透き通るような世界観に混じる逸般不純物! ネイビーアーカイブ 私のミスですか? 作:ゴジマツリ=ユーリエフ
好きな告白はス◯パ◯セルさんの「告白」です。
可能性の獣に利己主義者………今思えばギルクラの楽曲関係とんでもない俺得だったなぁ。
そして来週には2章終わらして、季節感を考えて戦車で海にも行く!多分!!
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「つまり、私のせいなんだ………ここまで来たらもうこれ以上隠しておけない……ティーパーティーのナギサが探しているトリニティの裏切り者は私だ。」
「………はい?」
「……え?急に何の話?」
自分がナギサが暴挙に出た原因である理由だと告白したアズサだが、ヒフミとコハルは困惑が勝ち、その事実を受け入れられていない様子。
「……私は、元々アリウス分校の出身だ、今は書類上身分を偽って、トリニティに潜入している」
「あ、アリウス分校……?」
「な、何それ……?」
ミカが言っていた、大抵のトリニティ生にとっては大昔の事であり、存在する知られていないというのは本当の話らしい。
「かつてトリニティの連合に反対した分派の学園です……その反発のせいで現在のトリニティ総合学園とトラブルとなり、その後はキヴォトスのどこかに潜伏していると聞いていましたが……。」
「そうだ、私はここに来るまで、ずっとアリウス自治区に居た……今はアリウスとしての任務を受けて、こうして学園に潜入している。」
「"…………一応、俺もミカから聞いて知ってたんだけどさ、結局お前等の目的はトリニティとの和解だろ?つまりは
実際はゲーム開発部同様、グレーよりのアウトな訳だが。
「え!!先生は知ってたんですか!?」
「"ああ、実はシンガポールで地下鉄を作ってるってのは嘘でよぉ、あの日ミカに聞いたんだわ。"」
「ツチノコ探しって言って無かった?」
そんなどうでも良い事より、テスト範囲の問題を一つでも覚えてくれ。
「……違う………違うんだ……私の任務は…。」
依然として暗い顔のアズサはどうにか言葉を紡ごうとしている。アズサの告白はまだ終わっていなかった。
「ティーパーティー、桐藤ナギサ、そのヘイローを破壊する事。」
「"はい!?"」
俺のデータに無いぞマジで!憎んでた的な事は言ってたから完全に想定外って訳じゃなかったんだけど………。
「嘘でしょ!?そ、それってつまり……。」
「……アリウスは、ティーパーティーを消すためならば、何でもしようという覚悟でいる。
アリウスはまずティーパーティーのメンバーであるミカを騙して、私をこの学園に転入させた、詳細は知らないけれど、きっとトリニティと和解したいとか、そういう嘘を吐いたんだと思う。」
大正解だよ馬鹿野郎。
「……成程、ミカさんを………確かに彼女は政治には向いていないと言われていましたが……本命は、全てが終わった後に罪をミカさんに被せる為でしょう……」
「"だろうな……。"」
と……なると、百合園セイアを殺したのはアリウスか。…流石にミカに同情を禁じ得ない。
「ま、待って……いや、別に疑ってる訳じゃないけど、別に今の私達とは関係ないじゃん?アリウスの事はよく分からないけど、それが私達補習授業部と、どういう関係があるのよ?」
アリウスはアリウス、アズサはアズサ、多分そう言う事を言いたいんだろうが、文面だけ見れば誤解を生みかねないぞ。
まあ、後単純に今のタイミングで言った意図も問いたいんだろうけど。
「明日の朝、アリウス分校の生徒がナギサを狙ってトリニティに侵入する……私は、ナギサを守らなければならない、アリウスの企みを阻止する為に。」
「あ、明日の、朝……!?」
「"タイミング悪ぅっ!!"」
俺含め全員が情報量の多さと支離滅裂な発言内容に困惑と驚愕を隠せない。
「………本館には戒厳令が出ている状態……最後の試験でのナギサさんの無茶もあって、正義実現委員会は本館にいないタイミング……えぇ、要人襲撃には最適な日ですね、アリウスもだいぶ頭が回るようです。」
鴨が葱を背負って来るどころか、アリウス的にはガスコンロとボンベと麺つゆや白出汁まで持参しているレベルだ。……どうすんのこれ?
