透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか? 作:ゴジマツリ=ユーリエフ
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ブライ君は自分の事をファッションキチだと思っている真性キチであり、どうしようもないダメ人間です。
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体調を戻した俺は、懲りずにセントラルネットワークを不正利用してヒフミ達の現在地を把握し、武術家アイシクルロード走法……というより滑法で追跡している。
「"いや〜、マジでアロナさん様々だわ!"」
『……………』
アロナに賛辞の言葉を贈るが反応は無い。言う事を無視しまくったし仕方ない。
「"言う事を聞かなかったのはごめんアロナさん………でも、緊急やむを得ない仕方ない事態だし許して?"」
『その事もですけど!………私が言いたいのはその後の行為です………。』
滑りシッテムは事故の元なのでアロナの顔は見えないが、声色だけでオコなのが分かる。そういや風紀委員会に手足を飛ばされた時は電源切ってたなぁ。
「"何だ、あの距離で見えてか……………一応アロナには見えない配慮はしたつもりなんだけどなぁ……。"」
こうなる事は分かっていたからな。アルや大将が黙っていてくれてるのも奇跡。ホシノやアロナのようにキレるのがレアパターン。そう……レアパターン。
『当たり前です、私は先生をサポートするスーパーAiですから。』
いつもならドヤ顔で語ってそうなものだが……。まだオコだ。
「"ごめんて、ちゃんとお片付けもしてきたしさぁ。"」
速攻側溝に捨ててやったぜ!
『そういう問題じゃありません!私は先生の体を心配して言っているんです!』
「"心配かけたのは悪かった、でも俺の体はそういう風に出来ている、だからあの状況ならアレが最善だったんだよ。"」
『それでもッ!───』
「"ああ、ごめんアロちゃん、あいつら、ちょっともまれてるっぽいわ。"」
前方に複数のスケバンに取り囲まれいる補習授業部の面々。正義実現委員会を相手に大立ち回りを披露した戦闘経験の豊富そうなアズサがいれば負ける事は容易だろう。しかし、手をケガされては困る。
「"って事でお説教はテストの後でオナシャスセンセンシャルッ!"」
風を操り補習授業部の方を目掛け跳躍する。
空中で回転し、補習授業部を取り囲むスケバンに発煙筒のような何かを投げつけ……
「"教育は爆発だぁっ!"」
一斉に爆発させる。
死角からの唐突な爆撃に対処出来ずスケバン共は吹き飛んだ。やっぱこれだね、■ッテの■■ポ。
「"待たせたな!"」
自分の中で出来る最大限渋い声でご挨拶。
「「「「先生!!」」」」
「"おう、完全復活!パーフェクトブライさんだぜぇ!"」
と下を向きながら宣言し、先程投げたものを回収に勤しむ。SDなんちゃらだ。
「ご無事でしたか…。」
「"おう、結構早かったろ?"」
「私も回収を手伝う。」
アズサの言葉に続き皆も回収を始める。
「えっと……これは何なのでしょうか……?」
「////////」
こいつ絶対SM用のキャンドル想像してんだろ……。
「"実は錬金術もかじっていてな………これは「フラム」と言う。魔力を流して数秒後に爆発する、そして再使用可能な便利なやつだ。"」
残念ながら錬金術の才能はあんまり無かった。
火魔法の火力調節を苦手とする俺的には一定の威力を出せるフラムは超便利。しかし、こういうアイテムは相手に利用される可能性があった為今までは使ってこなかったが、魔力……神秘を意識的に使用出来る物が少ない事が分かった今では割と使い放題。
使えるとしたらアル社長くらいだろう、ひゅーひょいの社長なら人に教える事も難しいだろう。……アズサとアズサの師匠も使えるかもな。
「はえー、すっごい……。」
止めなって!
クソッ!シンプルに褒めやがって!ゲーム開発部なら「パクリじゃん!」ってツッコんでくれるのに!
