことないし絶対に苦手だ。"」

 

「マニュアルも一緒に置いておきました。」

 

「"やるとは言ってないんだが?"」

 

「それでも毎日書類を送りつけます。後はご自由に」

 

何故か仕事は終わった感を出しながら歩いて行くリン。この書類が放置されたら普通に不味くないのか?

日常的に銃撃戦がある治安が終わってる所だぞ?苦情や依頼を放置は普通に不味いだろ?そうだろ?

 

「"……………分かった、やる。でも量やっぱ減らしくれ。後、土日休みくれ"」

 

「お断りします。」

 

「"土日は安息日なんだよ!宗教的に働けないんだよ"」

 

「……………」

 

「"治安維持活動やるから!そうすりゃお前らの書類も減るだろ?な?ほら、お願い2つ使ってもいい!"」

 

「はぁ…分かりました。」

 

 

了承してくれたリンは書類の山をごっそりと書類を持っていってくれるようだ。へっ!チョロいぜ!

それはそいと、今日は何度リンに溜息をつかれただろう?同じ人間に何度も溜息をつかれるのはバルテウスと闘った時依頼だろうか?

 

「それでは、また必要な時にご連絡いたします。」

 

 

その後は手伝ってくれた皆にお礼を言って、日用品など買い揃え、マニュアルを読んで1日を終えた。

明日やれることは明日の自分が頑張る

多分、きっと、おそらく

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     あなた様…私の···大切な···翼ァ

 

厨二病は不治の病

アンケート機能のお試しです。皆様はブルアカの最高レアリティの出る封筒は何封筒と言っていますか?

  • 紫封筒
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