「まっ、待って!おかしくない!?アズサはティーパーティーをやっつけに来たの?守りに来たの?話が全然合わないじゃん!」
「それは────」
「アズサちゃん自身は、最初からその目的でトリニティに来た……つまりはナギサさんを守るために、この任務に参加した二重スパイ、という事ですね?アリウス側には連絡係として常に問題ないと嘘の報告を流しながら、本当はずっと土壇場で裏切る準備をしていた……そうですよね?」
「……ああ、その通りだ。」
目的だけは分かった、それ以外が全く分からない。
「"お前は誰の命令で動いている?"」
ナギサを守る為…つまりは、アズサはアリウス側に見せかけたトリニティ側………しかし、二重スパイというのはどちらからの信頼があって成り立つもの………アズサの普段の言動や振る舞い、キヴォトスでの転校生の認識を見るに、トリニティではあまりに目立ち過ぎており、二重スパイには向いて無い。
そして現に補習授業部のメンバー入だ、人選ミスというか、回りくどいというか……とにかく意味不明だ。
「これは……誰かに命令された訳じゃないんだ……これは、私自身の判断だ………桐藤ナギサがいなければ、エデン条約は取り消しとなるだろう、あの平和条約が無くなればこの先、キヴォトスの混乱は更に深まる………その時、アリウスの様な学園が再び生まれないとも限らない。」
アズサの言う通りだ。アリウスの計画が成功すればティーパーティーは全滅……そんな事をトリニティと啀み合うゲヘナが知ればどうなるか想像に難くない。
「キヴォトスの平和の為に、という事ですか?とっても甘くて、夢の様な話ですね、エデン条約と同じ位、虚しい響きです。」
刺すような視線を向けるハナコの目を、アズサはただじっと見つめていた。
「アズサちゃん、あなたは嘘つきで、裏切り者だった!トリニティでも本当の姿を隠し、アリウスでも本音を隠し続けて、アズサちゃんの周辺には、あなたに騙された人達しかいなかった、ずっと周りを騙し続けていた………そういう事で良いんですよね?」
「"アズサのこの判断が間違ってるとでも言いたいのか?そもそもお前だって………ああ、クソっ!"」
留年程度なら皆を巻き込んで良い……つい先日までバカなフリをして爪を隠してたお前はそう考えてたんじゃないのか?人の事言えるのか?…………なんて事を言った所で余計ギスるだけ、今考えるべき事とやるべき事は別にある。
「良いんだ、先生、これは私の罪だ…………いつか言った通りだ……私は皆の事も、皆の信頼も、皆の心も、裏切ってしまうことになると……補習授業部がこんな危機に陥ったのは、私のせいだ、裏切り者の私を探して、補習授業部の皆を巻き込んでしまった。」
アズサは深く頭を下げ謝罪する。しかし、その考えは半分間違いだ。
「"巻き込んだ?それは違うぞ、お前が居ようと居まいと、疑心暗鬼に陥っている今のナギサにはこいつらを退学に追い込みたい理由があった………まあ、たられば話は好きじゃないだけどさ、強いてこうなった原因を挙げるとすれば相互理解の欠如………時間が無くて難しいかも知れないが、ナギサはお前等と理解し合う事に時間を割くべきだった……そうすれば少しはマシな状況になってたと思う。"」
まあ、ミカとナギサ達は話合った結果受け入れられなかったけど。
「そうかもしれません……今のナギサさんの様に、誰も信じられなくなってしまった人を変える事は大変難しい事です、そもそも誰かを信じるという行為自体が困難な事ですし……アズサちゃんは、私達にこうして本心を語ってくれました、黙り続ける事も出来たのに………。」
そこまで言ってハナコはアズサに頭を下げた。
「……先程はごめんなさい、アズサちゃん、どうしても意地悪がしたくなってしまったんです、アズサちゃんの真っ直ぐな顔を見ていると、何だか心が落ち着かなくなってしまって。」
気持ちは分からんでもないが、ひねくれ者はお互い様じゃないか。
「"ひねくれは美徳にはなり得ませんよぉ?"」
「先生、今は黙ってて下さい。」
「"はい!"」
「……誰にも気づかれないように消える、そういう手段やタイミングは今まで幾らでもありました、けれどアズサちゃんは、最後までそうしなかった………その理由を、私は知っています。」
「"同じく!!"」
「……補習授業部での時間が、余りにも楽しかったから、そうですよね?」
「!!」
アズサの肩が跳ねた。シロコといい、ポーカーフェイスの奴等は案外分かりやすいくて助かる。