「"あー、どもども、手伝ってくれてありがとう………んじゃ、次はあの建物の上からさっきのやつやろう。"」
手渡されたフラムを収納し、取り敢えず落ちやすい高い建物を指指した。
「バカじゃないの!?」
「こ、コハルちゃん……。」
「コハルちゃんの言いたい事も分かります、あの様な姿を見せられた後に「もう一度」など容認する事はできません。」
やはりゲロは不評か。
「わ、私も出来れば別の方法が良いです!」
「…………私もその意見に賛成、この距離なら歩いて行っても十分間に合う。」
俺の身を削って……削れないけど、最善策を提案してやったといのに否定ばっかですよこいつら……親の心子知らずというやつか……。
「"あのなぁ……俺は理不尽に広がった範囲から少しでも点を取れるように時間を作ってやりたいだけなんだ、その為にはこれが最速で最善なんだよ、分かるか?"」
誰しも最高レア3%のガチャより5%のガチャを引きたいと思うのは、この世の摂理では無いのか?
「あんたやっぱりイカれてる!そんなのどう考えたって絶対まともじゃないでしょ!?」
「"…………言われなくても分かってる…………。"」
お前はこの数日何を見ていたんだ。
「"………俺がまともじゃないのは今更だろw?どしたんコハルちゃん?もしかしてお眠か───"」
バシンッ!
「"えぇ……(困惑)"」
唐突に熱を持ったと思った頬は自前の治癒力によりすぐに冷めた。ハナコさんの行動にスケバンさん達もドン引きですよ。
「………コハルちゃんは先生を心配して言っているんです、謝って下さい。」
それは俺も変わらない筈なんだけどなぁ………。
「"…………コハル、茶化して悪かった……後、ハナコもごめん。"」
取り敢えず頭を下げておく。実際、コハルは客観的事実をやや感情的に述べただけだ。が…何か納得いかない。
「……わ、分かればいいのよ、分かれば………。」
「………はい、私も大丈夫ですよ。」
謝罪を受け入れ、笑顔になったと思えばそれは束の間の事で、ハナコは真剣な表情でまた語りかけてきた。
「以前、「身体の健康」は何事にも代え難いとお話しましたよね?二度と今回のような事は言わないで頂けますか?」
ブチギレじゃんこの人………。
「"流石にもっかいやるとかはもう言わない、じゃあ少し長くなるが歩いて行こう。"」
痛いのは痛いし普通に嫌だが壊せば直る。そんな事を明かしたところで多分最悪な事になるだけ。
そんな事を考えながら、ぶっ倒れたスケバン達を放置して普段より口数の減った補習授業部達と目的地を目指した。
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「"身代金ってマジかぁ………大変だな
先程のスケバン共はどうやら補習授業部を誘拐し、身代金を要求するつもりだったらしい。お嬢様高校出身だからといって襲う相手を間違えたな。こんな知性も品性も持ち合わせていない集団の親が金持ちな筈なかろう。
「……あれは………検問ですかね?」
「"風紀委員会だし多分そうだろうな。"」
視界の先には通行禁止と書かれたテープと、その傍らに立つ風紀委員達の姿が見えた。
「……ですが…目的地に辿り着くにはあそこを通るしかありませんね。」
「"安心しろ、俺がいるんだぜ?んなもん顔パスだよ顔パス!"」
自信満々、余裕綽々の態度で風紀委員会に近づき右手を軽く挙げてご挨拶。
「"おひさひさ〜、どしたん?何かあったん?"」
「お久しぶりです、先生!今は温泉開発部の連中が暴れてましてねぇ。………まあ、いつものやつですよ。」
呆れた様子で話す風紀委員に釣られこちらも呆れ顔だ。
「"まーたやってんのかあいつら………。"」
美食研究会と同じくらい爆発が大好きな問題児共………どうもあのアホ部長は手段が目的になってる気がしなくもない。
「"あー、そうそう、悪いんだけど、今からちょっとだけここを通してもらう事って出来たりしません?"」ガッショウ!
「実は今、街全体に外出禁止令が出されてるんですけどね………まあ、どうせ私達以外誰も見てないですし先生なら特別に…………ん?」
「"ん?"」
許可を得られる事を確信した瞬間、何故かこいつらは動き止めたWhy!?