「補習授業部の皆と一緒に勉強したり、ご飯を食べたり、お掃除したり………そんな時間が続く事を望んだから……目標に向かって皆で努力すること、そしてヒフミちゃんとコハルちゃんと先生と、皆で知らなかった事を学んでいくことが、楽しかったから……そうですよね?」
「ああ、その通りだ、何かを学ぶという事、皆で何かをするという事……その楽しい時間を私は手放せなかった……他にもまだまだ知りたい事は沢山ある……海も祭りも遊園地も……行きたい所も沢山あるんだ。」
俺の中のオルガ・イツカマインドが「連れて行きたい」と疼き出す……しかし、現実は非常である。どっち付かずの蝙蝠野郎にそんな事は難しいだろう。
本当に和解目的だったら、なんちゃら会議にアリウスも賛同していれば、アズサの言葉を聞いてそんな事を考えずにはいられなかった。
変えようの無い過去を前提にあり得たかも知れない理想と、今訪れている現実とのギャップに虚しくなる。
これだからたられば話しは嫌いだ。
「知ったような口を聞いてしまいましたが……分かるんです、その気持ち……似たような方を知っているんです……」
あっ、これハナコの話しだ………。
「何故か要領が良くて、何をしても周りからおだてられてしまうようなタイプで……その人にとってトリニティは、嘘と偽りで飾り立てられた、欺瞞に満ちた空間でした……誰にも本心を話せず、誰にも本当の姿を見せる事が出来ないまま………その人は学校を、辞めようとしていたんです、何せ、そのまま生活を続ける事は監獄にいるのと同じでしたから。」
やっぱりハナコの話だ!
「……その人とアズサちゃんは違います………話しは変わりますが、アズサちゃんは、アリウスからナギサさんを守った後、どうするつもりですか?偽装した書類での転入に、アリウスへの裏切り……最終的に帰る場所も無いという事ですよね?」
ハナコによる現実の豪速投球。多分全員が気付いていた事だが、皆悩ましげだ………一応あるんだな、それが!トリニティとの関係は若干悪化しそうだが最悪は矯正局を経由してからのシャーレ所属で書類地獄に追われるアリスパターンだ。
「それを知っていてアズサちゃんは、補習授業部でいつも一生懸命でした、その人は試験をわざと台無しにして学園から逃げようとしていたのに……アズサちゃんは、ほんの僅かな学園生活でも、常に全力でした……どうしてそこまでするのでしょう、そこに何の意味があるのでしょう……。」
「"分かってる癖に……。"」
全ては虚しい……そう口癖のように言うアズサだが、どうしようも無く諦めが悪く何事にも全力だ。
虚しい虚しいと言いつつも、その後には枕詞のように毎度毎度、「諦めてはいけない」だの「諦める理由にはならない」だの言う始末。そんな馬鹿みたいに前向きな奴が全力を尽くさない筈が無いだろう。
「ええ、その人も気が付いたんです……学校生活の楽しさに……下着姿でプールを掃除したり、皆で水着で出かけたり、裸で色々な事を打ち明けあったり………自分をさらけ出せる人達と、そういった普通の事を全力でするという事がこんなにも楽しかったんだと。」
「「"え!やっぱりあれ下着だったの!?"」」
カブった…………。
「………裸だったか?」
「さ、散歩も水着ではありませんでしたよ!?」
「ふふっ♡」
まあ、分かってましたよ!普通に考えれば下着でプール掃除なんてする筈ないじゃないか。全く……変な改変しやがって。
「……アズサちゃんの言っていた通りです、虚しい事だとしても、最後まで抵抗をやめてはいけませんね。」
「"ああ、だからやる事は一つ………いや、二つだ。"」
「ええ……「ナギサさんも守る」「試験にも合格する」「両方」やらなくっちゃいけないのが「補習授業部」のつらいところですね。」
「"作戦はあるのか?俺は全然思い付かなかった。"」
作戦を立案しようにも、まずナギサの居場所の特定すらままならないのだ。
「待ってくれ、試験と同時刻にアリウスの作戦も実行される……物理的に不可能だ。」
と、なると時間の猶予も殆どない。その上先手を打たねば詰み、クソゲーが過ぎる。
「ほ、他の方に助けを求めるとか……?」
「それも良いですが、まずは私達から動くべきです……これまでは随分と弄ばれて来ましたが、今度は私達から仕掛ける番です。」
「"妙に自信満々じゃん?何か良い感じの策が思いついたのか?"」
自身ありげにニヤつくハナコを見て、ワタクシもニヤニヤが止まりません!