「待て、お前達、その制服……まさか、トリニティか?」
「"ああ、そうだが?"」
「そうだが?…じゃないですよ!?どうしてこんな場所にトリニティの生徒が!?ここはゲヘナ自治区ですよ!?ゲヘナに何の用ですか?目的は!?」
おっとぉ…雲行きが怪しくなって来たぞ………。他の見張りの風紀委員も集まって来たしさぁ……。
「い、いえ、その、私達は別に何かを企んでいるとか、そんな事はなくて、ここを通って試験を受けたいだけでして……」
「試験?何でトリニティの生徒がゲヘナ自治区で試験を受ける必要があるんだ!?頭がおかしいんじゃないか!?吐くならもっとまともな嘘を吐け!」
「"いや、それがトリニティのトップがそんなアホな事言いやがったんですわ。"」
「ッ!そこのお前!その制服、お前、まさか正義実現委員会か!?」
「えっ……!?」
「なっ、本当だ!襲撃!正義実現委員会が襲撃しに来たぞ!!!」
「上層部に報告!正義実現委員会が遂に来たぞ!」
何処かに連絡を取る者、銃をこちらへ向ける者………
なるほど〜〜…………ハスミが仲介を頼んだのはこういう事になるからかぁ。
「仕方ない倒そう。」
「"待て待て待て待て!"」
手が早すぎるアズサを全力で静止させる。
ドカァァァン!
が、爆発してしまった………。風紀委員会共……ヤムチャしやがって………。
「私じゃない。」
「"知ってる…………。"」
「確かに私達の後方から飛んで来ましたしいったい誰が………。」
風紀委員会目線ではこちらが犯人だと信じ込まれてそうだが、どうにか誤解を解かなければ色々な意味で不味い。
風紀委員の治療か犯人探しか全スルーかの3択で迷っていた時、奴は現れた。
「あらっ☆やっぱり先生でしたか!」
「大当たりでしたわね、ご機嫌よう、ここで何をされているのですか、先生?」
「"逆にこっちが聞きたいねぇ、美食研究会。"」
当然の如く奪われている給食部の車から現れたのは美食研究会のアカリとハルナ、そして当然の様にフウカが拘束されているようで荷台からは時偶んーんー聞こえてくる。
「あ、あれ!?確か前に戦った………!?」
一方的な虐殺を戦いとは呼ばない。
「あら、水族館を襲撃した……」
「え、えっと?………もう何が何やら………」
皆が混乱するなか、俺は色々と考えていた。
取り敢えず今すべき事は事情の説明。
「"まあ、取り敢えず話そうか。"」
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「……事情は理解しました。………兎に角この場所に行かなければならないのですね?」
「"そうだな………まあ、温泉開発部のやらかしのせいで少し足止めくらった訳だがな。"」
今度あのアホ部長の尻尾を掴んでジャイアントスイングの刑に処そう。
「私達はその混乱に乗じて、風紀委員会の牢屋から抜け出せたのですけどね。」
「そうですね、それに非常事態という事もあって、その場に居合わせたフウカさんが、快く部の車を貸してくれましたし☆これぞ美しき友情というやつですね☆」
「んんっ!?んーっ!んーーーーっ!!」
怨嗟の声が聞こえておりますが………。
「そのお相手は何故縛られているのでしょうか?」
変態のハナコさんが珍しく困惑されている。
「フウカさんですから。」
「"答えになってねぇよ。"」
答えになってないが何故か納得が行く不思議。
「まあ、そんな事より、私達がその場所までお送り致しますわ。」
「ですね☆兎に角、車に乗って下さい!」
その言葉を待っていた。
「"いやー、いいんですかぁ?悪いねぇ………おい、お前等、さっさと乗るぞ!"」
「態度変わり過ぎでしょ!?」
きっと考えている事は同じ。
俺達は試験会場まで送ってもらえてハッピー。その変わりに美食研究会は俺を利用し、ある程度の位置までの逃走と風紀委員会の戦力の削減を行えてハッピー。そういうギブアンドテイク。
一人負けのフウカには後で謝り倒しておこう。
そして逃走を始めて数分。風紀委員会の追手とのカーチェイスが始まった。幸い温泉開発部のおかけで大した数はいない。何人乗ってるかは知らんが車3台。逃走経験豊富なアカリさんならどうにか出来るだろう。
「どどど、どうしましょう!もう追って来てます!」
「"落ち着けヒフミン、取り敢えずお前等が撃つのは絶対に駄目だ。"」
「………そうか。」
いつの間にか装備していたガスマスクを外すアズサ。
露骨にがっかりするんじゃない。
「"考えてみろ、ここで問題を起こせばそれこそナギサの思う壺だ。補習授業部がゲヘナ風紀委員会を攻撃をして問題を起こした………そんな事がナギサの耳に入れば補習授業部を「条約を邪魔する裏切り者」として追放する大義名分を得る事になる。"」
「なるほど…そういう事ですね。」
「じゃあどうすればいいの!」
壁での遮断、これが一番手っ取り早い。しかし、そんな事をして風紀委員会の車に傷を負わせたり、大敗させるわけには行かない。色々な意味で。
「"弾除けは俺に任せろ。"」
「先生自らが!これは逃亡成功確定ですわ!」
「これで今夜は安心してお食事ができますね☆」
「んんんん!!!!」
別行動の2人はどうなるんだ?後……本当にごめん…フウカ。
「"まあ、今回ちょっと攻撃系の魔法はNGっぽいんだけど。"」
「だ、大丈夫なんですかね…それ?」
滅茶苦茶失礼じゃない?
「"俺は幾千もの不良をしばいて来た男だ、タイタニック号に乗った気でいろよ。"」
「せめてオリンピック号って言って下さいよ!?」
「"滅茶苦茶欲張ってんじゃん…………。"」
キヴォトス人レベルとは言わなが、攻撃を捨て防御に全振れば砲弾レベルでは無い限りどうにかなる。そして相手は少数、丁度こいつを試したかったところだし良い機会だ。
そうして取り出したのは、柄と鍔のみの刀……それを二振も出しちゃいます!
「"Let's party! Ya-ha-!!"」
「あのー、何処かで見たことある気がするんですけど……。」
エンジニア部作「ホントニホントウ」に青い刃が生成される。
コトリがベラベラと解説していたが、正直1割も分かっていない。取り敢えず俺が電気と光を生成し続けられる限りは使える便利なイケメンネタ武器だ。
ダッ!ダッ!
ブォン!ブォン!
振る度に大げさな音が響き、ビームに当たった弾丸が焼き切るれる。想定通り、エンジニア部と何度もテストを重ねた甲斐があったというものだ。
「すごく聞き覚えのある音が聞こえたんですけど!?」
「"馬鹿言えヒフミ!これはエンジニア部のオリジナリティー溢れる素敵なアイデアだぞ?銀河戦争とは一切関係ありません!!"」
「全部言っちゃってますね。」
某パーティーピーポーな独眼竜には言及していないので全てではない。
「"………何の事だか?"」
そんな事を言ってる間にも相手はこちらを狙い撃つ準備をしている。
ダッ!ダッ! ダッ!
ブォン!ブォン! ブォン!
ダッ!ダダッ! ダッ!
ブォン!ブォブォン! ブォン!
「すごい。」
「見事な剣捌き……以前はマグロを振り回していただけはありますね。」
改めて聞くとパワーワードが過ぎるだろ。
「"ま、弾道予測線を予測するだけの楽な作業ですわ。"」
「そんなもの無いでしょ!?…………っていうか何かさっきからおかしくない?」
「確かに……なんでしょう…この違和感……。」
「さっきから発射のタイミングが妙にリズミカルですよね。」
「それです!」
「"………偶々だろ。"」
◯i-Fi RU◯Hみたいで楽しいなこれ。
ダダッ!ダッ! ダッ!
ブォブォン!ブォン ブォン!