「えぇ、何せここには正義実現委員会のメンバーと、ゲリラ戦の達人と、ティーパーティーの偏愛を受ける自称平凡な生徒と、トリニティのほぼすべてに精通した私が居ます。」
改めると字面がやべぇな。
「へ、偏愛!?」
そしてその本人もまた、奇妙な鳥を偏愛しているのだ。
「その上、ゲヘナ風紀委員会を一人で壊滅させた、シャーレのブライ先生までいるんですよ?武力的に負ける事はまずありません。」
「"なんだ、知ってたのか。"」
「か、壊滅!?それも一人で!?」
「"ゲヘナ最強の空崎ヒナを倒せた訳じゃないぞ?"」
「いや、それでも十分でしょ!?」
「そういう事ですので、トリニティ程度、今の私達であれば半日で転覆させられますよ♡」
笑顔でとんでもない事を言いなさる……だが、この言葉が嘘や冗談ではないという確信がある。
「は、はい!?」
「えっ、ちょ、な、何する気!?」
「"良いねぇ!俺には良い感じの役割をくれよな、指揮官殿!"」
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正直本編先生の「お互いを信じる事が大切なんだ!!!」発言にんな事言っても仕方ねぇだろ、何言ってんだこのハゲ状態でした。
ミカとナギサ
話合った結果「アリウスの和解?あー、ちょい今は無理っすわ。」って話しは一応した。
補習授業部
ヒフミ
ファウスト
ハナコ
各派閥の上層部と関わりがあってそれなりの秘密を握っている奴が急に奇行に走り出す。
アズサ
全てが怪しい。実際に裏切り者でナギちゃん殺害の命あり。
コハル
正義実現委員会の手綱を握る為に必須。
そしてやっとの思いで来た縋りたい藁のハゲ教師まで「自分のやり方でやるわ!」「いやー、俺は信じるけどね!」って感じのゲロ甘理想主義者と来ました。
ナギちゃんにはマジで同情を禁じ得なかった。
じゃあブライ君の言うように互いを理解し合えばマシになった?
ヒフミを理解した上であの対応なので完全に手遅れです。ハゲと同レベですね。
じゃあどうすれば解決したか……
答えは簡単!ミネ団長がクレイジーダイヤモンドかパール・ジャムを発現するか、セイアちゃんを生後数カ月の赤子のようにおんぶ紐を使っておんぶしながらトリニティで生活すれば解決したと思います!
後は愛城恋太郎inキヴォトスさせる。
クソ神の前科が増えるけどけど、多分カイザーも一人でも殲滅するし、ミカ相手にも全力でサンドバッグになって止めてくれるし、多分ホシノの為に何らかの方法で過去に戻ってユメ先輩と恋人になって帰ってくる。
自分は怪文書たれ流す専門だから分からないけど、もう既に誰かが書いてそう。………それはそうとあの狂気を再現できるやべぇ奴はそれはそれで引く。
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