「今10コンボって言わなかった!?」
「"コハル、今集中してんだ、コンボが途切れるから黙ってくれないか?"」
「リズムゲームじゃないですか!?」
「"え?これB◯at S◯b◯rじゃなかった?"」
「違いますよ!」
「……もう隠す気がありませんね。」
それからも暫く音ゲーと逃走は続いた。弾切れを狙ったのだが中々上手く行かない。そしてそろそろ増援なんかがきそうなものだ。
「先生は光るのが癖になってませんか?」
「"仕方ないだろ?さっきので大体200コンボくらいだ、光もするだろ。"」
ゲームによってはスキルが何回か発動している事だろう。
「どういう事ですか!?」
「"ヒフミもしかして音ゲーやった事ない?"」
ガコンッ!
「ヒフミ、これはもうツッコむだけ無駄よ………。」
「"適応した!"」
「…………諦めてるだけだと思います。」
「先生、不味い、ロケットランチャーだ!」
「んんー!!」
俺ならばどうにか切り抜けてくれるというある意味での信頼の現れか、それともそろそろ痺れを切らしのか、風紀委員の1人がマジでロケットランチャーを構えていやがる。
流石に不味いと思ったのか他の奴と少々揉めている様子だ。
「"アカリ、スピードを落としてくれ。"」
「…………分かりました☆」
「馬鹿なの!?」
「"ああ、これで撃って来たらそれこそ本物の馬鹿だな。"」
「べ、別に分かってたし!」
本当に分かってるんだろうか?まあ、自爆覚悟で普通に撃ってくる可能性も普通に否定できないけど。
銃撃が弱まった今、少し試してみたい事もある。
弾丸を切りながら徐々に風紀委員会の車に近付いていく。近付けば当然銃撃も激しくなっていくもので流石に手が疲れて来た。
「"ねぇ、そろそろ休戦にしない?"」
「ふざけんな!こっちは仕事でやってんですよっ!」
「まーた何か言ってるよ、この人。」
「もろたでくどう」
「ムカつくしもう委員長呼ぶ?処す?処す?」
「ねぇやっぱランチャー使わない?」
「賛成!絶対それが良いよ!爆発…爆発が全てを解決するんだよ!」
「せいとくたこさん」
「馬鹿なの?ここで撃ったら、うちらもヤバいんだけど。」
「あー確かにぃ。」
「でもゲーミングカラーに光っててムカつくんだよなぁ。」
「あっ、こっち機関銃積んでるよ!」
「でかした!それつかお!」
一応聞いてみただけだが、思った以上に殺意が高い。いや…あのロケラン女だけ間違いなくただのサイコ野郎である。
何にせよ簡単には行かせてくれないらしい。
「"仕方ねぇなぁ…………"」
ホントニホントウをしまい、大袈裟に右手を前に突き出す。いつも通り特に意味はない。それっぽいからだ。そしてゆっくりと無意味な詠唱を始める。原点回帰というか、俺達の馴れ初めというか、みんなのトラウマというか………
「"天光満つる処に我は在り 黄泉の門開く処に───"」
「た、退避ィィ!」
ガンッ!!
「ちょ、なにぶつけて……。」
「そんな事言ってる場合じゃないでしょ!逃げないと。」
「ヤバいよ!ヤバいよ!」
「爆発は!?爆発はどうなるの!!」
「あんた温泉開発部にでも入ったらどう?」
「言ってる場合ですか!」
「らりるれろ!らりるれろ!」
「言ってる場合じゃないですって!」
「あーもう無茶苦茶だよ!」
激しく動揺し、車をぶつけ合う風紀委員会。厨二病を拗らせた俺は好きなゲームの好きな詠唱を唱えていただけであって攻撃の意思は一切ない。つまり勝手に動揺し勝手にぶつけ合っただけだ、俺は悪くない。
「"フルコンボだドン………今なら逃げ切れる、アカリ、速度上げてくれ。"」
「はい☆」
「えぇ……何やったんですか………。」
「"音ゲー。"」
「それはもういいです。」
その後、風紀委員会が追って来られないよう念の為に、壁を数枚設置した。経路撹乱用のダミーも含めるとかなりの数があって時間的にも誰かしらから苦情の電話が来そうだけど多分ヨシ!
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「な、何とか着きましたね。」
「"なんやかんやで割と時間ギリギリだな……お前等、車の中で教科書見るくらいはやったよな?"」
「はい。」「当然よ!」「抜かりはない」「勿論です、プロですから。」
補習授業部の皆は割と良い感じ………あー、今度フウカに謝らないと…………。
「"そういえばジュンコとイズミはどうなったんだ?"」
ハルナに問いかけると何故か目を逸らした。
「………好きに食べて、理不尽に捕まる………それが私達、美食研究会です……………。」
言うほど理不尽な理由で捕まってるか?
「"成程捨て駒ね……まあ、何にせよ助かった、ありがとな。"」
「こちらこそ………アカリさん、すぐにでも車を出しましょう、先生の協力とイズミさんとジュンコさんの犠牲を無駄にしない為に。」
「それでは、また会いましょうね、先生。」
返事は返さなかった。単純に会いたくないからだ。隙あらば飲食店を爆発するし、理不尽な苦労が絶えないフウカ様を拉致る。………爆発された飲食店の中には行きたかった所も何軒かあった。これを許せる程俺は聖人ではないのだ。
「"お前等、先に建物の中へ入っていてくれ、俺は少し連絡する所がある。"」
拒否する者はおらず、補習授業部はきったねぇ廃墟の中へ入って行く。その背を見送りながら俺は電話をかけた。
「"あっ、ヒナ、絶賛脱獄中の美食研究会の2人なら◯◯方面に向かったよ!"」
「ありがとう先生……それはそうと、聞きたい事があるのだけどいいかしら?」
電話の先の声は誰がどう聞いても呆れていた。まあ、怒鳴る元気が無いだけだろうけど。
「"あー、さっきの事ですねぇ……実は今回の試験会場がゲヘナの廃墟でして………。"」
「は?」
ヒナ様に大体の事情を説明した。撮ってて良かったスクリーンショット!
「"って事で、時間が無い俺達は美食研究会に協力した………あっ、言っとくけど俺は妨害したけど、補習授業部も俺も風紀委員会相手に一切"手"は出して無いからね?"」
「…………」
あの風紀委員達も連絡する時間ぐらいはあっただろうし、まあ、口を出した事はバレてるよなぁ。
「"マジだって、デケェ問題にしたくなかったから一切手は出して無い!事故った車に新しい銃創とかは絶対にないから!何でもするからさぁ!取り敢えず俺は人質に取られた補習授業部を守る為に協力せざるを得なかったて事に──────"」
ドカァァァン!!
会話を遮る爆音と爆風と熱波……キヴォトスに生きていれば効かない日の方が珍しい何処にでもありふれたもの。
それが今、一番起きて欲しくない場所で起きてしまった。
「先生大丈夫?近くで爆発が起きたみたいだけど。」
「"大丈夫じゃない……ちょっと電話切らせてもらう。"」
「待って!何があった───」
全壊した建物に佇む絶望した3人と憎悪に満ちた微笑みを浮かべるハナコを見て、テストを開始する権利すら失ってしまった事を察した。
「"……ちょっとした仕返しくらいは覚悟しておいてくれよ、桐藤ナギサァ"」
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えっ!今日は重力操作をしていいのか!!
おかわりはダメだぞ!
やだなぁ……こっからの展開的にどんな馬鹿を混ぜてもエデン条約編は暗くなってく一方ですぜ。
あぁ疲れた…疲れたなぁ……そうだ…疲れたんだ………ヒナ夏……そうだな……ヒナ夏………トリ夏もいい
オチが弱すぎる◯ックスしないと出られない編は放置しよう。書くだけ書いて途中で放置したイワン・クパーラも今は忘れよう。
未来の俺、後は頼みます。
俺はバレンタインイベントを走りまくって莉波姉さんのハッピーミルフィーユを聴きまくるんだ!
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アンケート機能のお試しです。皆様はブルアカの最高レアリティの出る封筒は何封筒と言っていますか?
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紫封筒
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虹封筒
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ピンク封筒
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百鬼夜行のピンク髪メカクレモブを実装しろ
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ベアトリーチェはよく見ればシコリティ高い
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いいからお前は全国のタカハシさんに謝れ!